岐阜 教員 41歳 男性 KK
「謙虚になるには、困っている人に寄り添うことだ」
「人間の可能性は無限大だ」
「堂々と、胸を張ってまっすぐ進め」
道塾のたびに私は宇城先生の言葉に救われます。
座った状態で、上から押される。もちろん立てない。力む。衝突する。
宇城先生に気を通されると、立てる。押さえている人を投げられる。
投げられることが自分でわかる。頭が分かるのではなくて、身体でわかる。
頭で分かった時には立てている、投げられている…。
人と組み合い、いがみ合うと、弱い。仲良くすると、強い。
考え事をすると、弱い。
この「考え事」をしている状態は、日常の私自身の状態です。
「真剣に」考えているつもり、「真面目に」考えているつもり…。
それがどれだけ弱い状態か、危険な状態かということがよくわかりました。
実は道塾前日まで、自分の身の回りの状況について、私なりに考えに考えて、かなり精神的に参っていました。孤立、孤独、衝突…。少しでも現状を打破しよう、好転させようともがいていたつもりでしたが、完全に死に体であったことに気が付きました。
身体からスタート。真剣に、希望をもって。過去にとらわれず、「今」を。私が考えに考えていたつもりでいたのは、現状からの逃避にすぎませんでした。
「頭」がどれだけ横着で、自分の可能性を閉ざしてしまうか。気を感じられることで、身体を通した思考ができ、理屈抜きの「希望」が湧いてきます。
今まで宇城先生に何を学んできたのかと情けなくもなりますが、また1からスタートです。
剣闘士の時代から、武士の時代を経て現代にいたるお話をお聞きして、これまで聞いたことのない大きな歴史の認識から、私たちが進むべき新たな未来の方向性について希望を感じることができました。
古を稽え、今を照らす。生きるか死ぬかの時代に逆行するのではなく、絆をもって新しい時代へ。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
いつも本当にありがとうございます。