季刊『道』 154号(2007年秋)
● 今年の春に季刊『道』を知り購読を続けております。それ以来、いままでの日常の自分の生活態度や習慣へ反省と、今後の奮起を誓っています。日本古来から実践されている「型」には心と身体を鍛え、それが家庭や社会に大きく影響していくものであることを知りました。「型」をはじめ家庭や社会の秩序を自然とつくりあげた日本の文化や習慣を再度見つめ直すことが、今の日本社会には必要であると強く感じています。
(東京 44歳 会社員 男性)
● 『道』は私にとって、生き方の指針となる一番の雑誌です。武道経験のなかった私が『道』に誌名変更し、様々な分野の方の記事が載るようになってから、ずっと愛読しています。その生き方、その心に涙が出るほど感動します。編集部の誠意と熱意が伝わります。『道』に出会えて良かったと、心から思います。
(兵庫 31歳 会社員 女性)
● 『合気ニュース』から『道』に誌名変更になった時は、合気道の記事が減ったと多少感じておりましたが、号が進むにつれて合気道のみならず武道全体、さらに言えば日本人としての誇りを感じさせてくれる内容になっていきます。これからも楽しみにしております。
(東京 50代 獣医 男性)
● 私が心から愛する、人生の教科書です。私の生き方を変えるきっかけにもなったこの本を一人でも多くの人に読んでもらいたい。
(東京 女性)
● 感動しました。言葉に重みを感じ、気がついた時、涙が流れていました。
(東京 42歳 教員 女性)
● 今号の茨城ダルク代表の岩井さんと宇城先生の対談は圧巻でした。人間対人間のぶつかり合い、お互いのもつ自信がぶつかり合って、さらなるお互いの気づきを誘発しているような。闘っているわけでもないのに、火花が散ると言う表現がぴったりの対談でした。
お二人の今という時の捉え方が非常に近いことが感じられました。今しか変えられない。過去は変えらない。未来はまだ来ないわけだから変える術がない。しかし今は変えられる。今を変えれば過去も生きる、つまり変えられる。そして当然未来が変えられる。岩井さんの生き様はその時々の今を変えたからこそ、過去が活きている。そしてこの対談で気づかれたように攻撃は最大の防御という新たな気づきを加え、さらに今を変えることで、未来を変えていかれるのでしょう。この対談を読んで、自分の中にも一つの気づきが生まれました。お二人の火花が飛び火した感じです。
岩井さんがもうこれ以上有名になりたくないという言葉はこれからの活動を進める上で大切な心構えと思いました。元やくざの組長という部分だけが、興味本位に取り上げられがちなところを防ぎ、本当にやりたいことを攻撃を最大の武器として活動され、少しでも苦しみのなかにいる人を救い、薬物の害が無くなる社会を目指していって欲しいと思います。
本誌も『道』に変わったことで、いろいろな人の気づきを誘発させてきていると思います。これからも飛び火する記事を期待しています。
(宮城 50代 男性)
● 『道』154号拝読致しました。全編にわたりその道を極めた方ならでの含蓄ある言葉が綴られていると感じ入っておりますが、特に宇城先生の「気づく、気づかせる」特別編はやはり格別の興味を抱かせてくれます。
そのひとつひとつの言葉が、自分のレベルが到底そこまで達していないのにもかかわらず何か納得がいくというか、すーっと自然と身に入ってくる感じがして不思議です。言葉で表現することは難しいのですが、気持ちよく心に響きますし、上滑りしていない実体のともなったものであるという気がいたします。やはり真理を極めた人間の持つ本当の自信から発せられる言葉だからなのでしょうか。このような方が存在していることは我々にとって大きな希望であると改めて感じました。
(東京 会社員 42歳 男性)
● 宇城先生、岩井先生のお話に非常に感銘を受けました。岩井先生は御自分をよく見せようなどという飾りは微塵も感じさせません。その言葉には現場に生き、現場を知った人間の迫力がありました。『今日一日』というコンセプトは、弱い人間の心を知った上でそれを打開しようという厳しさと優しさを感じさせます。
『道』で紹介される本当の価値を持つ方々に誌面を通し触れることにより、私たちは揺るがない本物の審美眼を与えていただいていると思います。
これからも私たちを変えていただける一言を心待ちにしております。
(運送業 36歳 男性)
● 辰巳先生の記事に感動しました。生きるということに対し、如何に真摯な態度で臨んでいるかをうかがい知ることができました。食も武も原点は生きるということにあるものの、「ただ生きる」ではなく「心豊かに生きる」というレベルの高いところを追究しているものだと感じました。こうしたことに実践をもって気付かせてくれる先生方がいるということは本当にありがたいです。
(千葉 警備業 20代 男性)
● 素晴らしい内容をありがとうございます。ダルクの岩井氏と宇城先生の対談は迫力がありました。やはり、本物は違うと思いました。
(神奈川 接骨院 60代 男性)
● 最近少し悩むことがあり、『道』が届いた時、表紙の余りにもの迫力に、一瞬ひらく事をためらうほどでした。しかし、各先生方の記事を読み新たなエネルギーをいただきました。
(東京 整体師 30代 男性)
● 毎号、写真、記事ともによくなり、心に染み渡るような季刊誌です。読むたびに深い感銘を与えてくださり、感謝しております。
(東京 空手師範 50代 男性)
● 道は私自身の生き方を考えさせられる本です。行動を起こしている方達の言葉には心に響く何かがあります。今の自分が情けなくなり、『私も同じように真剣に生きたい!』『この人たちに負けていては ダメだ!』と毎回考えさせられます。ある個人個人では日本の将来を憂う方達はたくさんいると思いますが、それを特集し、発信しているものは他には無いのではないかと思います。『道』が日本再生の砦だと思っています。
(千葉県 ビデオDVD販売業 30代 男性)
● 様々な武道で修行の眼目として、円満な人格の育成、平和な社会の実現といったことを謳っていますが、武道を稽古することと平和な世界の実現ということが、どのようにつながるのかを今まで真剣に考えたことがありませんでした。今回の記事『平和への理論と実践、そして「気」』を読み、目の前の相手に調和する(少なくとも調和しようと努力する)ことが、究極的には「戦わずして勝つ」ことへの第一歩となり、さらに平和への一歩となるのだと思いました。
(神奈川 小学校教諭 30代 男性)
● なぎなたの松尾先生の「小さい時から練習した子供は…」やダルクの岩井さんの親の威厳のお話を読みまして、子供の未来を決めるのは親、先生等大人であると思います。今のおかしくなっている日本を見ていると、子供と一番接する大人である親が、まずは家庭から見つめ直す必要があると痛切に感じました。
(千葉 公務員 30代 男性)
● 岩井先生と宇城先生の、実体験に基づいた確信と厳しさ、その裏にある深い深い優しさ、迫力に心を打たれました。社会や人を本当に思うとはどういうことなのかを教えていただきました。「変わる」とは、簡単なことではないけれど、「必ず変われる」ということを、命をかけて伝えてくださる先生がいる――『道』を読んで感動するのは、先生方の命がつまっているからだと思いました。
(東京 主婦 36歳 女性)
● 今回、高校野球をご指導なさっている有馬監督の記事が面白かったです。なかなか信頼できる教員が少なくなってきている現在、こんなに純粋な方がいらっしゃるのは子を持つ親としては本当に嬉しい限りです。走りこみをするグラウンドを「甲子園への道」ということでお一人で整備したエピソードはとても素晴らしいなと思いました。そのような教えから巣立った学生は、将来きっと立派な社会人になっていくだろうと感じます。
(神奈川 営業 40歳 男性)