■ 読者の声


 

輝きを取り戻す
”発達障がい”と呼ばれる子どもたち

ゆめの森こども園 愛の関わりと連携の実例集

前島由美 著

[詳細・購入ページ]

大勢の人に読んでもらいたい本です  長野 女性


今、前島さんの本を読んでいますが、読んでいると涙があふれてきます。
初めてゆめの森に電話した時のことを思い出しました。

大勢の人に読んでもらいたい本です。
具体的に、何ができるだろと、考えると、ゆめの森子ども園のことを知ってもらうだけでも、苦しんでいる親子に希望や勇気を分けることができると思いました。

子どもが変わっていく姿が印象的  女性


実例集というのでどんな内容かなと気になって読み進めました。様々な症状のあるお子さんが親の対応の仕方や環境を変え食事を見直すことで子どもが変わっていく姿が印象的でした。

昔高校生の時に入学前の説明会で、生徒指導の先生が親御さんへのお願いに、「お昼ご飯はお小遣いを握らせるんじゃなく、おにぎりひとつでもいいから愛情込めた手作りのものを持たせてやってください。長年見てきて手作り弁当を持たないお子さんが非行に走る傾向があります。おにぎりひとつでも親の愛情は必ず子どもに伝わる」とおっしゃっていたのを思い出しました。

この本にも添加物の問題を書かれていましたが、手作りには栄養以外に色んなエネルギーをもたらせてくれるのだとたくさんの可能性があるのだと考えさせられました。

生きる希望をたくさんの子どもたち親たちにもたらされた  鹿児島 主婦 女性


由美先生が幼児教育の中で食を正し変えてゆくことで子どもたちを本来のあるべき姿へと変えていった経緯は感動しました!
生きる希望をたくさんの子どもたち親たちにもたらされたことは凄い功績ですね。

これからも未来の子どもたちのためにどうぞよろしくお願いいたします!

私たちも、ともに頑張って参ります!
ありがとうございました。

本当に必要な方に知ってもらいたい事実  金沢 主婦 女性


今から3年前、前島先生の講演会を誘われた私は、実はとても嫌な気持ちで参加しました。
私の子育てのダメ出しをされる、まして料理に苦手意識があったので、きついことをたくさん言われるんだろうなという覚悟のもと、聞きに行ったのです。
でも感想は、全くそう感じず、とにかく希望を感じました。やってみよう!と。

今回いただいた、この本は、更にお母さん方の声も載っているので、講演会で聞いた事例を更に背景や感情の動きまで感じ取れ、とにかく、泣ける、、、うわー!

子ども達の成長や心身の安定のために必要な栄養素があること、発達障害と診断されたからって薬なんていらないんだということ本当に伝えていきたいと思いました。
私自身は、3年前の前島先生のお話を聞き、息子の向精神薬をやめることに成功しました。それをちゃんと周りの人に伝えていきたいと改めて思わせてもらう本でした。
ありがとうございました。

ちなみに、当時の私を含め、発達障害の子を持つ親御さんは、結構、その状態でもかなりがんばってます。
だから 新たな事をやってみるという気力もない人や嫌悪感を感じる方も結構いらっしゃいますが、こう言った事例を聞くと本当にやる気が出るし、無理のない方法を教えてもらえるので、本当に必要な方に知ってもらいたい事実です。

前島先生やお母さん達がお子さんとと一緒に奮闘していく様に心を打たれました  鹿児島 主婦 女性


以前より食の安全には関心があり、前島先生のフーズ・フォー・チルドレンの活動にも注目していました。
Facebookなどでも友人と食に関する情報交換しています。

今回、前島先生の新刊が出たということで、ありがたいことに知人からその本をいただきました。
食事の改善によって子供たちがどんどん良くなっていく様子が描かれていて、いかに食が大切なのか、あらためて実感させていただきました。

また、前島先生やお母さん達がお子さんとと一緒に奮闘していく様に心を打たれました。日に日に元気になっていく子供たちの様子が伝わってきて、私もまたうれしく思いました。

本の中に料理のレシピが書かれてあるのでさっそく試したいと思います。
このようなすばらしい本を出していただいた前島先生、出版社の方に感謝するとともに、紹介してくれた知人にも感謝です。ありがとうございました。

