17 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈増川いづみ バイオ電子工学博士〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年3月17日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  増川いづみ バイオ電子工学博士
◆  宇城憲治 UK実践塾代表
進行:野中ともよ ガイア・イニシアティブ代表

【宇城】
気によって気づいたことがあるのですが、
それは人間の守りには内的な守りと外的な守りがあって、

内的というのは健康に気をつかうとか、
病気から身を守るということ、

外的というのは、攻撃から身を守る、
理不尽なる攻撃から守るなど。

つまり気はそういうことに能動的対応を
してくれているということなんです。

まさに気の根源は愛と言っても
いいと思いますね(笑)。

【増川】
宇宙エネルギーは、
神聖なるエネルギーだからだと思います。
神のエネルギー。

そもそも神経って言葉がある。

神経というのは、磁場を動かす神の道ですから、
悪い事には使えないですね。

【野中】
ここで増川先生に質問です。
私にとって水というのは流れていても止まっていても、
そのエネルギーは同じような気がするのですが、

よく水の事故があるのは、
「水って流れていると網になるから」と
増川先生はおっしゃいますね。

水がメビウスなのだと。これにつきまして。

【増川】
水はぶつかると回転が始まるんです。
何か障害物があると回転しますね。

水はまず回転してから逃げるんです。
それが、ねじれ場をつくって、
それがエネルギーになる。

ねじれ場がエネルギーになるんですね。

また飛行機もヨットも追い風で進むのではなく、
風の抵抗力を活用して、推進しますね。

【宇城】
ああ。まさに空手の組手がそうですね。
普通は相手の攻撃を受けて反撃する。

私は相手の攻撃に対して、
自分の内面の回転によって、相を吸い込んで投げる。

つまり相手と調和し、
相手を無力化させてしまう。

【増川】
メビウスですね。まさに。
阿波踊りも。
要するに連続運動。循環エネルギーですよね。
抵抗のないエネルギーなんですよ、メビウスって。

相手のエネルギーを使いながら
次の動力に転換していくという。

その連続運動をしていると、自分は疲れないで、
相手の気を使いながら、増幅していけばいいんですよね。

【宇城】
まさにその通りですよね。
相手にも元気を与えながら。



*  *

アメリカの名門大学MIT(マサチューセッツ工科大学)で
量子力学を学び、水の研究はもとより、波動、周波数、
電磁波、生命体など、宇宙エネルギーと命の根源につながる
幅広い分野の研究をしてきた増川博士。

博士の研究はすべて実践という形で、人と地球の健康と
生命のバランスを整えるために応用されている。

対談では、気というエネルギーで人間の潜在能力の開発を
展開する宇城憲治氏と、目に見えないエネルギーの宇宙とのつながりや、
エネルギーの活かし方について縦横に語り合っていただいた。

対談当日は、両氏を引き合わせたいと強く願った
ガイア・イニシアティブ代表の野中ともよ氏に
進行役として同席いただいた。

<巻頭対談>
波動 響きあう生命の神秘
水・音・心・気 ―― 理論と実践

季刊『道』192号(2017春)
https://www.dou-shuppan.com/dou192-lp/

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

この度、どう出版では
本年11月23日(木・祝)に
季刊『道』連載者・ご登場者を中心とした
交流イベントを開催することになりました。

未来の希望である子どもたちに何を残せるのか。
また希望ある未来を構築するために、私たちにできることは何か。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場です。

常に実践・行動し、世の中に大切なメッセージを
『道』で発信してくださっている連載者・ご登場者の
生き方、考え方を、読者はもちろんのこと、
多くの若い方々に伝えていきたい。

さらに連載・ご登場くださっている方々同士の
絆を深めていきたい。

そのような思いで本イベントを企画・開催いたします。

詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/

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■ 未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
■ ― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

◎ 日時: 2023年11月23日(木・祝) 11:30~16:00
◎ 会場: 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋) 定員:800名

