09 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』 〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月8日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』

武術の分野には免許皆伝という尺度がありますが、
最近は車のライセンスのように軽く考える者が増えました。

私が追求している神道夢想流においても、
極意の形が五本伝えられています。

基本的に当事者以外には見せることはありませんが、
実は単純極まりない形であり、その手順は
素人でもできるものです。

自流の恥を述べますと、他の者の伝受を
たまたま見てしまい形の手順を覚え、
極意を伝えられたと自認してしまう者が
複数出現するに至りました。

極意とは手順ではなく
様々な質的技術であり、

そこには口伝の集積と
気づきの集積がなければなりません。

それが今、理解されなくなったのです。

ある流派の方が
「免許とは、師の宿題ごとお預かりするもの」
と言われましたが、まさに至言。
その通りなのです。

追求者なら死に至るまで追求であり、
これで良いということはない。

だから、弟子に免許を出すのは
「宿題を預けるよ」という事にほかなりません。

私の場合で言えば、
伝系的に二十六人の先師がおられます。

その一人ひとりの宿題を
遡って考えることは半端なことではありません。

しかし、それをやってこそ「伝統」であり、
「伝承」と言えるはずなのです。

手順を学んでそこそこ出来ればそれでよい、
というものではないのです。



松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』
http://www.dou-shuppan.com/books/b_jiko/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治 講習会・講演会〈6/25 東京〉〈8/11 京都〉

宇城憲治氏による宇城道塾 体験講習会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

5月21日開催の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20230524

人間力を高め、潜在力を発揮するためにどうすればいいのか?
「目に見えないもの」のパワーとはどのようなものか?

宇城憲治氏が実践をもって、
これらを紐解いていきます。

まずは、実際に体験してみてください。

講習会では「宇城式呼吸法」の実践指導があります。
また宇城氏に、参加者の質問に答えていただく時間を設けます。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2023年6月25日(日) 13:00~16:30 (開場12:30)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202306/

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202308/

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07 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈根本益伊 軽巡洋艦五十鈴乗組員〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月7日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  根本益伊 軽巡洋艦五十鈴乗組員

私が足をやられたあと、五十鈴はドックに入って修理され、
再度出撃していきましたが、
その後、沈められてしまいました。

運が良いのか悪いのかわかりません。

怪我をせず丈夫でいれば、
私は船に乗ったまま出撃し、一緒に沈んでいたはずです。

怪我をしてからは、やはり足がないでしょう。
一番困るのは駅の階段でした。

義足の私は一歩一歩しか上がることができない。
若い時は人にも見られるし、
それなりにつらい思いもしました。

「足があったらどんなにいいか」と思いましたが、
今となれば、「両手があればなんでもできる」と。

車を改造して車の運転もしていました。

私はそれでも、国やアメリカを
憎く思う気持ちはまったくありません。

なぜなら、恨んだってどうにもなりませんし、
死んでしまった人がたくさんいるからです。

死んでしまえばおしまい。
弱音をはいたらおしまい。

生きていればこその今です。
死んだら駄目です。

生きていなきゃね。


――― 根本益伊 軽巡洋艦五十鈴乗組員
「命をつないだ一本の手拭い」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
https://www.dou-shuppan.com/ebook/inochi/

どう出版の電子書籍
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◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
https://youtu.be/YSyeTC5zxyo

季刊『道』の読者と
連載、ご登場者の交流イベント。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場です。

詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/
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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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06 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈佐々木隆 銀河浴写真家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月6日)
『道』216号 紹介動画
◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  佐々木隆 銀河浴写真家
宇宙のオアシス美しすぎる地球
数ある絶景の一つオーロラ
母なる太陽から大切な光と共に
生命には危険な風もやってくる
太陽風と呼ばれる
大量のプラズマ粒子の流れである
幸い地球には強い磁場があり
太陽風の直撃を躱してくれている
そのプラズマ粒子は
地球の遥か後方に一端貯まるが
突然反転し磁気の隙間を掻い潜り
夜の極地方に突入してくるのだ
 ・
 ・
 ・
 ・
圧巻のオーロラと、
太陽のコロナの写真を
ぜひ本誌でご覧ください。
 *  *
<連載>
私たちは銀河のなかに生きている
「神秘のオーロラ  かけがえのない地球」
季刊『道』216号
☆ 内容の一部をお読みいただけます。
※ 次項イベントをご覧ください。
  佐々木隆さんが登壇されます!
◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール
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東京・一ツ橋ホール
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05 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月5日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

