20 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈広田奈津子 映画監督〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月20日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  広田奈津子 映画監督

そして(アレックスは)
「そんなことより島を見せてあげるよ」と
いろいろ彼と島を回るうちに、
だんだん彼らの言葉を覚えていきました。

現地のテトゥン語という共通語では、
「あなた」のことを「イタ」と言い、
「私たち」のことも「イタ」と言います。

つまりあなたの子どもは
私たちの子どもというように見分けがない。

そして「あなたの過ちも私たちの過ち」
というようになっていく。

そういう言語感覚で生きている文化が
あることを知りました。

実際、ティモールの人たちはゲリラ戦を戦うのですが、
ゲリラ戦は土地を知っているからできることで、
隠れることが何より大事なのです。

でも、彼らはインドネシア兵を捕らえると、
ゲリラキャンプに連れてきて、兵士と対話をするのです。

そして無傷で帰していた。

それはすごくリスクがあることで、
その帰った兵士がゲリラキャンプの
場所を軍に教えれば、

山ごと焼かれるかもしれない危険な行為にもかかわらず、
それを続けた人々がいたのです。

(そういう活動を率いるリーダーが
いたのでしょうか)

私も最初カリスマがいて命令系統が
あったのかと思ったのですが、
調べるとどうも違うのです。

リーダーが現われては殺されていたし、
峠を超えれば違う言語だったり、
ちょっとずつ文化も風習も違っていて、
統一された運動ではなかったようです。

村で兵士を一人捕らえた、
「じゃあどうしようか」と3日3晩話し合いが行なわれて、
殺すのではなくて迎え入れようということを
それぞれの村が会議で決めていたようです。

一万岩ではないので、
いろいろなケースももちろんありますが、
多くの土地で聞いたのが、
敵兵と対話していくというものでした。

逆に言えば、それしか手段がなかった
とも言えると思います。

映画の中で大統領(シャナナ初代大統領 最後のリーダーで
独立の父とも言われた)も言っていましたが、
とにかく東ティモールには装備もない、武力もない。

まともに戦えないので
人に訴えていくという手段しかない。

時間はかかったけれども、次第に敵軍に味方が
増えていくという現象が起きていったのです。

そのベースにはやはり「私もあなたも分けられない」
という文化があったからだと思うのです。

これはティモールに限ったことではなく、
日本語でも相手のことを「おのれ」とか
「われ」とか言ったりしますよね。

北米や南米でも「あなたはもう一人の私です」
という挨拶があったりします。

ですから、「自他」が曖昧な文化というのは、
つい最近まで世界中にあったのではないかなと。

これはものすごく大きな
知恵でもあると思うのです。

なぜなら、そういった文化があったからこそ、
自分の家族を殺した相手や拷問した相手に対し、

一人の人間として対峙して
対話するということができたのだと。

ですから私の旅は、彼の歌の謎を
解いていく旅でもありました。



※次項もご覧ください!

*  *

「ねぇ仲間たち、ねぇ大人たち、
僕らの過ちを大地は知っているよ」

広田奈津子さんが23歳で初めて東ティモールに行った時、
素敵なメロディーに乗って聞こえてきたのが、
ある青年によるこの歌だった。

インドネシアから主権を取り戻すまでの24年間、
あらゆる攻撃・拷問にさらされ国民の3人に1人は
亡くなるという苦難を経た人々が言う「過ち」とは?

この歌が耳から離れなくなった広田さんは、その後
何度も現地を訪れ、人々と共に暮らし、
少しずつ言葉の本当の意味に触れていった。

深い悲しみを抱きながらも、誰かを排除するのではなく
「私とあなたは同じ」と伝えながら、明るくたくましく
生きる東ティモールの人々の姿を描きたいと映画制作を決意する。

広田さんの東ティモールの人々との出会いや想い、
現地の人や映画製作から得た様々な
「生きる」エネルギーについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
大丈夫! 湧き上がるものを信じて生きる
東ティモールの人たちが教えてくれたこと

季刊『道』222号
https://www.dou-shuppan.com/dou222-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

