『気の開発メソッド 初級編 統一体・身体脳の開発』 宇城憲治著
奈良県立桜井高等学校 野球部のみなさんより
著者・宇城憲治師範が指導している江坂宇城塾の、奈良県立桜井高等学校の野球部の生徒より、『気の開発メソッド 初級編』の感想が届きました。
感想からは、師範の教えを野球に活かすだけでなく、日常に活かして自身を変えていこうという、高校生のまっすぐな気持ちが伝わってきます。
この感想を送ってくださった野球部監督は「決してかざらない、素直で前向きな若者にたくさんの気づきを私もいただきました。今一度、自身を見直し、人様の子供を大切にしなければと実感いたしました」、と書き添えてくださっています。
● 今回、『気の開発メソッド』を読ませていただき、自分の中でいっぱい感じたものがありました。とくにコラムに僕は興味をもちました。P.31の「人生の土台となるものを持つ」では、正座という一つの型は日本独特のものですが、現在では正座をする場面そのものが人生の中で少なくなってきていると思います。この一つの型をしなくなったからか、今の日本人は自分というものをもてなくなってきたんだと思いました。また、P.55の「身体の目」では、野球で打たなければならないと思って体中に力を入れてバットを振ると打ったと思っても全然違うところを振っており、目もだいぶぶれていて、自然と目を細めていました。だけど、身体の目でライトを照らしてボールを見ると、自然と相手投手が投げたボールが自分に吸い込まれてくるように感じました。
その他に、人の感想文を読んで気づいたこともたくさんあり、自分でも「あっ」と思うことがたくさん書いてありました。とくに、自分の年令に近い人の感想文ほど読みやすくて同じ気づきも多いような気がしました。
この本を読んで、その都度新しい気づきを発見し、今後の人生においてつなげていこうと思います。
(3年 T.T)
● この本を通して、自分が感じたことは、どんなによい体の使い方や身体に「気」を流す体操を教えてもらっても、それを根気よくやり続けることが大切だと思いました。自分はよく、教えてもらったことを、一回体で出来ただけで、出来たと思ってしまいます。けど、いつでも、どこでも、どんな状況でやれ、と言われても、絶対に出来ないです。やり続けることで、少しずつでも気付きが増えていけたらいいと思います。この本をひと通り読ませてもらって、今まで教えてもらったことの復習が出来ました。そのほかにも、本を通して、感じたことや、気付いたことが、高校一年のときに初めて教えてもらったときの感じと、全然違い、自分の気付きのレベルが変わったこともわかりました。それでも、まだまだわからないことがたくさんありますが、わからなかったことは、自分でも答えを探していきたいと思っています。それで、身体で体験して、繋がっていったらいいと思います。
(3年 R.N)
● 今回、この本を読ませていただいて、自分たちがしてきたことを再確認することができました。 「不安定な状況は心身をも不安定にする」という言葉について、自分の心身を安定させるには周りの環境を整理することが大切だということがわかりました。グランド整備、環境整備をすることで心身が安定していくのだと感じました。グランド整備、環境整備のレベルを上げていくことが、自らの心身のレベルを上げていくことにつながっていくと思います。
自信がない時、良い訳のように形をしている自分がいました。特効薬のように形をしてしまう自分が恥ずかしく思いました。自分ではできているつもりなのに形をやり続けていないとできないということは全くできていないということになります。
形をずっとやり続ける大切さを改めて感じました。形をいつでもできるように、自信を持てるように毎日やり続けていきます。
(3年 H.U)
● この本に書かれていることは、監督に言われていることが多く、どれだけ自分が忘れてしまっているかということが分かりました。
僕らはいつも思考が浅いと言われます。それは、「なんで?」と自分で考えることを怠っていたからだと思います。自分なりの答えでいいから出してみる。奥まで追求してみる。それをしないのは、横着だと思います。この本を読んでいると自分の横着さがわかるというか、「ここまでいい」、「これも!?」と思うことがあり、横着さに気づかされました。それは、本を乱雑に置いたら重心が浮き、丁寧に置くと重心が下がるということで気づかされました。このことを友達とやってみると本当にそうなり体感できたので、そこも直していきたいと思います。この他にもいろいろと試してみましたが、すべて重心が下がったことが分かりました。この本は、本物のことが書かれているので、この本が死なないように、大切に読んで使わせて頂きたいと思います。
(3年 K.F)
● 『気の開発メソッド』を読んで始めに思ったことは、初めてこの本の内容を読んだ人は何のことを言っているのか全然わからないと思いました。僕達も最初、監督にこういう内容の話をされたとき、全く何をしているのかわかりませんでしたし、自分達にはできないことだと思っていました。しかし、やっていくうちに、自分の中で何かつかむ物があり少しずつできるようになったと思います。DVDで宇城先生を見たときも、これは無理やと思っていましたが、城東工業で初めてお会いしたときは、身体ですごいものを感じて、感動しました。同時にこんなことができる人がいるのかと思ったし、自分にもできるのかと思いました。しかしそう簡単ではなくて、意識することでしかできなし、自分のことで精一杯で人を変えることは難しいです。まだ始めて2年半ですが、この『気の開発メソッド』を教科書に、1つでも多くのことができるようにしたいと思います。
(3年 S.I)
● 僕は、この『気の開発メソッド』という今まで習ってきたことが書かれてある本に出合えたのは、本当にありがたいことだと思います。 僕達、3年生は野球ができるのが残り少ない中で、忘れていたことをふと思い出させてもらえたり、気付かしてもらえたりするので、僕らにとっては重要性の高いバイブルだと思います。
中でも僕は、これから生きて行くうえでも切っても切り離せない「礼」を大切にしてきたいと思います。
まず、朝、家を出ている時に、「いってきます」を欠かさないことと、帰った時に、どんなに嫌なことがあっても、笑顔で「ただいま」と言えるように、これからも続けていけるようにしたいです。
今回は、このような本に出合わせていただける機会をいただきありがとうございました。これからも様々な習ったことを日常生活に生かしてつなげていけるようにしていきたいです。
(3年 T.N)
● 『気の開発メソッド』を読ませていただき、たくさんのことを感じることができました。一番印象に残ったのは「日本は肚文化」というところです。せっかく、正座をしたり、箸を持つだけで強くなれるという文化があるのにそれを実践せず、スプーンやフォークを使ったり、正座もほぼ全くしないで生活していると思います。それでは本当にもったいないので、もっと日本のいい文化を見直し実践していき、周りにももっと広めていきたいです。僕が箸をちゃんと持ったり、正座をちゃんとしたり、「いってきます」や「ただいま」を言ったり、くつをそろえたりを普通にできるようになったのは高校に入ってからで、これは始めは意識しないとできなかったが、毎日やり続けた。すると、今では無意識でできるようになった。これは高校を卒業し、大人になってもやり続けたい。そして、こういうことが普通にできる大人になりたいです。そして、こういう人間がもっと増えてほしいです。
(3年 H.M)
● 『気の開発メソッド』を読ませていただいて、まだまだ、統一体や思考の深さなどの力を身体で感じとる事が出来ず、頭で理解しようとしているのを感じました。この本を熟読している間も無意識に頭で理解しようとしているので、謙虚になり、日常生活によって修行を積み重ねて正しい思考の深さを追求していきます。また、この本を読んでどんな種目のスポーツの世界も非日常なスポーツというのはなく、日常生活につながっているのを改めて感じました。だから日常生活の過ごし方でどれだけ野球に対してのスキルや思考力に変化があり、その場の状況に応じた判断力が良くなる事も、経験し感じました。
