06 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年3月6日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』

幼児の時代が一番感性が育ちます。

たとえば二歳三歳までは
その子の成長過程でいろいろなものを
蓄えていく時期であると思います。

いろいろなものを不思議に思って触ったり、
熱いものを触って火傷をしたり、
痛い思いをして自分で覚えていく。

もう少し育つと今度は
その蓄えたものを育てる、
その子の将来を見据えて環境を整える時代です。

そのためには家庭、親というものが
そこになければならない、ということなのです。

親が必要性を感じて初めて、
子供の感性が引き出せる環境が生まれてくるのです。

小学六年生くらいまでは
人間的なことを培っていく
大事な時期だと思いますから、

その時間にもっと親と子が
汗をかくということをして、
子供なりに自分の適性を見出せるように
導く努力が必要だろうと思います。

私のガラス工房でもそういう経験の
お手伝いをしていますが、

もの作りの楽しさや喜び、
作った器を使うなどといった楽しさは、

子供の時から教えていくことが
非常に大事であると思います。



黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』
https://www.dou-shuppan.com/k_monozukuri/

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04 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年3月4日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

傘の切っ先 相手が技をしかけてきたら、
傘を持ったつもりで、ちょっと傘を開けば
相手の技がそれる。

持田先生は剣先が動くのは
直径30センチくらい、
これで全部処理されておった。

つまり、自分の間に
相手を入れないのです。

浮木流木 ――
水に浮いておる木は
いくら沈めようと思って突いても、
絶えず水を抑えて浮いておる。

緩急強弱 ――
速からず、遅からず、強からず、
弱からず、ちょうど良いところ、さじ加減。

瞬間善処 ――
ある日、稽古中に右膝に痛みを感じた。
すぐやめておけばよかったのに、
我慢して最後までやったら、水がたまる寸前まで
膝がはれてしまったのです。

以来、兆候があれば即稽古をしながら治す。
患部を使わずにゆっくり治したら、
次の稽古の時また痛めるという恐れがあるから、
「稽古をしながら」なのです。

対立と調和 ――
松下幸之助先生は、人生は対立と協調である
と言われていますが、
剣道も「打とう、勝とう」ばかりではなく、
対立と調和です。

言葉を変えれば、辛抱と思い切り、
緊張とリラックスであると考えます。

心無けい礙 ――
心にひっかかるもの、邪魔するもの、
迷い、恐れ、不安がないということです。
以上、生涯剣道ということで、
私が日ごろ心がけている点を述べました。

なかには、剣道哲学と言えるものも
あるかもしれません。



――― 石原忠美 剣道範士
「我が剣道を語る 剣による人間形成を目指して」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
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01 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈室谷悠子 日本熊森協会会長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年3月1日)

◆◇ 今、届けたい言葉  ― 季刊『道』より―
◇  室谷悠子 日本熊森協会会長

(クマを捕獲して殺す以外の解決方法があるということですね)

そうです。
大事なことは、「棲み分け」をうまくやるということです。

ちゃんと柵で守ったりして環境を整備する。
それだけで野生動物は出てきにくくなる。

バッファゾーンと言うのですが、
ここからは人間の世界だよ、という境界を
草刈りなどできちんと作って、生息地を復元してあげて、

人と被害を出すような生き物が入り混じらずに
お互い生きていける方法をとることが根本解決であり、
そこにこそお金を割くべきなのです。

そういう話をこの3~4年ずっと言い続けてきたのです。
最近やっと少しだけ手応えが見え始めたところなのですが。

(ネイチャーガイドで写真家の安藤誠さんが
してくださるクマの話や撮った写真を見ることも、
ひとつの対策になりますね)

そう思います。

安藤さんは「本物を見てもらう」ことを
とても大事にされていて、ガイドでは野生のクマを
直接見てもらうこともしていますね。

今、日本熊森協会でもお世話をしているクマが
何頭かいるのですが、実際に見てもらうと
「こんなに小さかったの?」と言われたり、

表情があったり、感情があったり、
同じ生き物なのだというふうに感じてもらえる。

こういう生き物が野生にいるということは
ある意味感動なのです。

私は初めて野生のクマを見た時、
「自分と全然違う大きな生き物が、
人間とは全く別の世界で生きているんだな」
という感動がありました。

そういうことに思いを巡らせれば、
「クマが出てきた、とりあえず捕って殺しとけ」
ということにはならないと思います。

安藤さんは
「一生懸命、命を輝かせて生きている」と言いますが、
いろいろな命が必死で生きる姿は胸を打つし
微笑ましいし、そういう気持ちになることが
自然を守る一歩だと思います。



