季刊『道』 166号(2010年秋)
『道』166号 [詳細・購入ページ]
● 『道』には何時も元気をいただいております。
悩んでいる時や元気が無い時に読むと、みなさんの哲学、覚悟ある生き様に自分のちっぽけさに気付かされ、頑張ろうと元気をいただいております。
特に書道家の金澤翔子さんの、横着の微塵も無く一心に生き、活動されている様に涙しました。
隔月でも発刊していただきたいぐらいです。
(京都 会社員 39歳 男性)
● 季刊『道』での対談を読ませていただき、みなさんが常に止まらず進まれている姿こそが人間の生き方だと感じました。岡田元監督の自分を追い込んで新しいことにチャレンジをする決意、また、命に関わるような問題にも迷いがない、やる、という一念を感じました。よく思われようとする行動と欲のない行動とでは、計り知れない差があると思いました。
大人は子供からとてつもないエネルギーをもらっていること、人間は宇宙のリズムの中で生かされていること、今変われば未来が変わり答えが出るというご指導に、何を行動し実践すべきか教えていただいたと思います。
(福岡 会社員 44歳 男性)
● 金澤泰子先生と翔子さんのお話にはとても感動しました。
子供を信じる、愛することの大切さを教えていただきました。
私も含め世の中の親は、子供を私物化し世間のレベルと見比べ劣っていると感じると「躾」「教育」の名の下、子供を萎縮させ大切な芽を摘んでしまいます。金澤先生の記事を読ませていただくたびに、自分自身が間違っていると感じ、同時にいいようのない力(勇気)をいただいています。
これからはもっと子供を信じ、もっと子供を愛す。
子供には無限の力があるんだと自分に言い聞かせ、考える前に実践、行動して参りたいと思います。
金澤先生、翔子さん正していただきありがとうございます。
勇気を与えていただきありがとうございます。
(福岡 運転士 34歳 男性)
● 小林機長のお話は、時速900キロの時間軸で培った感性は凄いものを感じました。
私も仕事が忙しい時は特に急げば急ぐほどミスも多く最初からやり直すと倍の時間がかかります。
それほど差が無いので最初からゆっくり落ち着いてやる。
また人の3倍努力して量を質に買えるとのお話は心に残りました。
次の日より、仕事も落ち着いて取り組むと次の仕事の段取りをしながらでも目の前の仕事に取り組むことが出来ました。
(福岡 会社員 46歳 男性)
● 思わず感動して涙が出ました
ダウン症の書家を育てた母・金澤泰子さんと娘の翔子さんの記事に非常に感動しました。実は文章を読む前に、先にお二人が並んで笑っている写真、そして翔子さんの真剣に書に取り組む姿、素晴らしい書の写真を見たのですが、文章を読む前でも、その写真だけでもお二人がいかにお互いを信頼し、そしてご自分の道を信じて日々を大切に過ごされているかが、肌で伝わってくるような気が致しました。そのあと文章を読んで、思わず感動して涙が出てしまいました。
「親が我が子に謙虚に学び、成長する、その親を子が絶対的に信頼し、まっすぐに育つ」
このフレーズに大変感銘致しました。
私も子供を育てる母として、人間としてあるべき親子の姿を忘れず、親子共に成長していけるような子育てをしていきたいと思いました。
(埼玉 個人事業 36歳 女性)
● 毎回楽しみに読ませていただいています。
元日本航空機長の小林宏之氏のお話は大変興味深く読ませていただきました。常にご自身の信念をもって前進されている生き方は素晴らしいと思いました。厳しい業務を全うされる一方で、地球がかけがえのない美しいものである事を敏感に感じ取られ、それを世の中に伝えていこうとされる心の豊かさに感動しました。小林氏の文章に限らず『道』に登場される方々の生き方に学び、私自身も前進していこうと勇気づけられています。
ありがとうございます。
(福岡 自営業 36歳 女性)
● ダウン症の書道家の金澤さんが、自分の好きな人や物のことをウソでも「嫌い」と言えないという旨の内容を読んだとき、自分の心がどれ程の利害打算や小知才覚によってゆがめられてしまい、それが行動として現れているのだろうかと、はっとさせられました。
(大阪 会社員 37歳 男性)
● 毎回届くのを楽しみにしております。
今回ダウン症の書家、金澤翔子さんを育てられたお母様の金澤泰子さんのお話が印象的でした。
とにかく翔子さんは無であると思いました。欲が一切なく人の幸せ、喜びが自分の喜びである。だから自然に与えられる人になるんだと思いました。
自分が、私がという我欲を少しでも捨て切れる自分になりたいと思います。
(静岡 主婦 42歳 女性)
● 目から鱗でした。
心が、すっきりと、洗い流されたようです。
解らないことだらけですが、これが正しい、という確信が沸きました。
こういう気持ちで、子育てをしたいと思います。
(山梨 自営業 47歳 女性)
● 季刊『道』には毎号引き込まれる内容に驚きと感動を覚えます。