自分は正しい日常生活を送り、勝手に周りの人々もいい思いをして、自分もいい思いをする人間になるので、これからもこの本を自分がこれから生きていく中での原点として何度も読み直したいと思います。
(3年 T.M)
● 今回、宇城先生の本を読んで、改めて気がすごいものだと感じました。
この本に書いてあることのほとんどは教えてもらったことばかりだったけれど、忘れていた部分が多数あって、しっかりと思い出させてくれてとてもよかったと思います。しかしながら全然やったことも教えてもらったこともないこともあったので、そういう部分はしっかりとものにしていきたいなぁと思います。
自分は、宇城先生に教わったことや本に書いてあることを野球に生かしていきたいと思っているのですが、つい試合となるとそのことが全然できなくなってしまうことがあるので重心が浮かないようにしっかりとサンチンを生かした自然体の形でやっていければいいなと思います。 本での色々な感想文が記載されていて、そして桜井高校のみんなの感想がのっていたので、それを読んでいると「自分が一緒に野球している中でそんなことを思っている奴がいるんだ」と思うことがありました。そういう人達を見ているとすごいレベルが高いなと思いはじめたので、これからの長い人生で自分もそういう人になっていきたいと思いました。
(3年 T.M)
● 僕は、『気の開発メソッド』を読んで、直接指導していただいた時の感動が思いだされてきました。あいさつの仕方で体が強くなったり、弱くなったりすることなど、本当に感動しました。もうこんな体験をしたので、筋トレとか、ふんばって野球するのが、自分の体を弱くしていたのかがよくわかりました。
この本には、礼儀とか普段の生活のことがいっぱい書かれているなと思いました。気を使うということは、それだけ日常生活が大事なんだと思いました。野球ばっかりやっても、このレベルの事は絶対わからないと思うので、これからは、今以上に日常生活を大事にしていきたいと思います。ちょっとした事でも、自分の心がけ一つで感じ方も全然変わってくると思いました。これからこの本を何回も読んで、もっとたくさんいろんな事を気付いていきたいと思います。
(3年 D.I)
● 「進歩、成長とは変化することである」何かを変えていくのは難しいものです。不安でいっぱいです。しかし、何もせずに止まっていたらそこから成長は出来ないので、まず何かを変えていくことが大事だと思いました。そして、後から間違えて変化していないか後始末することも大事です。
それから、これから何をするにしても修行と思ってやろうと思いました。まだ僕はそんな風に日常生活や野球をしたことがなかったのでどんな感じなのかなあと思いつつ、やっぱりキツイだろうなあと思います。毎日毎日決めた事を修行だと思って過ごしていきたいです。決めた事をしていくと充実感というか、「これでいい」はないのでそんな充実感など感じている場合ではないのですが、どんどん新しい事に挑戦していきたいです。そして、最後にこれだけやってきたのだからと思えるぐらい練習して、自信を持って野球ができるようになりたいです。
(3年 M.F)
● 私は今回『気の開発メソッド』を読んで新たな気づきを得る事ができた気がします。本の内容は日々監督に教えていただいている事がほとんどでしたが、自分の頭からは抜けてしまっていた事もあったので思い出す事ができました。自分は今とても悩んでいて、一人で考え込む事が度々ありました。ただ悩むだけで中心が全く見えず結果ばかりを気にして、結果がついてこなければすぐ下向きになってしまい投げやりになってしまう事が多々ありました。しかし、「悩む事は止まっている」と宇城先生のおっしゃるように、悩まずにまず行動というのを意識すると自分の横着さが改めて実感する事ができました。
一通り読んだくらいでは理解できる所とできない所があり、さらに理解できるものにも「完全に理解した。これでいい」は無いので、何回も読み続けて気づきの深さを深めていきたいと思いました。
(3年 T.K)
● 『気の開発メソッド』を読ませていただいていかに自分が出来ているつもりになっているのか、またもっと深さを追求しないといけないなという自分自身の未熟さを感じました。そしてまだまだ頭でしか理解できていない部分も多く、無意識でいつでもできるようにしていくために一つ一つのことを何回も繰り返して体で感じ、覚えることの大切さ、また厳しさも再確認することができました。
非日常から日常へとつなげていく意識も、一日の中で部分的につなげられることはあっても24時間修行という意識は自分にとって欠けているなと感じました。
自分の未熟さを実感するばかりでしたが、自分の足りない点を見つけることが出来て良かったです。これからはもっと貪欲に自分を育てる方法を求めて、体で体験し、体で覚えて、いつでも修行だととらえ、日々の生活に厳しさを持って、自分を信じて野球も日常生活も共に良いものにしてきたいです。
(3年 K.Y)
● 今回、『気の開発メソッド』を読んで私は思考の深さ、速さ、そしてつながりが欠けていると思いました。読んでいて気にかかったのが「統一体」という字で、何事でも部分的なものは本来の力が発揮できないものだと感じられもしました。野球でもスポーツ、また日常生活において「肚」を通じて統一体にすることで力が発揮できてそれをやり続けて肚が据わるように日々を過ごすことが大切だと再確認できました。指導を受けた人の感想にも「日常生活が修行であるのはびっくりした」等のことが書かれてあり、自分もどこか日常で横着していた部分があると思い、気付かせてもらいました。自分はよく周りから遅いと言われるのですが、やはりそこには筋肉でやっていたり自分から気やライトが照っていないからではと気付きました。特に「思考の深さ」という部分を読んでわかりました。自分は水瓶のような思考でない、「なぜ」というものが自分にはないと気付かされました。
(3年 H.M)
● 『気の開発メソッド』の本を読んで、僕は自分自身では分かったつもりでやっていたトレーニングを少し違ったやり方でしていたのを直し、意識も変えることができました。この本には、日頃僕たちがやっている腹力や背力などの詳しいやり方や、僕が知らなかった身体に「気」を流す体操がのっていたので、とても勉強になりました。そして、新しく知った体操などもやっていきたいと思います。この本にのっていた他の人達の感想も僕にとって、とても参考になりました。「この人はこんな事を感じたのか」とか、僕が思い感じた事とは別の発見ができたので良かったです。この本にのっている箸と茶碗の持ち方や、正しい飲み方、物の扱い方なども日常生活にいかしていきたいと思います。
この本を読み、改めて今まで自分のやってきたことなどを見直すことができました。なので、これからもこの本を読み続けて野球などにつなげていきたいと思います。
(3年 S.S)
● この本には、上体反らし、前屈、側屈、横開脚、腹力、背力など今までやってきたことが載っていて、それぞれのやり方やその意味などが再確認できて良かったです。
特に印象に残ったのが、胸のライトを照らして相手を起すと、それをしない時よりも楽に起こせるということです。この本には理学療法士の方の感想文があり、読んでみるとなるほどと気付かせてもらうことがたくさんありました。僕も将来、理学療法士になりたいと思っています。このことを意識して、患者さんの治療に取り組んでいけば、何か変わっていくのではないかと思います。
この本を読んで、今まで教えてもらったことが、より詳しく分かった気がしました。でも、それは頭で分かっただけなので、これから体で分かっていけたらいいと思います。
そして、これらの事を野球や、勉強、日常生活につなげていきます。
(3年 T.N)