季刊『道』222号のインタビューの一つ、
広田奈津子監督の『カンタ!ティモール』の上映会を行ないます。

広田監督の想いから生まれた出会いが導いた
運命の旅の記録。

「笑われた戦いだった」というほど
圧倒的武力格差のある相手と、
東ティモールの人々はどのように戦い、
占領から脱したのか。

取材に先立ち編集部で鑑賞いたしましたが
画面にあふれる子どもたちの笑顔・歓声とはうらはらに、
「戦争」の現実がまざまざと証言されています。

軸となる「青年アレックス」の歌をはじめ、
独立のために戦った市井の人々の言葉は重く、
真実、真理を語っています。

国は、誰でもない、
「私」が戦わなければ守られない。
しかもそれは武力に依らず、ということを
強烈に感じました。

ぜひ『道』のインタビューとともに、
この映画をご覧いただきたいです。

お申し込み、ご来場をお待ちしております。

●『カンタ!ティモール』上映会
2024年11月27日(水)
19:10~21:30(受付開始18:40)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
『道』定期購読者  1,200円
一般(初回特別価格)1,200円
一般(2回目以降) 1,800円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/movie_20241127/
電話 042-748-2423

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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19 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈汐見稔幸 東京大学名誉教授・日本保育学会理事〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  汐見稔幸 東京大学名誉教授・日本保育学会理事

ユニセフによる子どもの幸せ度調査で、
日本の子どもは38ヵ国中37位でした。

これは子どもだけが不幸せなのではなくて、
日本社会が「生きているといいね~」

と思えるような文化なり環境なりを
上手く作れていないために、
それが子どもに出てきているということです。

それに加えて日本の教育が
なかなか変わらないという問題があります。

正しい知識をたくさん覚えて、
それをあとで試験でどれくらい再現できるかを
競ってきたのが20世紀型の教育ですよ。

ところが社会が激しいペースで変化していくなかで、
その社会に出た時に学校で学んだことが
ほとんど活きなくなっている。

日本の教育では「知っている」というところまでやるのだけど、
それに基づいて「行動しなさいよ」というところまでは
教育しないのです。

つまり環境問題があることは知っていても、
それを解決するためにどういう行動ができるか
というところまでは教育しない。

頭の中には知識が間借りしていても、
それが行動につながり、自分の人生を
豊かにするというふうにならないんですね。

(やはり受験勉強というのが
相当な弊害になっているのですね)

そうですね。日本の教育の場合、
そういう受験教育の弊害に学校も国も気がついてはいても、
そこからなかなか自由になれない。

受験に対するすごい圧力があって、
熱心なお母さんはいまだに中学受験をやろうとする。

建前は「教育は変わらなきゃ」なのですが、
本音では古い教育の中で優位な地位を
占めたいというところがある。

そこで困ってしまうのが
子どもだと思うんです。

この日本の古い教育の中で
「学ぶってつまらないなー」と思っている子どもが
たくさんいるということが大きな問題です。



*  *

長年、教育と保育の研究に携わり、
保育の本質について様々なセミナーや講演会・講習会を
行なってきた汐見稔幸先生。

現在は、八世代先を見据えた子どもたちの魂が輝く
学校づくりを目指し、前島由美氏とともに、
一般社団法人グランド・マザーの共同代表としても活動している。

昨今子どもの自死が増えるなか、日本の教育の問題点や、
変えていくべきことは何か、また生き生きとした
子どもの学びを守り応援していくために、
自然がどれだけ大切かなど、多岐にわたりお話を伺った。

<ロングインタビュー>
子どもたちが楽しく健やかに生きるために
私たち大人ができること
季刊『道』222号
https://www.dou-shuppan.com/dou222-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

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※次項もご覧ください!

◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

季刊『道』222号のインタビューの一つ、
広田奈津子監督の『カンタ!ティモール』の上映会を行ないます。

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圧倒的武力格差のある相手と、
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国は、誰でもない、
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18 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月18日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

