■ 読者の声


 

宇城憲治が自在にする「気」とは何か

宇城憲治が自在にする
「気」とは何か

― その実体に迫る ―

 

宇城憲治 著

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とてもあたた かなエネルギーをいただきました   奈良 教員 女性 YK


拝読後に感じたことは、「気」は理解するものではなく、体感し、反省し、感じていくものだということです。同時に、自分の浅はかさを思い知り、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。今まで私は、先生の言葉を頭で 理解しようとしていました。「調和」をするにも、頭の中で仲良くしなければいけない、と考えて行動していました。結局のところ、先生のおっしゃることを、自分の器の中だけで置き換え、分かったつもりでいただ けなのだと思います。

今回、宇城先生は、私にも体感できる言葉で「気」や「調和」について述べてくださっ ていました。今まで先生に映していただいた経験を思い返しながら読むと、その瞬間に感じていた感覚を 思い出し、教えていただいていたのに気づいていなかったことが多くあると改めて気づかせていただきま した。

書籍の中で先生がおっしゃっていた、「今の中にある未来時間を先取りしながらも『現実目線』でものご とを捉えていく」、「生き方、生きているとはどういうことかを常に土台にする考え方」という言葉の通り、地に足つけて、生かされていることに感謝し、少しでも教育者として子どもたちの力を引き出すことができる ような生き方をしていきたいと感じさせていただきました。

うまく言葉にできていないですが、とてもあたた かなエネルギーをいただきました。本当にありがとうございます。

この一冊を通じて「気」の発端に導いていただけたことに感謝   三重 教員 男性 HT


拝読させていただき誠にありがとうございます。お弟子さんとの対話、多方面からの質問に対する宇城 先生のご回答に先生の温かさと厳しさを感じさせていただきました。教師塾で宇城先生からお話いただき 実践を目の当たりにさせていただく際と同じような感覚になりました。このような暗いニュースが多い中、 勇気と希望を頂戴いたしました。その一方で勉強不足であり、いつも以上に頭で理解しようとしてしまう自分の横着な態度と欲を恥ずかしく思う気付きをいただきました。

新型コロナウイルスの影響によって格差の拡大がより鮮明になっているというニュースをよく耳にします。オンライン授業ができる環境の整った学校やそれを得意とする教員のいる学校、オンライン教育環境が 未整備な学校と不得意な教員の格差。今まで潜在していたものが表面化してきました。
オンライン教育が よい悪いではなく「気づく。気付かせる。」というプロセスを大切にしなければ、いくらよいと思うオンライン 授業をしても一方通行のものになり子どもや生活に困窮している保護者に負担をかける事で「対立」を生むだけのものになるかもしれないという気付きを御本からいただきました。

「死」という事実が身近なところ で起こり「これまで通り」の多くのことが通用しない世界を生きていくために必要なことは何なのか。マスク の高額な転売や日用品の必要以上の買い占めは「自己中心」「欲」そのものであり、混乱した世の中で本 当の心の在り方が問われていると感じました。

宇城先生が御本の中で仰ってみえた「気」との断絶が起こ り「気」に溶け込む事が難しい世の中になっては、ますます弱っていくことを学ばせていただきました。 戦争や自然災害で苦しいとき、日本人は互いに助け合い協調できる力がありました。「本来生まれなが らに持っている気を何らかの形で失っている」という宇城先生のメッセージを深く受け止めると同時に、お 書きいただきました「現状維持は退歩」から「進歩・成長とは変化すること」が本当に必要である事を身に 染みて感じさせていただきました。

この一冊を通じて「気」の発端に導いていただけたことに感謝し、自分の狭い知識と理解の中で分かっ たつもりになることがないように細胞で学び続けたいと存じます。 ありがとうございました。

子供たちに感じ取ってもらえるような指導者を目指す   京都 教員 男性 YK


「人間は「気」に包まれて生きている。しかし、その「気」と断絶しているといった方が適切かもしれない。」 宇宙・地球上で魚や鯨や鳥が気の流れの中で何ら逆らわず、見事な生命活動を営んでいる。人間もこの 地球上にあって、鳥、魚、動物、植物と同じ生命体であるはずなのに、多くの人が「気」の中には入れず 「死に体」になっている・・・。