食事の改善とともに子供達に接する前島さんの存在が、
子供達にとってどれほど大切なものであるかも感じさせられた  
東京 経営者 男性


私は、雑穀の通販やそれを使った料理教室などを運営しています。
恥ずかしながら、前島さんのことは存じ上げていませんでしたが、友達からこの書籍を紹介していただいて、その内容に興味を持ち、読ませていただきました。

私自身、子供達のミネラル不足を心配していて、お母さん達に雑穀の料理教室を開催していますが、書籍に書かれているような子供達の大きな変化を聞いたことがなく、その
効果に正直なところ、驚きました。

食事の改善とともに子供達に接する前島さんの存在が、子供達にとってどれほど大切なものであるかも感じさせられました。
栄養はもちろん大切ですが、私達大人が子供とどう向き合うか、接するかも重要ですね。
そのあたりのことを私もお母さん達に伝えていきたいと思います。

食で自分にできる事を未来のために実践していこうと思います  愛知 栄養士 女性


先日の(イベントでの)前島さんのお話に心を揺さぶられ、本を購入しました。

私の甥が発達障害を持っていまして、今は高校生になりだいぶ落ちついてきましたが、小学校時はとても苦労したのを見てきた為、今は落ち着いたといえやはり人の声が気になる、人が多いところが気になる、食欲がなくなる(波がある)などでまだまだクスリも飲んでいるようで、一刻も早くこの本の内容を妹に知らせたいと思いました。

幸い甥は山の中の1学年15名くらいの小さな学校で育った為に回りの子どもたちに支えられ、助けられて環境はよかったと思います。

「クスリの作用で苦しい思いをしてまで世直しの為に生まれてきてくれた子どもたち」のフレーズに涙が出ました。

本当にそうだなと思いました。

とかく悪いイメージの発達障害と呼ばれる子どもたち。私は甥の事をおもうと、批判的な言葉に胸が痛くなった事が何度もあります。

色々な例を読ませていただきましたが、前島さんの一生懸命が、そして子どもたちへの愛が子どもたちを救ったのは言うまでもありませんが、やはり、食に関係していることが見逃せませんでした。

私は今保育園で栄養士として調理を担当させていただいています。
だから特にこれは見過ごせない問題だと思いましたし、衝撃的でした。

保育園の子どもたちにも我が子たちにも、苦しい思いをさせたくない思いでいっぱいです。
食で自分にできる事を未来のために実践していこうと思います。

どこから読んでも実践的な内容  東京 ファーマーズマーケット運営 30代 男性


『道』で前島先生の対談を拝見してから、国光先生の『食べなきゃ、危険!』を拝読していました。
食に関わる仕事をしていながらも、食の現状、そしてミネラル不足が引き起こす様々な問題を知らずにいたため、食事によって変わっていく子どもたちの事例を知り大変勉強になるとともに現状に危機感を覚えました。

少し時間が経ち、前島先生の最新のご著書は自分も父親として読ませていただきました。
昨年末に自分の息子が誕生したのですが、『道』での取材記事や国光先生のご著書を拝読したときは知識としての読書になっており、実践の伴う読書では心の動き方が違うのだと実感しました。

今の時代、スマホを手に取れば「世の中の平均」「これが常識」といったものにすぐにアクセスできてしまいます。
そして、目の前の子どもを見るよりも、その知識を判断基準にしてしまいがちです。個人的にも初めての子育ては心配も多く、そういった情報も頼りたくなってしまいますが、ご著書を拝見して、子どもの持って生まれたものを信じ、生涯を見据えて関わる前島先生の身体ごとの愛情は本当に凄いと思いました。

特にリストカットの止まらない子どもに、「それも含めて全てを受け入れる」と、親御さんにもオープンにしながら向き合われた姿勢には感動しました。僕も一人の親として、息子にそのように接してあげたいです。

一方で、読み進めるにつれ、一人の子供が育っていく過程では、親に限らず多くの方々の親身な関わりがあるからなのだということも知り、心が温かくなりました。

どこから読んでも実践的な内容で、目につくところに置いて、折に触れて読み返したいと思います。

支援者の皆様にはバイブル的書物になる  長崎 作業療法士 男性


本を読み進める中で、幾度となく感情が込み上げ涙を流しました!