剣道には見えるところと見えないところがあります。
見えるところの形は暴力的であります。

ところが、見えないところが
人間形成に役立つことが多い。

なぜ人間形成に役立つのか。
それにはまず、活人剣と殺人剣について
考えてみる必要があります。

Ⅰ 活人剣と殺人剣

活人剣とは、「武器を持っていても、
武器を使って相手を殺傷していない。
刀を使う前にどうしたら使わずにすむかを考える」
ということです。

ちなみに、柳生流には、
「敵をすくめて勝つことを殺人剣という。
敵を働かせ、その働きに従って勝つを活人剣という」とあり、

山岡鉄舟は、
「我が体を敵に任せ、敵の好むところに従い勝つを
真正の勝ちという」と言っています。

具体的に活人剣としての
私見を述べるならば、

*読み(予知)と反射ができる。予測はだめです。
「相手は面が得意だな、それなら抜き胴を抜こう」
なんて考えることは、後手になるのです。

*打つ前に攻め勝つ。
攻め勝つことによって、相手はこちらを
「見れども見えず」になるのです。

*肉眼で見るのではなく、
観(観察)と勘(ひらめき)で見る。
これによって相手の表面だけではなく、
裏面(隙、相手の心)が見えてくる。

ちなみに、相手の隙は一瞬です。
いまの「い」では早すぎる。「ま」では遅すぎる。
「い」と「ま」の間が隙なのです。
「ゆるゆると見えて間の抜けないこと」と、
宮本武蔵は言っています。

*(観と勘で見ることによって)意識しなくても
無意識で技が決まる。

上に述べた、攻め勝つこと、隙をとらえる気持ちで
稽古をしていくうちに、
徐々に無意識の世界に近づいていくことが大切です。

以上、活人剣について述べてきましたが、
剣道には、はじめから活人剣を求めすぎても
無理なところがあります。

その良い例が宮本武蔵です。

彼は20代で徹底した殺人剣をやり、
30代になって虚しさを感じて活人剣に転向。
50代に正しい強い剣道を完成しました。

このように剣道には殺人剣なくして
活人剣なしというところもあると思います。



――― 石原忠美 剣道範士
「我が剣道を語る 剣による人間形成を目指して」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈12/1 大阪〉〈12/8 東京〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

前回の体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/202406tt

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年12月1日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/ok202412/

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年12月8日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202412/

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15 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈広田奈津子 映画監督〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  広田奈津子 映画監督

アレックスに会ったのは全くの偶然でした。

式典の大きな会場の片隅で
子どもたちに囲まれて歌っていた青年がアレックスでした。

彼はその時「僕らの過ちを大地は知っている」
という歌を歌っていたのですが、
当時言葉が分からなくて、

メロディーがきれいだなと思い、
彼が歌っている映像を撮って日本に帰国しました。

その後就職も断って、
ティモールでの活動の準備に入っていくんです。

まずはアレックスの歌に私が日本語の詩をつけたのを
ソウル・フラワー・モノノケ・サミットや他の歌手が
歌ってくれるようになったのです。

それを映像に撮って、その時はまだ名前も知らない彼に
見せたいと思い、翌年ティモールに行き、
彼と出会えたのです。

東ティモールの他の歌も素晴らしかったので
アルバムにまとめようということで動き始めました。

ただアレックスが歌っていた
「僕らの過ちを大地は知っている」というその意味が、
私には考えれば考えるほど謎めいていました。

インドネシアは2億人国家で、
アメリカや日本をバックにつけて一気に攻め込んだのに対し、

東ティモールは当時70万人くらいの人たちが
岩手県ぐらいのところに住んでいて、
どこの国もバックにつけずに戦った。

インドネシア側には
「朝ごはんを西で食べたら夕ごはんは東だ」
という合言葉があったくらい、一日で方がつくと思っていた。

そうやって攻め込まれた東ティモールの人たちなのに、
「彼らの過ち」と歌うのではなく、
「僕らの過ち」と歌うのはなぜだろうと。

それをアレックスに単刀直入に聞いたのです。

今は分かるのですが、
彼はとても危険な時代をくぐり抜けていて、

母国語で喋ったり歌ったりするだけで
処刑の対象になっていたし、
もちろん反戦歌はとても危険だったのです。

それを日本から来た何も知らない私が
質問するものだから、
最初は笑ってごまかされました。



*  *

「ねぇ仲間たち、ねぇ大人たち、
僕らの過ちを大地は知っているよ」

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◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

季刊『道』222号のインタビューの一つ、
広田奈津子監督の『カンタ!ティモール』の上映会を行ないます。

広田監督の想いから生まれた出会いが導いた
運命の旅の記録。

「笑われた戦いだった」というほど
圧倒的武力格差のある相手と、
東ティモールの人々はどのように戦い、
占領から脱したのか。

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画面にあふれる子どもたちの笑顔・歓声とはうらはらに、
「戦争」の現実がまざまざと証言されています。

軸となる「青年アレックス」の歌をはじめ、
独立のために戦った市井の人々の言葉は重く、
真実、真理を語っています。

国は、誰でもない、
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しかもそれは武力に依らず、ということを
強烈に感じました。

