滋賀県 高校教諭 60代 男性 TF
常識ではあり得ない事象を身をもって体験することで、普段の生活を送っている自分では全く考えもしなかったことに気づくことができるということを教えていただきました。
またそこから未来への希望が見えるということを体感しました。
この視点からもう一度普段の自分を見返した時、いかに不安や怯えの中にいるか、それから目を逸らそうとしているかがわかります。
いや目を逸らしていることさえ、自覚せず、ないものとして不安や怯えを意識の外に追いやっているのだということに気づいていない自分がいました。
それでも実は身体が一番知っていること、細胞が既に答えを出していることに驚きを感じています。
実は、道塾へ行く前になるとなんとも言えず不安になります。
自分の心に問い返してみると、不安や怯えをひたすら隠して平気に日常を送っているつもりの自分を、宇城先生に一発で看破されることに怯えているのだと思います。
真面目なフリや調子のよい感じで自分を誤魔化す癖が染みついています。
それが道塾に来ると、全部剥がれ落ちる。剥がれ落ちて何もなくなるのではなく、自分の身体の中に確かなもの、温かなものとして残る。そんな感じです。
両側から足をがっちり押さえられると、足を持ち上げようと必死になるほど動かすことができませんが、一旦大地に踏み込むようにするだけで、地球からエネルギーをもらって嘘のように軽く足が上がりました。
地球の重力や宇宙のエネルギーをもらえる環境にいても、自分の方で遮断している愚かさに気づく瞬間でした。
また、力いっぱい振り下ろした拳を打ちつけられても、先生に気をかけられている方の手は守られて痛くなく、下ろした方の手が痛いという事実。
これまでの実証の中で、そうなることが先にわかり、そのことが当たり前に思えている自分に、後で考えると不思議な感覚を覚えています。
まだまだ全然、頭で考えてしまう自分から抜け出せませんが、目指す方向だけは間違えず、横着せず、感謝と謙虚の心を求めていきたいと思います。