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
船橋康貴/工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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17 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈船橋康貴 ハニーファーム代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年3月16日)

『道』215号 紹介動画
https://youtu.be/T8NzyNNOy1M

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  船橋康貴 ハニーファーム代表

中3の女の子が書いたポエムを紹介します。
頭を使わずに書いた初めてのポエムが
こんなに素敵になりました。

あなたはどうしてキラキラするの

まぶしさの理由が知りたくて

まだまだ旅の途中なの

道のすみっこ 山のてっぺん

いつもあるの

ゆらゆらどっしりキラキラと

かけらを一つまた一つ

ゆっくり探してあつめていくの

みなさん教えてくださいな

それが私のお仕事です

(赤羽亜侑子さん 中3)

教育とは、教えることではないと
もうみんな気づいている。

今の子どもは自然界の植物や動物たちのように
自分の役割を何もかも知っている。

それを大人が「教える」ことで
蓋をしていくのですね。

人も子どもも混じって学び合っていく。
教えることなど何もない。

その子たちが蓋をされない場を
作ってあげればいいのです。

そういう場ではみんな元気になっていきます。
家族で参加して子供がキラキラすると
お母さんもキラキラするし、
お母さんは子供の才能を見出していきます。



*  *

<連載>
ミツバチが教えてくれること
「自分を解放し、輝かせていこう!」

季刊『道』215号
https://www.dou-shuppan.com/dou215-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

未来の希望である子どもたちに何を残せるのか。
また希望ある未来を構築するために、私たちにできることは何か。

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15 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年3月15日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』

美術の世界でも、もの作りの世界でも、
過去、現在、未来という大きな流れのなかで
先達がやってきた歴史は、ものとして、作品として
毅然と残っているわけです。

考え方も文献を読めばわかる。
いかに自分がそういうものから多くのものを吸収するかです。

そのなかで、先達が頑張ってきた時代と今の時代との
ずれとは何なのかと、もう一回よく対比させてみる。

ものを作ることにしても子供の育ち方にしても、
私たちが育った時代と今では、恐いくらいの隔たりがあります。

しかしそのことを現代の人、とくに親たちが
気づいていない。
ですから、どうしても今日本に起きている諸問題の原因に
「親が親として育っていない」という部分に行き当たるのです。

やはり私は今、「親業」というものの勉強が
必要ではないかと思っています。

こういう問題と私の五十年を重ねていくと、時代の遍歴と共に、
人間のあるべき姿が浮かび上がってくると思うのです。

教育現場として、学校・家庭・地域を棲み分けるよりも、
この三つの教育の真ん中に常に子供がいるべきなのです。

しかし今、すべてがいびつになってしまっています。

私たちの親世代は時代を築くために精一杯頑張って
汗水流してきた世代です。
今の時代をつくってきた功労者たちです。

しかしその芯の部分が伝わりきらないまま
次の世代が親になってしまったということだと思います。

その隙間の部分を、私たちがどう埋め合うかが
大きな解決方法につながるのではないかと思います。

まだ「ずれがある」という感覚のあるうちに、
やらなければならないことだと思います。

こういう面について考えることは、諦めに近い部分もあったり、
感傷的にもなったりします。
どうしたら皆にわかってもらえるかということもある。

私たちの生活文化、食文化、住居文化というものの
崩壊が行き過ぎると、もう「壊れている」ことにすら
気づけない人ばかりになってしまう。

ですからそうならないためにも、それに気づいた人が、
それぞれの持ち場で働きかけていくことだと思います。

私だったら展覧会に集まる人々に
訴えかけることをしていきます。




黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』
https://www.dou-shuppan.com/k_monozukuri/

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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■ ― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

◎ 日時: 2023年11月23日(木・祝) 11:00~16:00
◎ 会場: 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋) 定員:800名

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
船橋康貴/工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ

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14 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈佐々木の将人著 『佐々木説法 なるほど』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年3月14日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  佐々木の将人著 『佐々木説法 なるほど』

