2020年 大阪・A 第6回(2020.11.10)

改めて『自分を問うこと』の重要さを教えていただきました

京都 教員 37歳 男性 TN

昨日含め、1年間にわたり道塾でのご指導いただき誠にありがとうございました。1年という時間を振り返るとあっという間で、このタイミングで自分自身この1年間で何ができたのか検証します。

先生からの強いメッセージを昨日も受けました。「毎日自分自身を問う時間をつくることが重要であるということ。例え10分という短い時間であってもいいので。」このお話をいただいた時に、『確かに』と。このように感想文を書き、振り返ることはその一環であるものの毎日とまではできておらず・・・。

今自分が仕事をしていて、壁にぶつかり、上手く前に進まないことも多々あります。そのような時に『自分は逃げていないか。このままでいいのか。愚痴ばかりこぼしていないか。』と問うことの時間を持つことでぶれない自分を作っていく。自分を見つめ、問うことで気づいていなかったこと。見失いそうになっていることが見えてくる。ある意味自分で自分を試していく。改めて『自分を問うこと』の重要さを教えていただきました。

次に、保育園の映像を見せていただきました。保育士さんがマスクをして、園児と一緒に時間を過ごすことで園児の表情や言葉がこれまでとは違った反応が出てきていると。そこで発せられた医師の方のコメントに愕然としました。現場がどのような状況で、何が起きているのか。全く理解しておらず、ピントのずれたコメント。全く充てにならない。
園長先生や保育士さんが愛情を持って必死に接する場の空気感に気づけない。感じない。調和融合とはかけ離れた状況。このようなことが教育現場だけでなく、日本中に起きているとなると当然のことながら「人」は育たない。リーダーなんて出てくるわけもないといった状況。これが日本の現状かとため息が出ます。

だからこそ、宇城先生の元で学ばせていただいている私たちが一人ひとり自覚を持ち、行動していくことが問われているのだと思います。「学校の在り方ではなく、教育の在り方を!」本質の部分を常に考え、模索し取り組んでいく。「学校は、過去の答えを教えているだけで、未来から今を教えていない。」というより、この指導ができない。そのレベルにないというのが実態です。要するに勉強不足であるということ。いつも宇城先生がおっしゃられる「1に勉強。2に勉強。3に勉強」ということの意味が少しずつ見えてきました。

りんご9ケとりんご5ケの話は大変わかりやすいお話で、腐ったりんごがあるということがその時わかれば、次の時には、そのことも踏まえて考える生徒になる。『このような可能性もあるかもしれない。こうなったらこうしよう』という未来から今をみる。自然とそのようになっていく指導。勝手に引き出されていくような感覚というのでしょうか。これまで同じ話をされていても正直わかっていませんでした。昨日お話いただいた時にやっと「そういうことか。」と自分の身体で理解できたような感じがしました。宇城先生は、私たちのためにかなり伝え方のレベルを下げてご指導いただいていますが、その内容は次元が違い過ぎると痛感しました。

この感想文を書きながら、宇城先生の元で学ばせていただけることへの感謝が込み上げてきます。まだまだ未熟な私ですが、引き続き、ご指導よろしくお願い致します。

線と線、面と面が繋がっていくようにひたむきに自分と向き合うを続けていきます

奈良 主婦 41歳 女性 KM

「真面目ではなく真剣に」
真面目では深さがない、面白味がない、力んで動けないような気がします。
真剣には思考の深さ、熱い心、周りを引っ張っていく力、惹きつけるパワーがあるように感じます。真面目ではなく真剣を目指したい。

「勉強」
勉強していかなければ次のステップにあがれない。レベルの低いままである。人生薄っぺらいものになる。
「知る」ことで謙虚になる→また「知る」ことで謙虚になる。この繰り返しである。決して終わりはない。今の薄っぺらい状態を少しずつ層をふやし厚みのあるものにしていきたい。

「先を取る」
自分と向き合う時間を大切にする。自分に問いかけ、先を見据える。
宇城先生のお話、お姿、お言葉の中でたくさんのヒントを与えて下さっている。導て頂いている全てのことを、一つ一つ見逃さず、自分に問い続け、「先を取る」に繋げたい。

「学校が崩壊してから変わる」
学校だけでなく、様々なものに対して、世間は崩壊してから動き始める。
今こうして、私たちは宇城先生にご指導頂き、学ばせて頂いているのだから、世間と同じスピード、やり方ではいけない。
「どんどん差をつける」しっかりと自分と向き合い、実践行動に移していかなければならない。

この度も、道塾、宇城先生のお話からたくさんの気付きを頂きました。
これらのことが分かってくれば、物の見方、思考の深さ、時間の使い方、人との付き合い方などあらゆるものが変わってくる。
もっとスピードをあげて、頭ではなく、心、身体で自分が行動実践し、自分が変わるを続けていくしかない。

宇城先生のお話を聞いていて、ご著書を拝読して、その時その時で、感じることが違う。また分からない、どういうことなのだろう、と。しかし、点と点が繋がることがある。そのような時は、嬉しさや自分の心がぱっと明るくなる、笑みがこぼれる。線と線、面と面が繋がっていくようにひたむきに自分と向き合うを続けていきます。

今年も貴重な学びのお時間を有難うございました。