2022年 名古屋 第4回(2022.7.14)

身体で体験させていただく学びの深さを改めて自覚いたしました

長野 主婦 女性 CY


今回一番印象に残っていることは、「すべてが心!」です。
実技で、向き合う二人が互いに肩を組み、否定する言葉を思うだけで、相手の肩に触れている手に力が入らないと感じたこと、逆に相手を思う言葉を心に思うだけで、手に力が入り向き合う相手と心が繋がっているような感覚を感じることができました。 

道塾を終えた夜、横になりうとうとしていると、実技で正座をしている一人の若者(男性)が立ち上がれないように私が押さえていたときの映像が浮かびました。座位で女性だけ足が伸ばせると言われた中に一人だけ足を伸ばしていた男性(若者)に「我が強い」からと言われながらも、宇城先生は優しい目の先にある心を見抜かれていました。その若者は立ち方、正座をしての礼の仕方を体験し、若者の心の素直さが表情に態度に現れていったこと。押さえる側の私は、二人がかりでも両手で無心に押さえ込もうとしても押さえ切れない、若者のもっているエネルギーを全身で感じていたこと。力一杯で肩に触れていたことで互いのエネルギーが交流していただろうこと。ぼんやりと思いながら、私事に立ち返り、子どもたち一人ひとりもこの若者と同じように思い、電話で接するときにもあてまると思いました。宇城先生の愛あるご指導がその場で若者の心を変化させたことは、そのご指導にあたられた先生のお心が若者に届いたからだと思いました。私も子どもたちの話を聴くときに、私から届けられる心がとても大切なのだと学ばせていただきました。「すべてが心!」わたしの心が問われていると思いました。身体で体験させていただく学びの深さを改めて自覚いたしました。