06 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月6日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【稲本】
(世の中のすべては、ある予測をすればその通り
いけるという考え)これに対しシュレディンガー(理論物理学者)が
『生命とは何か』という本を書くのです。

それまでニュートンの「宇宙は永遠にある」「未来は予測できる」
という考えが信じられていたなか、シュレディンガーは
量子力学者で「未来はよく分からない」と言うのです。

人間というのはものすごい小さいもの(原子の集まり)で、
ものすごく多くの細胞が動いている余りに大きな
生きものだと彼は言っています。

たとえば、国立競技場を原子一つだとすると、
原子核は砂一粒くらいほどの小さいもの。

その原子核がテニスボールぐらいだとすると、
電子は山手線の周りを飛んでいる。
東京のど真ん中のテニスボール(原子核)が、
山手線の周りくらいを飛んでいるもの(電子)と、
電気的に引き合っている、つまり左右されているというのは
すごいことですよね。

そのテニスボールがいくつか集まると、より重い原子になり、
それが組み合わされて分子ができる。
その分子だって細胞になるまでには
めちゃくちゃの数が必要なわけですよ。

この山手線の周りを回っている蚊のような電子の動きが、
実のところ人間の意識を変えたり無意識を変えたりしている。
植物にも動物にも影響している。

そしてシュレディンガーは生物が長い歴史を持ち
何億年前から進化してきたわけだから、何かそこに
秘密の暗号があるはず、あるソフトを持っているはずだと考えた。

しかもそれは安定して変わらずに存在していなければと考え、
遺伝子を予測するのです。
僕はこれが彼のすごいところだと思う。

彼はなおかつ『物質と精神』という本を書いています。
今言われているソフトとハードについてですね。
「気」というのはある意味ソフトですよ。

ソフトとハードが離れていると思っているのは間違い。
その典型的なのものが遺伝子だと。
遺伝子という暗号で細胞ができていく。
モノになっていくわけです。

モノはなおかつ情報を持っている。
そのもとになる遺伝子は情報であり、モノなんですよね。

彼の『生命とは何か』を読んで、実際に遺伝子を見つけたのが
ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックです。
彼らはDNAの二重らせん構造を発見し、
ノーベル賞を受賞しています。

いずれにせよ僕らが考えなければいけないことは、
モノと心とか精神と言われているものは離れているのではなく、
お互いに作用しているということ。

この原則は科学的にも証明されていますが、
そのことを縄文時代の人は分かっていたんですね。

それを産業革命以降に分けてしまったのが間違いであり、
それをまた繋いでみるということが、今一番重要なことなのです。

宇城さんが言われている「気」や、何かの情報で
急にモノが変化したり、あるいはモノが変化したら
「気」が変化するというように「相互作用」が起きている。

近代の文明はそういうことが「起きない」という
大原則でできていますから。

【宇城】
まさにその通りですね。

【稲本】
それを「起きるのだ」というふうに変わると、
いろんなことが変わっていくと思うんですね。



*  *

デカルトによる身体と精神を分離する心身二元論を
ルーツに始まった近代合理主義は、その後ニュートン、
ダーウィンなどに引き継がれ現在に至っているが、
その要素還元的な思考は、生命などのように機械的に
分析できないものの全体像をかえって見えなくするなど、
現在もその弊害は続いている。

今号では217号(2023夏)で登場いただいた森の哲人・
稲本正氏に宇城憲治氏との対談に再びご登場いただき、
いかに目に見えないものが、目に見えるもの以上に
私たちに影響を及ぼしているか、さらに、

モノと心は相互に依存しつながりあっていることなどについて、
稲本氏には原子の視点や植物間コミュニケーションの話から、
宇城氏には自ら発する「気」や人間の潜在力の可能性の話から、
それぞれ語り合っていただいた。

<巻頭対談>
私たちを生かす宇宙のしくみ
目に見えないものが世界を変える

季刊『道』219号
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05 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月5日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