*  *

中学2年生の時、森が荒廃し食べ物がなく里に出て
捕殺され絶滅に瀕しているクマの状況に心を痛めた室谷さんは、
友人たちとともに自ら学び、署名活動や知事への直訴など、
クマを守る活動を始める。

環境破壊がクマだけではなく、自分たちの将来を
揺るがす事態にまでなっていることに危機感を持った室谷さんは、
大学生の時に森山初代会長が呼びかける
「日本熊森協会」の立ち上げに参加。

活動するなかで法律の問題にぶつかると、迷わず社会学から
方向転換し、法科大学院で法律を学び弁護士となる。

以来森山会長とともに、クマが棲める奥山の保全再生と、
クマと人間との棲み分けを提案し、実践自然保護団体としての
活動を続けてきた。

2018年に日本熊森協会の会長に就任した室谷さんに、
活動への思いを聞いた。

<ロングインタビュー>
豊かな森を守り抜く
すべての命が輝く世界を子どもたちへ

季刊『道』214号
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01 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈山元加津子 作家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月29日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  山元加津子 作家

私の同僚の宮ぷーが倒れて、
ようやく一般病棟に入れた時でした。

斜め向かいに入院されていたお父さんは、
左脳出血のために言葉が出てこなくて、
思いが伝えられずにおられました。

その時は、文字や文章を正しく認識したり
理解したりすることも難しかったと思います。

深い思いはもちろん持っておられて、
ただお話ができなくなったり
文字が読めなくなっているだけなのです。

家族の方が来られた時のことでした。

「あーあ、なんにもわからんようになってしまって、
なさけないことになって」と奥様がついうっかり
言われた時に、お父さんはまるで暴れるようにして、
ものを投げて、泣いておられました。

お父さんはどんなに不安だったでしょう。
そして奥様もまた、どうしていいかわからず、
不安の中におられたと思います。

私は支援学校が長いために、
いろいろなことが汲み取れるかもしれないと
思う時があります。

あきらかにお父さんはトイレに行きたそうでした。
ところが、リハビリの先生が来られた時に
お父さんが首を振ったら、リハビリに行きたくないと
勘違いされたようでした。

そして看護師さんが呼ばれて、
「お父さんどうしてリハビリに行かないの?
リハビリは大事よ」と言われていました。

お父さんは今はトイレに行きたくて
すぐにはリハビリに行けないと
首を振られたのだと思います。

お父さんはそのあと、窓のほうを向いて
本当におつらそうでした。
私も涙が出ました。

脳の役割で、言語の場所と、
絵で理解する場所は別なのです。

それで私は、お父さんに役立つかなあと
簡単な絵のノートを作ってみました。

ノートのページを四角く区切って、
その中に絵を描いて、指でさして
思いを伝えるというものでした。



*  *

山元さんが作った「おはなしノート」。
さっそく使ったお父さん。
そして山元さんはさらなる行動に出ました。

<連載>
ありのままの私たち
「思いを伝える『おはなしノート』」

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28 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈坪井 直 広島県原爆被害者団体協議会理事長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月28日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  坪井 直 広島県原爆被害者団体協議会理事長

(8月6日に被爆、野戦病院に収容されたのち
坪井さんは意識不明のまま自宅に引き取られた)