その涙は、前島先生が子どもたちと人間として時に大人としてしっかりと向き合われ、その中で子どもたちが変化していく様に心が熱くなり震えたからだと思います。

私も同じこどもたちの支援する身としてとても勉強になりました! もっともっとできることはある! やらなければ! やりたい!と、支援に対する気持ちの火が炎へと変わりました! 本当にありがとうございます。

私は、作業療法士として子どもたちに今まで関わって行く中で「何故リハビリをしても子どもたちは大きく改善していかないのか!」という疑問に苛まれ、色々と模索してきました。
その中で行き着いた答えが、運動(遊び)を通した脳への感覚刺激の入力(感覚統合療法)という考えはこどもたちの脳を育てる1つだけど、その1つに過ぎないということで、もっと脳を育てる事に必要なことを考えなければならないし、脳を育てる前に「脳を作ること」を考えなければならないんだということでした。

食事からの栄養は脳を作ることだと気づき、今私も少しづつ食事からの栄養も含んだ支援を行っていっています。いまでは脳を育てると脳を作るが連動したことでこどもたちが大きく変化をしていっている事実を目の当たりにし確信に変わりました。
来年には、放課後等デイサービスを開設し、前島先生の様にもっと食事からの栄養も意識した支援の場所が作れればと意気込んでおります。

しかし、食事だけではなくこの本にあるように、子どもたちとしっかりと向き合うこと、子どもたちと話し合い、気持ちの変化を見逃さない支援を行っていきたいと思います。

この本をたくさんの方に読んでいただきたいです! 人と向き合うことの大切さ、人間の力を感じれる本です! 特に支援者の皆様にはバイブル的書物になるのではと思います。

最後に、前島先生! こどもたちを守る! 育てる! 支援の先頭を走って頂きありがとうございます! 私も先生たちに習い、こどもたちの笑顔をたくさん作っていけるように頑張っていきたいと思います。

常に子どもたちと向き合う姿に自分の甘い考えを拭い去ることができました   
                              奈良 高校教員 男性


前島先生の『 輝きを取り戻す¨発達障がい¨と呼ばれる子どもたち 』を読ませていただきました。

特性のある子どもたちに正面から向き合い、包み込む温かさと、叱咤する厳しさの両方を実践される前島先生の姿に刺激をいただくと同時に、自分の未熟さに気付かされました。

著書の中では、子どもを受け止め温かく包み込む場面がよく書かれていますが、その数倍の子どもとの衝突があったと思います。
その中で、常に子どもたちと向き合う姿に自分の甘い考えを拭い去ることができました。

「食」の大事さも勉強することが出来ました。私には3歳の娘がいます。妻の母が夕ご飯をつくってくれています。
味噌汁が美味しく感じ、本を読んだすぐ後だったので祖母に「これはダシを摂っているんですか?」と聞くと、祖母が「そやねん、あさみ(娘)ちゃんがいてるから煮干しと昆布でダシをとってんねん」と答えてくれました。
祖母に感謝です。

実兄が統合失調症で社会復帰できず、母も悩んでいます。母に前島先生の本を紹介し、無添加白だしを購入し実家へ送りました。
本当にありがとうございます。

このような本(実践)と出合えたことに感謝   女性


同じ学校で働いている先生から『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』をいただき、拝読いたしました。

現在、病弱特別支援学校に勤務しております。以前から子どもたちの食について考えることがあり、ゆめの森こども園での前島先生の実践を読み、その思いが確信に変わりました。

いろいろな特性から人間関係をスムーズに形成できず、目の前で苦しんでいる子どもたちに必要な支援を考え奮闘していますが、いつも対処療法になってしまっていることに憤りを感じる日々。

そんな中、「人間の身体はその人が食べたものによって作られる」「子どもは食で育てる」という本著の中の言葉にハッとしました。

ゆめの森こども園のように「食」と力を合わせ、今の教育システムや社会に生きづらさを感じている子どもたちがいきいきと過ごせるような教育が少しでも広がれば私たち教員も希望を持ち、がんばれそうです!

このような本(実践)と出合えたことに感謝です。ありがとうございます。

このような内容は多くの人に知って欲しい   長野 会社員 男性


「輝きを取り戻す”発達障がい”と呼ばれる子たち」を読まさせていただきました。

まずは”発達障がい”という言葉に興味を持ちました。
大人社会でも時おり、「あの人は発達障がいだから」で片付けられることを耳にしており、私は”発達障がい”という言葉に違和感を持っていました。

この本を読んで、”発達障がい”は本来で言う病気はなく、現代社会が作り出した人為的な「ビョウキ」であると思いました。
この本で書かれている事例はとても怖い現実です。