昔はむずかしい言葉がありまして
「尽忠報国」「滅私奉公」などと言ったものですが、
今、そういう言葉を使ってもわからないんですよ。

忠を尽くし国に報いる――
忠を尽くす天皇陛下はいらっしゃるけど、
それ以前に報いるべき「国」自体が
あまり強く意識されていませんから、

まずは日本国という「国」がしっかりしないと、
民衆は良くならないんですね。

小川忠太郎先生(剣道範士 1901~1992)が
「剣道の理念」は本当は「尽忠報国」だと言っておられました。

すなわち自分を捨てて奉る。
そして困苦欠乏に耐える心を養い、身体を養う、
この三つが柱だと。

その三つが柱になっているんだけれども、
剣道の理念をつくった昭和50年は
「尽忠報国」という言葉は表に出せないから、

「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」
としたんです。

小川忠太郎先生には「そのことを忘れるな」と
常々言われました。

ここに鞍馬流の鬼一法眼の言葉があります。
寿永3年、今から830年くらい前に
源九郎義経にあてた文章です。

この文章の通りにやれば今の剣道は完成なんです。
なぜこの文章がいいかと言うと、
「和の精神」が書いてあるんですね。

来即迎、去即送、対即和。
五々十、二八十、一九十、以是可和。
察虚実、識陰伏、大絶方所、細入微塵。
殺活有機、変化応時。
臨事勿動心矣。

「来たればすなわち迎え、
去ればすなわち送る、対すれば和す」
―― 仲良くしなさい、和やかにしなさいということです。

「五五の十、二八十、一九の十、
ここをもって和すべし」
―― 相手が五で来たら五で受ける、二で来たら八で受ける、
一で来たら九で受ける、相手に合わせることが大事だよ、
ということを源九郎に説いているんです。

そして
「虚実を察し、隠伏を識り」
―― 本物か嘘かを察しないといけない、
隠伏というのは心ですね、心を読みなさいと。

「大は方所、小は微塵を通して
人の意志が伝わってくる」
―― 方所とは地球のこと、微塵は小さな塵、
今この空間に飛んでいるのは宇宙塵です。
それを通して人の意志、見えないものが伝わってくる、と。

このように「和の精神」を根底とする剣の理念が、
古い時代から日本の文化遺産として、あるいは
伝統文化として伝わってきているのです。



――― 児嶋克 剣道範士・居合道範士
「相手を迎えて一つになる」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
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◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治 講習会・講演会〈6/25 東京〉〈8/11 京都〉

身体に眠る、潜在力を体験する
実践型セミナー

「体験」でしか分からない世界があります。

開催レポート(写真・動画)をこちらでお読みいただけます。
5/21に行なわれた、大阪会場の様子です。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230524

○ 「あたりまえ」と思っていたことが違い、
子どもの力はすごいのだなと感じました。

○ 子育てに悩んでいた自分にとって、
非常に勉強になりました。

○ 身体を動かす際、頭で考え過ぎていることに
気づかせていただいました。

○子どもの素直にまねる力、映す力、吸収力は
本当に凄いものだと改めて痛感しました。

講習会では「宇城式呼吸法」の実践指導があります。
また宇城氏に、参加者の質問に答えていただく時間を設けます。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2023年6月25日(日) 13:00~16:30 (開場12:30)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202306/

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202308/

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02 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 白鵬 第69代横綱 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月2日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】 白鵬 第69代横綱
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【白鵬】
15歳でこの世界に入り、初めは
右も左もわからなかった。