そして40日間意識不明になった後、
9月26日に目を覚ますのですが、

意識が戻るや「神の国・日本が負けるはずがない。
俺は戦争に行く!」と言っていたほどです。
教育の怖ろしさはたいへんなものです。

当時、アメリカの「ア」を聞いただけでも
頭に血が上っていました。

アメリカ憎し、という気持ちは20年、30年は
胸の中にありました。
つらいことがあるとすぐそれが出ました。

「この原爆さえなければ」とか、
「それを落としたのは」とか。

それで人生が変わりましたからね。

その後原爆が人体実験であったことなどを
知るようになるとますます燃えて、
核兵器廃絶運動に行くのではなく、

「よし今にみておれ、敵をうつぞ」
という思いでいっぱいだったんです。

しかしその後、軍国主義がひとつも良いことがない
こともわかってきたし、様々な人たちと交流するなかで、
次第に憎しみを乗り越えることができたのです。

地雷除去をやったノーベル平和賞の
アメリカ人と仲良くなったり、
9.11同時多発テロの遺族と仲良くなったり、
そういう交流をしてきました。

もうアメリカの人たちを恨むことはありません。
今は手をつなぐことができます。

「何で僕だけ」という思いが
ないと言ったら嘘になる。
だからそれを理性で抑えるしかない。

その恨みが膨らんできても力にならないのです。
恨みというのは短い期間の反発力にはなっても
長い意味、広い意味、人類という方向では
力になりません。

しかし、まだ今でも胸がごそごそするのはね、
「原爆を作ろう!」と考えた当時の政治のリーダー、

「じゃあ私たちがそれを現実に作ってあげましょう」と
莫大な資金を投じた企業の指導者、

「それを私が運んで落としましょう」とやった
軍隊の指導者、許せないのはこの3つ。

この3つは許せん。
絶対に許す気にならんというのが
今の心境ですよ。



――― 坪井 直 日本原水爆被害者団体協議会代表委員
広島県原爆被害者団体協議会理事長
「ネバーギブアップ! 『命が一番!』の祈りがかなうまで」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
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27 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈磯部竜太 社会福祉法人無門福祉会 事務局長 一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  磯部竜太 社会福祉法人無門福祉会 事務局長
一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長

(自然栽培を始められて、無門福祉会の利用者さんには
どんな変化がありましたか)

たとえば封入作業などの内職作業では、
それができないと活躍できない人が出てしまう。

でも農業というのは、収穫をするとか、水を撒くとか、
何かを運ぶとか、いろいろな仕事があるので、

今までの袋詰めという単一室内作業から畑に出ると、
「こんなこともできるよ」
「こういう役割もあったんだ」
という発見ができるので、皆さんが活躍できる。

「この人、こんなことができるんだ」
という発見って、すごく楽しいんですよ。

そういう大きな変化はあったと思いますね。

ただ、障害のある方はそのように
ぜんぜん問題はなかったのですが、
職員からは、最初ものすごい反発にあいました(笑)。

(自然栽培という、まさにやったことのない
未知の世界だけに反発も大きかったと)

はい。
栽培の指導に行きますと、
どこでもみなその悩みですね。

「なぜこんなめんどくさいことやるんだ」とか、
「利用者さんが畑から突然道路に出て
車に轢かれるのではないか」と心配したり。

まして「畑の中で利用者さんができる作業なんてない」
と当初みな思うのですね。
うちも最初はそうでした。

実は、私たちの施設の近くに
野中慎吾さんという自然栽培農家さんがいるのですが、
施設で自然栽培を始めた時に、

「何かあったら教えてくださいね」という話をしていて、
「いいよ、一緒にやっていこう」と言っていただいていました。

その野中さんから
「無門さん、障害のある方は何をしているの?
室内作業をしているなら、うちに(手伝いに)おいでよ」
という話になりました。

最初はプロの農家さんの所で利用者さんができる仕事は
ないだろうと思っていたのですが、

藁集めの仕事があるというので、職員に反対されながらも
何人かを連れて行ってみたのです。

すると、みんな普通に
仕事ができちゃった(笑)。

「藁をこっちに持ってきてー」と言うと、
みな一生懸命運んでいた。

「あら?」って(笑)。
職員はみな、ぽかーーんとしていました。



*  *

一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会
(愛称・自然栽培パーティ)とは、障害のある人それぞれが、
様々な自然栽培農業の役割を担って活躍することにより、
障害者の雇用の確保や自立はもちろん、一人ひとりが
生きがいをもって社会に参画していくことをめざす団体だ。

障害のある方が、室内作業ではなく外に出て誰にも大切な
「食」に関わる農業に取り組むことは、障害ある方々の
生きる力となるのみでなく、近隣地域住民との交流や、
ボランティアを通しての企業との連携、
さらには休耕地の積極活用など、今ある社会の課題を
よりよい方向へ導く糸口ともなっている。

9年前に5団体で始まったこの活動は、今や全国で129団体が
参加しているという。
社会福祉法人無門福祉会の事務局長で、自然栽培パーティの
理事長を務める磯部竜太氏に、この活動の魅力、そして
可能性を語っていただいた。

<ロングインタビュー>
みんなで生き みんなで幸せ
自然栽培が教えてくれたこと

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26 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈季刊『道』の連載者と読者の集い〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月26日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  季刊『道』の連載者と読者の集い
◆  【鼎談】 宇城憲治 UK実践塾代表
野中ともよ ガイア・イニシアティブ代表
増川いづみ バイオ電子工学博士

