季刊『道』 158号(2008年秋)
● 自分で『道』を買って読ませていただくということは今回が初めてだったのですが、この本が家に届いた時はとてもワクワクしていました。この本を隅から隅まで読ませていただいたのですが、その全てが自分に気付きを与えていただき、その中でも特に自分の不甲斐なさに気付かせていただいたところがあります。
それは、大塚貢先生の言葉で、「エネルギーのたまっている子供は、それを発散するために何か悪いことをする」という言葉で、実はこの言葉を読ませていただく直前に自分がみっともないことをして、野球部の監督にこれとほとんど同じことを言われて、この言われたことを考えていて、ふと『道』を読むとこの言葉が書いてあり、「ああ、こういうことだったのかあ」と気付かせていただき、同時に自分が持っているエネルギーをどうでもいいようなことには使わずに、もっと良い方に使っていこうと思いました。この本を通じて色んなことを気付かせていただき、ありがとうございました。
(奈良 17歳 男子高校生)
● 158号を読んで感じたのは、子供達の持つエネルギーのすばらしさです。熊森協会の森山さんが語った、純粋に動物達を守ろうと、大人に何を言われても引き下がらない強さ。大塚先生が語った、食を変えるだけで驚くほど変わった子供達の素直さ。親子塾の感想文に共通する、“できた”ことに目を輝かせて喜び、自ら変化する。本当に変化するよう努力しなければならないのは、私達大人だということを痛感しました。
(兵庫 真珠加工 32歳 女性)
● これまであまり人生を深く考えることなく過ごしてきましたが、使命をもって真剣に生きる人の姿にふれ、これを機会に自分を高めたいと思います。
(大阪 保健師 37歳 女性)
● 今回の『道』では、行動していくことがいかに大切かということを学びました。宇城先生がいつもおっしゃる、頭ではなく身体で考えることがいかに重要であるか、あらためて気づかせて頂きました。
熊森協会の森山さんの話では、子供たちの本能的な行動力、それに応えた先生の心。
食育での大塚先生の活動が、子供の変化をもたらすこと。
樽職人、玉の井さんが伝統の技を時代時代に反映させ、生き抜いてこられたこと。
全て逃げない心をもって行動した証であると思います。今回もすばらしい話題、ありがとうございました。
(愛知 46歳 男性)
● 『道』は会社で購読していますので、毎回読んでいます。お金や名誉に関係なく、真剣に自分の使命をまっとうしておられる姿に感動します。自分も少しでもこのような人たちの心に近づきたいと思います。
(奈良 61歳 男性)
● 158号を改めて読ませていただいて強く感じたことは、道に掲載されておられる方は「給与の面や誰かに誉められる等の他者から与えられる物に焦点をあて、自分の仕事に取り組むという低い次元の気概ではなく、自分が追求したい事を追求することで、結果として世の中のためになっているという高い次元の気概で仕事をなさっている」ということである。特に、日本熊森協会会長 森山まり子氏の「祖国のために」という思いが今では「地球保全」に発展して、それは思いだけではなく、成果を伴った活動に結びついている。森山氏の愛と怒りを伴った活動には大きな力を感じる。私を含めて人には愛と怒りを伴った感情は少しあるが、森山氏のように「私以外に誰もやる人がいない」という程の大きなエネルギーではない。それを得るために宇城『道』塾で学ばせていただいているが、野田和樽職人 玉ノ井 芳雄氏がおっしゃるように「師の技盗む」気持ちで、私は『道』塾で挑んでいなかった。また合気道スクールオブ植芝主宰 五月女貢氏のおっしゃる「最中の気配り」についても出来ていない。また森山氏のある社員の森山氏に対する姿勢は、とても参考になった。私は宇城先生にお言葉を頂戴しても「はい、わかりました」と思って行動できていなかった。しかしそれは難しいと思っていた。これを機に「はい、わかりました」を実行して、「他尊自信」に到れるように努力していこうと思う。