特に166号の金澤泰子さんの記事には感銘を受けました。
人の子の親として胸が締め付けられる思いで読み勧めました。
また、翔子さんの書には、記事の写真を見るだけでもその迫力に圧倒されるものを感じました。
人生を考える上で、またひとつ大きな出会いとなりました。
(熊本 教員 42歳 Y.T)
● 『道』に掲載されている文章にはすべて気が感じられるように思います。たとえば『道』№166秋号の小林宏之さんの記事を読んで、人間が乗った鉄の塊を飛ばすためには頭だけとか体だけといった部分的な反応で操縦方法を判断していては間に合わず、全細胞で感知しなければならないといったことがわかるような気がします。使う言葉は違っても宇城先生が仰る60兆の細胞すべてを動員して地球とつながる、もしくは地球と交信するということが大切であるということが宇城先生以外の方の記事からも感じられるので、『道』を継続的に読んでいきたいと思います。
(神奈川 教員 42歳 男性)
● ダウン症の翔子ちゃんを育てた金澤泰子さんの会見を読んで、私が持っている常識とか価値観がいかに狭いものかを感じました。
愛があって人が喜ぶ事が大好きで決して人を裏切らない翔子ちゃんが大きな才能を授かって今を生きていることに感動しました。
(兵庫 団体職員 53歳 男性)
● 本物は何度読み返しても心に突き刺さります、毎回違う気付きを与えてくれます。
また、宇城先生の著書を読ませていただくと日本人に生まれたことに喜びを感じさせていただきます。
166号の『道』では、ダウン症の書家金沢翔子さんの項では涙が止まりませんでした。
本当の愛と、戦わない心を教えていただきました。
(千葉 経営者 48歳 男性)
● No.166号の金澤翔子さんの書には圧倒されました。
また、子供を信じる子育てには感じる所がありました。
子供の可能性を信じ、見守ってあげる事が真に出来るのは親だけなのだという現実を認識させられ、勇気づけられました。
(神奈川 会社員 43歳 男性)
● 知らず知らずの間に染み付いた固定観念を破られて、爽快な読後感がありました。
『道』の最新号では、サッカーの岡田監督との対談が一番面白かったです。
選抜された選手でも、必ずしも日本人としての自信に溢れているわけではないのですね。
(大阪 61歳 女性)
● 季刊『道』から得られるものは計り知れないものがあります。
これまで私は、高い目標を掲げて努力すること、切磋琢磨しながらライバルと競争し、お互いに高まっていくことこそ価値あることという認識をもっておりました。しかし、『道』最新刊166号にある金澤翔子さんの生き方は、競争や目標設定とは全く次元の異なる絶対的な生き方が存在することを教えてくれています。
本校では、「挨拶」「聞き方」「清掃」を重点として子供たちを指導しておりますが、これからは「相手との関係をよくするために」とか「きれいにして美しい学校をつくろう」などを知的に理解して実践させるのではなく、「挨拶することによって元気になった。力が湧いてきた」「掃除して教室がきれいになると頭がすっきりする」という事実を体験することで、よりよい実践ができる子どもたちを育てていきたいと思っております。
本当にありがとうございます。
(福岡 教員 53歳 男性)
● ダウン症の書家「金澤翔子さん」の記事で、お母様である泰子さんの深い愛情を感じ取ることができました。ダウン症の子供と聞くと、暗いイメージしかありませんでしたが、悲観することなく翔子さんを育て、ダウン症の翔子さんからも様々な事を学び取る謙虚さに大変感動しました。
また、翔子さんの相手を思う無垢な心、障がい者でありながら相手に喜びを与えたい一心で行なう純粋な行動に、健常者である自分がいかに小さく、甘えているかを実感しています。
人間として表面的に付き合うのではなく、心を持って心で相手と接することの大切さを教えていただくことができました。
(長野 会社員 36歳 男性)
● 野口さん、台湾と日本のためにありがとう
『道』(NO166秋号)は、平成22年の掉尾を飾るのにふさわしく、ひと際内容の充実した号であったと思います。金澤泰子さんの会見記事は、読んでいて何度も目頭が熱くなりました。もう一つ、ある箇所まで読み進んだところ、突然落涙の危機に見舞われ、そういう記事に出逢いました。
「野口さん、私はね、今の日本がとても心配です。(略)日本のためにありがとう。ありがとうございます。」
(「台湾訪問 高砂義勇隊を巡る旅」p53)
涙の堰が切れてうろたえた、と上に述べたのはこの件りです。野口さんは地の文で続けてこう言われます。
「私は蕭錦文さんの言葉に思わず涙してしまった。台湾人である蕭錦文さんの『日本のためにありがとう』の言葉」
この言葉を聞いて涙しない日本人がいるでしょうか。もしいるとしたら、「閉ざされた言語空間」(工藤淳)の混濁した空気を長いこと吸い続けた故に、救い難く感性を鈍化させてしまった人ではないでしょうか?
