2013年 大阪初級(前期) 第1回 (2013.1.15)

自分の体にはすごい能力が   京都 大学生 21歳 男性 N.A

 今回初めて宇城道塾にいかせていただきました。
 驚くことばかりでした。 自分の体にはすごい能力が備わっているのだと気づかせていただきました。
自分の体は正直だとも感じました。いくら頭でやろうと考えてもできなかったことが、宇城先生に気を通してもらえば簡単にできるようになります。
 今まで自分は自分の体に頭で嘘をついていたのかと気づきました。
今回学んだことを日常生活でも活かし、日々自然と調和した統一体に近づこうと思います。

 

今後は行動も伴った人間に   京都 大学生 21歳 男性 T.N

 宇城先生に直接お会いすることができ、実際に気を通していただいた指導により、改めてたくさんのことに気付かせていただきました。また、数多くのことを体験させていただきました。
  2人組になっておんぶしているときに気を通していただくと、重さは変わらないはずなのにとても重くなったと感じたり、気を通していただくと、正座して上から押えられてもパッと立つことができたりと、様々な体験を通して凄さを肌で感じることができ、有意義な時間でした。
  今回のお話の中で特に心に残ったのが、NATOの話と、無意識の話です。NATOの話では、最近の日本人はNo Action Talk Onlyという、口だけで行動が伴わない人が多いということでした。いざ自分の生活を振り返ると、確かに口ばっかりの行動が多く、耳の痛い話でした。今後は行動も伴った人間になっていきたいと思いました。
  また、その行動を伴った人間という中の行動という点に関して、0.5秒の世界という話はとても考えさせられるものでした。意識を伴った行動は0.5秒以上のものであり、無意識の行動は0.5秒以下であるということでした。気は無意識の時間のものであるとお聞きして、その世界に近づくには、常に行動を意識して、その意識した行動が無意識化されるまで極めることが大事なのではないかと自分は思いました。
  今回の道塾で学べたこともたくさんありましたが、まだまだ分からないこと、新たに疑問に思ったこともたくさん出てきました。今後も道塾に参加させていただいてたくさん学べたらと思います。

 

どれだけ意識を変えることができるかを課題に   和歌山 販売業 44歳 男性 S.H

 謙虚な姿勢、調和する心を持つことで自然と身体に気を通し、身体の力が強くなる。逆に横着な態度、対立、憎しみ、恨みなどの気持ちを持つだけで身体の力が弱くなってしまうことを自分の身体で体感することができました。また、一般的な気合を入れるという方法が身体を弱くしてしまっていることを実感し、今まで自分自身がスポーツの世界でやってきたこと、教えられてきたことに根拠が無いことに理解しました。
 また、今の日本が世界から見て弱い国に見られていること。それは対立による政治の停滞を原因として隙をつくってしまっている現状から、中国や韓国との領土問題、米軍との関係の問題などが生じていることを教えていただきました。宇城先生のお話はとても視野が広い。逆に私たちが知っている限られた知識の範囲がいかに狭いものなのかを実感します。
 宇城先生の言葉は深いのですがとてもわかり易く、すっと心に入ってくるように感じています。このように書くと不謹慎なのかもしれませんが、初めての道塾初級の講義はとにかく楽しい時間で、あっと言う間に終わってしまいました。次回の道塾が待ち遠しいです。

 今まで得てきた経験や知識から出来上がっている固定概念を取り除いて、頭の中を空っぽにして宇城先生の言葉を聞き、目の前で起こる出来事や気の力を体感することで得られる感動を素直に受け入れることができるのか、どれだけ自分自身の意識を変えることができるのかに課題を置いて、今回の道塾初級を通して学ばせていただきたいと考えています。

 

