2019年 大阪・A 第4回 (2019.7.16)

宇宙レベルの体験を気を通してお伝えいただいた   大阪 大学職員 58歳 男性 TM

 今回もご指導ありがとうございました。回を重ねるごとに肚がないと、いくらご指導を受けても変わって来ないと実感いたしております。宇城先生は、毎回道塾の始まる前に机に坐られて勉強をされています。その姿勢を拝見するだけでも身が引き締まる思いになります。気が会場全体に充満しているのを感じます。まさに始まる前から始まっている。もっというと、日々途切れることなく勉強し続けておられる。進化されておられるそのお姿を私自身学ばせていただいております。今回の中で改めて「実践」が大切であり、すべては「実践」にあると感じました。その土台には「心」がある。しかも、ただやることが実践ではなく、肚を据えた生き方をしているからこそが実践であると改めて気づかせていただきました。教えるのではなく、映すことが大切であると感じますし、映すためには自身が命がけで物事に体当たりしていかないと人には映っていかないと感じます。今回も、身が引き締まる時間となりました。

 「ニワトリが先か、卵が先か」。私の中でハッとさせられました。卵を育てる親鳥がいないと卵は育たない、やはり「愛情」がないと子供は育たないということが人類の原点にあると気づかせていただきました。最近の事件を見ていましても、あまりにも理不尽な虐待や殺人が多すぎます。世の中がおかしくなっているというよりも、愛情のはき違い、人としての生き方ができる大人が減ってきているのではないかと宇城先生のお話を伺いながら感じました。やはり教育(家庭・学校)自体がずれていっている。江戸時代の教育(日本人の生き方)が失われているとも感じます。

 自分中心、自分さえ良ければという人間が増えれば世の中はどんどんおかしくなるばかりか、子供たちが育っていかないとも感じます。今回の実践の中で、二人で手を繋いで回る実践がありました。二人で回っていると、どこか対立が起こり、すぐに目が回りました。宇城先生の気を通していただくと、スピードが上がるだけではなく目が回ることもありませんでした。やはり(気を通しての)調和が身体を変えるのだと感じました。そして、二人が回っているというよりも、二人の周りの空間が回ってその中に二人がいる、そんな感じがいたしました。

 そしてスピードが増せば増すほど心地よさを感じました。まさに二人が気を通して調和するのを感じましたし、終わってからも身体に気が充満しているのを実感させていただきました。実践を通しての調和があれば争い事はなくなり、お互いがお互いを生かし合えることのだと実感いたしましたし、宇宙レベルの体験を気を通してお伝えいただいたと感じております。
 今回も、誠にありがとうございました。日々、愛情をもって、肚を据えて実践して参ります。

 

まだまだ「真剣」ではない自分に気づかせていただけることに感謝しかありません  京都 教員 36歳 男性 TN

 「できる自分」がいることを宇城先生の指導を受けて教えていただいているのに、「できる」ようになるための努力を怠っている自分がまだまだいます。気を通してもらうと何人でも押すことができたり、簡単に持ち上げたりすることができるのに、頭の片隅で「できない」と思ってしまう思考のクセ、力で押そうとする衝突するクセが染みついています。自分を信じることができていないのです。いつも感じることですが、「できる自分」がいるのに、勝手に諦めている自分に気づかせていただき、またゼロから始めようと昨日も思わせていただきました。まだまだ「真剣」ではない自分に気づかせていただけることに感謝しかありません。

 「老いは、年齢を重ねることではなく、理想・希望を失う時が老いの始まりである。」というお話をいただき、学校現場でどれだけ生徒たちに『希望を与えているのか』と考えてしまいました。しかし、一度落ち着いて考えてみると、学校プログラム的な部分もあるのかもしれませんが、何より自分自身が生徒たちの前で『理想や希望』を持って仕事をしているのか。人生を生きているのか。とそちらの方が大切だと自分にベクトルを向けて生きていくことの重要性に気づきました。

 思考停止状態の中でアトム化している今の日本人が、希望を持ち、人生を強く生きていくためには、宇城先生の指導しかありません。昨日のお話を聞かせていただく中で、世界各国で先生から学んでいる方の方が先に気づき、動いているように感じました。日本で学んでいる私たちのスピードが遅くなっているようではいけないと痛感しました。
 引き続き、ご指導のほど何卒よろしくお願い致します。