感情の昂ぶるままに筆を奔らせてこう書いた後で、或種の脱力感を伴ってやって来るのが、いやいや、大半の日本人がそうなり果てているのではないだろうか、という諦めに似た気持ちです。しかし詠嘆はやめましょう。そこからは何も生まれません。ここでは一つのことを確認すれば充分です。
すなわち-野口健さんという未だ40才前の若い日本人が、一老台湾人(今急速に和を減じつつある所謂「日本語世代」に属する方と思われます)によって発せられたこの言葉に感泣なさったその事を、こよなく貴重な事と受け止めましょう。そして、かつて日台の絆のために多少の尽力をした日本人として、蕭錦文さんの驥尾に付して申します。
「野口さん、台湾と日本のためにありがとう。ありがとうございます。」と。
(千葉 自営業 64歳 男性)
● 現代日本人全てが読むべき必読書
季刊『道』では、とかく狭い世界に陥りがちな武道の世界の中で、宇城先生の活動は武道だけに限らず様々な分野にまで大きな影響を与えており、一流一派に囚われず本当に広い視野をお持ちで、その姿に感銘を受けました。
空手関係の著書を読んで、格闘技テクニックを中心とする現代の空手とはかけ離れた技術と考え方に触れ、今まで自分がやってきた空手は何だったのか、本当の空手とは何なのか、と大きな疑問を持つようになりました。宇城先生の言葉は実践を通してのものなので、非常に説得力があります。宇城先生の著書を読み進めるうちに、武道を通して日本を再生したいという気持ちが湧き上がってきたことに自分でも驚いております。
気の文化を失いかけている現代日本人全てが読むべき必読書だと感じました。
(東京 サービス業 26歳 男性)
● あふれる真心と愛を読んで
翔子さんがダウン症であったことに対し悲嘆にくれながらも、翔子さんが生まれながらに持っておられた賢さに気づくことができたのは、お母様が書の修行を通し本物をみきわめることのできる目と心をお持ちだったからだろうと思いました。その気づきからはじまり、お母様が翔子さんを育てられるなかで人間として大切なことにどんどん気づいていかれ、その母の愛をうけて翔子さんが美しくのびやかに育っていかれる姿に感動致しました。
(大阪 教員 59歳 女性)
● 『道』は毎号、様々な分野の方の高い心の状態に本当に人間のすばらしさを感じます。特に今回、写真をたくさん載せて下さった金澤翔子さんの書にはとても心が引きつけられました。欲などいろいろなものがなくなると「愛」だけに人はなる。人は余分なものをたくさんくっつけて自分で自分を苦しめているのかもしれないと思いました。「愛」を体現している翔子さん。今度は生でその書から翔子さんの心を感じてみたいと思いました。
(山梨 鍼灸師 52歳 女性)
● 今の自分に気づける『道』
ホームルームで166号「あふれる真心と愛 金澤泰子」のところを子供達に私が読み、聞かせました。「いいお話を先生ありがとう」と帰り際に言ってくれた生徒もおりました。
自分は相手をやり込めてしまうところがあって、悪いものや、偉そうにする者に対して徹底的にやっつけることが正義であると信じて生きてきましたが、宇城先生の御指導を仰ぎ、『道』を拝見させていただいてから、「愛とは、調和とは、自身の成長とは、子供達のためとは」ということについて、たくさんの気づきと深さを頂戴して参りました。何度も読み返す度に、「こんな事書いてあったか・・・」と感じることもあります。どの箇所に「気がいくか」で今の自分にも気づけて本当に最高です。ありがとうございます。
(奈良 教員 46歳 男性)
● サッカーをずっと見てきたので、今月号の『道』の岡田監督との対談は大変興味深く読ませていただきました。前監督のオシムさんが病に倒れ、サッカー界に衝撃が走り、後任がいなく、また準備期間も何もない状態で大任を引き受けられた岡田監督を当時尊敬した覚えがあります。それだけに、ネガティブなだけのマスコミ報道の中で、チームを纏め上げてやり切った日本代表に感動しました。その原動力の中に宇城先生がいらっしゃったのは驚きと共に感謝の気持ちすらありました。
しかし、道塾で教えていただいている内容を思うと、深く納得できました。道塾で教わっていることを本気で身につけ、大勢で実践できれば強くなれる、ひとつになれる、ということを実際の形として見せていただいた気がします。(現在の日本代表戦でも国歌斉唱の際、選手・チームスタッフが全員肩を組んで気持ちを集中させていました。イタリア人監督の現監督ザッケローニ氏も一緒になっていたのは驚きました。きっとテレビを見ている子供たちにも影響があるかもしれません)