25、26歳の時は相撲のなんというか、
自分が一番いい時期があったと思いますが、

やはり今30を超えてきて、
気持ちのあせりというのがある。

だからこそ、勝ちにこだわるところが
あるのかなと思っているのです。

【宇城】
大横綱に対して一言もありませんが、
次元の高い思いであり、それでいいのではないでしょうか。

自分の気持ちに向き合ってこそ、また向き合う時期に
きているということではないでしょうか。

私は今、70歳で現役で世界あちこち
指導に行っていますが、

年齢は私よりははるかに若く、体重や身長も
私よりはるかに上回る、かつ20~30年の
キャリアを持った人たちを指導し組手もしています。

理屈は通らない世界ですから、
まずはやってみせる。

30代の頃から、筋肉の力は将来に
貯金ができないから、将来に使える
力の使い方を常に考えて修行をしていましたね。

そしてちょうど45歳くらいになった頃、
「気」というものが大事だというのが
わかってきたのです。

目に見えない力というのは言葉でいうのは
むずかしいのですが。
その存在に気づき、使えるようになった。

だから今も続けられていると
感謝しているところです。

ところで本場所で15日間やり通すというのは、
並大抵ではないですよね。

【白鵬】
今年の1月にある先生に
おもしろいことを聞いたのです。

我々人間というのはアドレナリンを
みなそれぞれの量をもっていて、
使いすぎると終わってしまうのだそうです。

ですが、休むとまた出てくる。

やはり15日間のなかで、10日を過ぎると
アドレナリンが消えかけてくる。

そこで休む勇気も必要になってくるし、
30を超えるとあまりバカみたいにやるのも
よくないことに、

18年間やってきて、気づきましたね。



*  *

42回という、大相撲史上最多の優勝記録を誇る横綱白鵬関。
入門時62キロ、175センチだった少年は、18年後、
158キロ、192センチの、まさに威風堂々とした力士となった。

横綱となった今でも
「22歳の時に目指したのが横綱。
25、26歳の頃に目指したのも横綱。
今、目指しているのも横綱なのです」
と語る。

いかにして前人未到の記録をつくりあげたのか。
外からは見えない横綱の強さの秘密とは。

武術は理屈でなく、まずはやってみせる世界――

そこを共通点に、武術家宇城憲治氏に、
横綱の目に見えない内面を引き出し、言葉にできない世界を、
まさに、対談ならぬ“体談”を通して語り合っていただいた。

<巻頭対談>
横綱 ―― 前人未到の境地、さらにその先へ
“体談”で語り合う、目に見えない内面の世界

【202号】 2019秋
https://www.dou-shuppan.com/dou202-lp/

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
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2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
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02 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈相良育弥 茅葺き職人〉

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『道』216号 紹介動画
https://youtu.be/-vY2X7zmhgA

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  相良育弥 茅葺き職人

(相良さんの感性は、小さい頃から
おじいさん、おばあさんと過ごされたことが
大きいのでしょうか)

そうですね。
元々僕はおじいちゃん、おばあちゃん子で、
とくに晩年の10年くらいはずっと一緒でした。

内気な少年だったと思います。

喘息持ちだったので、学校も休みがちで、
体育の授業を休んで体育座りして
みんなを見ていたというのが幼い時の風景にあります。

だから観察癖がついて、
観察する目が養われたんだと思います。

「病とは福音なり」と言いますが、
喘息のために達することができなかったこともありますが、
同時に獲得したこともあるのかなと。

(厳しい修行を経て5年後に独立されたわけですが、
当初は農業に戻ろうと思っていたと)

はい。
戻ろうと思っていましたが、
その頃になると、若手の職人が足りなくて、
全国で200人しかいなくて、

自分の都合で茅葺きをやめていい状況でも
ないのかなと思うようになっていました。

神戸市以外にも神戸近郊にも茅葺きがたくさんあるし、
丹波篠山と隣接している市にも茅葺きが多いので、

一生かかっても全部触われないぐらい
茅葺きはあるんです。



*  *

20代の頃、宮沢賢治の『農民芸術概論』を読み、
生活自体が芸術でありそれが美しく尊いという言葉に、
自然の風景に溶け込む実践者になりたいと、
百の業を持つ「百姓」を目指した相良育弥氏。

茅葺き職人の道を選んだのは、
「植物を刈って、葺いて、使い終わったら土に還せる」
茅葺きの世界が、まさに百姓の業でできていると知ったからという。

その茅葺きの道に入って17年。
年々、茅葺き民家が少なくなっていく現状に、
ただ修繕しているだけでは守れないと、積極的に
茅葺きのことを知ってもらう活動や、茅葺きのあらたな
魅力やアートとしての可能性を伝え続ける相良氏に、

茅葺きへの思いと、これからの取り組みについて
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
時代を越えて響き合う
茅葺きの魅力を伝え続ける

季刊『道』216号
https://www.dou-shuppan.com/dou216-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
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2023年6月25日(日) 13:00~16:30 (開場12:30)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
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29 5月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年5月29日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