昔からこういう言葉があります。
「修身斉家治国平天下」。

天下を治めるにはまず身を修め、
家をととのえてから……つまり
家の中がうまくいっていなくては
人の為などできるわけがありません。

それから人間社会のモラルを踏まえて、
皆が良くならなければいけないね。

今の小学校の運動会を見てもわかるとおり、
徒競走で歯をくいしばって駆けて一番になった子と、
お父さんお母さんに手を振りながら
デレデレ駆けてビリになった子と、賞品は同じなんですね。

そんなものは不平等もいいところなんです。

努力した人が報われる社会、
それとともに先天的に障害があったり、
どうにもならない人に対しては、今より福祉を
拡大してしかるべきなんです。

といってニートやフリーターというような、
いくつになっても親のすねをかじる者の存在を
許すなんていうのはとんでもない。

自分のことすらもできない、そんな社会は
不健全極まりないわけです。

今の世の中あまりにも自由で平和、
けっこうなことなんですけれど、それが過ぎて
とんでもない方向に行ってしまい、

今では親が子を殺し、子が親を殺すという
時代になってしまった。

日本は紀元で言えば2666年。
たとえばアメリカはたかだか建国以来230年、
日本の10分の1にも及ばない。

そんな違いがありながら、どうして日本が
ここまで落ちぶれてしまったのか、
情けない国になってしまったのか。



――― 芳根鋭蔵 剣道範士
「剣は、実社会に通じて、はじめて『道』になるのです」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
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02 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈季刊『道』の連載者と読者の集い【対談】書家 金澤泰子・茨城ダルク代表 岩井喜代仁〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月2日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  季刊『道』の連載者と読者の集い
◆ 【対談】書家 金澤泰子・茨城ダルク代表 岩井喜代仁

「子どもの自立に必要なこと」

【岩井】
今まで『道』を読んできて、このイベントで
「対談するなら金澤さんと」と思っていました。

僕は今の仕事を始めてから学校講演を3千校くらい
してきたのですが、子供たちが親からの愛情を
もらっていないなと。

僕も一度も母親に抱かれた記憶がないんです。
先妻の子がいつも先で、僕はいつも放っておかれた。

その母親を僕がダルクに来て13年目に
面倒を見ることになりました。

僕がお袋を引き取りに行った時に近所のおばさんが
「あなたのお袋さんは10年間、嵐が来ようと何があろうと、
必ずお宮さん(神社)に行っていた」と。

聞くと
「一人だけどうにもならない子がいる。その子が社会で
どんな風に生きているか分からないけれど、
せめて命ある限り生きてほしいと神様にお願いに行っている」
と言っていたと。

それを聞いた時に
「ああ、お袋って我が子のことは
ちゃんと思っているんだな」と。

金澤さんは、翔子ちゃんを一人の生活の中に
よく手放せたなと。

僕は今まで3千人くらいの家族と会ってきましたが、
薬物の世界でクスリを使ってきた子供たちを
手放して自立を促していくというのは本当に大変だなと。

一人で生きていくのか、刑務所に行くのか、死ぬのか、
というのがダルクの世界にはあって、
生きる世界を見つけながらやっていく。

金澤さんが今までやってこられたことを見ていたら
並大抵のことではないなと。

ましてここまで書道を伝えていくのは
大変だっただろうなと思うわけです。

そこが薬物の子供を抱えて相談に来る僕の世界の
お父さんお母さん方とダブルところで、ああ凄いなと。

【金澤】
私は高齢出産でして、すごい希望を持って
出産したんです。

しかし50日目に自分の授かった子が、
生涯治らないダウン症という病を持っていて、
知能が低くて歩けないかもしれないと告知されるんです。

絶望というより、もう生きていけないと思うわけですが、
その時「この子を何者かにしよう」ではなく、
「この子がどのくらい人に迷惑をかけないで、
私が死んだあとも一人で生きていけるだろうか」
これだけが問題でした。