● 最近、私は食事の時に、横着をしてしまって正座をしない時が多々あります。姿勢を正さない時の弱さを知りながらも横着をしてしまいます。ふと気付いて正座をしても10分も保てませんでした。以前は、5時間でも耐えられたのに、と思いました。やはり継続していくことで、知らないうちに何かが体の中に積み上げられていたのだということに気付かせて頂きました。またその時、知らず知らずのうちに両親に気を遣わせていたのだという事に申し訳なく思いました。人に迷惑をかけ、気を遣わせるのが、この上なく申し訳が立ちません。私はそれがとても嫌なのです。
知っていても実践しない自分がとても恥ずかしく思いました。また、やっていかないと気付けないと思いました。また、やっていかないと気付けないと思うので、積み重ねていきたいです。そして、この本を教科書にしていき、また教科書にも書かれていない真理を知りたいと思うので、それを自然にわかるような人間になりたいと思っています。
(3年 E.M)
● まず、『気の開発メソッド』を読んでの第一印象は、写真や図、また宇城先生から体験した人の感想文などが載っていて、とてもわかりやすかったです。それから、何度も見ていくうちにこの本の中身は全て重要なことばかりですが、自分にとって特に重要なところをだんだん理解していきました。その最も印象に残り重要だと思ったところは、非日常から日常へというところです。僕は、野球が非日常的だということは知っていましたが、事実をおかしいと考えることも非日常的だということは、なるほどと実感することができました。なので野球を通して日常に活かすということをしていきたいです。 また、身体に気を流す体操の中では、したことのない体操もあったので、この本を何度も読み実際に実行していきたいです。 この本の中には、宇城先生の解説が載っているとても貴重な本なので、これを大切に熟読しこれからの人生につなげていきたいです。(2年 K.Y)
● このたびこの本を読ませていただいて、改めて、今までに教わってきた口を開けて呼吸を通したり、腰を立てて正座したりして、気を流すなどの、体を強くする動きを忘れていた部分などをはっきりと思い出すことができました。さらに、今までやってきた腹力や背力などのトレーニングには少し異なる点があったので、これからその点を体で覚えられるように形を直していきたいと思います。
そして、この本で一番感じたことは、科学的な理論や根拠は、良く分からず頭で考えそうになりましたが、高校野球塾等の感想文は、読んでいて書いている人が素直に体で書いているのを見て、自分がその場で体験しているような不思議な感覚がありました。その感覚は今の自分でしか感じることができないと思いました。これから先、自分が成長してまたこの本を読んだ時に自分がどのような感じ方をし、どのようなことまで分かるのかが楽しみです。
(2年 N.M)
● 『気の開発メソッド』を読んで、自分は、たまたま開いたページに興味を持ちました。100度のコーヒーが放っておくと冷めて周囲の温度と同じになる所です。それを見た時、「自分たちのことだ」と思いました。自分たちは好きな野球をさせてもらっているのになぜか温泉につかっています。やる気がないのか楽を求めているのかどちらかだと思います。このままでは熱くも冷たくもなれません。最近そう思っている自分がイやです。やっぱり変わりたいです。その欲は誰でも持っていてもいいと思います。だからこれからはけじめをつけて皆に知らせたいです。こう思っているのは時々です。でも最近抜けてる時は自分でもわかるようになりましたし自分でも気付きが増えてきました。最終的に、続けることに意味があると思います。だからまず、今自分にできることを考えて、見つけて、決めたことを真剣にして、それをまた深く追求していって自分のものにしていきたいです。
(2年 S.H)
● 今回、宇城先生の『気の開発メソッド』を読ませていただき、自分の中でも新たに今まで知らなかったことも、宇城先生や先生に教えてきていただいたことも両方知ることができました。この本を読んで、日本は本来すごい次元の潜在能力を持っていることを痛感しました。僕は実際に宇城先生に会ってこの力を体で感じることができたので、改めて本という形でみてみると「ああなるほどな」という納得の気持ちが生まれました。初めて知ったことなどは、日常生活の中に組み入れました。すると、自分の体がすごく変わっているのを感じることができます。また野球の中でも学んだことを活かしてやっていきたいと思います。でも自分は実際、まだまだ甘い所があります。その時は、調子に乗らず、謙虚な気持ちで自分を見直す。またそれが一番強いんだということをこの本は教えてくれました。
(2年 R.Y)
● ぼくは、宇城先生に一度お会いさせていただいたり、監督に教わったり、DVDを見させていただいたりして、今までたくさんのものをもらいました。でも、最近の自分はそれらを大切にしていません。学校の先生にあいさつが笑顔でできたりできなかったり、授業の礼が気持ち込もってたり込もってなかったり、胸のライトが点いてたり消えたりしていました。自分がいきいきしていると感じることも最近少ないです。でも今回、この本を読ませていただいて自分を見つめ直すことができました。自分の目指しているものを再確認することができました。
全国の方々が書かれた感想を読んでいるとこの人はこういう風につながったのかぁ、この人はこういう向き合い方をしているのかぁ、といっぱい感じることがありました。
この本を繰り返し読んで少しずつ自分につなげていきたいです。そして、日常生活も野球もいいものに深いものにしていきたいです。
(2年 M.F)
● 僕は、『気の開発メソッド』をひと通り読んだのですが、一度身体で体験したことがあるものはなんとなくですが、分かっているように思います。しかし、まったく身体で体験していないことは、何回読んでも頭で分かっているだけで実際にやってみるとできないと思います。でも、初めはできなくても何回もやりつづけることによって少しずつ身体で分かるようになると思います。
僕と同じ高校生が宇城先生の指導をうけての感想は、今まで横着にやっていたことに気づき、あいさつなどちょっとしたことを今までと変えることが大切だと書いてありました。僕も、他の高校生の人たちの感想と一致するところがたくさんありました。とくに、横着さをなくして謙虚に日常生活をしっかりとしていきたいというところが同じ想いだと思いました。
最後に、これからの人生に役立つ本を読ませていただき、ありがとうございました。
(2年 K.T)
● 僕は、『気の開発メソッド』が自分の手元にくる一ヶ月前に、顎を骨折して入院していました。ボールが当たった時、全然動けずよける事ができませんでした。その時はずっと自分の反応が遅くて動けなかったんだと思っていました。だけど、この本を読んでそれは違うと思いました。体が居ついていたからだと感じました。呼吸を通して、体に気を通していたら居つくことなくよける事ができたのではと思いました。知ってるのにやらなかったからこうなりました。この本を読んでいくと知っている事がたくさんありました。だけど一回やって「すごい」と思ってそれっきりでした。知っているのにやらないただの横着者でした。横着を少しでもなおすためにも、体で体験した時を何回も何回も繰り返してやって体で覚えて、その数も増やしていけるようにしていきたいです。
(2年 N.N)
● この本を読むと、自分が今まで教わったことばっかりで、「わかってる」と思っていただけど、何回も読んでいると、その「わかった」は頭でわかっていただけだということを改めて感じました。自分では、わかっていたつもりだったけど、高いレベルまで行くと、そのわかったものも通用しないこともわかりました。人間の細胞は知っているけど、年を重ねるにつれて頭ばっかりで考えるようになることがわかったのでこの若いうちに、体で体験し、感じ、実践できるようにしていきたいです。野球というスポーツは、このようなことを体験させてくれて、さらに試してくれるようなスポーツだと思っています。型を覚えても、いつ、どこで、どんなときでもできるのかと言われるとできないと思う。だから野球を通して学んでいきない。頭で覚えるのではなく、細胞は知っているので、これからは、体で覚えて一つでも多く野球につなげていけるようしたいです。