「『気』が未来を拓く」

【増川】
宇城先生は我欲がないんですよね。
私の最初の印象はすごいソフトなエネルギーに
包まれた人、透明というのがすごい印象で、
我欲がないからエネルギーを生み出せる。

宇宙のsomething grateと一体となっているので、
いろいろなものが動かせるのだと。

【野中】
それが日本文化の言うところの自然との同期。
自ら然らしむ。なっているように己をひらく力でもある。

ネイチャーという英語が入ってきた時に
「自然(自然)」と言うようになったけど、
私たちは大昔から自然(じねん)と呼んできた。

私たちはその中に入っている。
対立ではなく鎮守の森の中で
守られているという感覚です。

環境問題は西洋文明下のように対峙するものではなく、
自身(いのち)の問題だと捉えることができる。

西洋では「我思うゆえに我あり」。
つまり思想や思考を持つ「人間」こそが
上位概念で森や自然は道具。
切り開くことが文明でした。

ところが日本文化は「我思わなくても我あり」。
己をいかになくし、自然と同期できるかが
修業ですものね。

【増川】
そう、皆で全てをまつる。
山をまつる、神社をまつる。
大自然が神という、お祭り文化ですね。

【野中】
野村哲也さんもおっしゃってくださいましたが、
僕にとって神はこの自然。

だから宇城先生をご覧になって、透明感というか、
先生はだから宇宙人(笑)。

先生の自慢は、江戸時代(慶応)生まれの
おばあちゃまに抱っこされたこと。
一瞬にして時空を超えて愛が先生のなかに入っている。

覚えていらっしゃいますか。

【宇城】
覚えていませんが、母親から聴きました。
手がマスカケの相で、それを見たおばあちゃんが、
「この子は将来が楽しみ」と抱いたみたいです。

たったそれだけの理由です(笑)。

【野中】
実はもう一枚(写真が映される)、
先生、そんなやんちゃだったんですか。

【宇城】
これが日本で一番最初のナナハンで昭和44年です。
日本で3台しかない頃です。

【野中】
日本で3台しかないバイクを乗り回して。
暴走族でいらしたの?

【宇城】
無二の親友の石川博史さんは、カワサキW1S(650cc)、
僕がホンダの750ccで、僕らが走っていると、
めずらしいもんだから勝手に100台くらいついてくるんですよ。

それで「暴走族」って言われたんです。
白バイもついてくるんですよ(笑)。

【野中】
白バイつきの暴走族!(笑)。



*  *

去る2023年11月23日、東京千代田区の一ツ橋ホールにて、
どう出版主催「季刊『道』連載執筆者と読者の集い」が開催された。

季刊『道』はこれまで各界で活動する方々をたずね、
その生きざまの原動力に学び、そのエネルギーを
伝えたいと発信してきた。

当日は季刊『道』の執筆者が一人も欠けることなく一堂に会し、
また500名以上の読者が全国各地から参加。

12名の登壇者による熱気あふれる講演、対談、鼎談が
5時間にわたり繰り広げられた。

まさに『道』の実践者ファミリーが集った日。
日頃『道』で受け取っている連載者のエネルギーを直接受け取り、
交流する様子を抜粋してお届けする。

<特集>
季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

季刊『道』219号
https://www.dou-shuppan.com/dou219-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  参加者の感想より

○ イベントに参加させていただき本当にありがとうございました。
感動、エネルギー、希望、何とも表現し難い想いでいっぱいです。

司会進行された野中さんの圧倒的な人間力、魅力、
ホスピタリティには終始感動いたしました。

常に視野が広く、機転が効き、場を和ませる。
このような方が世界でも活躍され、日本のトップ層に
おられるのだと感じました。

参加した皆が口を揃えてあっという間の時間でしたとの感想も
野中さんのコーディネートがあったからだとつくづく感じました。

また登壇された皆さまは長年「道」で読ませていただいていた
方ばかりで大変勉強になりました。
実践していらっしゃる方々の言葉は一言一言がとても重く、
流暢に話す薄っぺらな内容とはどれもが桁違いでした。

自然に生かされている謙虚さと子どもたちの未来のために
とのエネルギーで圧倒されました。
(東京 会社役員 40代 男性)

