商品詳細
未来へつなぐ ものづくりの心 著者 黒木国昭 定価 2,000+税 ISBN 978-4-904464-52-6 判型/分 A5判上製 172ページ |
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ガラス芸術の本場ベネチアを唸らせた技術と装飾西洋と日本の 文化を融合させた高い精神性 ―― 世界を魅了するガラス作品はいかにして生まれたのか。 ガラス工芸作家 黒木国昭を育んだものとは何か。第一部では、その生い立ちからガラスとの強烈な出合い、そして修業時代を丹念に振り返り、世界が認める技 術がどのように確立されてきたかが語られています。 第二部では、作家として活動するなかで自ら実践してきた哲学、真摯に向き合ってきた日本の伝統文化に照 らし見る、現代日本への提言をまとめています。 ガラスに向き合い、ガラスとともに駆け抜けた50年――先達に学び、自己を徹底して分析し磨き上げてきた「現代の名工」が発信する、現代若者へのメッセージでもあります。 季刊『道』の連載に書き下ろしを加え、60ページにわたる作品集とともにお届けします。日本図書館協会 選定図書 |
第一部 先達に学び自己を磨く―― ガラスと歩んだ五十年 第二部 文化を生き抜く力に―― 黒木国昭の哲学 (発売日 2014年3月28日) |
◎著者プロフィール: 黒木国昭(くろき くにあき) 1945年宮崎県生まれ。県立小林高校卒業と同時に、ガラス会社に就職し、ガラスの道に入る。 1974年より創作活動を開始し、1977年国家ガラス技能一級を取得。1984年に独立。 1989年グラスアート宮崎綾工房を創設し、ガラス工芸では初めての国の卓越技能者「現代の名工」を受賞。西洋のガラスの素材に日本の装飾美・琳派などを融合させてまったく新しい世界を生み出した。 国内外で展覧会を展開するなど幅広く活躍中。 『道』164号 対談「日本の心と歴史文化をガラスアートに込めて時代を革新する伝統の継承」 『道』165号~ 連載「文化を生き抜く力に」 さらに詳しく [プロフィール]著者リンク: グラスアート黒木 |