(2年 Y.N)
● この本を読ませていただいて気付いたことは、いかに自分が教えていただいたことを実行できていないということに気付きました。この本に書かれてあった感想文を見ると、自分が感じたこととほぼ同じことが書かれていました。やっぱり誰がやっても一緒だということを改めて感じました。 僕は日常生活からもっと変えていかなければならないと思いました。例えば椅子に座るときは姿勢を正したり、礼をするときはきっちり礼をするなどの基本的なことを徹底して野球に繋げていきたいです。
僕は前教えていただいた股関節に鉛筆をはさむ意識で自分の中心を右に少しずらす意識をすると速く動けるということを忘れかけていました。しかし、この本を読ませていただいて再確認できたので無意識でも出来るようになるまで練習していきたいです。
この本を読ませていただいて次への課題が見つかりました。
(2年 D.N)
● 『気の開発メソッド』を読んでいくと、他県の同じ年の人は、こんな感覚でとらえているのか、とか、大人の人は、こんな感じ方をしているのかと、いろいろ参考になりました。
この本にのっていることの半分ぐらいは体で体験していて、体でわかっているつもりなのですが、お茶の飲み方や、箸や茶碗の持ち方、まだまだ気づいてはなおす、気づいてはなおすの連続で見についていないので、意識しなくても、できるようにしていきたいです。意識しなくてもできるようになったら、また違うこともしていき、幅をひろくしていき、深さも知っていけるようになりたいです。また、この本に書いてあることや、先生や周りの人たちが話していることを自分なりに変換できるようになりたいです。そのためには自分をもたないとダメだと思います。自分をもたないと、流れに流されてしまいます。僕はそんな経験を何回もしました。自分をもっていきたいです。
(2年 K.M)
● 僕は、この本を呼んで今まで宇城先生や先生に教えていただいたことを自分なりに再確認することができました。それでも頭でしかわかっていないことがあると思います。勉強では数学だと公式を頭だけでわかっていて、問題を解くとなると全然手が動かなかったり、野球では送球の時、肘の動かし方やボールの握り方を考えれば考えるほど暴投が多くなりました。やっぱり体でもわかることが大切だと思いました。最近で一番驚いたことは、学校の球技大会でバレーをした時、僕は点を取るごとにガッツポーズをして、最後は自分のサーブミスで負けたことです。その日、家に帰って本を適当に開けたら、ガッツポーズについての感想文が載っている所でした。開けた時は、とても驚きました。ガッツポーズや筋トレが体を弱くしていることがわかりました。これからは日常生活から横着な所を少なくできるように今まで以上に努力していきたいです。
(2年 T.M)
● 自分は、人や物事の深さについてよくみえるようになりました。「なにがみえるん?」。と聞かれれば、自分は、答えることができません。つまり、何かが変わったんですけれど、そのなにかの部分が、わからないのです。ただ明るくなっただけなのか、落ち込まなくなっただけなのか。でもそのなっただけが、変化だと思います。
本を読んでの感想は、知っていたことや一度、体で体験したことが多く書いてあったことです。書いてあって知っていたことを体で一度やってみると、体はいつものとおり強くなって、日常生活でできる、腰をたてることをやれば強くなることももう一度確認しました。
何回読んでも、「なぜ、気をあやつれるのかな?」という疑問がでます。でも考えても分からないということは知っていますから、自分に矢印を向けて、決めたことを毎日どんな状況でもできる状態になれば、きっといつかわかると自分は、思います。
(2年 Y.K)
● 『気の開発メソッド』を読んで読んでいるうちに色々なことがつながってきました。びっくりしました。あの時その時分からなかったことが、今になってはっと気づいたりしました。結果だけ分かっていたり、なんとなくで頭の隅っこに置いていたものが、一気につながり、結果だけのものが、なぜそうなるかというのが自分の中で分かってきたり、頭の隅っこに置いていたものが、引き出されたりしました。そして何回も読むと、さらに分かるレベルも上がってきました。
僕は、宇城先生に色んなことを教えてもらいましたが、中でも思考の深さというものを一番教えてもらった気がします。いつもなら、なんとも思わず時間とともに通り過ぎていくものも、それによって世界が変わった気がしました。そして、この本を読むにあたって深さをもって読んでいきたいと思いました。
(2年 T.T)
● 僕は、この本を呼んで、「思考の深さ」になぜか目がとまりました。
いろいろな情報をピンポン玉のように頭に入れていくとありますが、まさしく勉強のようなのだと思ってみると、まだ理解できたのですが、それは、知識であって智恵ではないということがわかりませんでした。 「思考の深さ」をわかることによって智恵がわかるのだと思いましたが、なかなか、「思考の深さ」というものが、わかりませんでした。僕がいつ、そのようなことがわかるようになるのかわかりませんが、頭でなく、体で体験したときに、「あっ」と気づいたら、その気づきで、自分が少しずつでも成長していけるのだと思います。何度も、その気づきの上を気づくことができれば、「思考の深さ」という意味が理解でき、個性というものを伸ばしていくことができるのだと思います。
(2年 M.S)
● この本を読んだときに、「これ知ってる。これも知っている」と何度も思いました。僕は、この本に書かれている「気」を流す方法を知っていますが、忘れている事もありました。もっと教えていただいた事を大事にしていこうと思いました。特に、日常に関わる事として正しい姿勢を意識しようと思いました。いつも授業の始まりと終わりで立礼をしています。しかし、僕は正しい姿勢で立礼をしていません。なので意識して正しい立礼をしようと思いました。この本を読んで、野球という非日常で取り組むだけでなく、日常で取り組み、宇城先生がおっしゃった「日常で練習」をしていきたいです。この本により、今まで取り組んできた「腹力」や「背力」などのトレーニングや横着な心を消して謙虚になるように取り組んできました。そしてこの本を読むことでその深さを知り、正しくできているかの確認や「それを信じて頑張ろう」と思うことができました。
(2年 R.S)
● 僕は今回この本にたくさん気付かされました。まずこの本を読んで改めて自分は日常生活が軽いなと思いました。僕は、野球の時にわからない質問をされたら「わかりません」と言えますが、授業中にわからない質問をされそうになったら目を背けたり、質問をされても黙って答えていませんでした。その地点でもう浮いてるなというのが、この本を読んでわかりました。僕がこの本で一番心に残った文は「24時間いつでも練習だ」という一文です。前から24時間いつでも練習だということは知っていましたがもう一度日常生活を振り返ると、あいさつの時に椅子をしまっていなかったり、あいさつはするけど気持ちがこもっていなかったりいろいろな改善点が浮かび上がってきました。やっぱりこの一文が目に留まるということは日常生活を見直せということだと思うのでこれからは、いろいろなことを形だけでなく中身・心を意識してやっていきたいです。
(2年 K.O)
● 僕はこの『気の開発メソッド』を読んで、あっこれなんか知ってるや、まだこんなことがあったのかということに気付かされました。日頃できていると思っていることが実はできていなかった自分がいて今まで何をやってきたんだろうという気持ちになりました。でもそれに対して逃げ出さずにライトを付けてやっていこうと思います。