”発達障がい”と診断された子たちの行動を抑制する「クスリ」と呼ばれる向精神薬の副作用、そしてハンバーガーなどに含まれる化学物質の悪影響など、身近な問題が書かれています。

是非、このような内容は多くの人に知って欲しいと思いました。
また、本来あるべき自然な食材からのミネラルなどの栄養摂取、
自然との共存を考えなくていけないと思いました。

もう一度根本をブラさないよう生徒たちと向き合っていこうと思います   長野 教員 男性


読ませていただきしばらくは言葉が出ませんでした。
それほど自分のなかでは衝撃的でした。

私は今、病弱の特別支援学校に勤務しています。在籍する高等部生の90%以上がASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)を原因とする2次障がいの生徒です。

本の中にある事例にあがってきているお子さんたちの特性の部分部分が本校の生徒に類似しています。高校生くらいになってくると2次障がい(統合失調、双極性障害、強迫性神経症等)のほうが深刻化しています。少なくとも本校が在籍している生徒たちの居場所として存在できれば、世の中から捨てられた感は薄らいでくれるかと考え、運営しているつもりです。

しかし、正直、こちらの合理的配慮や支援だけでは追い付かず、逆に職員側が心を病んでしまう手前の状態です。こうした実例を読ませていただき、もしもこうした食への取り組みが広く実現できたなら、この職場の状況ももっと違ってくるだろうと思いました。

自分らのやっていることは後処理でしかなく、もっと先手が打てることをこの著書で教えていただきました。それでも救えなかった子たちのために私たちみたいな職場があってもよいとは思いますが、こうした取り組みをしていくことで小・中・高各校の現場はもっと楽になっていくと感じます。本当に困っているのは現場です。

また、前島さんの「丸ごとうけとめる」「信じ切る」という姿勢から、根本はそこだったと気づくことができました。職員のスローガンとしては掲げるものの、彼らとの日常にアップアップしてしまい一番大事な部分を忘れかけていました。

もう一度根本をブラさないよう生徒たちと向き合っていこうと思います。
ありがとうございました。

前島先生の実践からエネルギーを分けていただいた   東京 50代 教員


『道』の記事や本書より感じる前島先生のエネルギーとその源になっている子供たちのエネルギーが世の中に広がっていくことによって、今抱えている社会のひずみを戻すきっかけになると思いました。

周知のとおり、社会全体が民主化=資本主義化のながれから、食の充実や人と人との心のつながりが密であった日本の文化が失われつつありますが、言葉でいうのは簡単ですが、前島先生は実践を通して、数えきれないほどの親子を守っていらっしゃり、本当に素晴らしいお話を拝読させていただきました。ありがとうございました。

私は、私立の学校の教職員でございます。自閉的傾向な子供と健常な子供が共に学ぶ混合教育を展開しております。

個性としてとらえ、クスリにたよらないことには創立当初より徹底しておりましたが、世の中の流れから保護者が情報に左右されて、知能検査の結果や最新のDSM(精神障害の診断と統計マニュアル)に沿った療育を求めているように感じるとともに、クスリを飲んでいる子供の割合が多くなってきていると感じています。

今、私は、本学園の児童生徒の校外学習のための宿泊施設にて、管理人をしながら自然農法を目指した有機農法での農業体験サポートに取り組んでおります。子供たちの生き生きした笑顔は、地球の力から得られると強く思います。そして残念なことに都市部では特に、意図的に周囲の大人が機会を増やしていかなければならない世の中になってしまったと感じている中で、前島先生の実践からエネルギーを分けていただいたとともに、今取り組んでいる方向性が間違っていなかったと自信が生まれたように思います。

子育てに関し、勇気と元気をもらえる内容に感動   千葉 40代 医療関係


子育てに関し、勇気と元気をもらえる内容に感動しました。前島先生を始め、親御さんにしても、「子供の豊かな人生を願う」という思いをひとつに、様々な取り組みや子供への接し方をされているのが大変勉強になりました。

本書では「病気→クスリ」というインスタントで短絡的な考えと対処が、いかに危険なものであるかを思い知らされました。現代では様々な専門職が存在し、病気や身体については医師の診断が絶対視されています。それは反射的に「クスリを飲ませておけばいい」という思考停止を伴う危険性をはらんでいます。

それに対し、前島先生のミネラルにフォーカスする直感力、行政や医師との交渉力、そして子供たちも親御さんもゆめの森のスタッフをも包み込む包容力に、実践者であることの矜持を見た気がしました。そこには思考停止がありません。理屈や権威に屈せず、「結果を出す」という証明は確固たるものです。