ぜひ『道』のインタビューとともに、
この映画をご覧いただきたいです。

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2024年11月27日(水)
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13 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈工藤清敏 健康回復学研究所所長〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  工藤清敏 健康回復学研究所所長

地球には118の元素があります。

地球の元素のネットワークが生命です。
ある生命は58の元素で、
ある生命は88の元素でできています。

そしてこの地球で最も
元素が含まれているのが海水です。

そこには地球上のすべての元素があると
研究者は言っています。

海水はすべての生命の母液です。
そういう意味では世界で最高の薬でしょう。

海水をさらに人間の血液の成分に近づけたのが、
人間が作ってきた伝統的な塩です。

岩塩や放置天日塩は99%以上の
塩化ナトリウムを含有した塩ですが、

人間が製造で関わると
なぜか塩化ナトリウム以外の
微量ミネラルの数と量が増えます。

人間が放つエネルギーが海水、水の波長を
整えるのでしょうか。

美味しい塩になって欲しいという人の思いが
微量ミネラルの蒸発を防ぐのでしょうか。

農業でも愛情が深ければ深いほど
植物に旨みが残ります。
それと似ているのかもしれません。

こういうことから感じられるのは、
相互のエネルギー交換です。



<連載>
塩から社会を見てみれば
「生きるエネルギーを高める」

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「戦争」の現実がまざまざと証言されています。

軸となる「青年アレックス」の歌をはじめ、
独立のために戦った市井の人々の言葉は重く、
真実、真理を語っています。

国は、誰でもない、
「私」が戦わなければ守られない。
しかもそれは武力に依らず、ということを
強烈に感じました。

ぜひ『道』のインタビューとともに、
この映画をご覧いただきたいです。

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●『カンタ!ティモール』上映会
2024年11月27日(水)
19:10~21:30(受付開始18:40)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
『道』定期購読者  1,200円
一般(初回特別価格)1,200円
一般(2回目以降) 1,800円

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11 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈広田奈津子 映画監督〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月11日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  広田奈津子 映画監督

最初は一人旅の卒業旅行として
東ティモールに行くつもりだったのですが、
バイト先の印刷所に休暇をお願いしに行くと
その所長さんが面白い方で、

「僕は社会のために使おうと思って貯めてきた
600万円があるから、それを君にあげるから、
何か考えなさい」と言うのです。

「えー!」と思いながらも
「それならば」と調べたら、

東ティモールの独立を祝う式典が開催されることになっていて、
各国から東ティモールの平和のために
ミュージシャンが集まってお祝いをすることが分かったのです。

それに参加したいと思い日本からの参加者を調べたら、
ミュージシャンが一人もいない。

世界でも最大レベルで
東ティモール問題に加担した日本なのに、
これではあまりに悔しいと思って、

600万円を使って日本のミュージシャンを
その式典に招聘し演奏してもらおうと動き始めたのです。

阪神大震災の直後から瓦礫の中で
メガホンを持って歌い続けた
「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」というバンドがいて、

在日コリアンのために朝鮮の歌を歌ったり、
沖縄の歌やアイヌの歌を歌ったりしているバンドだと知り、
全然面識はなかったのですが、出演依頼しに行ったのです。

最初は式典の日程とフランスツアーが重さなっているからと
断わられたのですが、

「私、こう見えても600万あるんです!
全部払いますから行きましょう!」と説得したら、
わざわざスケジュールをずらしてくださった。

ところが独立式典を主催していた国連に
「出演したい」と言うと、すでにエントリー枠が
埋まってしまっていると

。「どうしよう」と思って日本の外務省に
「外務大臣お願いします!」と電話しました。
外務大臣が電話に出られないことすらも知らなくて(笑)。

とにかく外務省の方にどうしても
行かなきゃならないことを熱弁すると、逆に
「まだ治安も安定していないし、一般の方が
行けるような式典ではないから渡航を見合わせましょう」
という話になってしまった。

それで今度は団体を立ち上げて
団体名でもう一度国連に連絡し、
「ぜひ国際式典に日本から出演したい。
外務省が是非にと言っているのですが」と言うと、
エントリー枠を開けてもらえたのです。

今度は外務省に連絡して
「国連が是非と言っています」と言って……(笑)。

(すごい行動力ですね。その話、時効ですか 笑)

はい。もう22年前のことなので許してください(笑)。

そして渡航の3ヵ月前になったので所長に
「600万円ください」と言いに行くと、

所長が「何の話? そんなお金どこにもない」
と言うので「うわーっ!」となった(笑)。



*  *

「ねぇ仲間たち、ねぇ大人たち、
僕らの過ちを大地は知っているよ」

広田奈津子さんが23歳で初めて東ティモールに行った時、
素敵なメロディーに乗って聞こえてきたのが、
ある青年によるこの歌だった。

インドネシアから主権を取り戻すまでの24年間、
あらゆる攻撃・拷問にさらされ国民の3人に1人は
亡くなるという苦難を経た人々が言う「過ち」とは?