ここに書かれていることが、まさしく私にも、今の社会にもあてはまり、心にすとんとおちました。人間は物質の集まりではなく、細胞の集まりであり、その細胞は心を持っている。だから、倫理は最初から身体にあった。
そして、宇城先生の言葉、「この大宇宙を前にしたとき、大神秘に対し て畏敬の念を持って謙虚であるべきは当然のことだと思う。」これらのことを、私たちは完全に忘れているし、そんな私たちと接している子供たちは、当然そんなことは考えもしません。

以前、子供たちに「統一体」 や挨拶の大切さを話したときに、「その科学的根拠は」「なぜそうなるのですか」と質問され、しっかり答え られない自分がいました。それは、言葉で子供たちに話したからだと思います。そんな私を子供たちは見 透かしていたのではないかと。心から、「謙虚」と「調和」を持って生活し、身をもって子供たちに接していくことで、子供たちに感じ取ってもらえるような指導者を目指すことが、最も大切なことだと感じました。

様々な場面で考え、活かしていけたらと思います   奈良 教員 男性 KN


今までに「気」という事について学んできましたが、この著書を読んで更に理解することが出来ました。 非常にわかりやすかったです。そしてこの「気」とは調和の力に繋がりこの力が幸せの法則とも言える事 に関して特に心にスッと入るものがありました。対立ばかりでは何の解決にも幸せにも繋がらず、成長も しないなと改めて強く感じることができました。様々な場面で考え、活かしていけたらと思います。

道塾での学びが一冊   京都 教員 女性 AT


お二人の塾生の質問に、様々な実践や書籍での実例をだしながら、わかりやすく丁寧に答えてくださる 対談を通し、これまで道塾で学んできたことを改めて問い直す時間となりました。

現代の科学は全て後追いであり、事実を理論づけて証明するためにあるのに対し、宇城先生は気を通 して実証先にありきで事実と真理を証明してくださいます。なぜそのような違いが生まれるのかを考えたと き、「科学者はクライアントがなく自らの好奇心や興味で始まっているのに対し、技術は最初からクライア ントがあり誰かのために、がある」ということが大きく関係しているように感じました。

禅が道の世界に「私 利私欲を取り去る鍛錬が剣の道でなければならない」と喝を入れたことが無刀流につながっていったとい うこととも同じで、結局は自分のためにだけ生きるだけではいつまでたっても部分体、そして対立の中でし か生きられないということです。

先生のご指導はいつも愛に溢れており、いかにこの世界をよりよくできる かを考えておられます。それこそが、現代の科学と宇城先生がおっしゃる未来科学の大きな違いだと確信 しております。

宇城先生に気を通していただくと、自分の細胞に気が通り、時間が動きだし、調和ができるのに対し、自分1人だとできないのは、自分の生き様が宇宙のエネルギーに調和できておらず、私利私欲のなかで 生きているからです。

動物は気の時空に溶け込んだ時に初めて生きることが無意識に位置づけられるの にもかかわらず、地球からのメッセージを受け取ることができないまま死に体になってしまっている。これ は非常に怖いことです。

死に体から脱却するためにも、身体の感覚を優先させ、地球や大地の声に耳を 傾け、行動していくこと。周囲の反応や周囲の目を気にするのではなく、妥協することなく転びながらでも 動き続けていくことが、今の自分がやるべきことなのだと宇城先生に背中を押していただきました。

失敗を 恐れることも、私利私欲でしかない。死ぬこと以外かすり傷だという宇城先生のお言葉を胸に、今だから こそ行動すべきだと改めて気づかせていただきました。

コロナウイルスによる猛威が叫ばれる中、果たして人類が進むべき道はどこなのかを改めて考えさせ られる日々です。テレビやネット上で様々な情報や多くの言葉が溢れる中、多くの人々がアトム化してい ます。