知的障がいは生涯治らない、
いかんともしがたい病気なのです。

その子を残して死んでいくのが現実ですから、
どうしても一人で住むことをさせなければと。

それしか役目はなかったです。
書道などは後から発生した問題でした。

翔子も賢い子でしたので、私の思いを汲んで
自立していってくれました。

インタビューで「寂しくないですか」
などと聞かれますが、「寂しい」なんて
言っている場合じゃないんです。

もっと深い所で自立させなければいけない
というのが知的障がいを授かった親の使命だと
私は思っていますので、

翔子が一人でやっていってくれることが大事で、
それを尊重しようと思いました。



*  *

去る2023年11月23日、東京千代田区の一ツ橋ホールにて、
どう出版主催「季刊『道』連載執筆者と読者の集い」が開催された。

季刊『道』はこれまで各界で活動する方々をたずね、
その生きざまの原動力に学び、そのエネルギーを
伝えたいと発信してきた。

当日は季刊『道』の執筆者が一人も欠けることなく一堂に会し、
また500名以上の読者が全国各地から参加。

12名の登壇者による熱気あふれる講演、対談、鼎談が
5時間にわたり繰り広げられた。

まさに『道』の実践者ファミリーが集った日。
日頃『道』で受け取っている連載者のエネルギーを直接受け取り、
交流する様子を抜粋してお届けする。

<特集>
季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

季刊『道』219号
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02 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈磯部竜太 社会福祉法人無門福祉会 事務局長 一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月1日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  磯部竜太 社会福祉法人無門福祉会 事務局長
一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長

(5年前に福祉施設で自然栽培を実践し、この業界の
パイオニア的存在と言われる佐伯康人さんに
取材させていただきました。

磯部さんの活動は、この佐伯さんを通して始まった
とのことですが、まずは自然栽培パーティとは
どのような活動でしょうか)

もともと佐伯さんが愛媛県のメイドイン青空という施設で
障害のある方と自然栽培に取り組み、障害のある方の
賃金の向上や自立を目指して活動されていたのですが、

ヤマト福祉財団という、障害のある方の自立を
支援している財団さんが、この佐伯さんの活動に興味を持ち、
そういう素晴らしい事例であれば検証事業をしましょう
ということになったのです。

全国から5施設が集まり、自然栽培が障害のある方の仕事や
働きがいに本当につながるのかという検証事業を
2年間やることになり、佐伯さんを指導者として
スタートしたのがきっかけでした。

私が事務局長を務める無門福祉会もその一つでした。

すると検証事業1年目でいろいろな変化が起きたのです。

同じ福祉施設の仲間が全国で集まって、
無肥料無農薬という未知なる世界をちょっとワクワク、
ドキドキしながら、「本当に大丈夫なの?」という心配を
Facebookグループで共有しつつ、励まし合いながら
やっていったわけですが、

まず広島の施設で重度の障害のある方が、
なんと田植え機に乗れることが分かってびっくりしたのです。

知的障害のあるその子は、実は
おじいちゃんの手伝いをしていたのだと。

そういう事例が報告されたり、
あとはそこに何十年も施設があったけれど、これまで一度も
交流がなかったのに、利用者さんたちが作業をしていると、

近所の方が
「あんたら頑張っているな」と家に上げてくれて
お茶を振舞ってくれたと。

そうやって障害のある方に自然と
交流が生まれ出したのです。



*  *

一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会
(愛称・自然栽培パーティ)とは、障害のある人それぞれが、
様々な自然栽培農業の役割を担って活躍することにより、
障害者の雇用の確保や自立はもちろん、一人ひとりが
生きがいをもって社会に参画していくことをめざす団体だ。

障害のある方が、室内作業ではなく外に出て誰にも大切な
「食」に関わる農業に取り組むことは、障害ある方々の
生きる力となるのみでなく、近隣地域住民との交流や、
ボランティアを通しての企業との連携、
さらには休耕地の積極活用など、今ある社会の課題を
よりよい方向へ導く糸口ともなっている。

9年前に5団体で始まったこの活動は、今や全国で129団体が
参加しているという。
社会福祉法人無門福祉会の事務局長で、自然栽培パーティの
理事長を務める磯部竜太氏に、この活動の魅力、そして
可能性を語っていただいた。

