実際に戦地を生き抜いてきた方々の言葉が詰まっています。ひと言ひと言を大事に噛みしめてほしい本です
兵庫　教員　50代　男性

『命の伝言― 戦火を生き抜いて ―』を読んで、お一人お一人の体験や言葉が重く、少しずつ読み進めました。
すべての方に共通しているのは「絶対に戦争をしてはいけない」ということです。
世界の情勢が急速に悪化する中、日本では「防衛費の増額」、「憲法改正」に賛成する人が増え、果ては「核武装」を堂々と唱える人が出てきました。まるで、それで戦火に巻かれないかのように。
今こそ声を大にして「戦争反対」を叫ぶときだと思います。学ぶべきは、戦争を体験した方々の言葉です。この『命の伝言』には、実際に戦地を生き抜いてきた方々の言葉が詰まっています。ひと言ひと言を大事に噛みしめてほしい本です。