商品詳細 季刊『道』178号 (2013秋号) 著者 どう出版 定価 1,200円(税込) ISBN 978-4904464502 判型/分 A4 74ページ 発売日 2013年10月20日 [立ち読みする] テーマ 自然の理のままに生きる 決してあきらめない!! 覚悟と勇気が生んだ自然界の道しるべ リンゴの木が教えてくれた大自然の法則 リンゴ農家 木村秋則 VS 武道家・UK実践塾 宇城憲治 農薬なしでは絶対に不可能とされてきたリンゴ栽培を、無農薬・無肥料の自然栽培で見事成功させ、未知なる世界を切り開いた木村秋則氏。 29歳で思い立ったその挑戦はしかし、11年間という失敗の連続と、自殺にまで追い込まれるほどの苦しみを氏に与えるものだった。その想像を絶する苦難の道のりは、今夏封切られた映画『奇跡のリンゴ』や氏の著書に詳しい。 なぜ木村氏はあきらめずに志を貫き通すことができたのか。その覚悟はどこから生まれたのか――。リンゴの木を通して木村氏が気づかされた目に見えない大自然の法則はまさに、世界の財産だ。本対談では、そんな木村氏のエネルギーに、「気」による人間の潜在能力の発掘への道を切り開く宇城氏が迫った。まさに情熱の対談となった。 人類の進歩と平和への道を示す彫刻家 ワグナー・ナンドール ワグナー・ナンドール記念財団 理事 和久奈 ちよ 「静けさの文化こそ日本人の聡明さを生み出してきた。 その慎ましやかさで、聡明に渡り合えばいい。日本人を通せばいいのだ。」 第二次世界大戦、ハンガリー動乱、命からがらの亡命――。様々な苦難を経てようやく辿りついた地が、幼い頃から祖父や父母にその武士道精神や倫理観の素晴らしさを伝え聞かされていた日本であった。ちよさんと再婚し、日本に帰化して75歳で亡くなるまで、世界平和と人々の幸せを願って全エネルギーを作品に注いできたワグナー・ナンドール氏。日本人として生きた氏が見つめ続けた第二の祖国への思いとは――。 長年苦楽を共にした和久奈ちよさんに語っていただいた。 寄り添う心で 被災地の今 「浪江町の今を見に来てください」 福島県桑折町駅前仮設住宅自治会長 小澤是寛 2011年の東京電力福島原子力発電所事故により、今も多くの住民が避難生活を余儀なくされている。事故そのものの凄惨さは伝えられても、今も継続する避難者の苦痛、負担は、なかなか伝えられてこないのが実情だ。 本年4月から放射線量によって避難区が3つに再編された浪江町。本誌が行動を共にするあすなろ支援の会の縁で、震災直後から折に触れてお話を伺ってきた、桑折町駅前仮設住宅の自治会長・小澤是寛さんに案内いただき、浪江町の実態と避難者の「今」を伝える。 今に語り継ぐ 戦時を生きた知恵と心 「終戦から始まった戦禍 ― 8月9日ソ連侵攻~引き揚げまで ―」 木村 孝 86歳 (当時18歳 満州国航空機乗員養成所 機関学生 昭和21年11月 引揚船で日本に帰還 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長) 【巻頭対談】 リンゴ農家 木村秋則 VS 武道家・UK実践塾 宇城憲治 「決してあきらめない!! 覚悟と勇気が生んだ自然界の道しるべ リンゴの木が教えてくれた大自然の法則」 【ロングインタビュー】 ワグナー・ナンドール記念財団 理事 和久奈ちよ 「人類の進歩と平和への道を示す彫刻家 ワグナー・ナンドール 」 【現地レポート】 寄り添う心で 被災地の今 「浪江町の今を見に来てください」 福島県桑折町駅前仮設住宅自治会長 小澤是寛 【証言】 今に語り継ぐ 戦時を生きた知恵と心 「終戦から始まった戦禍」 木村 孝(86歳 当時18歳) 【連載】 ・師につくし 自己を磨き 人を育てる 「尋ねざれば 師は応えず」 神道夢想流杖心会主宰 松井健二 ・私たちは銀河のなかに生きている 「空海と宇宙」 銀河浴写真家 佐々木隆 ・神宮式年遷宮 日本の心を継ぐ 「お白石持行事」 写真家 稲田美織 ・実践こそが全て 「農学者・近藤亨翁の実践に見た希望」 アルピニスト 野口 健 ・あふれる真心と愛 「皆を包んだ翔子の一言」 書家 金澤泰子 ・今日一日を生きる 「薬物依存回復の12のステップ(1)」 茨城ダルク代表 岩井喜代仁 ・うつくし、日本 「世界の中の日本たれ」 伊藤忠商事理事 木暮浩明 ・文化を生き抜く力に 「西洋のガラス」と「東洋の自分」 その葛藤」 ガラス工芸作家 黒木国昭 ・気づく、気づかせる 「卑怯を恥とし、正々堂々を誇りとす」 UK 実践塾代表 宇城憲治 [ページのトップへ]