そんな今だからこそ、宇城先生の教えと、これまで宇城先生に気を通していただいた時の感覚を大 切にしながら、常識に囚われるのではなく、真実を見失わないようにしなければなりません。知識や言葉 を鵜呑みにするのではなく、今自分にできることで周りの人を幸せにできるよう、自らが考え行動していき ます。

「スピードがあれば、コップ一杯の水でも大河に飲み込まれずに進んでいける。」という先生のお言 葉を信じ、気をエネルギー、スピードへと変換していけるよう、とにかく自分を信じてやってみる、それしか ありません。

人間にしかない知識をマイナスにしてしまわないように、自分の中に眠る本能、潜在能力を 引き出せるように、学校に、国に、社会に依存せずに自立した人間となり世界に貢献できるように、今を 精一杯生きていきます。

学校のあり方が問われる今、子ども達の学ぶ機会をどのように保証していくのか、学校として決断しな ければならない時が来ています。大人の自己満足で終わるのではなく、子ども達がもつエネルギーを奪う ことなく、引き出せるようなあり方を見つけていきます。緊急事態になると、目の前の小手先理論に走りが ちです。How to ばかりに頼り、教育の本質を忘れることがないよう、100 年先を見据えて今何をすべきか 考えていきます。

まだまだ自分は甘い。常にそのことに気づかせていただける宇城先生の存在に感謝を すると同時に、ただ教育に関わっている人間ではなく、宇城先生のように教育者であれるよう、日々の道塾での学びが一冊に詰まったこの本を自分の近くに置き、何度も読み返す中で、わかったつもりから脱却 していけるようにしていきます。いつも本当にありがとうございます。

特に印象的だった内容は、「鶏が先か、卵が先か」のお話   京都 教員 男性 KH


子ども達と関わる仕事上、常に子ども達の成長の邪魔をしてはいけないということを心がけて接してき たつもりでした。しかし、本書を拝読し、自分の愚かさと、授業づくりの際に気をつけていくことがたくさんあることに気づかされました。

特に印象的だった内容は、「鶏が先か、卵が先か」のお話です。それを読んでいる際に、自然に理屈で 考えてしまう自分がいました。まさに、この思考こそ、これまでの科学思考の果てだと気づかされました。その理屈を子ども達に伝えることで、子どもの思考を止めてしまうのではないかと感じます。

また、理科の 学習でも、「自然の事物・現象についての問題点を科学的に解決するために必要な資質・能力を育む」こ とが目標として掲げられています。

そして、授業でも科学的な見方ができる児童は、成績で「よくできる」と なる実態があります。行き詰まった科学的な思考の範囲内で子ども達を評価し、その成績で保護者や子 どもは「賢い・賢くない」のレッテルを貼り付けていく…。教育の怖さを感じました。

自分が子ども達と接している限り、気による未来科学の思考を忘れてはいけないと思いました。科学で もわからないことがたくさんあること、矛盾がたくさんあることを念頭におき、思考を深められるように授業 づくりもしていくことが大事です。

また、本書の中の「夢のあるストーリーにしたらいい」というお言葉に、ハ ッと気づかされました。どうしても理屈や理論で説明しがちです。そうではなく、神秘や未知があることも子 ども達に語りかけながら、子ども達の思考を邪魔しないように関わっていきたいと思いました。

4 月には、新しいクラスの担任となりましたが、1 日で休校になってしまいました。現在も、先行きがどう なるのかわからない状況です。しかしながら、電話や家庭訪問で子ども達との繋がりを絶やさないように、これからも自分たちにできることを取り組んで行きたいと思います。また、子ども達と向き合う前に、自分と向き合う時期だと捉え、準備をして参りたいと思います。

希望をいただき、ありがとうございました   奈良 男性 HM


書を読み進めていく中で、大切だと感じるところに印を付け読了しましたが、結局印だらけになってしま いました。

木村氏と下澤氏の的を射た質問のお陰で、「知識」として分かっていたつもりの事柄が深められたり、 今まで先生に伝えていただけた事柄の自分なりの理解が間違っており、本当の意味が理解できたりと、 短い一歩ではありますが進めた気がします。