(千葉 演出家 38歳 男性)
● いつも感銘を受ける対談
いつも素晴らしい働きをなさっておられる方々との対談で、感銘を受けています。
166号では岡田監督との対談が特に印象的でした。ワールドカップでは、練習試合の成績が振るわず岡田監督はマスコミのバッシングにあっていました。ところが、本線で1勝するや否や、掌を返したような節操のない記事があったにも関わらず、岡田監督はゆるぎない精神に支えられているように見えました。私は岡田監督が宇城先生からご指導を受けていると聞いていましたから、実はその精神の強さを信頼していました。勝敗とは関係なく、素晴らしい結果を生み出すであろうと信じていました。
この対談を読んで、岡田監督が宇城先生が道塾の初級、中級で教えてくださっていることを実践できることを証明してくださったと思います。また、実践すれば、気の流れやエネルギーが大転換することも学ばせていただきました。結果とそこに流れる精神性に感動しました。
(大阪 相談員 55歳 女性)
● 金澤翔子様のお母様である泰子様の手記から、子供を信じ育てることの大切さを教えていただきました。私も過去、書道を行なっていた経験もあり、「風神雷神」の筆運びには鳥肌が立つほどの感覚がしました。また本人の天性の才能と親の育て方によって天賦の才能が作られたと思い、自分の子育てのお手本とさせていただきたく思います。
(大阪 会社員 38歳 男性)
● 今号の166号からは沢山のエネルギーをいただきました。
岡田監督の記事からは私の日本人としての魂に力を注いでいただきました。真の日本人としてこれから生きていこうと思いました。
また金澤翔子さんの記事からは本当に反省させられました。翔子さんの純粋な心からの行動に心を打たれました。そして翔子さんの真心、愛あふれる数々の行動に大事な事を教えていただきました。翔子さんの記事で私は心を洗われた様な気分です。
『道』からは毎号力をいただいております。本当にありがとうございました。
(東京 会社員 36歳 男)
● 岡田前監督の対談記事をとても楽しみにしており、その内容は期待通り元気の出る内容でした。そして金澤泰子先生の記事を読んで、日頃の仕事などの悩みは「オレの悩みなどちっぽけなもの」と気持ちが晴れやかになり元気をいただきました。宇城先生の「日常こそが修行」を念頭に置いているわけですが、「まだまだ道は遙か」と思い知らされます。
(長野 教員 男性)
● 思わず涙しました
通勤電車の中で金澤翔子さんの記事を読み、その真心に満ちた生き様に人前にも関わらず思わず涙しました。特に、翔子さんが優しい言葉をかけても相手からは「うるせーよ」という返事しか返ってこないにも関わらず、辛抱強く20年も声をかけ続けて相手が心を開いてくれたということには本当に心が震えました。
辛抱強さだけでなく、愛があるからこそ出来ることだと思いました。また、愛とは、相手の全てを受け入れることなのではないかと感じました。そうすると自分の悩みがスーっと小さく消えていくような感じになり、今私が抱えている悩みなどはこれから飛躍するための通過点に過ぎないと、もっとみんなを愛していきたいと思い始めました。
変わる方法を考えていても何も進展せず、宇城先生が講義中におっしゃったように「出来ない自分を捨てるだけ」なんだと改めて気付かされました。これからももっともっと謙虚になって、素直になって、頑張り続けたいと思います。
(埼玉 専門職 33歳 男性)
● 一人でも多くの人に読んでもらいたい『道』
いつも季刊『道』を通じて私たちに大切なことを伝えていただき、本当にありがとうございます。
金澤泰子さんの記事、深く感動しました。すべてが心に染み入る内容でしたが、とくに宇城先生がよく検証される、「1+1=2」という検証に関し、嘘そのものが言えないという翔子さんのお話に、深く考えさせられるものがありました。また、4歳と5カ月の娘を持つ親として、泰子さんの「1回しか教えない」という厳しさと優しさを合わせもった真剣な教育は、今後の私にとっての教育の指針となるものでした。また、翔子さんの書にぐっと引きつけられ、心が動きました。
