2021年 東京初級(前期)第1回(2021.3.16)

直にご指導を受けられることをありがたく思う日々

東京 大学非常勤講師 54歳 女性 KM

宇城先生、昨日も道塾でのご指導をいただき、誠にありがとうございます。自粛中の東京は未だに動きにくい状況にある中、お運び頂き、信念をもってご指導頂けることに深く感謝しております。また、実施の困難な中、会場を探し準備して下さった事務局のみなさまにも、お礼申し上げます。

平常のご指導が受けられない状況下でも、日々、一人稽古をして過ごせるよう動画や本を多数与えて頂いております。それらの助けを借りて、自分なりに努めておりましたが、やはり先生と道塾の仲間たちと同じ場に身を置き、身体を使って直々にご指導を受けられるのは貴重な時間と昨日あらためて感じました。

重要な呼吸法は、教えて頂いてから日々やっておりますが、動作と呼吸があまりスムーズに合っておらず、また先生にご指導頂きたい、と思っていたところの道塾開催でしたので、大変ありがたく思いました。一人で日々実践稽古することは大切ですが、やはり師の存在は大きく、直にご指導を受けられることをありがたく思う日々です。

昨日は、初級の初日ということで、新しい方が多く参加されていました。長く先生のご指導を受けておられる先輩方の多い合宿に参加した直後ですので、なおさら、長年、先生のご指導を受けてきた人、そうでない人の動きの違いを痛感させられました。続けることは大切ですが、ただ続けるのではなく、もっと先生を映せるよう、日々心がけながら続けることの大切さを感じました。これからますます努めたいと思います。

昨日の反省は、実証の際、机の足を押さえに行こうかどうしようか、とぐずぐず迷っていたら、スタッフの方が押さえて下さったことです。よいと思うことをするのに、頭で考えていては時間が止まってしまいます。自分で経験して納得しましたので、これからは、思ったら、もっとさっと動くよう努めます。

コロナに対する警戒は必要ですが、いつまでも動きを止めていては、その弊害も大きくなります。それがわかっていても社会が動けないでいる中、ご指導頂ける幸甚さを無駄にすることのないよう、日々を大切に過ごします。また、昨日は、できたてほやほやの『稽古照今』を手にすることができました。読むのが大変待ち遠しいです。これからも、日々、先生のお姿を思い、映す心を忘れることのないよう過ごします。昨日も、ご指導頂き、誠にありがとうございました。

自分は何をしにどう塾に行っているのか

東京 営業職 40歳 男性 YH

少し時間を経て残っているのは竹刀を受けた腕の痛みと、自分は何をしにどう塾に行っているのかあの夜は何だったのかという思いです。

宇城先生からかけていただいたいくつかの言葉。
自分は不安を感じました。

自分の正しいと思っていること、頭で考えて出す答えって何なんだろうこれからの仕事、子どもたちへの悪影響、自分は埒外にいると信じていました。

自分は、何かを与えてもらいに、変化させてもらいに足を運び、自分の存在を誇示するための振る舞いをしていたように思います。

なぜそのようにするのか。
そのような自分でいることが自分の生きる場を守る術だったからなのかも知れないと、書きながら思っております。

宇城先生や上司に認めてもらいたいという気持ち。
秀でたい、人に良いところをみせたいと思う自分。
この感想文もその一種のように思います。

今はそのような気持ちです。