<ロングインタビュー>
みんなで生き みんなで幸せ
自然栽培が教えてくれたこと

季刊『道』219号
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31 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人〉

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『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人

終戦の時に家もついに焼けちゃって、
稲田堤という梨の産地が川崎の在にあるのですが、
そこの農家の納屋を借りて命からがら移ったわけです。
そこで終戦を迎えたわけね。

終戦を迎えて
「ああー、明日からは命の不安がなくて寝られるわ」
という安堵感と「なぜ、私が生き残されたのかしら」と、
生き残ったことがむしろ苦悩になってね。

その答えを見つけようとして、8月15日から
10月の1日まで、表へも出られずにもんもんとしていたの。

そうしたら10月1日の朝7時頃、聞くともなく聞いていた
NHKの「私たちの言葉」、あそこで復員軍人の言葉が
放送されたんです。

それは
「私は家族を喜ばせたいために一生懸命、
命を守ってやっと帰ってきた。帰ってきたら
我が家の姿はどこにもない、喜ばせたい両親も
家族もひとりも見つからない、やっと親戚を訪ねあてて
聞いてみたら、お前のところは全滅したと言われた。

足の向くまま上野の駅に行ったら、上野の駅は
孤児と浮浪者で満杯だった。
地下道には餓死者がそのまま放置されていた。

その姿を見た時に、私もあの姿にならないという保証はない。
明日からどうやって生きていったらいいだろうか」

というものでした。

それを聞いてね、私は今まで自分のことしか
考えていなかったけど
「そうだ、世の中というものがあったんだ」
ってことに気がついたんです。

それで父に「上野の駅の状態が本当にそうなっているか
見に行ってみませんか」と言ったの。

そうしたら父も賛成してくれて、終戦後初めて
表へ出て電車に乗ってね、小田急線で新宿へ向かった。

その新宿へ向かう小田急線の列車の窓から表を見ると、
どこもかしこも全部焼け野原。

私はその時に
「そうか、ここにもう一度緑を生やさにゃならない、
もう一度ここに町をつくらなきゃならない、
それが生き残された者に与えられた役割だったんだ」
という自分の使命を感じとったのよ。



――― 園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人
「やり抜く意志が肚をつくる」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

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30 1月

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◇ 【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
今日は稲本先生の本を読み、
重要なところをまとめてきました。

原子の話で、人間の細胞は37兆個あり、
その細胞の一個一個には約1000兆個の原子があると。

「気」というのはたとえば身体を固くしたり
柔らかくしたりなど、細胞をコントロールできるのですが、

この細胞を構成しているのが原子であり、
原子核の周りには電子があるということで、
「気」は電子を動かしていることにもなるのかなと。

その辺りを是非お聞きしたいと思っているのですが。

【稲本】
分からないことがいっぱいありますよね。
そもそも僕がなぜ物理をやったのか、その辺りのことは
季刊『道』217号のインタビューでお話をさせてもらいましたが、