先生の「内面を変えられるイメージ」「思考の深さとは」の部 分は、特に興味深く読ませていただきました。

しかし、一番に分かったことは、自分は結局いまだに物事の見方、考え方が「自分の枠内だけの知識」 でしか見ようとしていない、「謙虚さがない」ということでした。「おわりに」の章にあります、『この生き方は、 自分一人でいきているような錯覚をしているだけであって、わがままな我流の生き方だとも言えます。』が 最も自分自身を表しているようです。

「自分は活かされている」、「誰かのために」の心を何度も思い出し、所作と呼吸法、「自分には心が伴っ ているのか」を確認しながら、日々を過ごしたいと思います。

形を整えることが優先され自主性のなくなる 環境の中で、流されず、しかし調和し、流れを変えていけるよう過ごしていきます。 希望をいただき、ありがとうございました。

「心のあり方」について書かれているところがすごく感動しました    奈良 教員 男性 MI


『宇城憲治が自在にする「気」とは何か -その実態に迫る』を読ませていただきました。先生の著書も 今まで読ませていただきましたが、すごく私の心にすとんと落ちた気がします。

今までたくさんの気による 体験をさせていただきましたが、いつも言葉で説明をしようと考えるのですが、上手く言葉が見つからない ままでした。説明しようとすること自体が横着になってしまっているのかもしれませんが。先生がおっしゃる 「身体先にありき」ということが言葉で説明できない感動なのかもしれないなとこの本を読んで感じました。

確かに何かを説明すれば、理屈。理屈がないと伝わらないことが多く、教員の仕事も言葉を使って、説明 することが多いため、理屈より心を含めた説明が本当に大切だと思っていましたが、まだまだ勉強不足の ため、なかなか説明ができないと感じていました。

この本に書かれているのは、「心のあり方」について書かれているところがすごく感動しました。心のあ り方については何度も体験をさせていただいたときに、教えていただいていたのですが、「かわいそうだな」 と感じるのは頭で作られた心であり、本当に愛があるのであれば、心に反応して寄り添っていくのが本当 の心、気遣いなのだと思いました。頭が反応している時点でそれはもう「調和」ではなく、区別してしまって いる「対立」なんだと思います。

「気」の存在は、その対立構造をなくす技術だとおっしゃっていましたが、そ の技術はみなさんが持つことができれば、本当に幸せに近づくのではないでしょうか。「調和」についても、 今まで仲良くする、受け止めるといったことしか分からなかったのですが、そもそも「調和」できているので あれば、心が同じ、思いが一緒と心が一体になれることが「調和」になるのだと思うので、頭で考えている 時点で私の生き方は遅いのだと思います。

教員をさせていただいている私が、この「気」ということを教えていただいたことが体の中に自然と入り、 成長させていただいているのだとこの本を読んで感じました。先生のご指導に本当に感謝をしたいと思い ます。「心のあり方」が幸せへ導くのだと思いました。自然、宇宙への畏敬の念は自分自身が持つことで、 説明もできるようになり、まずその生き方を示していかなければ、人類が幸せにならないのではないかと思います。私自身、もっと勉強をし、教員としての仕事を「心」を大事にやっていきたいと思いました。あり がとうございました。

非常に得難い著書 の1つ    兵庫 教員 男性 MS


今回の宇城先生の著書では、先生の現在の「科学」に対する考えが示されており、非常に得難い著書 の1つになりました。

道塾や実践塾などでは、毎回先生のお話を聞きながら、自分が考えていることが先 生のお考えに近付けているかを試しています。特に「科学」に関することは、先生に会うまでの自分の知 識や考えと 180 度の転換を迫られ、呆然とすることもたびたびでした。

今回の著書では、私が先生にお聞きしたいと思っていたことを超えたことを先生が語っておられ、自分の中途半端な理解を修正する機会となりました。また、大学では生物学を学び、教師としても理科を教えている身として、先生から学んでいる「実証先にありき」「理屈はあと」の教えをまず自分が理解し、どうや って教育に取り入れていくのかが自分の大きな課題であることを再確認できました。

