2022年 熊本 第2回(2022.5.6)

願いを覚悟をもって実現することための人間力を修養するために、私は宇城先生からますます学び続けたい

大分 教員 女性 TM

冒頭に宇城先生より、「ウクライナが置かれているような戦乱状況は全く他人事でない。が、日本が巻き込まれたら、スイスと違ってきっと手遅れだろう。」と、国民の覚悟や政治の劣化、原発、受験教育等など様々な事例に基づく日本の危機的な状況を私たちに示されました。

日本の存亡に関わる危機を肌で感じさせていただきながら、「なぜ宇城空手を学ぶのか」というDVD映像終盤の問いかけが、ずっと心に引っ掛かっていました。
振り返ると、スポーツ空手の悪癖が染み付いていた入塾当初、先生の術技に惹かれ、驚き、自分の極めて狭く極めて浅い視野と了見から、「どうしてできるのだろう」「どうすればできるのだろう」と時に疑いの念まで働かせる、本当に横着不遜極まりない、素直になれない私の姿が当時ありました。

その後人生の危機において、宇城先生から、争いがいかに人を傷つけ弱くするかを教わり、「調和すること」と「繋がりを信じ見守ること」の大切さを様々な検証と温かい励ましを通して、繰り返し気づかせていただきました。この気付きが今の自分を支え、自分自身の生き方と教育活動の中核に広がっています。今思えば当時の私は、まさに怯えと不安から、攻撃せずにいられない、肚の定まらない状態でした。先生に導いていただき、魅了され、深く感銘を受け、道塾そして空手実践塾で、宇城先生のもとで生涯学び続けていきたい、変わり続けていきたいと切望し、道塾入塾からはもう10年を過ぎました。

改めて今、なぜ「宇城空手を学ばせていただくのか」何のために学び続けるのか。昨日の御指導を振り返りながら整理致しました。

日本の(大分の、そして世界の)将来を担う子どもたちが、恐れや不安を抱くことなくのびのび安心して学び育つ場、仮にどんな環境にあっても、生き抜く力、未来を切り拓く力を身につける場を創る。
この願いを覚悟をもって実現することための人間力を修養するために、私は宇城先生からますます学び続けたく存じます。
それが、修羅のような人間の状況に光を差してくださり、深遠博大なお考えや知見を瞬時に「5次元」から体現し、我々に可能性を感じさせてくださる宇城先生の御恩に報いることに少しでもなればと感じております。

木剣4本の「ギロチン」や帯の引き合いを瞬時にぴたりと止める検証や山岡鉄舟氏、杉原千畝氏ら先人のお話からは、「肚」と「覚悟」、そこに至るための「変容」の大切さを教わりました。

うずくまる弱者、苦しんでいる人に心を寄せ気遣う心の発動が、瞬時に身体を5次元レベルに変容させる検証や、両手を優しくなでる検証、列をなした3人を呼吸を吐き引く検証でも、本当に惜しみなく、「やって見せ」「やらせて見せて」、次元の違いや力の概念の深まりをご教示くださいました。
あとは我々塾生が日々真剣に自分に変化を課し、がらっと変容するより、他はないと感じました。
理屈に囚われることなく、目の前の事実から感じたままを、映していただいて、日常で活かしたり空手の稽古で身体と内面に落とし込んだりしていく。次回また直接の御指導をいただける日まで、修養してまいります。

宇城先生のお言葉が胸を突き、心から離れません

福岡 ビルメンテナンス業 42歳 男性 YY

4本の木刀に囲まれた絶体絶命の状態にあっても肚を据え覚悟を持って対立関係にある人とも調和し、安心、信頼を与えられる気の世界を実践される映像、宇城先生の居合に対する覚悟、大会に臨まれる際の姿勢を見せていただきました。空手にも、仕事にも、人の生死に関わる居合にも真剣に取り組まれてきた宇城先生の信念、生き様に心が揺さ振られました。

未だ止まないコロナ禍や長期化するウクライナ侵攻に対して、恐れや不安を抱くだけで、それすらも慣れ切ってしまい、どこか他人事として対岸の火事のようにしか受け止めきれていなかった自分の覚悟の無さ、心の弱さに喝を入れていただいたように感じております。

「できるか、できないか」、「なぜ宇城空手を修行するのか」、「変わる時は一気に変化、変容すること」、道塾へ参加して数年が経ちますが、初心を忘れていたのではないか、気の世界に触れ体験させてもらうだけで満足していたのではないか、宇城先生にはできて自分にはできないことに慣れ切ってしまっていたのではないか、いつか少しずつできるようになればいいかと甘えきっていたのではないか、宇城先生のお言葉が胸を突き、心から離れません。

今回体験させていただいた筋力とは明らかに違う4次元、5次元の世界のエネルギーの伝わり方をしっかりと心と身体に刻んで、いつもの自分に戻らないように今を真剣に生き変容できるように、また子ども達の今や未来の邪魔にならないように、精進してまいります。この先の未来に希望の持てる大変心強いお話、ご指導をいただき、誠にありがとうございました。

本物のエネルギーに触れて感じれることがどれだけ幸せなことだろうか

福岡 アロマセラピスト 女性 MN

一番心に残っている事は、検証において、「出来ない自分がいても良い。そういう自分を知り、自分を正すためにする。」
と宇城先生が仰られたことです。

いつも自分が検証をする時に、
出来ないからダメ。
出来たから良い。と感じていました。
良い、悪いではなく、己を正すきっかけなのだと教えていただき、少し気持ちが楽になりました。
構えず、もっとありのままで居ようと思いました。
そして、人と接する時も無意識に対抗している、執着している自分があるのだと感じました。
調和や愛がエネルギーを生むという事も改めて感じさせていただきました。

それから、呼吸の仕方を本でも拝見しましたし、幾度となく宇城先生より教えていただいていますが、忙しい時ほど忘れてしまっていました。
宇城先生が「続けることが大事」と仰られた様に、癖付ける為に朝の日課にする事にしました。
朝だけでなく、日々の中にも取り入れ、身体に染み込ませたいです。

世界や環境が大きく揺らぐ中、どれだけ自分が肚を据える事が出来るかにかかっていると思います。
「明日、末期癌を宣告されたら、そんなに呑気には出来ないだろう?」と仰られ、ハッとしました。

もっと危機感を持ちます。
肚を意識しながら決断、行動していきたいです。

そして、道塾へ参加させていただき、宇城先生の近くで真実を目の当たりにさせて頂く機会がある事をありがたく感じます。
真実を知らぬまま何も感じる事もなく生きるよりも、本物のエネルギーに触れて感じれることがどれだけ幸せなことだろうかと思います。
この様な機会を作っていただき本当にありがとうございます。