僕は最近、何回も頭を打ってしまいます。自分では、もう嫌だと思っているのにいつもミスをしてしまいます。この本を読んで僕は、本当に嫌だと思ってないのかなと思いました。本当に嫌なら細胞が覚えていて次に活かすことができるのに、そういう自分が本当にむかつきます。この本のように変える手助けをしてくれるものがあるのに変えれない自分が嫌でしかたがありません。今日この本で気付かせてもらったと思います。ものや誰かに変えてもらうのではなく、自分を自分で変えれるように本気でやっていこうと思います。
(2年 Y.I)
● 宇城先生の書かれた『気の開発メソッド』を読ましてもらって、「あっ、こんなこともあったな」と、自分が忘れかけていた事を思い出させてくれます。なぜ、忘れてしまうのかというと、自分の意識が低いからです。その上には、無意識で出来てしまうというステップがあります。日常生活からずっと意識し続け、いつどんな時でも無意識で出来るようにしていきます。そうするためには、何回も何回もこの本を繰返し呼んで、細胞に覚えさせていきたいです。
この本を読むことで、上手く言い表すことができないけど、何か自分の体の奥からやる気というか何かそいういう気が出てきているように感じます。勝手にライトが照らされるというか。この感じを大切にし、日常生活や野球に活かしていきます。そのためには、日常生活からもっと意識し、日常を大事にしていけば、好きな野球が自分なりにいいものになっていき自ずと結果がでてくると思います。
(2年 H.S)
● 『気の開発メソッド』を読ませていただいて改めて気の力のすごさを感じました。また、普段先生から気に付いて様々な事を教わっているのに、自分がどれだけ横着で教わっている事を真剣にものにしようと取り組んでいないかが分かりました。この本の内容はほとんどすでに教わっていた事が多かったのですが、前回見た時と今回見た時の分かるレベルが上がってきている事も感じました。あいさつや物の扱い方で身体が変わると書いてあり、家で父や母と実践してみました。最初は疑っていたけれど物の扱いやあいさつを横着にすると全く体に力が入りません。父と母も身体で分かるとこの不思議な力にすごいと笑っていいました。この本の僕が印象に残った一文に「横着な態度をとれば、横着が全てにおいて優先され、気の流れは止まり身体を弱くし、脳と身体が一致し謙虚で素直な状態の時のほうが強い」とありました。なのでこれからは日常を大切にし謙虚で素直な心を心がけたいです。
(2年 K.N)
● この本を読んで僕は、今までやってきた事や、練習してきた事の再確認ができたと思います。自分の中に備わっている「気」でやろうとするのと、ないものほしさで「筋トレ」をするのでは全然違うと改めて気付かされました。また、同じあいさつでも雑に横着なあいさつと、気持ちを込めて丁寧にするのでは大きく違うというのを、僕自身が野球のプレーを通じて改めて「なるほどなあ」と感じたので野球だけでなく、自分の人生に生かしていきたいです。
そして、僕の仲間達や「道塾」などで宇城先生の指導を受けている人達の感想文を読むことは、自分と同じ方向へ歩んでる自分以外の人はこういうことに気付いたり、感じたりしてるんだなあと思ってとても参考になり励みになります。そこから自分が気付かされることもたくさんあります。そういう気付きを大事にして、これからも成長していきたいです。
(2年 K.M)
● この本を読む前に私はこの本は今まで学び、やってきたことの復習だ、と思いました。しかし、読んだ後に家族と一緒にやった所、いくつか失敗しました。私はそれでいかに自分が未熟か改めて知りました。
そして今回、私がこの本を読んで一番「あっ」と思った所は日本は肚文化の所です。人間はびびったりすると肚が浮いてしまう、まさにそのとおりで私は結果を残したいあまり失敗した時のことを考え重心が浮いています。私は先生たちが教えてくださったことを何一つ実行できていません。しかし、今からでも遅くはないと思います。少しでも練習し、毎日同じことを続ける、そして少しでも自分のできることを増し、どんな時が来てもびびらない、失敗を恐れない、そうした肚をつくりたいと私は思い、取り組んでいきたいです。
(2年 A.K)
● 僕が、この本を読んで一番印象に残ったことは、人間や宇宙の時間についての話です。 今まで先生が、「止まっているよ」とよく言っていたけど、なにが止まっているのかよくわかりませんでした。でもこの本を読んでなるほどなと思いました。考えると感じるでは、実際は、1秒くらいしか違わないけど、スピードがぜんぜん違うと思いました。
僕は、これからは、考えるのをやめて、感じようと思いました。なぜなら、スピードが速いし、そっちのほうがよく物事がわかると思うからです。
これからは、感想文を書くのでも、頭で考えて書くのではなく、思ったことを素直に書いていこうと思いました。日常生活でも、素直にしていこうと思いました。
人間の、ねむいとか、腹減ったとか、楽しいとか、本能のような部分を大切にしていこうと思いました。
(2年 K.K)
● この『気の開発メソッド』という本は、とても多くの気づきを与えてくれます。
例えば、「形で変わる」というところでは、僕は、中学の3年まで剣道をしていました。毎年冬になると本当に寒くて、道場に行く途中、なぜこんなにつらいことをしているのだろうといつも思っていましたが、いざ道着を着てみるとなぜかそんなことは思わなくなりました。今となって道着を着るという形が、雑念を取りさってくれていたのではなかったのかなぁと思います。 そして、本を読んでいく中で目にとまったのは、感想です。自分が思っていることと、ほぼ同じことが書かれていて、やっぱり他の人も自分と同じことを考えるているんだと思いました。
結果を出せばよいというものではないと思いますが、この本で学んだことをこれからにつなげていき、結果を出していきたいと思います。
(2年 H.M)
● 『気の開発メソッド』の本を読んでまず目が行ったのは、他の人たちの感想文でした。他の人が感じていることが自分と同じだったり、違うところに気が付いていたりして、とても勉強になりました。この前宇城先生に教えていただいたことがこの本に載っていて、自分ではわかっていたつもりでいたことも、改めて見ると気づけることがたくさんありました。また、日常生活の過ごし方で強くなることと弱くなることが書かれていたところを読むと、「そういえばあの時はこうだったな」などと日常生活であったことを思い出したりしています。身近にある事が具体的に書かれていてわかりやすかったです。これからは日常生活での小さな気付きでこの本に書かれていたことを思い出して、それを大事にして過ごしていこうと思います。そして得たことを勉強や野球につなげていこうと思います。
(2年 H.N)
● 今回、宇城先生の本、『気の開発メソッド』を読ませていただいて、最初に思ったことは、「うわ、これ知っていたのに普段から心がけて出来ていたのかな」と自問自答することが少なからずありました。本を読んでいく中で本当に分かっていたのかなと、その場だけ宇城先生の直接指導、野球部監督の先生の指導で分かった気になっていただけだと思いました。
このことからぼくは、こんなに好きはなずの野球がまだまだ非日常的なものでしかないという未熟さがくやしくてしかたありませんでした。もっと自分が決めたことをやっていき高校野球をかけがえのないものにしたいです。
また、このような今の自分に気付きを与えてくれる本を何度も何度も読み返して次、読んだ時に自分はどう変化しているのかを楽しみに日常生活を送っていき野球につなげていきたいです。
(2年 N.M)
● 呼吸を通すことはまだ意識しないとできません。僕は今、生徒会に入っています。立会演説をした時、緊張して、肩があがり、声が出せませんでした。思いかえして見ると、口を閉じて、息が詰まっていたと思います。この本を読んで、口を少し開いてみるということを思いだし、生徒会の話し合いの時にやって見ると自信を持って自分の意見を言えることができました。呼吸を通す、通さないで変わるということは教えていただいたけど、忘れていました。
