2019年 岡山 第1回 (2019.2.26)

生き様を見せられる指導者になりたい   岡山 教員 40歳 男性 TY

 今回の道塾で心に残ったことは、強さについてです。強さと言えば、当然、力が強いことを思い浮かべてしまいます。確かに、それも強さではありますが、今日教えていただいた強さは、信頼される強さです。

 先生がいつも言われている、人間は魅力で人を引きつけるということと繋がります。強引に強さを見せつけて、相手より強いと言うのではなく、自分の温かい強さを周りの人に伝えていく。周りの人がエネルギーをもらい、強くなっていく。

 だからこそ、育てるのではなく、育む。愛を持って、背中を見せていくことこそが、教育だということを感じさせていただきました。生徒に勉強をするようにとか、漠然と頑張るように働きかけるのではなく、自分自身が1番勉強して、燃えて生きないといけないと感じました。そして、頭で考えるのではなく、実践していくことです。

 意識が無意識になるまで真剣に実践することです。子どもたちは、本物を見分ける力があります。仕事として関わっているのか、心から一人間として関わっているのかは、子どもはすぐ感じます。小手先で誤魔化すようなことはせず、生き様を見せられる指導者になりたいです。明るい未来は、今、行っていることに掛かっています。 ありがとうございます。

 

普段の授業で学んだことを実践していきたい   鳥取 教員 57歳 男性 HM

 道塾と御縁をいただいて、今年が5年目に入ろうかと思います。
 5年目という年になりますが、まだまだ未熟でふがいなさを感じる自分ではあります。普段の生活から気を入れていきたいと思っています。

 今回は、人は母親の胎内に宿った時にはすでに「完成形」であるというこの事実を自覚するという事を大切にしなければいけないと感じました。

 植物のように種を土の中に蒔いて、あとは水と太陽、空気などと調和すれば種の「本質」の花が咲き実がなります。人も同じではあるのだが、この「本質」をダメにするのが、身体や心の「歪み」であると知り、なるほどと思いました。

 身体の歪みとは、文字通り身体が歪んでいることや部分のトレーニングを行い、身体をバラバラにすること。心の歪みとは、例えば、怒りやねたみや人と衝突・対立すること。どちらもすべての因は我にあります。

 実技を通していつも感じることですが、力まず、素直に、自分の力を信じて、すーっとやることが気持ちよく力が発揮できるんだなということです。「衝突・対立」と「調和」を実践で感じさせて頂き、ありがたく思います。特に、私は高校の体育教師なので、普段の授業で何とか学んだことを実践していきたいと思います。

 人は全体で一つ、心も謙虚に感謝の気持ちで生きること。「愛の方程式」E=mc2のように、生かされた存在として自分の志を果たすべく、しっかり生きていきたいと思います。

 また、いつも世界の情勢についてお話いただき、とても勉強になります。確かに医療の問題や、土地の問題等日本はこのままでは危ないと感じます。感じた自分たちが、先に行動していかないといけません。そして、やはり常に勉強していかなければいけないと痛感します。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。