2024年 東京・A 第4回(2024.7.30)

毎回、喝を入れていただいていることに感謝致します

静岡 理学療法士 39歳 男性 TO

先日の研修会は大変お世話になりました。本当に勉強になることばかりでした。
と同時に、自分の生き様がまだまだ甘いと感じました。
毎回、喝を入れていただいていることに感謝致します。
先生は常に「引退は無い。死ぬまで現役だ。」と、おっしゃられます。
私も、今年で61になり同級生は退職して、年金までの65歳を低い給料の
再雇用という形で組織に留まっている人がほとんどです。
会話も、前向きで希望を持つような内容ではなく、老後のこと、健康のことが主流です。
友達や周りの先輩や後輩達は、私を「なんでそんなに元気なんだ?」と、良く言われます。
これも、75歳でバリバリでいられる宇城先生を真近で見ているお陰です。
先生は、常に将来の夢を語り、それを叶うために勉強されておられます。
このようなお方に出会ったことはありません。
日本を救うためには、子供たちの実証ありきの教育が必要であること。
そして、宇城空手で日本の武術の素晴らしさをを海外の方々に知ってもらうことで、日本という国と戦争してはならない。
日本は宇城先生がおられる大事な国なのだということを認知してもらうことが、
戦争への抑止力に繋がると行動されています。
先生は、「戦争反対は頭で考えているだけで口先だけの行動なので、説得力に欠ける。
戦争を起こさない様に行動することが大事である。」
まさに、行動先にありき。
宇城塾のお陰で、この言霊が身体に染み付いております。

また先生は、1に勉強、2に勉強とお話されています。
今回の研修会はこの勉強という意味をお話されてくださいました。
知識と知恵の違いについてです。
知識は、頭に詰め込む情報量のこと。知恵は身体から学ぶ、いわゆる身に付けることである。
知識も大事なことだが、もっと大事なことは色々な体験を通して身に付ける知恵がもっとも大事なことである。
甘ったるい体験しかしてこなかった者は、人間が弱くなるので軽い人間である。
厳しい状況を乗り越えてきた体験を多く持てば持つほど、人間は強くなり重い人間となる。
軽い人間は発言も軽くなり、近視感的な思考しかなく将来の像が描きにくい。夢もない。
重い人間の発言は重く、将来の像が描きやすい。
軽い人間は難しい書物が読みにくいので、軽い内容の本しか読めないし、読書習慣が無くなっていく。
読書習慣が落ちていく国民は洗脳されやすく、国家は滅びやすい。
と、感じました。

私は、宇城先生の教えを護り人の3倍の仕事と努力を心がけてきました。
が、還暦を過ぎた頃からやや知恵習得の心掛けが薄れてきた感じがします。
研修会で先生の「勉強しろ!」とのハッパは、もっと厳しい環境に身を置き、勝負して乗り越えていく体験を通して身に付ける知恵を付けろ!と理解できたことに目が覚めました。
身体を通して学ぶと自責思考が根付き、だけの知識だけではすぐ他人の責任にする他責思考に陥りやすい。
人に感謝して、今あることが奇跡なのだを忘れない謙虚な心を忘れずにこれからも生きて参ります。
本当にありがとうございました。
感謝致します。