絶対不可能と言われた リンゴの自然栽培を可能にした木村秋則
科学が追いつかない 未知のエネルギーを開花させる宇城憲治
世の中の常識をひっくり返す2人が出会い
日本の進むべき道を語る!
季刊『道』178号の対談以来、親交を深めてきた両氏による共著、いよいよ出版です。
異常気象をはじめ、さまざまな地球規模の問題、相次ぐ自殺や殺人事件、遅々として進まない東北の復興、原発問題など、日本が加速的に不穏な方向に向かっているのを誰もが感じていながら、誰も先手を打つことができず、立ち往生しているかのような日本。
この本では、木村氏の、人間にとってなくてはならない農業の根本的なあり方を問うという立場から、
そして、宇城氏の、私たちの生まれながらにもつ潜在能力をあらためて見直すという立場から、
農業再生、人間再生、ひいては日本再生のための指針が発信されています。
【目 次】
第1章 見えないものを見る目をもとう ―― 木村秋則
● 目標へ一段ずつ階段を上がっていこう
● 山、陸、海はひとつです
● 「できない」ではなく 「どうしたらできるか」を考えていく
● 逃げなければ相手は心を開いてくれる
● 食は芸術作品ではありません
● 一歩前に出て変えていこう
● 原点に戻って考え直す姿勢を
● 皆が意識改革をすれば状況は変わります
● 全ては心が先
第2章 〈対談〉農業再生と人間再生への道 ―― 木村秋則 宇城憲治
〈PART 1〉 全てのものに心がある
● 自然栽培は先急ぎしてはなりません
● 心が先で身体はあとからついてくる
● ゼロからのスタートはやってきた人より成長が速い
● 仕事は常に真剣勝負 その先にあるのは社会貢献
● 少年たちを更正させたミニトマト栽培
● 大事なことは見えないところにある
● リンゴの木は人間の言葉を聞いている
● 目に見えない心が人を変え 人を動かす
〈PART 2〉 リンゴ園が示す自然本来の循環システム
● リンゴが示した自分自身を守る力
● 必ず実る! 山にもらった答え
● 先を見る力 ―― 自然全体を見ることで何をすべきかが見えてくる
● 「死ぬまで百姓」の思いを活かす道
● 目先にとどまらず 何が大事かを行動で示す
● 目に見えないリンゴ園の気を見える形に
● 私も苦しかった、でもリンゴの木はもっと苦しかったんだ
● 部分を取り出す方法は生態系の破壊につながる
第3章 今の常識を超え 希望ある未来を ―― 宇城憲治
● 自然界のエネルギー・調和
● 気の根源・統一体
● 自分のなかの未知のエネルギーに気づく
● 子供にできて、大人にできないこと
● 未知の世界へ導く統一体
● 統一体となれば課題が見えてくる
● 想像力と創造力
● 子供の能力を育む真の教育とは
● 生きるということ
● 人間は何のために生まれてきたか
● 常識からの脱却を
● 循環ということ
● 強い重力には強い引力が生まれる
● 調和するということ
● まず、自分が変わる
(四六判並製 160頁)
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