福岡 主婦 女性 MY
メリケンサックを腹にあて、そこに拳を打ち込む検証を先ず映像で拝見しました。
その場の威力が凄まじく、強さと厳しさ、静謐さを目にしたと思いました。
ところが、実際に講義の中で行われた検証では更に違うものを感じました。
何よりも安心感が圧倒的でした。そこに流れる空気は、調和に満たされていました。
塾生がメリケンサックに打ち込む際は何もないのですが、先生が検証されるときには、距離感が消え一体感があり、温かいとも異なる何とも不思議な温度感がありました。
眼の前で行われている検証は厳しさと静かさを伴うものでしたが、それ以上に優しさを観たように感じました。映像との違いを、今振り返って思い出し驚いています。
実際にその場にいなければ感知出来ない、細胞が受信する膨大な情報があるのだと思います。
私が気付いたのはその中の僅かな量で自分勝手に掴みたいものを感じたのかもしれません。
人と人の間があるから人間だと先生が仰られましたが、まさにその言葉通り、本物の空間に居なければ捉えられないものがあり、真人間には成らないのだと思いました。
人に変わり、AIが事を作るこれからの時代に、どのような場に身を置いて、思考と行動をどう伴っていくのかという、当たり前のことに気づく事が出来ました。