ようするに細胞というのは分子でできていて、
分子は原子でできている。
その数がかなり膨大なんですね。

多くの人がこのことについて間違えているのは、
デカルトの『方法序説』という小さい本によってなのです。

デカルトが何を言ったかというと、当時、
遺伝子について分かっていなかったので、
「人間とサルは全然違う生物である」と。

人間だけは思考して、サル以下はいわゆる
自然の物でしかないという二元論ですね。

さらに人間の中でも頭だけが理性を持っていて、
身体は持っていないから、首から下も全然違ったものであると。

ようするに分析的手法ですべてのものを
切り刻んで考えれば成功する、それをやれば
神に近づけると言ったわけです。

もう一つの間違いは、みなデカルトを
哲学者だと思っていますが、本来は宗教学者ですよ。

彼は「私の言うとおりやれば皆さん神になれますよ」
みたいな話をしていて、それが世の中に浸透してしまった。

このデカルトの後にニュートンが出てきました。
ニュートンは、ある角度で大砲を撃てば必ずここ(狙ったところ)
に落ちると予測して、それが当たったんですよ。

この辺りからいわゆる近代合理主義には不可能はない
ということで、近代合理主義が神化していくことによって
人間が不幸になっていくのです。

今はそういう考え方は「ラプラスの悪魔」
(=現状分析からの未来決定)と言われていますね。

ようするに世の中のすべては、ある予測をすれば
その通りいけるだろうと言ったのです。



*  *

デカルトによる身体と精神を分離する心身二元論を
ルーツに始まった近代合理主義は、その後ニュートン、
ダーウィンなどに引き継がれ現在に至っているが、
その要素還元的な思考は、生命などのように機械的に
分析できないものの全体像をかえって見えなくするなど、
現在もその弊害は続いている。

今号では217号(2023夏)で登場いただいた森の哲人・
稲本正氏に宇城憲治氏との対談に再びご登場いただき、
いかに目に見えないものが、目に見えるもの以上に
私たちに影響を及ぼしているか、さらに、

モノと心は相互に依存しつながりあっていることなどについて、
稲本氏には原子の視点や植物間コミュニケーションの話から、
宇城氏には自ら発する「気」や人間の潜在力の可能性の話から、
それぞれ語り合っていただいた。

<巻頭対談>
私たちを生かす宇宙のしくみ
目に見えないものが世界を変える

季刊『道』219号
https://www.dou-shuppan.com/dou219-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

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◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  アーカイブ動画

2023年11月23日(木・祝)に開催した、
「子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること
―― 季刊『道』の連載者と読者の集い」のアーカイブ動画を
【オンライン視聴】いただけます。

5時間にわたる当日の一部始終を、
7つのコンテンツでいつでも、何度でも
ご覧いただけます! 定価3,000円(税込)

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PR動画
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29 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

指導者というのは責任重大です。

ある弟子が指導を始めた時、小学校1年生の子が、
足にマニキュアをしてきたんです。

そしたら来るなりね、
「なぎなたする子はそういうことしないの」と怒ったのです。
髪の毛が長い子には切りなさいって言ったという。

私がその人に言ったのは
「それはあんたの主観だ」と。

マニキュアも小学校1年生は
面白半分にしてるんだから、そういう、
杓子定規なこと言ったらダメよって。

じゃあ先生だったらどう言うかと聞くから、
私?「あらきれいにしたわねえ。
だけど誰も見えないわね、足だったら。
逆立ちしておいで、みんなほめてくれるで」
って言うわと。

髪の毛もね、切りなさいと言うよりも、
「長いけどな、邪魔になったらあかんやろ、
稽古する時はくくっとこな」と。

「なぎなたはこうあるべきだ」という、
そういう一つの線に決めてしまうのは
子供には違うんです。

子供は可能性が桁違いにある。

「そんなこと気がつかなかった」
とその弟子は言う。

「あんたはそうやって結局世間が狭いんだよ、
もっともっと大きゅうなってごらん」と言いました。

子供は桁違いだから自分よりも
もっと上になるかもわからない、
そんな子を自分の枠に入れたら駄目なんです。
私は自分自身が枠に入るのが嫌でしたから。

ですから指導者の責任は重大です。

皆に影響しますから
いいかげんなことでは困るんです。
だから勉強しなさいと言うんです。

とくに武道家と言われる人は
それをやってほしい。
と言っても、口で稽古できるのだったら
こんなに苦労しません。

見せなかったら納得しないからね。

私は身体が小さいけど技が大きいのです。

それは榊田先生から、
「あんたはチビだから、小さい技を使うな」
とさんざん言われたんです。

道場を揺るがすような、人がびっくりするような
大きな技を使えと言われたんです。

意味がわかりませんでしたが、
関節の使い方ひとつで
技の大きさがぜんぜん違うんです。



――― 池嶋和子 なぎなた範士
「深さに向かう稽古が人を育てる」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
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どう出版の 電子書籍
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26 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月25日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇   松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』