こうした実証事実が重なって、前島先生の教育や食育が新たなスタンダードになることを期待しています。

季刊誌『道』において、前島先生は「科学的な検証を求められた」という批判を受けたとおっしゃっていましたが、それは学者の役割というものでしょう。実践者と学者は立ち位置が違うはずです。

一般的にもミネラルは生命活動に必要な要素とはされていますが、そのすべてが理解されているわけではありません。かつて食物繊維が「炭水化物に含まれるゴミ」としか思われていませんでしたが、脳腸相関という言葉が出てくる現在では、その価値が一変しています。

ミネラルももしかしたら本書の指摘、いやそれ以上に凄い効能があるのかもしれませんが、その証明は学者の役割です。前島先生には実践者として是非是非結果を積み上げていって、学者たちも無視できない偉業を成し遂げていただきたいと思いました。

どんな理屈より何より、子供たちの笑顔は掛け値なしの真実です。今後とも子供の笑顔を取り戻す活動に期待しています。

今、涙が止まりません   奈良 教員 男性


『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』を拝読いたしました。
 
今、涙が止まりません。
自分でも、何故泣いているのかもよくわかりません。
 
教師の皆さん。
 
この本、素晴らしい本です。
 
実例、実践、実態、事実、真実が満載です。
それしか載っていません。
 
是非、手に取ってみてください。

とにかく今自分にできることで行動します   大阪 30代 教員 女性


前島由美さんの著書、拝読しました。

目の前の子どもたちを信じ、真剣に向き合う。
「愛」で全てを受け止め「真剣」に向き合う実践をされている方がいらっしゃることに心が震えました。

私もここ2年続けて担任をしている生徒に発達障害だろう生徒がいます。
自分の関わり方の甘さ、ぬるさ。
結局は枠にはめようとしているだけで、相手の幸せは全く考えられていませんでした。

口では寄り添うようなことを言いつつも、本人だけでなく親御さんとも向き合えていない自分に愕然としました。

ただそれと同時に、教師の役割の大きさも再認識しました。
私たち教師が変わらなければ子どもたちをダメにしてしまうということがよくわかる事例報告、事実がたくさんありました。
逆に、教師が変われば救えることも多くある。

ただ子ども達が幸せに生きようとすることを邪魔をせずに、導いていける教師にならなければ、国を滅ぼすお手伝いをしていることになってしまいます。
まずは自分自身が力をつけること。そこからがスタートです。

反省をしているだけで、何も行動しなければ結局は自己満足で終わってしまいます。ウダウダ言うのではなく、とにかく今自分にできることで行動します。

素晴らしい一冊をありがとうございました   福島 40代 男性


読み終えて、まず思ったのは「発達障がい」という病気はないのではないかということでした。
その子の身体と心に、必要な栄養が足りていないだけ。人の生き方が、この世界の理(ことわり)から乖離しているために顕在化した「歪み」なのだと感じました。
読んでいて、自分の幼少期からこれまでの人生を思い出しました。

厳しい家庭に育ち、自己肯定感の乏しい子どもだった私は、できないという事実に直面したとき、衝動的に自分を傷付けたり、激しく物に当たったりしていました。様々なことを押し付けてくる他人を信用できず、いつしか他者を理解しようとしない人間になってしまいました。

そんな私も、40歳を過ぎて人生の師に出会い、生き方が180度変わり、今では本当に幸せな日々を送っています。
以前と比べて、経済的に裕福になったわけでも、身体が健康になったわけでもありません。素晴らしい師と仲間に恵まれ、自分がいても良い場所を得ることができて、自己肯定感が高まったのだと思います。

心に余裕が生まれ、豊かになると、これまで当たり前だったことが、とても大切な、いとおしいものに感じるようになりました。
この回復プロセスは、発達障がいと呼ばれる子ども達と同じだと思いました。
かつての私のような大人が、今だけ、自分だけといった社会を作り出し、その中で「ありのまま」の子ども達が歪み、苦しむ世界を、なんとしても変えなければならないと思います。

今、私の職場でも、地域の学校でも、発達障がいが急増しています。
発達障がいは病気ではない。身体と心に必要な栄養が足りていないだけ。

今、自分のできることをやっていこうと思いました。
素晴らしい一冊をありがとうございました。