新型コロナウイルスへの日本や各国の対応を見ていて、毎日、怒りと悲しみがあふれてきます。全く協 力できない国と国、国と自治体。医療従事者やコロナにかかった人を差別する人々。「気」や「調和の力」 が当たり前のものであったなら、こんな現状にはなっていなかったであろうと悔しく思います。

まだまだコロ ナ禍は始まったばかりです。今こそ、先生からの教えを忘れずに行動したいと思います。

対談形式の内容で非常に分かりやすかった    奈良 教員 男性 AS


お弟子さん 2 人との対談形式の内容で、『気』の基本的なことや、自分としても不思議に思っていたこと を聞いてもらえていたので非常に分かりやすかったです。

今の科学では実証できないことを気を通して実証しているという凄さも改めて感じましたし、未来科学という内容にもすごく刺激を受けました。

自分たちの体が死に体であり、宇城先生の実践を受け、たくさんの気づきをいただき、自分の身体が生き体になるために宇城先生のご指導をまた直接受けられる日が来ることを楽しみにしているところです。

全てのページに素晴らしい教え、言葉が詰まっています

団体職員 男性


読み進めていきながら、どんどんと興奮し、心がとても浮き立つような気持ちになりました。今まで抱えていたもやもやとしたものが、雲が晴れていくように透明になる感じがしました。

「気」の世界は「科学」「宗教」「哲学」「医療」など人間が作り出してきたものではなく、元からあるものであり、それを人間が頭で考え出したフィルターを通じて見て、これはこういうことだとレッテルを張ること、それがいかに馬鹿げたこと、無意味なこと、真理から離れていっていることであるかはっきりとしました。

この本の全てのページに素晴らしい教え、言葉が詰まっています。
文章に線を引いて読んでいくと線だらけになってしまいました。
宇城先生の言葉が闇を照らす照明弾のように、見えない真理の深さを感じさせてくれます。ただ、その闇、真理がとても希望のある闇に思えます。
人間に分からないことがあることをここまで希望のある形で教えていただける本は他にはないと思います。

今、コロナウィルスを始め考えられなかったようなことが起こり、世界が混乱し、社会システムが機能不全に陥っているように思います。そのような時代だからこそ、「科学」「宗教」「哲学」「医療」を包含する「気」の世界が求められていることを強く感じます。
「気」の世界に触れることで人間らしく生きられる。
そのことが幸せに生きること。

理屈ではなく、そこに幸せが実在しているような気持ちになりました。

自分を戒めるきっかけをつくっていただいた

奈良 教員 40代 男性


表題にある「気」により、今回も様々な「気づき」をいただきました。
一番は「気」は本来、人間に備わっている、ということです。それを自分は「こうなりたい」、「統一体になりたい」と考えていました。欲の塊でした。著書にもあるように、なぜそうなるのか、「統一体になりたい」それを理屈で考える知識優先の自分です。まさに、今回の著書はそんな自分を戒めるきっかけをつくっていただいたと感じています。

「未知の知」、それが謙虚さ、思考の深さ、生き様につながる。そのきっかけとなる。だから「気」は希望だと思います。まだまだ著書の深さには気づけていません。日々の実践につなげます。
新型コロナウィルスの影響が出ている今だからこそ「一人革命」に邁進していきます。

今の自分に対しての答えを指し示して頂いた

静岡 農業 男性


この本のように「気」という存在に対してこれほどまでに、客観的、科学的、そして正確に迫った書籍は歴史上でも無かったのではないでしょうか。それでいて、一般的な言葉などで誰でも分かり易いように、本来ならば、やはり一定の修行を積んだ人間でも、難解な「気」という存在に対して、様々な角度から分析、説明がなされていると思いました。

現代の科学に対しても、そこに足らない部分、倫理、や命や宇宙に対する謙虚、にまで踏み込んでいて、その先にある「未来科学」という所にまで現在の科学自体の可能性までも広がり、科学に対しても希望が湧いてきます。