未だ乙藤先生に師弟の礼をとっていない時の、
昭和五十年代のことです。

ある時、来京された乙藤先生とふぐ料理を食べに出ました。
同行したのは案内役の紘武館松村館長、
西野流呼吸法創始者西野皓三先生、そして私。

ふぐと酒で快く酔い歓談。

紘武館道場に帰館した時、
「後輩の松村がどんなに若手ナンバーワンと言っても、
私が槍を持ったら百パーセント入身はさせません」

と言ったら、乙藤先生はやって見せろという。

「では」
と私が一間半の稽古槍を持ち、杖を持った
松村館長と立ち会うことになった。

もちろん、試合は自明。
どうしようとしても館長は入身ができない。

そうすると乙藤先生が杖を持って出てきて、

「ほう。引き手が早かとね。来い!」
と言い、胸を開けて杖を構えられた。

「先生、先生は心臓の持病持ちでしょ!
この稽古槍はご覧の通り、槍先に皮を被しただけです。
下手すると死にますぞ!」

「いいや、来い!」

乙藤先生は引かない。
私も酒がはいっているから、

「では遠慮なく。参る!」

と開いた心臓に向かってシャッと突きかかる。

乙藤先生の動作は全く予想外。
ふわっと槍先を流しながら杖がふわ~っと来る。

よく見えているのだが避けられない。

そのまま杖先で首を押さえられ、体を崩され、
床に押さえ込まれ、痛くないのに動けなくなった。
私はパニック。

「まいった!」
不思議としか言いようがない。

そこで私は、
「先生、勝負はついたわけですが、
どうしても納得いきません。申し訳ありませんが、
もう一度お願いできますか?」と懇望。

「よか。来い!」
また同じように構えられた。

「参る!」
私はまた同じように突きかかった。
同じように先生は入身して来る。

私は内心「しめた。入身がきたらひっ掴んで投げてやる」
と思い、槍をパッと放ってそうしようとしたのが、
先生の体に手が届かぬ内に杖先で首を押さえられ、
前回と同じように床に押さえ込まれた。

「まいった!」
全く次元が違うのである。
私は放心状態。

「先生は本当に神道夢想流ですか?」

「当たり前とよ。わしは神道夢想流とよ」

「はい。それでは私がボタンの掛け違いをしたということです。
掛け直しを致します」

以来、私の好みの動作を否定する
取り組みが始まったのです。

自分の今までの好みの動作から抜け出すのに
約三年を要しました。

私が帰宅してから、
乙藤先生は松村館長に言われたという。

「あの者はただ者ではなか。
わしを投げようとしたとよ」

私の意図をすでに見抜かれていたという訳です。
私の完敗でした。

松井健二著 『自己を磨き 人を育てる ― 師の存在が人生を豊かにする』
https://www.dou-shuppan.com/books/b_jiko/

◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  京都実践講演会が開催されました

去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
宇城憲治塾長による京都実践講演会が開催されました。

当日は、関西方面を中心に、大人53名小学生から
高校生までの学生が56名、合計109名が
一人も欠席することなく参加、

身体を通しての「気づく、気づかせる」実践指導が
3時間半にわたり繰り広げられました。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230122

<今後の開催予定>
●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日)

●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土)

●宇城道塾 宇城憲治実践講演会〈京都〉
2024年8月25日(日)

身体での気づきによる自己改革。
宇城道塾は随時、受講申し込みを受け付けています。
(東京・大阪・仙台・名古屋・岡山・熊本)
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24 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈三村 節 シベリア抑留体験者〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月24日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  三村 節 シベリア抑留体験者