剣道家にとって一番大事なのは何でしょう
――稽古です。

まず稽古です。

第二は何でしょうか。

第二も稽古です。

稽古しないでいくら理屈を言っても
それは駄目です。

修行時代は先輩方にまず「稽古しろ稽古しろ、
理屈はあとからついてくる」と。
それが昔の指導のあり方でした。

剣道は身体で覚えることです。
頭ではない。

それをいかに気合をつくるかということ、
日常に活かすかということが目的です。
とくに指導者の方はそういうことが非常に大事です。

知っているということと
出来るということはまったく別のことです。

そして剣道修行の一番大事なことは、
いい師匠につくことです。
これを間違えますと剣道と違うところに行ってしまう。

剣道は何のためにやるのでしょうか。

これがわかっていなければ、
目的がわからなくなってしまいます。

弓を射る時に、的がわかっていれば、
その的に矢を射れば間違いなく命中する。
的がどこかがわからないようでは困ります。

まず最初に「何のために剣道をやるのか」、
その「何のために」ということによって
その先が変わってくるんです。

ところが初心者は「何のためにやるか」なんて
わかりませんから、それは指導者の問題なんです。

指導者がちゃんとした信念を持って、
その信念に向かって一生懸命鍛錬する。

若い人たちに身をもって示してあげる。
これが本当の指導だと思います。

だから根源的なことになれば、その人の人格、教養、
そういうものがすべて問題になってきますから、

「まず立派な社会人であること」、
これが上級者に要求される第一番目のことではないかと思います。



――― 森島健男 剣道範士
「技の剣道から、心・気の剣道へ 日本人を取り戻すために」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
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26 5月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 増川いづみ バイオ電子工学博士 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年5月26日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】 増川いづみ バイオ電子工学博士
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
引力と重力のバランスと言えば、
まさにヤシの木などがそうですよね。

あの高さまで水を人工的に上げようとする実験を
見たことがありますが、かなりの大型ポンプでも大変でした。

それをヤシの木は自然にやっているわけですからね。

【増川】
あれはやっぱり調和力ですね、根っこのずっと下のほうに
調和力が生まれてバランスがとれているんです。

どういうことかと言うと、土の中では根っこはこの辺にありますが、
実際は根っこの先端よりももっと下のところで、
地上の木のエネルギーと同じくらいのエネルギーが働いていて、
それで均衡を保っているんですね。

なぜそれが分かったかと言うと、
たまたま大きな崖崩れがあって、木の根の広がりと
深さまではっきりと見えていた場所があり、
色々な現象を見せてくれたんです。

横方向では、下の根の広がりの両幅をみると
根毛までが思っていたよりも幅があり、
上のほうを見ると末枝の広がりの先端の位置と、
根毛の先端の位置が、幹からの直径が
ほぼ同じ位置のところで一致していたのです。

詳しく調べてみたら色々見えました。

根毛の先から細かい抗酸菌やらいろんな液が
出ているんですね。それは人間でいえば尿でしょうね。

それと梢から朝露や夜露がぽたぽた落ちて、
それが土中の根毛の先よりもさらに下へ
染み込んでいってそこが濡れている層になる。

そして縦方向で、地表からその層までの距離と、
地表から木のてっぺんまでの距離を測ってみたら、
ちょうど同じだったんです。

だからリンゴの芯のように枝と幹と根の根本のところと、
エネルギーがトーラス(円環体 エネルギーの流れ)になっている。

だから中国の気功の大家はだいたい
水滴が落ちるところで気功をやっていますよね。

【宇城】
そのトーラスの図、拙著の『武術空手への道』(2003年刊)にも
掲載しているんですが、身体の中心から足の裏へ、
そして大地への流れを創り、それが頭上から入ってくるという
円環体をつくり、その広がりは相手とも一体になる、
まさに同じですね。

【増川】
朝露が降りたばかりの木の周りにフィールドが出来ているんです。
そのイオン指数を計ると高いんです。

朝、光合成が始まるのもこのエネルギーを使っているんですね。
だから朝、植物は忙しい。

以前、声をかけたら「忙しい」と言われた事があるんです(笑)。

【宇城】
今のような話は、より気と気の働きかけ方の本質に
近づいていくような気がしています。



*  *

アメリカの名門大学MIT(マサチューセッツ工科大学)で
量子力学を学び、水の研究はもとより、
波動、周波数、電磁波、生命体など、宇宙エネルギーと
命の根源につながる幅広い分野の研究をしてきた増川博士。

博士の研究はすべて実践という形で、人と地球の健康と
生命のバランスを整えるために応用されている。

対談では、気というエネルギーで人間の潜在能力の開発を
展開する宇城憲治氏と、

目に見えないエネルギーの宇宙とのつながりや、
エネルギーの活かし方について縦横に語り合っていただいた。

<巻頭対談>
波動 響きあう生命の神秘
水・音・心・気 ―― 理論と実践

【192号】 2017春
https://www.dou-shuppan.com/dou192-lp/

※ 次項のイベントで、増川いづみ氏がご登壇くださいます!