(広島 女性)
● 毎号『道』には、先人達の英知が詰まった内容が深い次元にも関わらず、分かりやすく掲載されており、大変学びの多い本だと思います。しかし、私自身は、『道』から、学び取るという姿勢が重要だと思っています。今の日本人に忘れ去られた何かを各人が学び、取り戻していくきっかけとなる指針となる本、いや、教科書だと思っています。
(大阪 自営業 40代 男性)
● 私も仕事柄取材をする事があり、ライターの担当者を連れて、様々なキーマンと深い話し合いを行なうことがございます。姿勢を正し、身体に気が流れる事を確認しながら、相手に集中する取材の瞬間をより高い精度にするため、『道』を拝読することにより、別の角度から勉強させて頂いております。
(京都 40代 男性)
● 毎回各界で活躍されている人たちの考え方や生き様を勉強させてもらっています。お金や人の評価に左右されることなく、しっかりと足元を見つめ自分の信念に従って真剣に生きる話を読むことで、自分をもっと高めて努力しなければならないと毎号、身の引き締まる思いです。
『道』と平行して『致知』も定期購読しているのですが、僕は漠然とですがこれからだんだんと行ったり来たりを繰り返しながら少しづつ日本は良くなるように感じています。毎日のニュースでは不祥事や痛ましい事件が多いですが、僕よりももっと若い世代の人でも日本を良くしようと努力したり活動する人が少しづつ増えてきているように思います。だんだんと『道』を読む人は増え、少しづつ少しづつ世の中は良くなると思っています。
(大阪 40代 男性)
● 季刊『道』では、様々な分野で活躍しておられる方々を通して、真剣にやることで「美」を与えることが出来るのだという事が解りました。武道に関係の無い方々の記載もあり、自分を磨くための方法を色々な角度から探求させていただいております。
(広島 30代 女性)
● 日本人の心に宿る素晴らしい文化、再現できなければ、形にできなければ伝承したとはいえない、見た目は日本人でも自分の心に受け継ぐ器ができていないと感じています。日々の生活の中にこそ、器を作る鍛錬をしていかなければならないと感じています。今の日本が失った大切な部分を知っている、あるいは実践してきた方々の貴重な経験と思いがこめられていると思います。
(兵庫 40代 男性)
● 『道』は出版を重ねるごとに広さ、深さが増して、最近は特に急成長したように思われます。書店に行っても武道コーナーにしか置いてないのが残念でなりません。どんな逆境にも必死で立ち向かい真剣に生きている姿に感動し、毎回泣いてしまうのですが、同時に自分の不甲斐なさも思い知ります。今改めて思うと、『道』に出合わなければ宇城先生との出会いもなく、その後に出会った人達との出会いもなく、「頭」で生き、偽物の人生で終わっていたかもしれません。言葉では、まして文章ではとても伝えきれませんが、『道』をつくってくださって本当にありがとうございます。
(兵庫 30代 女性)
● 読むと元気になる、エネルギーが出る。時間をおいて2回、3回と読んでも同じ結果が出る。深さがあるので10年後、20年後もずっと繰り返し読みたい本です。
(大阪 30代 男性)
● 今号の「日本熊森協会」は、以前パンフレットはいただいているのですが、改めて宇城先生の紹介で本文とともに読ませていただきました。森山さんの活動にいろいろなことの原点を見たような気がしました。純粋で馬力があって身近ですぐ会員になりました。
(大阪 50代 女性)
● 色々な先生方の言葉は非常に勉強になります。『道』を読ませていただき特に感じたことは、自分が気持ち的に不安定になったとき『道』を読むと心が自然と正される。元気がでます。
(神奈川 20代 男性)