捕虜の生活で一番辛かったのは、
食べ物がなくてお腹が空いたこと、
寒くて辛い労働。

しかし何より辛かったのは
故郷に帰りたいという望郷の思いです。
これは空腹や労働よりもっと辛かった。

なぜかと言うと空腹というのは
食べた瞬間は忘れます。

労働は適当にサボれます。
寒さはたき火で少しは収まります。

ところが故郷への思いは朝起きてから
夜寝るまで頭から離れないし、
寝てからも夢に出てくる。

そういうことを考えると一番辛かったのは
望郷の念だなと今は思っています。

それから3年間その収容所にいたのですが、
いざ帰れるということになって
列車に乗せられて港のほうに列車が行く途中、
私たちだけがチタという町で降ろされたのです。

あとの人たちは帰れるということで
歓声を上げてそのまま列車で行ってしまった。

そこで降ろされた私たちは、
もう絶望的な気持ちになりました。

なぜそのようなことになったかというと、
最初の収容所の2年目に私どもの友人同士が集まり、

日本に帰ったら恐らく就職も難しいだろうし、
経済的な生活も苦しいだろうから、
お互いに助け合っていこうではないかというような
グループが出来たんです。

ところがその時に、ある将校から反ソ連的な言葉が出て、
そのためにスパイのグループだと
見なされてしまったんです。

徹底的な持ち物検査があって、その会議の内容の
記録書類が出てきてしまい、このグループは完全に
ソビエトに対するスパイだと、
帰る人間と分けて列車を降ろされたという事なんです。

チタという町の監獄に入れられて、
そこで半年間取り調べがありました。

取り調べと言っても向こうに文書が渡っているから
何を言っても承知しない。

完全にスパイ行為だということで
いろいろ聞いてきた。

結局何の反論もできないまま裁判にかけられて、
受けた判決は強制労働25年という刑でした。

その時の気持ち、分かりますか?



――― 三村 節 シベリア抑留体験者
「絶望の中を生き抜いて 未来永劫の平和を守るために」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
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販売サイト・内容紹介ページ
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どう出版の電子書籍
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◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  京都実践講演会が開催されました

去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
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2024年6月29日(土)

●宇城道塾 宇城憲治実践講演会〈京都〉
2024年8月25日(日)

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23 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈佐々木 隆 銀河浴写真家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月23日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  佐々木 隆 銀河浴写真家

私は人間の「負の遺産」も
撮っておきたいと思っています。

アウシュビッツに夜入れてくれたら撮りたい。

ネバダの日本人収容所も、
今度アメリカに行ったら必ず撮ります。

ペリリュー島とか南太平洋の島々に
のこっている戦跡を天の川を入れて撮っておきたい。

ウクライナに行って争いのために
壊されたアパートを撮ってみたい。

とにかく人間の愚かさと苦しみ、悲しみを
銀河と共に撮っておきたい。

それが人間の歴史ですから。

各地の遺跡も正負があります。
それを全部宇宙の出来事として捉え、
宇宙からの視点に立って人類を見る。

そうしたら客観視ができて
自分たちの愚かさが分かるんじゃないかな。
気づけるんじゃないかな。

そのために役に立ちたいと思っているのです。

昔はそこまでの発想がなくて、
ただ大自然とか地球というのは宇宙の中にあるんだ
ということを伝えたかったのですが、

だんだん人間のすごさと宇宙とのつながり、
そして人間がどのように生きなければいけないのかを
考える手がかりにしてもらいたいと思うようになっていきました。

そういう人間のすごさみたいなものを
伝えられないかな、感じてもらえないかなと思いながら、
写真でそれを伝えたいと思っています。



*  *

壮大な天体の世界と重厚な人間の歴史を
毎号本誌連載で披露くださる佐々木隆先生。

50代の時に旅したオーストラリアで、
地平線から地平線まで続く天の川を見て、
「自分たちは銀河に生かされている」ことに気づかされ、
命の大切さを伝えたいと、高校教師の傍ら、
銀河浴写真家としての活動を始めたという。

学校ではなく山に通った小学生時代、
星に魅了された高校生時代、そして
地球、生命、宇宙などを学び、壮大な宇宙を表現する
写真に辿り着いた佐々木先生に、

銀河浴写真に込める思いや、宇宙スケールを
そのまま生かすような、おおらかでユニークな
生徒指導について語っていただいた。

<ロングインタビュー>
宇宙から生まれた人間は
計り知れないものを持っている

季刊『道』218号
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◆◇ 宇城憲治氏のイベント
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去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
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