この本を読んで、姿勢、物の扱い方など教えてもらっていたけど無意識にはできていないことをしっかりと思い出すことができました。また、他の方の感想文もすばらしいことが書いてあったので、これからの生活に土台としてはめていきたいと思います。
(2年 D.K)
● まず表紙を見て、全体的に明るく、「気」という文字が黄色でなにか気持ちが良い気分になりました。すでの先生から教えてもらったこともあり、知ってることもありました。しかし、本当はこのようにするんだぁとか見直す点もありました。さまざまなスポーツ(アメフトやテニスや野球)にも通じていて、すごい事を教えていただいているんだなぁと思いました。そして、自分が知らない事がこの本に書かれていても、半信半疑なんかではなく、信じきっていて、後で体験するようになりました。1年前では、半信半疑だったのに今では信じきっているということは、自分も少し成長したのかなぁと思いました。復活メソッドをやり続けて、なにか変わったのかなぁとまだ分かりませんが、今後先も、ずっと続けて行く必要があると思います。またこの本からしっかり吸収して、野球にいやそれだけでなく日常生活にもつなげたいです。
(2年 M.K)
● 僕は、宇城先生の『気の開発メソッド』を読んで一番印象に残ったことは、頭脳から「身体脳」へ、という所です。なかでも、<頭が働くと身体が止まる・居つく>という所では、1+1は? と質問をし、相手に2と答えてもらうのと同時に手を出してもらい、その手を下げようとしても下げられないけど逆に4と偽って答えてもらうと手は簡単に下げることができていました。僕はこれを実際に家族といっしょにやってみました。すると、これと同じようになり、家族は驚いていました。また、18x17は? と質問をするとすぐには答えられないけど、わかりませんと答えて手を出すと少し手を下げることができました。
僕はこれを体で感じて、1+1は2ということは体の細胞が覚えこんでいて強いけど、1+1は4と偽ると頭ではわかっているけど、体の細胞がわかってないから弱いのだとわかりました。これからは頭で理解するのではなく体で感じてわかるようにしていきたいです。
(2年 K.H)
● 『気の開発メソッド』を読ませてもらって、日頃部活でやっていることや教えてもらっていることがわかりやすく丁寧にのっていて、改めて正しいやり方や忘れていた所、新しいことに気付かさせてもらいました。自分が感じたことは、すごく簡単な動作で気が誰でも流れるんだなと思い、日常生活でも無意識で気を流して、そして周りの人にも波動のような物で体に気が流れて伝わっていけば素晴らしいと思いました。でも正直まだまだ気という物は体で分かっただけでわかっていないと思います。しかし、桜井高校に入学した当初とはすごく変わったように思います。まだまだ変われます。この本を自分にとって活かせるように、ずっとこの先大人になっても読めば必ず自分なりの気付きがあると思います。また明日から自分に希望を持って「今」という大事な時間を過ごしていきたいです。
(2年 M.Y)
● 僕は、宇城先生の本を読ませていただいて「気」というものがどのような力を持つかは体感できたと思っています。
しかし、実際には体感してただただ驚いているだけで、どのようにすれば力を発揮できるかなどの深い意識まではできていません。
ただ、一つだけ分かったような気がするものがあります。それは、力を発揮するには素直さが大事であるということです。本の中にもあったように、もちろん答えがすぐに出るものもありますが、わからないときは素直に「分かりません」と言えば、体のエネルギーはあまり変化しないことが分かりました。
正直、まだ本を読ませていただてもピンとこないのが本音です。しかし、何回も読み返すことでいつかピンと来るときは来ると思います。それまだ頭の中で考えるではなく、体に憶えさせることこそが近道ではないかと思いました。
(1年 R.N)
● 本の中に、自分の決めたことを毎日続けることで、強い芯ができると書いてありました。授業の始まりと終わりの礼や、お茶をコップに入れて飲むこと、きちんとした姿勢でご飯を食べること、いただきますやご馳走様など最初は意識の中でしているため忘れたりすることがあります。なので毎日繰り返し無意識の中で、出来るようになりたいです。しかし実際に体験することで、少しずつ分かることが増えてきました。毎日続けることはとても難しいことです。
何かひとつでも、自分で決めたことを続け、これからの人生や野球に繋げていきたいです。
(1年 R.A)
● この本を読んで、知らなかった世界を知ることができました。高校に入ってから2ヶ月がたって、ようやく「気」という存在が少しだけ体でわかるようになってきました。
また、日常生活もだいぶ変えることができました。礼、ゴミ拾い、物の扱い方など、今までまったく意識していなかったことを、意識するようにしました。変わるということは難しいけれど、間違っているということを自分で気付いて変えていきたいです。
これらのことを野球につなげていきたいです。
(1年 K.I)
● 僕は、『気の開発メソッド』を読んだけれど、あまり意味が分かりませんでした。 たとえば、サンチンの姿勢で人を背負うと普通に人を背負うより軽くなる事や、サンチンの姿勢で前屈をすると普通の前屈よりも体が柔らかくなり、上から押さえつけられても楽に起き上がることが出来るなど、頭で考えてもなぜそうなるのか全然分かりませんでした。でも、自分の体で試してみたら頭で考えているより分かる気がしました。
他のことも、読んでなぜこうなるか考えていても全然わからなかったけれど、実際に試してみると何となく分かる気がしました。
(1年 N.W)
● 僕は最初半信半疑でしたが、あいさつをしっかり行なうのと適当に行なった後では、しっかりとあいさつを行なったほうが体が強くなったように感じました。それに、キャッチボールを始める時、しっかり気持ちを込めてあいさつをしてボールを投げると、いつも投げていた球よりも力が入っているように感じました。
あいさつをしっかりするという事だけで、体が変わったように感じるので、これからも今まで以上に気持ちを込めて行なっていこうと思います。
(1年 T.A)
● 今まで考えたこともなかった「気」について初めて話をきいたとき、何がなんだかわからず、考えれば考えるほど頭が混乱していました。きっちりと礼をすると全くビビらず、背中を押されてもびくともしないことや、姿勢を正し、箸を正しく持つとびくともしないことなど、なぜそうなるのかと聞かれたら、しっかりとした答えは、答えられません。だからまずは体で感じていこうと思いました。気が通るということは、気が通る出来事に、深い意味があるからではないかと思いました。
日常生活で起こる一つひとつの事を受け入れて、それが起こった意味も考えていこうと思いました。
(1年 K.K)
● 自分は、『気の開発メソッド』を読んでいくつか思ったことがあります。
まず一つは、正直のところ、「本当なのかな?」という気持ちがあります。それは自分が頭だけで理解しようとしてるからかもしれません。だけど体に覚えさせる前にどうしても頭で考えてしまいます。自分はまだ一年生なので、まだまだレベルが低いのだと思うので、これからの高校生三年間で「考えずにやる」というのを修得していきたいです。
もう一つは、実際に「気」を感じて強くなった人が自分の先輩にいてすごく感心しました。本を読んだだけでは分からないこと、頭だけで考えても分からないことなどがもっとたくさんあると思うので、その先輩方にこうしろああしろと言われてやっていくのではなく、自分のほうから積極的に先輩のところへ行き、ここが分からないので具体的に教えて下さいと進んで言っていけるようになれたら良いと思います。
(1年 K.K)
● 実は一年ぐらい前から宇城先生のことを知っていました。なぜなら以前に『誰でもたちまち130キロが打てる武術打法』という本を読んだことがあったからです。当初それを読んだとき内容がまったくというほど理解できず途中で読むことをと止めてしまいました。