この歌が耳から離れなくなった広田さんは、その後
何度も現地を訪れ、人々と共に暮らし、
少しずつ言葉の本当の意味に触れていった。

深い悲しみを抱きながらも、誰かを排除するのではなく
「私とあなたは同じ」と伝えながら、明るくたくましく
生きる東ティモールの人々の姿を描きたいと映画制作を決意する。

広田さんの東ティモールの人々との出会いや想い、
現地の人や映画製作から得た様々な
「生きる」エネルギーについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
大丈夫! 湧き上がるものを信じて生きる
東ティモールの人たちが教えてくれたこと

季刊『道』222号
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◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

季刊『道』222号のインタビューの一つ、
広田奈津子監督の『カンタ!ティモール』の上映会を行ないます。

広田監督の想いから生まれた出会いが導いた
運命の旅の記録。

「笑われた戦いだった」というほど
圧倒的武力格差のある相手と、
東ティモールの人々はどのように戦い、
占領から脱したのか。

取材に先立ち編集部で鑑賞いたしましたが
画面にあふれる子どもたちの笑顔・歓声とはうらはらに、
「戦争」の現実がまざまざと証言されています。

軸となる「青年アレックス」の歌をはじめ、
独立のために戦った市井の人々の言葉は重く、
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国は、誰でもない、
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08 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 糸井重里 ほぼ日代表 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月8日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 糸井重里 ほぼ日代表
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
技術開発では常に2、3年先のことをやっていたので、
生産している工場に行くと、

「あれ、昔やっていたな」というものが
製造ラインに流れている。

技術はそのくらい先をやっていないと
世界の流れについていけないわけです。

【糸井】
「このままじゃダメになる」という気持ちが
常におありになるわけですね。

僕もそれはいつもあるんです。

【宇城】
そうなんですね。

要は世にないものを作ればいいわけで、
それで「先に、先に、先に」となるんですね。

だからいつも走っている。

技術が徹夜すると部屋に電気が
遅くまでついていますね。
それを見て工場で働く人たちは
「技術は残業代がつくからいいな」と羨むんです。

それに対し「何を言っているんだ」と。

「我々技術が作るから開発されたものが
工場のラインに流れてくる」と。
ベルトコンベアの先頭が技術ですからね。

工場が一番厳しい時に技術の部屋の
電気がついてなかったら、いつまでたっても
工場のラインが流れない。

しかしみな現実を前に文句を言いますね(笑)。

【糸井】
「あとはやるだけだ」という元になるものがない。
「やる」ができないんですよね。

【宇城】
それをいくら理解してもらおうとしても
無理なんですよね。

だからぐっと我慢して「今にみておれ」と、
技術者たちを納得させるんですね(笑)。

【糸井】
僕も最近それに近いことを考え始めているんです。
今の話は入力と出力の話なんですよ。

入力と出力の間にやはりブラックボックスがあって、
まさに人間の塊がブラックボックスで、

そこが鍛えられていく時間なりプロセスが
実は好きなものを作る時に
すごく重要だと思うようになったんです。

入力は同じでもそこでそれを処理する楽しみとか
技術とかが生まれるという、
武道で言えば「修練の時間」ですよね。

これが実は面白いなということに最近気がついて、
ちょっと楽になったんです。

おそらく宇城さんの会社でも、
「無理だよ」と言いながら、力がついていくのを
ご覧になってきたわけですよね。



*  *

70年代にコピーライターとしてデビューして以来、
誰もが知る数々のコピーを大ヒットさせ、
作詞やゲーム制作など多岐にわたる分野でも活躍してきた糸井重里氏。

2017年にはウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する
株式会社ほぼ日の上場を果たし、
「ほぼ日手帳」をはじめ、「人に会おう、話を聞こう。」を
コンセプトにした動画配信サービス「ほぼ日の學校」や
AR地球儀「ほぼ日のアースボール」、
お買い物のフェス「生活のたのしみ展」など、
ユニークなコンテンツを次々に展開してきた。