● 武道家に限らず、各界で活躍される方の記事があり、今までほとんど興味を引かなかった食物や武道関係以外の伝統文化にも関心が向き始めました。そうかと思うと、ダルクの岩井氏のように自分の仕事にぐっと近い方の記事があり、読むことで自分の世界が縦横に広がっていく感じがしています。また、これまで紹介されている記事に共通しているところを抽出していくと、人間にとって一番大事なものが見えてくるような気がしています。
(千葉 裁判所職員 30代 男性)
● 登場する人物、記事がすごい!第一級の日本人の意識の根底には『争わない』で家族、友だちや伝統を守り切る工夫があるように思えます。大競争時代といわれる現代にあって、宇城先生をはじめ、戦わずに勝つ努力を極めておられる方々が、次から次と紹介されるのですから、じつに読み応えがあります。
宇城先生のいわれる、『それぞれの持つ術技をとおして、内なる自己を高める』お人たちの生き方が紹介されているということは、編集者もまた、それとわかる見る目のある方ばかりだと言えましょう。今後の『道』に期待するとともに、ささやかでも応援してゆきます。
(千葉 50代 男性)
● 凄まじい実体験からくる真の言葉、生死を分けた修羅場をくぐり抜けてきたからこそくる熱く深い心の言葉、これからの社会に方向を示しこれからの人をつくりしための、まさに『道』となるものと思います。
(宮城 40代 男性)
● 失われつつある我が国の伝統、文化がいかに大切か、日本人として恥ずかしくない人生を送ろうと感じます。
(群馬 40代 男性)
● 『道』では多くの先生方が登場して下さっていますので、その分、物事を多方面から捉えるよい機会を与えて頂いております。『道』の場合は季刊誌ということもあり、日常というよりも定期確認の意味合いを強く感じておりますが、いずれにしても私にとってどちらも大切な人生のバイブルであることは間違いありません。
(静岡 30代 男性)
● 『道』はいろいろな先生の生き様を学ぶことができ、自分の甘さを反省することができる大切な教科書です。
(新潟 海上保安官 男性)
● 『道』に掲載されていた辰巳先生の話を読んで、「あなたのために」という心の大切さを学びました。日常生活において一つ一つのことを丁寧に心をこめて行わなければと強く思いました。そして、学校で子供たちにも、教室の清掃や給食の配膳台を拭くとき、丁寧に心をこめて行うように指導しています。
(東京 小学校教員 40代 男性)
● 『道』で宇城先生と対談される各界著名人の方々は共通の迫力があり、言葉の重みがあり、その裏での凄まじい努力がひしひしと伝わってきます。それぞれ道を究められた人のお話を読むたびに、自分の情けなさ、慙愧の念を感じるとともに、同じ人間なのだから自分もがんばらなければならないという決意も固まります。宇城先生の著書や『道』は、日常生活の中で繰り返し毎日読ませていただくことで、エネルギーが湧くとともに、今の現状ではだめだという反省を常に促してくれます。このような活きた本は、なかなか他にはないと思っています。
(愛知 高校教諭 30代 男性)
● 『道』では、毎回宇城先生の対談を読んで、世の中には広く知られてはいないくても、素晴らしい実践・生き方をしておられる方がいるというのを教えていただき、自分も頑張らなければと力をいただいています。
(神奈川 養護学校教員 40代 男性)
● 『道』は毎回素晴らしい人物を紹介して頂き、感謝しています。日本にはこんな素晴らしい人たちがいるのかと驚き、関連書籍を読むきっかけになっています。見識が広がりました。
(神奈川 30代 男性)
● 『道』を購読させていただいてから、もうすぐ2年がたとうとしています。はじめは、掲載されている方々の行動に圧倒されるばかりでしたが、最近は日々の生活や生徒指導に少しずつですが反映できるようになったと思います。また、158号では、教師としてもっと行動力をつけていかなければいけないと、紙面から大塚貢先生(会見「人間をつくる食の力」)が現われて直接叱咤激励していただいた感覚になり、身が引き締まるとともに今後の活力となりました。ありがとうございました。