学問も武道もまた茶道や華道に書道の稽古事は、
すべて品性を高めるための修行である。

品性とは“美しさ”である。

「仲良きことは 美しきかな」(武者小路実篤)
というように、互いに尽くし合う。

尽くす尽くすの言霊から、美しいという。

美は力にして、心から出る美しさで、
作られた綺麗ではない。

また無人島で化粧する人はいないように、
化粧も服装も他人に良い感じを与えるためである。

と同時に、服装の乱れは心の乱れで、
化粧や服装によって自己自身の心が磨かれる。

“躾”という字が示すように、
身を美しくする躾を“身嗜み”といい、
容姿、服装、そして言葉遣いに態度を、
常々心がけて美しい品性を身につけるのである。

「心にも無いことを言いました」というが然に非ず、
心にあるから言うのであるように、
無意識の意識の日常の生活の立ち振る舞いや会話は、
躾によって身についた結果である。

書道のお手本には、
愛とか平和、親孝行の手本があるが、
殺せ!という手本がないように、

良い言葉の文字を何度も何度も
練習することによって、
潜在意識に記憶されて品性が高められる。

かくの如く人間形成の稽古事の
日本文化の深さはここにある。



佐々木の将人著 『佐々木説法 なるほど』
https://www.dou-shuppan.com/books/naruhodo/

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

この度、どう出版では
本年11月23日(木・祝)に
季刊『道』連載者・ご登場者を中心とした、
交流イベントを開催することになりました。

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また希望ある未来を構築するために、私たちにできることは何か。

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■ 未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
■ ― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

◎ 日時: 2023年11月23日(木・祝) 11:00~16:00
◎ 会場: 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋) 定員:800名

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
船橋康貴/工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ

◎ 参加費:

定期購読者 4000円
定期購読者の同伴者 4000円

一 般 5000円
中高生 2000円
小学生 1000円

◎『道』連載者との交流パーティ(立食):
喜山倶楽部(一ツ橋ホール9階)17:00~19:00
会費 7000円 (定期購読者150名程度限定)

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13 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

┌┐
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本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

私が育った時代の英国では、学校の規律は厳しかったですし、
家庭でも父親がテーブルにつくまでは
食事を始めてはいけないとか、

父親がテーブルを離れるまで子供たちは離れてはいけないとか、
そういった日常生活の中の規律がありました。

ですから、そういったことも影響しているかもしれません。

ですが、これも個人の資質と環境によるところが大ですし、
それ以上に来日以来、これまでに接した日本人指導者の
先生たちすべてが大きく影響しています。

世代によって変わっていくものはあっても、
人間としての真実は変わらないと思うのです。

まわりに対する気遣い、配慮とか、
自分の「我」に固執しないとか。

そしてこれは今の時代に言われていることですが、
自然と調和するということ。

日本の伝統文化には恭敬敬愛が肝要となっています。

そういった人間としての大切な要素は、
時代を経ても変わらないものだと思います。

それを私たちは受け継いで手渡していきたい。

私は「遠山の構え」という考えが好きです。
目先のことばかりに惑わされずに、

自分を内観する距離、余裕の時間を置く、
その間の必要性を唱えております。

気配りというのは、相手との距離を
いかに築くかということでもありましょう。

弓道では、対象は的です。
的は自分の心を映す鏡なんです。

的に中てようとすると
自省をしなくなってしまいます。

また的に中たれば、それで良しとして
次に努力しなくなってしまう。

むしろ失敗したほうが、
どこが悪かったのだろうかと自省する。

正射正中への修行には終わりがなく、
絶えない努力のみに尽きます。



――― リアム・オブライエン 弓道教士
「“とらわれない” 世界へ 自己と向き合う修行の日々」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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◎ 日時: 2023年11月23日(木・祝) 11:00~16:00
◎ 会場: 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋) 定員:800名

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◎ 参加費:

定期購読者 4000円
定期購読者の同伴者 4000円

一 般 5000円
中高生 2000円
小学生 1000円

◎『道』連載者との交流パーティ(立食):
喜山倶楽部(一ツ橋ホール9階)17:00~19:00
会費 7000円 (定期購読者150名程度限定)

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21 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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『道』215号 紹介動画
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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【佐藤】
70代は最高だった。
事業もそれなりに広がったし、健康もメンテナンスすれば動けるし、
いろいろなものがよく見えてきたし、その眼で人の動きや
世の中を見たら、味わいがすごく深くなっていった。

そしてやっとある意味で外へ発信できるものが
何か体の中にふつふつとマグマのように溜まっていき、
それが爆発したのが70代です。

ですから、これからですよ、先生(笑)。

先生にマグマが溜まってふつふつしているのが見えるんです。
後はどこでどう爆発するかです(笑)。

たぶんこっちのマグマ、あっちのマグマ
というようにいろいろ弁があって、まずどこを開いて
爆発させるかで、一つ爆発させたら、次はこのへんだと選んでいく。

先生、70になったら抑えられないですよ。
でも自分が破裂しないように爆発してくださいね(笑)。

僕が言いたいのは、噴火した、爆発した、
畑に灰が落ちて植物が育って……というように
世の中に恩恵があるような爆発の仕方をしてほしいということです。

私もこれからもうちょっと爆発しようかなと(笑)。

【宇城】
いいですね(笑)。

先々週、コロナ禍で行けなかったドイツへ
3年ぶりに行ってきたのですが、空手は相手を殴って倒すのではなく、
「戦わずに勝つ」という次元があるということを教えてきました。

紀元前500年くらいの中国に書かれた「孫子の兵法」というのが
あるのですが、そこに

「戦いというのは戦わずに勝つのが最善だ。
そのためにどうするか、まず勝つことだ。そのために将たる者は
リーダーシップを発揮して、相手の正確な情報を知ることが
第一である。さらに自分の状況を知る。戦場は自然界と同じく
絶えず変化して止まない。その知恵を生かすことである」

とあるのです。

日本ではちょうど戦国時代から江戸時代への移行の時に、
やはり同じ事が言われているのです。

「打って勝つは、下の勝ちなり。
勝って打つは、中の勝ちなり。
打たずして勝つは、上の勝ちなり」と。

すなわち「戦わずして勝つ」という実践術技(剣)と
理論(禅)が構築されるんですね。

「剣禅一如」です。

刀は人を斬る道具だった時代において、斬る剣があるなら、
封ずる剣があってもいいのではないかと。

つまり、止める剣。

上泉伊勢守信綱から柳生石舟斎に伝授された
「殺人剣と活人剣」の教えです。
まさに活人剣とは「剣禅一如」のことです。

「封ずる」ということは今も生きるわけです。
その「封ずる」に必要なことは、相手の気を先に読み、
事の起こりを抑える。

これがまさに気なんですね。

そういう戦わずして勝つの世界があったからこそ、
江戸は270年近くずーっと平和にやってきた。

ところが明治に海外の文化が入り物質主義の二元論となり、
気の源泉である心が消えていく、
そうすると我欲を押さえられなくなり
争いが起きてくるわけですね。

【佐藤】
その通りですね。
人間社会には基本的にいい時と悪い時がある。

たとえば古代ギリシャのエーゲ海にあるミロス島の島民の多くは
スパルタという国から来ていて、中立をかかげ
平和でみんな仲良くしていた。

そこへアテネの人間が来て・・・



両氏の会話は、
途切れることがありません。

ミロス島はどうなったか?
そこから学べるものは何か?