自分自身の可能性が開ける予感が   京都 自営業 34歳 男性 Y.O

  私は、様々な物事を先入観で見たり、自分の思い込みが強い性格だと思っております。その為、善し悪しはわかりませんが、今回初めて道塾を受講するにあたって、宇城先生とはどういう方なのか?どのような講義が行なわれるのか?なるべく頭に何も入れずに、第一回目を受講しようと思っておりました。しかし、第一回目を受講してみて、そのように考えている事自体が、『横着・わがまま・自己中心的』だと言うように感じました。
 19:00からの講義で、自分の到着時間が18:40でしたが、他の受講者の方は準備をすませ着席し、宇城先生のお話も始まっていました。私はその状態を見て、『19:00からなのになぜ??もう始まってるの??なんでみんな裸足になってるの??どういうこと??・・・』と頭の中は疑問だらけになってました。受講する人の思考・姿勢にはなっておりませんでした。と同時にすでに着席されている他の受講者の皆さんの姿勢がビシビシと伝わりました。今まで講義などは、『はじまり10分前ぐらいに行けばいい、行くもんだ。それが一番ちょうどよい。社会人の行動だ』と自分で勝手に決まり事としていた事、自分勝手にそれを肯定していた事、学ぶ姿勢になっていない事に気づかされました。
 私は武道の経験はありません。でも、武道での剣や拳を出す前からのやりとりにすごく興味はあり、私の職業柄色々な武道経験者の方からお話は聞いた事はあったのですが、見せていただいた事はありませんし、体験したこともありませんでした。どんな世界なのだろう?なにが見えているのだろう?と、常に興味は持っていました。今回の講義の一つに、受講生が宇城先生にタックルをすると言う内容があったのですが、1回目のタックルは無謀に突っ込んでいきはじかれていたのですが、4回目ぐらいには最初タックルにいっていた受講生が、宇城先生にタックルに行けなくなった姿を見て、言葉にはできませんが心に衝撃が走りました。『頭だけで考える、体が感じる事だけを考えるのじゃなく、全てを感じるのだと、一点を見るのではなく全体を見るのだと』言われているような気がしました。正直、分かったような分かってないような気持ちではありますが、真摯に向かい合い感じていきたいと思います。
 第一回目を受講して目の前で起こる信じられないような光景に圧倒されておりましたが、自分自身の可能性がこの先開けてくるような予感もしました。 ありがとうございました。

 

「参りました」と心から言える状態に   京都 大学生 22歳 男性 T.M

  今日の道塾では、宇城先生に自分の浅はかさをえぐり出してもらいました。何度も何度も先生に体当たりを挑ませてもらったのですが、最初は何も考えず、やみくもに突っ込んでいました。おそらく当たる瞬間は目をつむっていたと思います。しかし、次第に先生のスピードを体感して、怖さを感じ出しました。そのスピードに自分も触発され、幾分か自分の動きも早くなったようにも感じました。そして最終的には、怖さというより畏怖に近い感覚が生まれ、うかつに近寄れない状態になりました。行こうとしても行けない、体がわかる、というところまで、感覚が研ぎ澄まされたのだと思います。ここに至って、ようやく「参りました」と心から言える状態になったように感じます。
 こうした自分の感覚の変化を通して、自分がいかに自分の実力を知らず、自分以上のものに対して謙虚さを欠いていたかということに気づかされました。しかも、それは頭で理解したものではなく心(恐怖、畏怖)と体(痛み、緊張)で直接気づかさせてもらったものです。先生に挑ませてもらって、正直まだ自分の中で整理がついていない部分も大きいのですが、自分は今まで「参りました」が言えない人間だったということは確実にわかりました。そしてそれは裏を返せば、自分の実力を知らないということであり、それはすなわち自分を冷静に見る謙虚さが足りないのだということです。先生と1対1で向き合って感じた、今も残っているこの感覚を、常に忘れずにいたいです。そして、謙虚さを忘れず、自分にないものを素直に学んでいきたいと強く感じました。
 今回、僕相手に何度も何度も本気で向き合ってくださった宇城先生には、感謝の想いでいっぱいです。最後にハグと握手をしてくださったとき、先生の優しさと、その指導の根幹に少し触れさせていただいたように感じました。これからは、謙虚さを忘れず、精進していきます。