○ エネルギー溢れる素晴らしい会でした。
あっという間に時間が経っていました。
お1人お1人のお話をもっともっと聞きたいと思いました。

百聞は一見にしかずと言いますが、
実際にお会いすることで(一見というより一触といえます)、
日頃読んでいる文章の背景にあるエネルギーを感じ
大変勉強になりました。
(埼玉 教員 40代 男性)

■アーカイブ【オンライン視聴】
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/

PR動画
https://youtu.be/nJGW9oAzJAI?si=iW8OcZY2Lx_fyGxr

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26 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈金澤泰子 書家〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月22日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  金澤泰子 書家

翔子と三十八年余り生きていると
「仕組まれていた」と思うことがある。

娘が障害を持って生まれ
生きていけないと思うどん底から、

今この至福の地に来るまでは何度も
「仕組まれていた」と思うことがあった。

この世に存在するどんなものだって
仕組まれているのだろうけれど、
その大がかりでかつ緻密な仕組みは容易には見えなくて、
目先の現象に右往左往して大きな計らいに
気づかないでいるのだろう。

人は身に余る出来事が起き、それに耐え、
乗り越えた頃から大きな仕組みに気づくのかもしれない。

スティーブ・ジョブズ氏だって
「仕組まれていた」と言っていた。

彼は生まれた時から仕組まれていたと
言っていたけれど、私も今、翔子の誕生から、
かくあるように仕組まれていたのだと思える。

悲嘆の淵から私は
努力をして抜け出たわけではない。

ただ現実に翻弄され大海に浮かぶ
木の葉のように流され漂い、今日まで来た。

舵はなかった。

この見えない力・神と言ったら良いのか、
この世に満ちている力と言うのか、摂理と言うのか、

その姿や影すら見えないけれど、
私は翔子の成し遂げた業績から
これらの力を感じる。



*  *

<連載>
きょうも、いい日
「翔子の魔法は天をも動かす――すべては仕組まれていた」

季刊『道』219号
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☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  アーカイブ動画

2023年11月23日(木・祝)に開催した、
「子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること
―― 季刊『道』の連載者と読者の集い」のアーカイブ動画を
【オンライン視聴】いただけます。

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治
岩井喜代仁
金澤泰子
山元加津子
佐々木隆
野村哲也
工藤清敏
前島由美
安藤誠
野中ともよ
増川いづみ
Yae(オープニング ミニコンサート)

5時間にわたる当日の一部始終を、
7つのコンテンツでいつでも、何度でも
ご覧いただけます! 定価3,000円(税込)

https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/

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21 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈季刊『道』の連載者と読者の集い〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月21日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  季刊『道』の連載者と読者の集い
◆  【対談】 山元加津子 作家
前島由美 ゆめの森こども園代表

「守りたい、こどもたちの今」

【山元】
私も農業をしております。
無農薬と無肥料で取り組むと
だんだん畑が元気になってきて、

それこそ先ほどの生きる力を
取り戻すというのでしょうかね。

最初のうちはなかなか実らなかった野菜が
だんだん採れるようになり、
虫に食べられないような力を持ってくる。

そういうものを見ているとやはり
私たち全てのものに回復する力がある、
生きる力がある、命の力があると思います。

【前島】
農業は本当に全部が繋がったんですね。

このことを、
ギフテッド ―― 発達障がいと言われる子供たちは
身を切って伝えに来てくれたんだなと
感じるようになりました。

口から入れたもので私たちの身体だけでなく
実は心というところまで整ったり
本質に戻っていくということが、

腸内環境を整えるということなんだなと分かった時に、
これが農業と繋がると、土の中の微生物が、
全てを包み込みながら無毒にしていくところだったり……。

【山元】
私がいつも思うのは、「戦う姿勢」というのは、
マイナスなところがあるなと思うんです。

これは駄目だ、あれは駄目だというのではなくて、
本当にみんなで受け入れ合っていく。

そこにはきっと大きな意味があって、
受け入れながら愛があれば
ニコニコと生活されるんでしょうね。

【前島】
もともとは一つだったのを、今まで分け隔てをしてきたことが
ジャッジの元になったと思いますし、
今の苦しみを生んだんじゃないかなと思うんです。

やはり微生物が見せてくれるように、
みんな溶け合うようになると、
全てが幸せになれると思うのです。



*  *

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◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  参加者の感想より

○『道』に出ておられる先生方のお人柄に触れ、
違った一面も見れて本当に良かったです。
更に親近感を持ってこれからも読んで学んで行きたいと思います。

それと何より感じたことは、それぞれの分野で実践されている
先生方のお話を聞いて、未来のために、自分にできること、
自分しかできないこと、そのような役割が誰にでもある
ということを感じました。