続きは本誌をご覧ください。

*  *

8年前に本誌に登場いただいた佐藤芳之さんは
現在83歳。

通常定年とされる年齢をはるかに超えて、
世界を舞台に現役で活躍。
さらに今後10年を見据えたビジネスプランがあるのだという。

23歳の時、単身アフリカに行き、数々の事業に挑戦し、
35歳の時に起こしたケニア・ナッツ・カンパニー事業を
成功させて以来、

利益を目的とせず、常に新しい産業を興しては、
アフリカ各地の人の雇用や若い人材の育成にエネルギーを
注ぎ続けてきた。

その原動力は、「常に発展途上でい続けたい」という思い。

同じく「定年とは死ぬ時」を信条に
未来の子供たちのために活躍する宇城氏と、
日本を元気にするヒントを大いに語り合っていただいた。

<巻頭対談>
未完成こそ原動力
自分の伸びしろを信じ続けて60年
アフリカでの新たなビジネスへの挑戦

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20 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年2月20日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

(阿波研造先生は)それから毎年
岩手県に講習に来られるようになった。
3日間の講習です。
それはそれは価値のある講習でした。

普段の稽古とは違う、厳しいものでした。
当時阿波先生は50代半ばだったでしょうか。

一番記憶に残っているのは昭和10年の講習です。

先生は我々に「的を狙うな」と。
的を狙わないでどこを狙うんだと思った。

的の芯の芯、「これだ!」
っていうところを狙えという。

巻藁でも、漠然と真ん中を狙うのではないんだと。
「あの藁だ!」と。

すると集中してくる。
漠然とただにらめっこしていると緊張するし、
筋肉に力が入りすぎてしまう。

的を狙うと漠然としてしまうんです。
28メートルの距離で36センチの的を射る。

地方の大会では、競技のあとに余興をやります。

金的という、金紙を貼った的
(4寸、3寸5分、3寸、2寸5分と、大きさに段階がある)
があるのですが、これを狙わせる。

中たれば終わり。
中たらないとまた並んでやる。

みんないいところにいくんです、金的に近いところに。
36センチの的なら全部中たっているようなものなんです。

それなのに、どうして金的ではなく、
36センチの的を狙った時に中たらないのか。

つまり、「的を狙うな」とはそういうことなんです。
的にとらわれるなということです。

現在も「的を狙うな」という言葉を
使う先生も多いんですが、本来の意味は、

的の芯を狙え、「そこだ!」というところを狙え
ということなんです。
それが本当だと私は思っています。

「的を狙うな」という言葉を
誤解しちゃならないと思います。



――― 大沢万治 弓道範士
「阿波研造範士の教え 正しきを求めて」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
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amazonでは【紙本】もあります。
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17 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈吉田俊道 菌ちゃんふぁーむ園主〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年2月17日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  吉田俊道 菌ちゃんふぁーむ園主

(菌ちゃん先生に土作りから野菜栽培を教えてもらった子供たちは、
大人になった時に、何かあったら鵜呑みにするのではなく、
そこで「どうしてかな」と考えたり、
自分で「どうしたらいいかな」と考えるのではないかと)

そこを期待しているわけですよ。
上からどんなことを言われても、やっぱり
「なんか変だな」って思えること。

僕だってそうでした。

上の言う通りに動くのが自然だった状況で、
じゃあ、なぜ僕は歯向かえたのか。

よく考えると、それは母親の愛情をしっかり受けて
育ったからではと思うんですよ。

母の愛情があったからこそ、
自分に自信が持てた。

そして人のことを心配したり
気にかけることが出来た。

なぜなら目の前で農薬をかけている人は、
結局自分たち自身を
危険な目にあわせているわけだから。

そういう状況を見ていて、
無農薬で安全にできる方法があるならば、
その方法を探しにいくというのが
僕にとっては当たり前のことだったんです。

もちろん県職員としての農業改良の仕事は
楽しかったんですよ。

でも無農薬のことをやろうとすると、
農協から電話がかかってきたりして、
県職員の立場では続けられないと思ったんです。

一番のきっかけは、無農薬の方法を
農家に提案してまわったけれども、
上手くいかなかったことです。

「あんたは県職員だから失敗しても
給料をもらえるからいいけど、俺たちが
うまくいかなかったら借金しか残らん」
と言われ、逆に恨まれてしまったんです。

ですから「自分でやるしかない」と思い、
県職員を辞めました。



*  *

今や全国で、無農薬で元気な野菜を育てる方法を
伝えている菌ちゃん先生こと吉田さん。

その世界に飛び込む経緯を、
語ってくださいました。

<ロングインタビュー>
土づくりは人づくり
元気野菜の畑で育てよう子供の感性と未来

季刊『道』205号(2020夏)
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15 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年2月15日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人

