季刊『道』 145号(2005年夏)
● 戦争の事は歴史の時間やテレビドラマぐらいでしか情報が無く私達戦後生まれの世代には、まったくの他人事でした。そういった中での浜園氏の体験談は非常に心を打たれました。今の日本になるまでにはさまざまな人の努力や犠牲があったのだから感謝しなければと感じました。最近では努力する事がかっこ悪く言われたり、足を引っ張ろうとしたり、無気力を装い今がよければそれで良いという風潮が見られるが、努力する事を惜しまないという気持ちは必要だと教えて頂きました。
(女性)
● 『人間の翼』の浜園さんのインタビュー記事は、特攻という極限の世界で生き抜いた人の思いが記事の合間からも伝わってくる感じがした。おそらく直接話を聴けばそのさらに何倍もの深い思いの大きさが感じられたのではないか。「動く船を造ってください。動く船。」のところはぐっと来ました。自殺やいじめや殺人など、見せ掛けの平和の中に潜む病巣を直していかないと、目に見えない別の形の戦争の中に、日本が入っていってしまうのだろうなあと思った次第です。
(40歳 男性)
● 今の若い人間には想像もできませんが、戦争とは、人の心を深く傷つける悲しいものだと思いました。特攻隊の厳しさが心に響きました。人間、努力だという事が本当に極限を生きた人の言葉により、わかりました。
(秋田県 30代 男性)
● 今『霊界物語』を読んでおります。ようやく第一巻を読み終えようとしている段階ですが、今号『道』の「出口王仁三郎の宇宙観」に記載されている高熊山での一週間の霊的修業の様子がこの巻に詳しく書かれており、大変参考になりました。さすが聖師の孫だけあって、出口和明氏の解説は見事としか言いようがありません。今後とも継続をお願いします。
(男性)