本日、ある大学内の研究所に、『道』を3冊(164号、165号、166号)プレゼントしました。所長と女性職員2名が『道』を手にとり、パラパラとページをめくったところ、少し年配の女性職員の手が止まり、翔子さんの書いた「楽」という字をみて、感動しておりました。あと、前の授業で配った岩井喜代仁先生の記事に学生の一人が感動し、質問・感想カードのなかに、「感想しました!人生は一度きり。失敗したっていい。間違ったていい。それでも道をそれたらやり直せるんだ。そう思えました」という感想をもらいました。
これからも『道』から元気と感動と学びをいただきつつ、この『道』を一人でも多くの人に読んでいただくよう、微力ながら動いていきたいと思います。
(埼玉 会社員 38歳 男性)
● 心が打ち震える『道』での出会い
表紙の書道家、金澤翔子さんの姿。
筆をもつその右手、視線、地につく左手なんだろうこの力はこの姿は・・・
私と同じ空間にありながらまるで別の世界のような、柔と剛の相満つる不思議なものを感じます。
この書家がダウン症という先天性の障害を持ち、お母様との歩みを読ませて頂いて『道』を通じ出合う事の素晴らしさに心が打ち震えました。
私が会うことも知る事もなかったかもしれない世界や人、そしてその方々の内面、個性という一言ではとても語れない深淵な出合いを『道』でいただき感謝の思いです。
『道』の表紙の「目覚めよ日本人の底力!」に思う事。
今、日本で価値観が問われているように思う。
学歴、年収、地位さまざまなものが揺らいでいる。
そして、不況でともすれば拝金主義的な考えと社会保障という甘い罠。
私たち日本人としてのDNAを目覚めさせぶれない軸を取り戻したい。
(茨城 会社員 47歳 男性)
● 読んでいる自分も元気で清々しい気持ちに
岡田監督と宇城先生との対談では、現在の日本が置かれている危機的な状況や課題について、はっきりと指摘されました。毎年3万8千人の自殺者があり、9万人の行方不明者がいる日本。外国人に対するコンプレックスが消えず、地位肩書に弱い。逆に地位を得ると実力が無いのに偉そうにする日本人。本質を追い求めず、無責任にスキャンダルを面白おかしく報道するメディアと、それに踊らされる、熱しやすく冷めやすい私達日本人。このままでは本当に日本は危ないとお二人とも断言されていました。
また日本が本来もっているよさ、過去の日本人が世界の公となり信頼を築いてきた事。日本人である事が世界最強のパスポートであったという事。またワールドカップの体験から、日本人が謙虚になり和を重んじた時に、信じられない様な力を発揮するという事実と日本人の無限の可能性について教わりました。
お二人の話の端々に、本来の日本人を取り戻す。やれば出来るんだ、というエネルギーを感じ、読んでいる自分も元気で清々しい気持ちになる事が出来ました。
(東京 会社役員 49歳 男性)
● “人間の素晴らしさ”を開花できるように
真っ先に金澤翔子さんと母・泰子さんの記事を拝読させていただきました。
あるがままを受け入れられた泰子さんのご覚悟、翔子さんの溢れる愛、あるがままの人間がどれほど尊く、また素晴らしいか、そして人に感動を与えて下さるのか、言葉では表現しきれないほどのものを頂戴致しました。ついつい私は他人を意識し過ぎ、人より何か上手くいけば喜び、逆に上手くいかなければ落ち込み・・・、絶えず他人との力比べに終始してきたように思います。書の大家になられながらそこに驕るという、その驕るという意識一片すら持ち合わせず、トイレの掃除を無心で行なわれる翔子さん。
最初は私は意識しながらやらざるを得ませんが、それが無意識のうちに出来るようになった時、私自身も持つ”人間の素晴らしさ”を開花できるのだろうと思い、そこへ向かって日々行動していく他ない!と思わせていただきました。
いつも素敵な力を届けて下さるどう出版の皆様に深く感謝しております。ありがとうございました。
(広島 35歳 男性)
● サッカー岡田監督の記事を楽しく読ませていただきました。宇城先生の厳しさ、それを真正面で受けとめワールドカップで成果を上げられた岡田監督、お二人とも高い次元で生きておられる事を感じました。
また、金澤泰子さんの記事では、親が子を思う本当のやさしさ(きびしさ)に触れる事ができました。私達男性ではとても太刀打ちできないでしょう。
(京都 会社員 40歳 男性)
● 豊かな人生を歩む母子に勇気付けられました