そして高校に入学し先生に出会って2ヶ月ではありますが、いろんなことを学びいろんなことを教わりました。そのおかげで自分のレベルが向上したかは分かりませんが、『気の開発メソッド』のところどころで分かるところがありました。それはまだ頭で分かっているだけかもしれません。だからこれから自分の中にある横着さをなくしていきたいです。そして深い深い深さを知り、先生の「進歩成長とは変化することである。変化とは深さを知ることである。深さを知るとは謙虚になることである」という言葉の真意・本意が分かるように何回も読み返します。『気の開発メソッド』本当にありがとうございます。
(1年 N.T)
● 僕は、この本を読んで日常生活や野球などのすべてのことにおいて考え方が変わりました。僕は、正直言ってこの本を読むまでは、気というものがどういうものか、気を使うことによって何がどう変わるのか、まったく分かっていませんでした。しかしこの本を読んで、少し分かりました。なぜなら、この気というものを自分の体で体験することが出来るからです。僕は、自分の体で気というものを体験して、驚きの連続でした。「なんで気を使うだけでこうなるんだろう」と今でも思っています。僕は、まだ気というものを少ししか分かっていません。なので僕は、この本を何度も何度も読みかえしていきたいです。そして僕は、日常生活や野球、すべてのレベルを上げていき、三年後には一まわりも二まわりも大きな人間になっていたいです。
(1年 Y.F)
● 僕は、「気」というものを初めて体験しました。
見ているだけでは、何の変化も感じられませんでした。しかし、自分で体験してみると確かに体が重くなったり、強くなっていることがわかりました。
正直、一番驚いたことは、かかとをつけ、しっかりと礼をした後、その人を持ち上げようとした時のことでした。礼をする前より体が重くなっていました。そして今まで読んできた内容の動作は日常生活でも出来ることばかりでした。だから、毎日いつでも意識して鍛えようと思いました。
この本を読み終えた時、自分は、どれだけ無駄なことをしていたのだろうと思いました。しかし、この本や「気」というものを知って、一年もたちません。これから、何回もこの本を読み、「気」を体験し、自分の人としてのレベルをあげたいと思います。
(1年 M.K)
● 『気の開発メソッド』を読んで、僕は、高校に入学してから、「気」を通して、体が強くなる方法を教えてもらいました。
たとえば、しっかりと礼をしてから持ち上げるのと、適当に礼をしてから持ち上げるのでは、しっかりと礼をしたほうがとても重かったです。そして、学校の授業では、しっかりと礼をするように意識していますが、やらなかったときは、授業に集中できなかったり、浮いているところがありました。これは、授業のときだけでなく、野球やいろんなことでも同じだと思うので、徹底してやっていきたいです。また、礼をするときに、「お願いします」や「ありがとうございます」など、心のあり方も大事にしたいです。礼だけでなく、物の扱い方、あいさつ、作法など日常生活からきっちりとして、いつでも、どんなときでもできるようになり、野球につなげていきたいです。
(1年 S.N)
● 僕は、この本を読み始める前は、宇城先生のことや、気のことにほとんど感心も知識もなく、この本を理解出来るのか不安でした。しかし、この本はものすごく理解することが出来ました。頭で理解は出来てはいませんが、本に書いていた方法を身体を使って感じてみたら、宇城先生がおっしゃっていたことが出来て、身体で理解することが出来ました。たとえば、僕は、この頃毎日弁当箱を洗っているのですが、適当に弁当箱を洗うのと、真剣に気持ちを込めて洗った後の、身体の軽さというか、すがすがしさというか何ともいえない気持ちの良さがあきらかに違うのです。このことは、頭では理解出来ませんでした。しかし、身体で感じ理解が出来ました。このことから大事なのは、宇城先生の言う気の持ち方。まさに「気持ち」次第だということがわかりました。
(1年 S.K)
● 僕は、『気の開発メソッド』を読んで、気というものがほとんどわかりません。でも、実際僕は、弁当を食べる時間に、普通に食べるときと、単語のターゲットを見ながら食べるときで、手を水平に出して、手を押してもらうと、確かに単語のターゲットを見た時、気付かないけど力が弱くなっていました。
日本人は、気というものと、とても身近に関係しているんだなあと思いました。しかし、今は、この本や先生の話を聞いていなかったら日本人はどんどん欧米の生活様式を取り入れているので、自分も気付かないうちに、この流れに流されてしまうような気がします。
だから僕は、最近までいい加減だった生活習慣を、少しずつ変えていきます。気を流す体操を家でやったり、靴をきっちり揃えたり、授業中に寝ないということをまずはこなしていきたいと思います。これからは謙虚に日常生活を過ごしていきたいと思います。
(1年 K.S)
● 僕は、この本を通して「気」というもののすごさを知りました。始めのうちは本当なのかと思うときがあったけど、実際に自分の体で体験してみると、体が強くなったり、重くなったりしました。しかし、横着なやり方でやっていると体が弱くなったり、びびってしまったりしました。僕は、この本を読んで、特に日常生活を大切にしていこうと思いました。僕は今まで、学校生活のとき、授業中の始めと終わりのときの立礼をきちんとしなかったり、廊下で先生に会ったとききちんとあいさつをしなかったときがありました。今までの日常生活では、横着にしていたときがあり、これからは謙虚な心で日常を大切にしていこうと思いました。
そして、日常を大切にすることによって自分の好きな野球や勉強に生かしていきたいと思いました。
(1年 K.U)
● この本を読んで印象に残ったことは、礼の仕方で人の強さが変わったり、呼吸を通すことによって、人が重たくなったりすることです。こんな身近なことで人が変わるのでとても驚きました。
それと、今まで良いと思ってやってきた「腕立て伏せ」が逆に体を弱くしてしまうという所が印象に残りました。
僕は、ピッチングのフォームでよく「力が入りすぎ」と注意を受けることがあります。自分では、あまり自覚していませんでした。しかしこの本を読んで「力む」とは、呼吸を止め、筋肉を逆に弱くするということがわかりました。
でもこれは、頭でわかっただけで、体では何一つわかっていません。
だから、これから礼をきちんとしたり、姿勢を正したりして、体や細胞が分かるまで、意識していき、最終的には、無意識でやれるようにしていきます。
(1年 K.O)
● 僕は、この本を読んでもっと自分の体について知りたくなりました。姿勢やその物事に対する思いの強さで人間が強くなるなんてとても驚きました。
初めはこの本を読んでも、どうせやらせだろうと思っていました。しかし父に手伝ってもらって19ページの方法を試してみると、方法1では、僕の体重は55キロで父の体重は約80キロなのでどんなに頑張っても無理でした。しかし方法2ではスッと普通に立つ事ができました。初めに父が手を抜いたと思ったんですが、父もビックリした表情でした。
だから僕は人間の身体についてもっと知りたくなりました。人間にはもっと隠された力があると思います。僕はまずこの本に書かれている事を無意識でできるようにして、これからの人生に生かしていきたいと思いました。
(1年 M.O)
● 僕は、『気の開発メソッド』を読ませていただいて監督から教わっていたものにはこのような意味があったんだと気付かせてもらいました。礼やあいさつをしっかりするんだとか筋トレをしない理由がこの本にはしっかり載っていて、どれも納得させられました。この本に載っていることは監督から教わっているものがほとんどですが、その時の「わかった」とこの本を読ませていただいた今とでは、理解のレベルが全然違うと思いました。高校に入学してきた時の自分と今の自分でも、毎日決めたことをやっている今では、強さが違うと思います。監督やこの本と出合って、野球やものの考え方をすごく変えていただきました。自分の中でも何かが変わってきてるのがすごく実感できて毎日が充実しています。 これからも、この本を読んで野球だけでなく、日常生活などにもつなげていき、より一層深いものにしていきたいです。