その原動力は、常に自分も人も
「面白い、楽しい、元気になる」コンテンツを実践すること。

対談では、武道家としての道を歩みながら、
同じく上場企業で活躍してきた宇城氏と、
トップとしてのあり方、これからの思いなど、
縦横に語り合っていただいた。

<巻頭対談>
「ほらね!」とやってみせる
面白い、楽しいで人を元気に

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◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

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08 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈汐見稔幸 東京大学名誉教授・日本保育学会理事〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  汐見稔幸 東京大学名誉教授・日本保育学会理事

(9月に発刊した前島由美さんの著書
『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』では、
子どもたちの存在を丸ごと受け止め大人が変わることで
互いに幸せに暮らしていける前島さんの取り組みについて、
汐見先生にご寄稿いただきました。ありがとうございました。

子どもを取り巻く環境は年々厳しくなっているような気がします。
今日は先生に現状を踏まえ、私たち大人が考えねばいけないことを
いろいろお伺いしたいと思います)

今の日本の子どもたちが、昨年(2023年)では
小・中・高校生だけで500人ぐらいが自死していて、
コロナ前より確実に増えてしまいましたが、

その背景に、小学生でも15%ぐらいが
鬱の症状を示しているという研究があって、
これはすごい数字だと思うんです。

高校生ぐらいになると3割近くにもなるのですが、
子どもの鬱の後ろには、シングルのお母さんが
鬱になっているということがある。

つまり家族の問題が大きいのですね。

これは日本の社会が抱えた
一つの闇と言えますね。

大事なのは日本社会全体が
「生きるってやっぱりいいな」というように、
小さな幸せを感じることだと思うのです。

そういうところから外された人たちが
少しずつ増えていき、そこに手が回らないのが
今の社会だという感じがしてなりません。

日本の社会全体から、お互いに上手に支え合って
楽しみ合って生きていくという小さな文化が
だんだん無くなっている。

そのことと子どもの幸せ度は
つながっていると思うのです。

ユニセフによる子どもの幸せ度調査で、
日本の子どもは38ヵ国中37位でした。

これは子どもだけが不幸せなのではなくて、
日本社会が「生きているといいね~」と思えるような
文化なり環境なりを上手く作れていないために、

それが子どもに出てきている
ということです。



*  *

長年、教育と保育の研究に携わり、
保育の本質について様々なセミナーや講演会・講習会を
行なってきた汐見稔幸先生。

現在は、八世代先を見据えた子どもたちの魂が輝く
学校づくりを目指し、前島由美氏とともに、
一般社団法人グランド・マザーの共同代表としても活動している。

昨今子どもの自死が増えるなか、日本の教育の問題点や、
変えていくべきことは何か、また生き生きとした
子どもの学びを守り応援していくために、
自然がどれだけ大切かなど、多岐にわたりお話を伺った。

<ロングインタビュー>
子どもたちが楽しく健やかに生きるために
私たち大人ができること
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◇  『カンタ!ティモール』〈11/27〉

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06 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠著 『原野から』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月6日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】安藤誠 写真家・ネイチャーガイド
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
科学者は理論で理屈をつける。
集団だから安全だと思うのが一番危険だと。