しかしそれは探すことでもなく、目指すことでもなく、
人と寄り添い今を真剣に生きてきた先生方の結果だと思いました。

少しでもその生き方に近づけるように
今を大切に行動していきたいと思います。
(兵庫 50代 男性)

○ 素晴らしい会でした。ありがとうございました。
いつも紙面のみ、文字のみ(写真のみ)でしか
接点がない皆さまが、話されているところ、存在される空気感、
総合的に触れるのとでは、入ってくるものが全然違いますし、
親しみやすさは倍増します。

また、お一人お一人だけでなく、その先生方が
対談されることによる、相乗効果でしか生まれない、
その場でしか生まれない空間を体感、目撃させて
いただくことができました。

こちらも本イベントならではだと感じております。
(東京 40代 女性)

■アーカイブ【オンライン視聴】
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20 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者 宇城憲治 UK実践塾代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年2月20日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【稲本】
僕がボルネオに行った時に
こういうことがありました。

地上から60何メートルの木を登った時の話ですが、
僕はちょっと変で、ビルの上だと高所が恐ろしいけど、
木の上だと恐ろしくないんです。

僕の感じでは木を登っている間に
サルの遺伝子が自分の中に下りてきて怖くなくなる。

樹幹が友達だと思うのか、
別に落ちないと思うわけです。

この時、同行していたある会社の人間が
僕に続いて登ろうとしたのですが、
ある程度登ったら、そこで固まってしまい
上がることも下りることもできなくなった。

10数メートルから20メートルくらいから
下を見るとやはり恐ろしいんです。

そこを超えて60メートルくらいまで行くと
意外と大丈夫なんだ。

サルの遺伝子を呼び起こせないその彼は、
じゃまなので縛り付けて
荷物のように下ろしました(笑)。

【宇城】
おもしろいですね(笑)。

先ほども言いましたが、日本は江戸時代の
平和になった時に無刀取りが生まれ、
その時の教えに三つの勝ちというのがあるんです。

「打って勝つは下の勝ちなり、
勝って打つは中の勝ちなり、
打たずに勝つは上の勝ちなり」

いわゆる「戦わずして勝つ」ということを
教えているんですね。

ローマのコロッセオの生と死の戦いと比べて
日本の江戸時代の「戦わずして勝つ」という
次元のあり方は世界に誇れる文化と
言えるのではないかと思います。

今の武道は「始め」「止め」「判定」で、
コート上での競技武道なんですね。

私は鉄製のメリケンサックをはめた相手とも
組手をしていますが、みな「怖い」と言う。
怖いのは脳がなせる業なんですね。

先を取って相手の中に「入る術」があったら
怖さは消えるのです。



*  *

デカルトによる身体と精神を分離する心身二元論を
ルーツに始まった近代合理主義は、その後ニュートン、
ダーウィンなどに引き継がれ現在に至っているが、
その要素還元的な思考は、生命などのように機械的に
分析できないものの全体像をかえって見えなくするなど、
現在もその弊害は続いている。

今号では217号(2023夏)で登場いただいた森の哲人・
稲本正氏に宇城憲治氏との対談に再びご登場いただき、
いかに目に見えないものが、目に見えるもの以上に
私たちに影響を及ぼしているか、さらに、

モノと心は相互に依存しつながりあっていることなどについて、
稲本氏には原子の視点や植物間コミュニケーションの話から、
宇城氏には自ら発する「気」や人間の潜在力の可能性の話から、
それぞれ語り合っていただいた。

<巻頭対談>
私たちを生かす宇宙のしくみ
目に見えないものが世界を変える

季刊『道』219号
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◆◇ 宇城憲治 講義と実技の実践形式セミナー
◇  〈宇城道塾〉

気づきを促し、
自ら変わって乗り越える力をつける
「宇城道塾」では、
随時、受講申込を受け付けております。

今、多くの人が
不安や困難を抱えていますが、

宇城道塾は、その不安や行き詰まりに
突破口を開きます。

「道塾があったから乗り越えられた」
「突発トラブルで落ち着いて判断でき、不安もなかった」
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塾生の方々の言葉です。

詳細案内・お申し込みはこちらをご覧ください。
https://www.dou-shuppan.com/dou/
【東京・大阪・仙台・岡山・熊本・名古屋】

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