2019年 東京中上級・A 第3回 (2019.5.8)

全く別の次元があることをまざまざと見せつけられた   東京 会社員 36歳 男性 TK

 ●視界が変わったことへの驚き
 向かい合った相手と両手を繋ぎ回転をしているとき、先生に気を通された瞬間から相手と体がピタッとくっついて相手の顔がはっきりと見え、同時に周りの景色だけがぐるぐる回っているように見えました。これにはその場で思わず声をあげてしまうくらい驚きました。

 またこの実践を振り返ってみて、我々は何か一点を集中して見ていると視野が狭くなり周りが見えなくなってしまっていると考えがちだけれども、一つのことをクリアに見えながら視野も広くなるという全く別の次元があることをまざまざと見せつけられたと思いました。

 何かに集中をしているという意識があるだけで、実は目線がうろうろと動き回ってしまっているのが、気を通される前の状態の自分の今の日常レベルなのだと認めざるを得ませんでした。

 今、学んでいることは奥が深く、まだまだ驚きを感じることがあり、継続的に希望が生まれてくることが道の魅力なのだと考えさせられました。


●結局は出来るか、出来ないか
 「何事も実証出来なければ意味がない」と先生が、何度もおっしゃっていました。
 そして、先生の実践第一というお言葉はとても厳しくもありながらも、シンプルなものだと思いました。

出来るか出来ないかでしかないので、複雑に理屈をこねても意味がないということは、自分自身に常に言い聞かせておかないといけないと改めて感じました。また、世の中を見る時にも同じな姿勢で物事を見るようにしていないと、ごまかされて手遅れになってくるという怖さもあると思いました。

 出来ることをどんどん増やしていきたい、レベルアップをしていきたいと思いますが、まだ自分には出来ないことも気を通してもらえれば出来るんだというきっかけを道塾で得ているのだから、これを日常の今に真剣に活かしていくことを自分でしていかないと成長はないものだと考えています。

 今回も貴重な講義をありがとうございました。