「ダウン症の書家・金澤翔子を育てた母」の記事を読んで感動しました。知的障害を持って生まれた翔子さんは、社会構造もお金のこともわからない。だからこそ、かえって心が純粋培養されて、欲や競争心がわかない。このことが、凄い利点となって、愛情に溢れた純粋な魂となることができた。翔子さんの作品や豊かな性格の話をうかがうと、毎日の仕事や生活にあくせくしている自分自身を鑑みて、反省すべきところがたくさんあります。豊かな人生を歩んでいる母子にたいへん勇気づけられました。
(長野 歯科医師 51歳 男性)
● どのページからも生き生きとした躍動感が伝わってきます。
金澤翔子さんの表紙の迫力、笑顔のエネルギーは心に深く伝わってきました。真心は無限の力があるのだと教えていただきました。
空手の分解組手の写真(P.44)の子供のまなざしが一点の曇りも無く、透明感があり美しさを感じました。空手は透き通った時間の中にあるものなのかと思いました。
※『道』の感想文は読んですぐ書かないと自問自答が始まって書けなくなります。165号の大倉さんの対話の中の「新しい芽を吹く」、「一人一人が内から何かを感じてそこに目覚めて変わる」という宇城先生の言葉がやっと自分に入って来た感じがします。
感想が自分の中から出てくる頃に新刊が出てきてしまうのですよ!
(東京 会社員 46才 男性)
● 今の自分に足りないものに気づいた
「時速900キロの集中力と決断力」 (小林宏之さん)を読んで
今の日本人はいかにスピードが遅く、この危機に対して鈍感でいるかを感じました。
「判断に基準はありますが、決断には基準がありません。決断とは覚悟であり、それまでやってきたすべての経験です」という言葉に、今の私に足りないものを気づかされました。仕事に対して、自分の人生に対してどれだけの覚悟を持っているのか、本当に肚がすわっていないと反省しました。
また、間や眼、人間の知のお話は武術に共通する点がたくさんあり、非常に興味深く読ませさせてもらいました。どうしても自分の見えているものだけで物事を考えがちですが、もっともっとマクロの視点に立って見ていかないと、本当に尊いものが見えてこないなと思います。
(長野 会社員 44歳 男性)
● 金澤翔子ちゃんの風神と雷神の書道の写真がありました。言葉で表現することが難しいのですが、屏風と照らし合わせてみるとピッタリ合い、人の評価を考えて書いたものではないと感じました。
私達は普段、人に嫌われるのではないかとか、こうしたら会社での評価が下がるのではないかと考えてしまったりと、行動できない部分が日常生活で多々あります。今回の『道』を拝見させていただいて、まず行動だと改めて感じました。時間がないと焦りを感じると同時に、やる気も沸き上がります。貴重なお話ありがとうございました。
(神奈川 会社員 25歳 男性)
● 「今」という時間の中に生きていることを大事に
知的障害の特別支援学校に勤務していたことがあります。そこでは翔子さんと同じダウン症の子供たちもいました。私の担当していた中学生はダウン症ではありませんでしたが、重度の知的障害があり日常の生活も介助が必要な生徒でした。私の中では「親の方が早く逝くもの」という思いがあり、とにかく中学部を卒業する3年間で、少しでも自立した生活ができるようにという焦りがありました。かなり厳しい指導もしました。それは親がいなくなった後、彼らが生きていくのに必要なことだと考えていたからです。ある日、先輩が「この子たちにこれから最も必要なことは、周りの人に愛されるってことだよ」と言った一言にも、周りの人に愛されるってことは少しでも生活するのに他人に迷惑かけないことだと思っていました。
翔子さんのお母さんが「翔子の場合、時間の流れ方がみんなと違うんですね。今日よりも明日という目標に向かう縦軸じゃない。本当に今がいとおしい」とおっしゃっています。ここ数年で私自身が感じていたことと一緒です。あの頃、私があの子たちに「やらせよう」としていたことは、ものすごく思いあがった考え方だったことが今になってわかります。たかだか30年、40年の自分の狭い経験や知識のなかだけで、人間をどうにかしてやろうなどとは人を馬鹿にしていました。彼らが「今」という時間の中に生きていることをもっと大事にしてあげられたし、自分もそこから学べたような気がします。そう考えるとどんな障碍をもっていようと、やはり人は完成形で生まれてきていると思います。