後は怯えですね、ライオンを前にすれば
ふつうは怯えますが、ライオンを抱く人もいる。

それは、ライオンを赤ちゃんの頃から
育てているからですね。

だから人を大事にするという教育を
赤ちゃんの頃からすることが大事なのです。

ところが親が比較での価値観を教えるものだから、
子供もそうなっていく。

学校でもスポーツとか受験勉強で
そういうことを教える。
そこを今、考え直す時にきていると思うのです。

また、日本には宿題があって、海外にはない。
それなのになぜ海外のほうが優秀なのか。
根源が間違っているのではないかと思っています。

私は教師塾でもまず小学校から宿題をなくせと
言っているのですが、一番喜ぶのは子供たちだと
思うんです(笑)。

【安藤】
僕も先生時代が長かったのですが、
僕は逆に宿題を利用していました。

宿題を出すということで、子供に信頼、つまり
約束を守ることがどういうことかを伝えていました。

たとえばここに生徒が3人いたら、
絶対にその子の能力で30分ぐらいで出来る内容を、
つまり3人いたら3人全部違う宿題を作っていました。

そしてその宿題を提出してきた時に
それに感謝して「約束を守って出してくれたね」と。

そしてその出してくれた宿題の内容が
僕が作る試験に全部反映されるようにして、
うまく利用していました。

約束を平気で破ることが、家庭内でも親でもあったので、
宿題は逆に人との信頼関係を築くチャンスととらえ、
約束を守る大切さを伝えていました。

それと、先週、僕の暮らしている鶴居村の
PTAと先生に講演を頼まれたのですが、
その時先生たちにお願いしたのは、

「スポーツと勉強以外でも子供たちをよく見て
評価して欲しい」ということでした。

つまり成績と運動能力、足が速いとか
ということだけで評価しないでほしいと。

子供が40人いたら40人全員が違う。

その子たちが今の評価軸で見ると
今見ている状態かもしれないけど、
5年後10年後15年後ではどうなっているかは分からない。

今の軸で評価されたら、彼らにとり
学校は全然つまらない場所になるのではないですかと。



*  *

私たち人間は宇宙に生かされている存在として、
大自然には畏敬の念を持って接していかなければならない。
それほど大自然は偉大である。

環境保護が叫ばれて久しいが、今を含め、
ますます悪化していく環境。大自然には嘘がない。
すべて真実である。一方虚構に満ちた人間社会。
そんな今、大自然の一員である私たちが生き残るためには、
本気に大自然に向き合う必要があるのではないか。

それにはまず私たち一人ひとりが自然をよく知ることである。
まさにその自然と人間を繋ぐ実践をされているのが安藤さんだ。
見た目は強面だが、安藤さんが撮るクマや鳥をはじめとする
数々の野生動物や自然の写真や動画、エッセイはユーモアに満ち、
私たちに安らぎを与え、大自然の偉大さと共に共存のあり方に
気づかせてくれる。

「人間が生きていくということは、大自然の中で調和し、
境界を取り去り、解け込むこと。そこに私たちの未来はある」
――そう語る宇城氏との対談は、私たちが今まさに直面している
課題と希望への道筋となるものとなった。

<巻頭対談>
子どもたちに伝えたい
嘘のない自然が見せる真実の世界

季刊『道』215号
https://www.dou-shuppan.com/dou215-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

※次項もご覧ください!

◆◇ 本日開催!
◇  講演会「安藤誠の世界」

* お席に余裕があります。
直接会場にお越しください! *

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

ぜひ、安藤さんに会いにきてください!

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

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【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠著 『原野から』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年11月5日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/Q3vJWt6Vpnc

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  安藤誠著 『原野から』

【ヤングキムンカムイ】 Young Kimun Kamui

ヒグマはアイヌ語でキムンカムイ「豊かなる山の神」。

食物連鎖のピラミッドでは頂点であり、
豊かな生態系そのものを指す。

その食生活はもともと肉食ではなく雑食で、
8割以上植物に依存する。

現在知床は世界遺産に指定されて
多くの観光客が訪れている。
それにともない、人を恐れずに人前で悠然と活動する
新世代のヒグマが問題視されつつある。

それは異常接近する観光客やカメラマンなどにも
要因があると思われる。

一度人間から餌をもらったヒグマは
高い学習能力と執着によって
ヒグマのほうから人に近づく。

結果、撃たれて駆除されるという
悲しい結末となる。

知床ではこのようなケースは珍しくはない。
豊かなる山の神をただのクマ、
人に害を与える生き物として撃ち殺していく。

彼らに何の罪があるのだろうか。

今、本州の西から東へツキノワグマが
消えつつある。
北海道のヒグマも窮地に立たされている。
我々にできることは人への教育と啓蒙しかない。

ヒグマたちを野獣として恐れるのではなく、
彼らを理解し認めること。

人とヒグマは一緒に暮らすことはできないが、
同じ大地では共に暮らせると信じている。

我々が彼らの謙虚さや遠慮を
見習っていく時なのだ。

そうすることこそが子孫や未来に
かけがえのない財産を残すことになるのだ。

――― 第1章[フォトエッセイ]安藤誠の眼 より

安藤誠著『原野から』
https://www.dou-shuppan.com/books/ando02/

※次項もご覧ください!

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」
◇  明日〈11/6〉開催!

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを
掲載くださるネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

平日夜、お仕事帰りにぜひ
自然との関わりや、いのちのことに
思いを馳せる時間を持っていただきたいです。

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/241106_ando/

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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