私の勤めている学校は、自閉症の生徒と健常児がともに学ぶ混合教育を実践し、人間教育を推進しています。健常児の中では、不登校生や社会の犠牲となった子供たちも少なくなく、再起をかけてがんばっています。淀んだ社会に巻き込まれることなく、明るく、強く生きていけるように、『道』をみちしるべにして、心のこもった指導を展開していきたいと思います。
また『道』は、自分自身を客観的に振り返ることのできる素晴らしいものですので、今後も、同僚や、友人、知人にも広めていきたいと思います。
(東京 高等専修学校 教諭 男性)
● 宇城先生と日本熊森協会森山会長との対談は示唆に富むものでした。理科の先生から自然保護の“戦い”に身を置くことになった森山さんの「自然保護は人がどう生きるかという教育そのもの」という言葉に象徴される活動は、人間が自然を師として学ぶ必要があることを身をもって示しています。まだ団体として小さな頃に国会に乗りこんだ勇気、そして怒られ、笑われ、馬鹿にされてもくじけずに信念を持ちつづけていく姿勢は、理屈ではなく人間の持つ感性や本能に素直に従う強さを持っているからだと。森山さんが一緒に活動して改めてその素晴らしさを感じた、子供たち中学生が持つその素直さは、人間が忘れてならない大切な財産なのでしょう。
こういった財産を大人になるとなくしてしまう場面が多いことは自らを省みても忸怩たるものがあります。動物を駆除の対象としてしか捉えられない行政に対して「困難がきたら乗り越える対象でしかない」という森山さんの決意を込めたこれからの活動は、まわりの人に勇気を与えながら、さらに真の意味での自然との共生を目指してゆくものだと思いました。次号の内容も楽しみにしています。
(宮城 50代 男性)
● 『日本の自信と誇り「気」』を読ませていただいて、日本人である私たちが表面的なものではなく、もっと宇城先生の「真実」に迫る、「真意」を理解できる、感性を磨くことが大切だと感じました。流儀会派にとらわれずオ―プンで柔軟な姿勢、合宿に1週間という時間を費やす情熱、そして、宇城先生の指導を見て「技の指導を超えた人間の指導」と言い切れる感性――日本と海外ではすでに差がついてしまっていると感じました。自信と誇りを取り戻し、日本の未来を変えるには、宇城先生の思いを受け取る私たち一人ひとりにかかっていると思いました。
(東京 37歳 女性)
● 『道』を購読したのはまだ一回ですが、やっぱりそこらへんの週刊誌や雑誌とは違うなと思いました。これからも購読し続けて、今の自分のレベルでいいので理解していきたいと思っています。
(奈良 男子高校生)
● やはりこの季刊誌は「自分自身に問いかける部分が非常に多い」というのが、おおまかな感想です。人間、事が順調に進めばどこかで楽をしてしまいます。そうなりつつあった自分に『道』は喝を入れてくれました。「気」の存在、そして「気の開発」など、自分自身に問いかけるように熟読してしまいました。今ではデスクの上に常に置いてあります。
(東京 映像制作 男性)
● 大変素晴らしい内容でした。道として伝えるべきことが明確に誌面から発信されていることが感じられました。宇城先生が世界でどのような活動をされ、どのように評価をされていらっしゃるのか分かりました。世界の素晴らしいものを受け入れる、そのスピードと感性の豊かさが誌面から伝わってきて、日本がなんてぼんやりしているのか気づかされました。『道』の読者の感性のスピードを上げる誌面づくり、これからも期待しています。
(福島 男性)
● 今回は「日本再生のエネルギー」という特集ですが、このエネルギーこそ『道』に込められた想いだと感じました。昨今、計量的なものやインスタントなコツばかりがもてはやされていますが、そのような場当たり的なものとは本当に次元が違うと感じます。
気、職人の感性、森の機能、食育、どれもすぐは目に見えず、『道』が伝えんとする内容は難しいです。でも、今の自分にわからないからこそ、自分を引き上げなくてはいけない。その厳しさがまた明日へのエネルギーになるように思います。毎回人生の推進力を与えてもらい、この『道』に出会えたことを感謝します。
