人間の潜在能力を引き出す
気とは何か
2013年9月23日 神奈川県民ホール 主催:どう出版
去る2013年9月23日(祝・月)、神奈川県民ホールにて定員433席が満席となるなか
「宇城憲治 講演・実演会 ―― 人間の潜在能力を引き出す 気とは何か」が開催されました。
第一部はスライドや映像を使っての講演。
季刊『道』で対談した「奇跡のリンゴ」の木村秋則氏が成功させた、無農薬・無肥料の自然栽培のリンゴ園で起きている、本来の自然がもつ生命力・治癒力を皮切りに、その「本来もつ力」を無視するような現代社会の矛盾や問題点、それに気づかないことの恐さが示されました。
人間は本来、どうあるべきか。
なぜ現代日本人のエネルギーが低下しているのか――。
その打開策となる教育方法や、宇城師範が提唱する人間本来のあり方「統一体」について、そして統一体になることで身体に宿る「気」について、詳細な解説がありました。
第二部は、体験を中心とした実演会。
「10人ほど、ステージに上がってきてください」という宇城師範の呼びかけに、40人もの希望者があり、ステージ上は、宇城師範の定期セミナー「宇城道塾」の様相を呈しました。
「統一体」となった身体の強さや、統一体となることで宿る「気」が人に連鎖すること、子供は自然体でその強さを発揮することなど、様々な検証を参加者が実際に体験することで示されていきました。
また、宇城師範が参加者の「癖」を一瞬に見抜き、一切手を抜くことなく指摘し諭す場面もありました。「指導者」とはどうあるべきかを実例をもって示される機会となりました。
さらに会場全体では、箸や茶碗を持つ姿勢など、日本の伝統的な所作によって身体が一瞬にして強くなることや、逆に腑抜けになったりすることなどを、その場で実践することで体験していきました。
各検証・事象が披露されるごとに、体験者、そして客席から驚きの歓声があがりました。
■ 人間鉄棒 ■
通常では両腕に人がぶら下がることはできないが……
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気を通され「統一体」となると一瞬にして強くなる
全体が一体となり、このまま自由に移動することもできる
■ 気の連鎖 ■
宇城師範に投げられ……
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手首を極められる。極められた手首は痛いが身体に気が通っているため…
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掴んでくる人を…
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いとも簡単に投げることができる
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投げられた人にも気が通るため、乗られてもびびらず、痛みもない
■ 子どもにできて大人にできない (調和力) ■
成人男性でも一列を動かすことはできないが…
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子どもに手を添えてもらうと…
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いとも簡単に動かすことができる
子どもを抱いて一列を動かす
指先を触れ合わせただけで一列を動かす宇城師範
■ 映す ■
宇城師範の「サンチン の型」によって映し、動かせるようになる例
■ おみこし ■
2本の棒を肩にかつぎ、負荷をかけられると、痛みと重さで動くこともできない
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「統一体」によって難なく前進していく宇城師範
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気を通され「統一体」となり、一瞬にしてできるようになる参加者
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攻撃にメリケンサック(鉄製の武器)をつけさせての組手
型演武 サンチン
型演武 セイサン
宇城師範と親交の厚い、歌手・女優の坂本スミ子さんが応援に駆けつけた
「宇城先生の講演は、まさに愛を語るものでした。
先生の大きな愛を感じ本当に感動しました! 」
本講演で問いかけられた「人間本来のあり方・生き方」ということ。
宇城師範の「気」によって潜在能力を引き出され、体感した参加者は、いやおうなく、それを発揮する生き方に向かい、希望を得たことが、感想文からもうかがえます。
以下に、来場者の感想を紹介いたします。
[参加者の感想ページ]
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休憩時間、終演後に行なわれたサイン会は長蛇の列
一人ひとりに筆で丁寧に言葉を選びしたためていく宇城師範