今の翔子さんの成功の裏には、お母さんの考えられないようなご苦労がおありだったと思います。しかし、翔子さんやお母さんの姿を見せていただき、私自身も勇気を持って障碍児の指導にあたることができそうです。さらに肚をすえて教師という仕事にあたりたいと思いました。
(長野 教員 30代 男性)
● 涙が止まりませんでした
今秋号の翔子さんのお話、読みながら涙が止まりませんでした。自分の個展が終わり、ひとり膝まづいてお寺のトイレの掃除をしていたその姿、心に感動し、泣けて泣けてしょうがありませんでした。あまりにも純粋な心、行動に、言うべき言葉がありません。
また、表紙の写真も、書に対する鬼気迫るような集中力が伝わってくる凄味でした。
この素敵なインタビュー掲載の感謝の気持ちをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。
ほんとうにありがとうございました。
(東京 会社員 45歳 男性)
● 大きな指標「スポーツからスポーツ道へ」
道166号を読ませていただきました。宇城先生と岡田監督の対談とても興味深いお話だったと思います。自分も今回のワールドカップで色々な事を考えさせられました。
我々現代人はスポーツ=身体を動かす=良い事、と認識しがちです。
はたしてそうなのでしょうか?
何故スポーツをするのか?
何故応援するのでしょうか?
今、根源の部分が問われているのではないでしょうか?
その答えが、この対談の中に有ると思います。
宇城先生が仰った、
「スポーツからスポーツ道へ」
我々は大きな指標を知る事が出来ました。
スポーツを見る人も。
プレイする人も。
応援する人も。
関係者も。
スポーツ道に向かえば豊かなスポーツ文化を育む事が出来ると思います。
(埼玉 会社員 36歳 男性)
● 心豊かになる、勇気ある深いお話をありがとうございました
岡田監督、2010W杯サッカーでの感動をありがとうございました。
宇城先生から当時、「皆で岡田監督を応援してほしい。その心と気が伝わると日本チームが強くなるから」と言われましたので、応援させていただきました。これからも、新しいステージでのご活躍を信じております。
小林宏之様の、空での究極の危機管理の豊富なご経験の数々は、自分のようなものにも、大きな深い叡智のようなものとして、心身に浸透してまいりました。日常を生きていく上で、いつまでも記憶に残り、教訓となります。特に、1ヶ月に1回でも見直して、それが見るごとに変わっている箇所があることに気付くことが大切だというところは、是非継続したいと思います。ありがとうございました。
金澤泰子様の「あふれる真心と愛」につきまして
自分の浅い考えからか、仮に人類があらゆる問題を解決して理想社会になったとしても、一番最後に残される課題が「障害」とかでは・・・、と思っておりました。それ程、自分にとっては「障害」は難しい問題でありました。それを、金澤康子様は超えておられますことに、感動と尊敬の念を抱かせていただきました。
また、39ページの「どんなに時代が良くなっても、『みんなと違う子』ということは苦しいですね。
自分の来た道だからよくわかるのね。(中略)せめて希望が無い人たちの希望になれればと思っているんです」のところは思わず涙がでました。それと、翔子さんの「書」で「楽」という素晴しい字など拝見して、自分もまたゆっくりと下手な書道を再開しようと思いました。
いろいろと、心豊かになる、勇気ある、深いお話をありがとうございました。お二人の「これからも良いことが沢山ありますように」という声がどこかへ必ず届きますように・・・。
(大阪 会社経営 59歳 男性)
● 真の親子の向き合う姿を見ました
166号の「ダウン症の書家金澤翔子を育てた母金澤泰子」を、ある人から勧めていただき読みました。いま子供にしてやれることは、しっかりと寄り添ってやる事かと思っていたところに、この記事に出会い、飾らない真の親子の向き合う姿を見せていただきました。子供の成長を思うならばまず、親が成長しなければならないのだと思いました。
(大阪 会社員 47歳 男性)
● 今号の金澤泰子先生のお話は参考になりました。
命を懸けて翔子先生と接してこられ、厳しさの中にも深い愛情があることが伝わってきました。お互いが切磋琢磨しているのだな、そして、命を懸ける覚悟と謙虚な姿勢が大切なんだと実感しました。まさしく武道家です。