それでも、勿論、「気」を理解することは容易でない事がお二人の弟子から語られており、その言葉、疑問はそのまま自分の言葉、疑問でもあります。

宇城先生が弟子お二人の問いに対して発する言葉の全てが、とてつもない深さを持っており、その文章の一つ一つ、一言一言が、数々の実証に裏付けされたその事実が込められていて、重さがあり、そして何か今の自分に対しての答えを指し示して頂いたような気持ちになります。

何度か読み返しましたが、読むたびに、その深さ、前回読んだ時よりも自分の中に引っかかる内容が変わり、それでいて噛み締める様にグッと頷きながら読んでしまいます。
これからもこの1冊の本を何回も何回も読み直し、そして自分自身で人生を切り拓く為に、日々を精進して参りたいと思います。

宇城先生のお答えは非常にわかりやすく、身体に入ってくる

福島 50代 男性


今回の新刊、弟子のお二人の質問に対して宇城先生のお答えは非常にわかりやすく、身体に入ってくる感じで読ませていただきました。

大宇宙の神秘、一つの受精卵から分裂した37兆個の細胞の集合体である人間とは何か、気を取り込むには対立をなくし調和し溶け込むこと、などまだまだ自分にはわかりませんが、「どうしたらできるようになりますか」との質問に対し、「自己中心の欲望が消えた時が入口」との一文に、その欲が消せない自分にはショックでした。

昔の人は普通に気が通っていて生活と密着していたのではないでしょうか。特に考えもせず大自然の中で気とともに生きていたのではないでしょうか。
それが文明とともに知識偏重の現代に到り、気が断絶し社会における対立が増長しているのであれば、宇城先生がおっしゃる人間本来の自然体に戻るべく、対立から調和へ幸せの法則のごとく、気とは幸せの法則そのものではないでしょうか。

まだまだ読み込んでおらず拙い感想ですが、二度三度と読み返し、宇城先生の御心にふれたく思います。

すべてに感謝し、楽しんで、自分も周囲も可能な限り幸せにしたい

福島 公務員 男性


目に見えないものを「言葉」にしようとする、冒険的な取り組み。
宇城先生自身が「自分が知りたい」とおっしゃる「気」の存在。

テキスト一冊を暗記して、ペーパーテストで100点取って合格する。そんなことに意味がない。
もともと自身が備えている力を、日常で常に感じているはずの感覚を大切にすること。
他者を思いやること、お互いを大事にすること。
我欲を通して孤立せず、人とも、我々を取り巻く自然とも、大地たる地球とも調和すること。
そのためのメソッドがここにある。
それは言葉や知識ではなく、身体を通して感じ、理解しなければならない。

「身体先にあり」

この宇宙に、地球に生み出された存在である人間。
なぜ宇宙が、地球ができたのか。なぜ人間が存在するのか。
この答えはなく、今、自分自身がここにいること、師が仲間がいてくれること、家族があること、働けること、食べれること、飲めること、すべてに感謝し、楽しんで、自分も周囲も可能な限り幸せにしたい。
改めてそう思いました。
素晴らしい一冊をありがとうございました。

謙虚さと探求心、優しさと情熱にあふれる濃厚な1冊

東京 会社員 20代 男性


新刊が届き、早速拝読いたしました。大変な読み応えで何度も読み返さなくては、と感じています。本全体が付箋だらけになってしまいました。
宇城先生が随所で「イメージで言うなら」という形で、「気」の実体や、その時の変化の様子などをなんとか分かりやすく伝えようとして下さっていることを感じました。
一方で、言葉やイメージによる理解は自分の既知のレベルでわかったつもりになってしまい危険なので、身体で謙虚に学んでいかなくてはいけない、というメッセージも強く感じました。

木村さん、下澤さんの質問に対し、宇城先生はご丁寧にひとつひとつお話下さっており、図や写真も合わさってとても読みやすい一方で深さは底が全く知れず、謙虚さと探求心、優しさと情熱にあふれる濃厚な1冊と感じました。