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
https://youtu.be/YSyeTC5zxyo

季刊『道』の読者と
連載、ご登場者の交流イベント。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場です。

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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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26 5月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩井喜代仁 茨城ダルク代表〉

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『道』216号 紹介動画
◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  岩井喜代仁 茨城ダルク代表
ダルクでは当事者が、回復するにつれて
運営側になっていきます。
はじめはボランティアとして勉強しながら職員となり、
施設長や責任者という役職を与えられていく。
それでも薬物を再使用して
潰れる人は潰れていきます。
一般の読者は「なんで辞めるんだろう?」
と思うでしょうが、依存者が一つのことを
10年続けるというのは大変なことなのです。
たとえば、皆さんにとって地域と関わって
生きていくことは当たり前のことだと思いますが、
薬物依存者にとってはそうではありません。
山梨ダルクが地域との関わりを大切にするのも、
それが生きていく上で必要なことだからです。
薬物を使っている時は、地域のこと、
周りのことはまったく見えていません。
普通は育っていく中で、人間関係や地域との連携――
自治会がどんなことをするか、お隣さんと
どう付き合うかなどを学んでいきますが、
そういうことを知らずに大人になってしまっている。
地域の中でどう生きるのかを一から
学んでいく必要があるのです。
金澤翔子さんのお母さんが
娘の翔子さんが一人暮らしを始める時に、
お金の使い方や生きていく術を一生懸命教えましたね。
それと一緒なのです。
ですから、お母さんは翔子さんを地域の中に
よく思い切って放り出したなと。
普通なら出せないと思います。
 ・
 ・
 ・
 ・
 *  *
<連載>
今日一日を生きる
「地域に開かれた薬物依存回復施設 山梨ダルク」
季刊『道』216号
☆ 内容の一部をお読みいただけます。
定期購読のお申し込みはこちらです。
※ 次項イベントをご覧ください。
  岩井喜代仁さんと金澤泰子さんが対談いたします!
◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール
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2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール
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24 5月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈山里和枝 沖縄戦 語り部〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年5月24日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  山里和枝 沖縄戦 語り部

島田知事は当時若く行動派の
43歳でいらっしゃいました。

その前任の知事が東京に出張で行ったきり
行方をくらまして沖縄に帰ってこなかったのです。

沖縄への上陸作戦が始まっても帰らないので、
知事の席が空席のままでした。

軍が民と連携してやろうとしても知事がいない。
そこで軍が民の行政まで全部握ってしまおう
ということになりました。

しかし内務省のほうで
「そうはいかん。やはり知事を沖縄に送らなければならない」
となり、4人の方にあたったそうです。

しかし皆知事にはなりたいけれども、
沖縄には行きたくないと言って断ってきたそうです。

その時に島田知事が、大阪の内政部長の時に
「行く人がいないなら自分が行こう」とおっしゃったのです。

そして沖縄にいらして3ヵ月で
お亡くなりになってしまいました。

その3ヵ月の間、知事は県民のことを
本当に考えてくださいました。

いつでも鉄兜をかぶってご自身で軍と
交渉されていました。
ですから今も沖縄を守ろうと命を散らした
「島守」として慕われているのです。

私が最後に島田知事にお会いしたのは、
轟の壕に移った6月11日から数日後の15日あたりでした。

食べるものも何もなくて水ばかり飲んでいた時だったので、
壕の入り口まで出れば外はさとうきび畑でいっぱいですから、
1本くらいとれないかと思い、壕を出ようとしました。

その時、長官(知事)が
鉄兜をかぶって出ていらした。

私は思わず、
「長官、どちらへ?」とお聞きしました。

知事は私の肩を叩いて
「僕たちはこれから軍の壕に行かないといけない。
敵は、女子供には何もしないから、君たちは最後は
手を挙げて出ていきなさい」と言われたのです。

私は「今までは捕虜になるなとおっしゃっていたのに」
と思ってね、「長官、今になって捕虜になれと
おっしゃるのですか?」と言ったつもりでしたが、
それを知事がお聞きになったかどうか。

「絶対に生きるんだぞ。
最後は白旗を揚げて、絶対に友軍と行動を共にするなよ」
と私の肩を叩いて出て行ってしまいました。

それが知事とお会いした最後でした。

その時まで私は「生きよう」ということは
毛頭考えておりませんでしたけど、

この長官の
「絶対に生きるんだぞ」という言葉で、
本当に生かされることになるのです。


――― 山里和枝 沖縄戦 語り部
「沖縄の祈り 語り伝えるために生かされて」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
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◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
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