中村天風先生にお会いするまでは
本当に消極人生を歩いていました。

私は神経過敏症という病気を持っていたの。
もう人の言うことが気になって気になってしかたがない。

人の心の中ばかり探ろうとして、
自分の心っていうものを見ようとしなかった。

悪いことばっかり考えて、
こうしたらああなるんじゃないかしらと
マイナスのことばかり考えていたのね。

本当に神経質で太ることができなかった。

「あなたの病気は太らなきゃ治りません」
と言われてね。

ところが太りたいと思っている時は
なかなか太らないものなのよ。

そういう消極人生を歩いていた時に、
中村天風先生に出会ったのです。

だけれどもその中村天風先生を見つけるまでに
10年かかりました。

主人(園田直 衆議院議員。1978年の日中平和友好条約時は
外相を務める)と結婚した時に

「2人で人生の師を見つけよう」と、
ずいぶんいろんな方にお会いしたのだけれども、
なかなか本物にぶつからなかったの。

主人は剣道をやるでしょ。
主人の剣道の先生に
「もう君にはなんにも教えることがなくなった、
今度は合気道を勉強してきなさい」と言われてね、
合気の植芝盛平先生をご紹介いただいたの。

剣道の先生の紹介状を持って
植芝先生にお願いに行きましたら、

「弟子にはしよう、だけどその前に
中村天風という人に会って来なさい」と言われて、
主人は中村天風先生を訪ねて行ったのです。

そうしたらその日、帰って玄関に入るなり主人が
「おーい」って呼ぶのよ。

「おーい、やっと本物を見つけたぞ」って。
「この人こそ我々の師だと思う、
明日お前も連れていってやろう」と。

それで、その翌日主人に連れられて
天風先生にお会いしたのです。

「なるほど、この方だ」と思ってね、
それから夫婦で弟子になって積極人生を
生きる訓練をしていただいたのです。



――― 園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人
「やり抜く意志が肚をつくる」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
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どう出版の電子書籍
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14 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈山元加津子 作家〉

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『道』215号 紹介動画
https://youtu.be/T8NzyNNOy1M

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  山元加津子 作家

特別支援学校の教員をやめて、やがて9年になります。
早いなあと思います。

病弱養護学校の分校では、理科を担当しました。

この学校には慢性の病気の他に、
なかなか地域の学校へ足が向かず、
何年も不登校の状態をすごしてこられた
お子さんたちも多く通っておられました。

私はほとんどの学年の理科を担当していました。

ですから、さつまいもやじゃがいも、朝顔を植えたり、
メダカを飼ったり、ゾウリムシを探す必要があったり、
実験の準備もあったり、授業の準備や
テスト作りなどもありました。

この学校は、テストも運動会も文化祭も修学旅行も、
他の学校で行なわれているものはすべてあって、
休み時間も10分と、他の学校と変わらないのだけれど、

うれしいことに、みんな学校に来てくれるようになって、
放課後も夏休みも冬休みも卒業してからも
毎日のように顔を見せてくれることが多かったです。

私は、子供たちがどの学校にいても、
自分のことを好きでいてほしいなあと思っていました。

そんな時に、通知表をつけるということに、
いつも違和感というか、何か
ためらいのようなものがありました。



*  *

子供たちが自分を好きでいられるように。

そう願った山元さんは、
授業であることを決行!

その結果やいかに・・・

<連載>
ありのままの私たち
「みんな100点大作戦!」

季刊『道』215号
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