泰子先生の「月は自ら光を放って輝きません。翔子も同じです。自分を取り巻く方々の優しい思いに照らされて、初めて輝けるのです」という言葉は響きました。自分も謙虚に、そして心を開いて生きていかなければと教えられました。
(兵庫 公務員 40歳 男性)
● 今の日本人にとって大切な切り口を与えてくれる『道』
今号の対談「目覚めよ 日本人の底力!」は宇城先生との対談だからこそ発せられる岡田前監督の指導者としての裸の言葉が、リアルな臨場感で伝わってきました。それは指導者を変えることで、サムライジャパンの一人一人が変わり、そしてその変化が多くの日本人を感動させたというまさに動く船を造った現場の言葉だと思いました。目の前の出来事に目を奪われ、そのことだけに大騒ぎしがちなマスコミやそれに踊らされてしまう少なくないファンを横目に見ながらも、自分の信じる道を歩み続け、そしてさらに高いステージに進もうとする岡田前監督と、その進む道を力強く応援し導く宇城先生の姿にこれからの日本の底力の一端を見た気がしました。
会見「あふれる真心と愛」の記事も素晴らしかったです。金澤泰子さんが我が子、翔子さんをダウン症と診断されてから、今の書家 小蘭、翔子さんに育て上げるまでの心の葛藤や苦悩の道を経てきたその道程に、人間の可能性への諦めない姿勢の大切さが強く感じられました。そして翔子さんのその書の素晴らしさ。多くの人の心を引きつける訳が、書そのものを見ればなんの説明も要らぬほどよくわかります。なかでも「無」という字はこれほどエネルギーにあふれたものであることを初めて認識しました。今最先端の物理学の世界では、真空すなわち無の世界が実はエネルギーに満ちた未知の世界を含んでいることが理論的に予想されています。このことを翔子さんはたった一文字で証明しているかのようです。お母さんの泰子さんが「翔子を見ていると、永遠、久遠っていうんですか、今がすごく豊かですね」というように、翔子さんの今は永遠としての今につながっている感じがしました。宇城先生が言う今を広げるということの一つの解が翔子さんの世界では具現化されていると思いました。
茨城ダルク代表 岩井氏の問題提起(医療費削減における、処方薬依存の実態)は、現代の見捨てられた闇の部分を指摘していると思います。このような誰もが避けてしまうような問題について、その矛盾を強く訴えつつも真摯に真正面から受け止めているその姿は実に頭が下がります。人の世は光の部分だけではなく闇の部分、それは好むと好まざるに関わらず生じてしまう世界があり、社会がどのようにその世界を避けて通らずに本質的なところを押さえながら解決しようとするかが、真の意味での先進国となれるかどうかの試金石なのではないかと思いました。今回の問題提起はすでに個人や小さな団体だけの力では困難な物を含んでおり、まさに政治に関わる問題として氏の視点、提起が活かされるべきではないかと思いました。
『道』のなかで語られることは、まさに今の日本人にとってとても大切で重要な切り口を与えてくれています。これからもますます読者の気付きを誘発する切り口となる記事を発信し続けて欲しいと思います。
(宮城 会社員 54歳 男性)
● 日本人の魂、人間の本当の力を学べる『道』
今号の『道』も身が引き締まる思いで読ませていただきました。『道』で紹介されておられる実践者の方々には、いくつかの共通点があると思います。それは、私も欲もなく謙虚であること、ゆるぎない覚悟をお持ちであること、独自の時間感覚をお持ちであること、損得ではなく愛で行動されていることなどです。そして、その根底には現代の日本人が失ってしまった日本の心があります。私がこれまで生きてきて、学校でも社会でも家庭でも学び得なかった、日本人の魂、人間の本当の力というものを学ばせていただける『道』を、人生の教科書として愛読しております。
毎回紹介される実践者の方々の心に触れ、横着な私の心も共振し、何かせざるを得ない、行動しなければならない気持ちとなり、まずは家庭、職場、地域社会と、己の身近なところから滅私奉公に取り組んでおります。
(福島 公務員 42歳 男性)
● 書道家の翔子さんの書がとても素晴らしく思いました。初めて書というものに感動しました。
機会がありましたら、是非本物を鑑賞したいものです。
(福島 会社員 49歳 男性)