(千葉 法律事務 30歳 男性)
● 毎号楽しみに読ませて頂き学ばせて頂いております。
今回、「人間をつくる食の力」大塚貢先生の記事を読ませて頂き、子供の教育の大切さをどれほど考えておられるか、しみじみ伝わってきました。「体を作る食事と心の教育」子供達を育てようとする強い意志に子供達が応えていく姿に、子供と対する大人がどうあるべきか真剣に考えなくてはならないと感じます。
今回、地域で食育アドバイザーをしております家内に、この記事を見せたところ「すっごくいい内容で感動した」と言っております。私が「まだ読みかけなので返して」というと「私もほしい」と返してくれません。『道』のファンがまた一人増えました。
どうぞ、日本と人間のすばらしさをこれからも伝えてください。ありがとうございます。
(茨城 男性)
● いつも心に響く季刊『道』をありがとうございます。
今号は始めからとてつもなく深い内容と、自分では到底追いつけぬスピードに翻弄されております。「できない自分を知る」という言葉は外から見れば単純な言葉かもしれませんが、それを認めてしまう事を誰しも怖くて、一歩前に歩めないのが私達だと思っています。
しかし、宇城憲治先生の「気」は希望と勇気を与えてくださり、前に進める自分を気付かせて下さる希望を生む御指導だと感じました。
人は本当に感動すると言葉であれこれ言えないのが本当だと思いますが、コロラドでの宇城憲治先生は言葉ではなく心でご指導されている事が、今号の記事で凄く伝わってきました。宇城憲治先生のような、まさに「先生」という言葉に相応しい先生が日本に居られる事を同じ日本人として誇りに思います。今号も素晴らしい本をありがとうございました。
(三重 男性)
● 今号を読ませて頂いて宇城先生の塾を終えた時の気分になりました。先生の記事はもちろん食育アドバイザーの大塚貢さんの記事もとても感動し、現在指導している子供達や親にも伝えていこうと思いました。本気で向かわれている方々のエネルギーから自分の明日への希望にし、行動していきたいと思います。
(茨城 男性)
● 今回も様ざまな皆様のご活動に強く励まされます。宇城先生のご活躍は、筋肉パワーが支配する武術界、格闘界、スポーツ界において、「調和の心=自己に克つ心」主導のご指導に、新しい世の中を創る素晴らしいエネルギーが横溢していると感じます。そして、記事の中で五月女先生がご指摘くださった「しかし、みな『宇城先生がすごい』というだけで、その本質の追究がない」というお言葉は、とことんしっかりと自戒の言葉にさせていただき、未熟な自分自身を鋭く見つめ、その「できない」自分を的確にフィードバックして本質の追究を展開させていただきます。また、「荒っぽい樽が野田の樽」と言われる玉ノ井氏のお言葉にふれて、私の心は合気道開祖の激しさに裏打ちされた柔らかい合気へと向かいました。「伝統の技は/常に変化して/軽やかに翔ぶ」(樽職人の詩より)
森山まり子氏は、実に様ざまな生命が共生している森の危機を、ツキノワグマ絶滅の危機にシンボリックに直観し、それが人間の生存の危機につながると感じて立ち上がり、活動を継続しておられるのではないかと思いました。大塚貢氏のご指導をいただいている子供たちは、「食」を通して、実り豊かな未来へ子供たちを送り出す大塚氏の愛情を、全身で受けとめ、その愛情をかたちにする方向で力強く未来へ歩いていってくれるだろうと思いました。
岩井喜代仁氏が述べられた、『「薬を使ってきた人間がゼロからの出発をしてきた」という自負がある。』と言うお言葉にも、未来へ向かう力強い響きを感じました。「ゼロ」から、それでも未来へ向かう心には、それまで中毒になるほど依存してきた薬を断ち、つまり圧倒的な困難から心を新しい自己へ振り向けて自立し、しかも、そのような新生への旅を励まし合いながら苦楽を共にする仲間と共に生きてゆく心の強さを感じました。
(東京 50代 男性)