(1年 Y.S)
● 『気の開発メソッド』を読んで実際、自分で行なってみると驚きの連続でした。
野球の練習の中でサンチンの姿勢で取り組むことによって体が運びやすく、それになによりも練習後体が運びやすく、それになによりも練習後体が疲れませんでした。その事には本当に感動しました。
この本は、通常の方法と気を流す方法の両方が写真と共に掲載されているので、通常の方法と気を流した方法の違いが少しでも自分なりに体で理解することができたのでとてもわかりやすかったです。
私はこれだけは徹底させて行なおうと思ったことは、目でしっかりとらえる、ということです。ピッチングをする時に、前をしっかり見て、胸のライトを照らして投球すると、従来の球とは全く違う球がいき、驚き感動しました。なのでこれからは、それが無意識化できるように努力して徹底させていき、次の段階のことに次々、取り組んでいきたいと思いました。
(1年 S.T)
● 僕は、『気の開発メソッド』という本を読んで、改めて自分の横着さを気付くことがでいました。
34ページに書いてあるように、西洋人の真似をして、正しい作法で食べないと、今ひとつぱっとしません。特に、朝起きてすぐに食べる朝食では、その差が大きく見られます。大げさかもしれませんが、そんなわずかな違いでも、一日の過ごし方が大きく変わります。朝、ぱっとしなければ一日の生活全てがぱっとしません。日常生活において、正しい作法で食べることはそれほど難しくありません。
日常生活で直していかなくてはいけない点をこの本の中で気付き、実践していきたいです。
(1年 S.N)
● 僕は、今まで野球に関する本はよく読んできました。でも今回の本は、野球の技術の事ばかりを書いているのではなく、気の開発という今まで読んだ事のないような本です。今までは、野球の本でしたが始めて野球だけの本ではない本を買いました。実は買う前に、気なんてそんなのありえないと思っていましたが、この本を読んで実行してみると、体で変わった事がわかりました。
正しい形、呼吸、意識、どれも気をつけてやれば出来る事ですが、変わろうとして、これらを意識したことはありませんでした。ですが、やってみれば体でわかる変化がありました。サンチンの型でも、外からみれば、ただのポーズにしか見えませんが、意識してすれば、している本人には、体で、歴然とした変化がわかります。
僕は、この本を読み、気という存在を感じました。これからも、学んだ事を、コツコツと続けていきたいと思います。
(1年 K.F)
● 僕は、空手をやっていたのでなんとなく「気」のことは分かります。しかし「気」のことを説明するとなると、やっぱり説明することはできません。なぜ、説明できないのか不思議に思います。
この本を読んで書いてあることを家で実際にやってみました。すると、体が重くなったり自分が強くなった気がしました。「気」を使うと、体の底から力が出てくるような気がします。
これからもちゃんとした「気」を使えるようにしていきたいです。
(1年 T.M)
● 今まで気というものを意識してなかったです。正直、何の感心もなかったです。
実際に、気を入れると自分の中で自然に集中していました。目の開き具合も大きくなり、目玉も前にくるようになりました。自分が一番強い状態になりました。その時が、自分と気との出会いのきっかけでした。
サンチンで重心を下げ、下げる前と比べたら下がってました。体では、体重が重くなったように感じ、かかとに重心がのっていました。 これからは「気」をしっかり入れ、本当の高校野球をしていきたいです。
(1年 N.K)
● 『気の開発メソッド』を読ませて頂いて、わからない事ばかり書かれていましたがいろんな事を知ることができました。一番に思ったことは、机に本を雑に置くよりきっちり置いたほうが気が通り強くなるなどのいろんな事に強さがあることです。一つひとつの事を横着な行動をしていたら自分ではわからない弱さがでるんだなと思いました。
このような事を日常生活から意識をして、野球にも繋げていきたいと思います。
(1年 N.I)
● 僕は、この本を読むまで自分の体の中に気が流れていると知りませんでした。しかし今回この本を読み、載っていたのを自分の体で試してみたら体が重くなったり、強くなったりしました。この時初めて体で感じて僕の体にも気が流れているのだなと気付くことができました。
またこの本を読むまで「ごまかす」ということをしたことがありました。しかしそれは、自分の体が弱くなっているのだと気付くことができました。だから僕は、「ごまかす」ということをなくして、自分で自分の体を弱めるのは、止めようと思いました。
今回このように今まで知らなかったことを知ることができました。今回この本を通して学んだことを、日常生活や野球につなげていき、あらゆる面での自分を良くしていきたいと思います。
(1年 Y.O)
● 僕が考えていた高校野球というのは、毎日筋トレをし、がむしゃらにボールにくらいつくとても熱いものだと思っていました。そして、今でも熱いものだというのはいつも思っています。しかし、桜井高校に入学し、この本やDVDの中で、宇城先生と出会い、高校野球の見方が変わりました。
「気」というものがどんなにすごいのか、これは体験なくしては、分からないものだと思いました。人間には横着な所が誰にでも一つはあると思いますが、その横着な所が体を軽くし、気の抜けた状態にするのだと思いました。
実際に、サンチンで重心を下げ、下げる前と比べると、やはり重心が下がり、気を通したほうが重く感じました。
気を通してもらうと、指一本で二十人もの人を倒すなど、まだまだ信じられない所もありますが、「気」というものがいかにすごいかは、今の自分のレベルでは分かりました。
(1年 M.K)
● 桜井高校に入学して野球部に入部し、まず初めに教えられたのはサンチンでした。サンチンをすれば重心が下がり重くなる。とにかく不思議で野球とどう関係しているのか分かりませんでした。しかし、最近重心を下げたり腹からつなげると体が安定するようになることが少し分かり、また野球を違う観点から見ることができるようになりました。そして『気の開発メソッド』を読んだことによって気というものを少しずつ意識するようになりました。この本で印象に残っているのは、気というものは呼吸や意識によって流れるようになるということです。呼吸を通してサンチンをすると、より体が安定したような感じになりました。また物を意識して拾ったり置いたりしている時友達におされても体は安定して動けるということが分かりました。とは言うものの正直にこの本をまだまだ理解できません。これからは頭ではなく体で気というものを少しずつ分かっていこうと思います。
(1年 Y.N)
● 僕は、『気の開発メソッド』を読ませていただいて、部活でいつもやっていることや先生に教えてもらったことがよりくわしく載っていました。だから、正しいやり方や今まで知らなかったことに気付けました。今まで習った「正しい立礼」や「正しい作法」は、日常的なことです。この動作で「気」が流れるのは、今でも驚いています。
一番印象深かった所は、「気の根源」という所です。僕は、応援練習の時「お前遅れてる」と何回か言われたことがあります。その時、頭で次の動作のことを考えていました。この本を読むと「頭優先、知識偏重は感知を鈍らせるもと」と書いてあって、すごく理解できたような気がします。これから、先に、身体で感じて動きを速くして、その後に頭で考えていきたいです。
この本で学んだことを、日常生活につなげていってきっちりした生活にしたいです。その後、野球にもつなげていきたいです。
(1年M.N)