01 3月

『道』207号 連載 岩井喜代仁「今日一日を生きる」

「家族会の立ち上げ 茨城ダルク家族会」

薬物依存者が社会復帰を目指すリハビリ施設として、薬物依存回復の確立した方法論を持つダルク。

入寮者が回復へのレールに乗れるかどうかには、実は「家族のあり方」が大きく影響していると言います。

ダルクをサポートする「家族会」は、入寮者家族が薬物依存症について学び実践する場であるとともに、当事者同士で悩みを共有し、支え合う場でもあります。

ダルクと出合って以来、自らも薬物依存回復の道を歩みながら、一人でも多くの仲間の回復を求めて各地にダルクを開設、家族会をけん引してきた岩井喜代仁氏に、家族会の取り組みについて聞きました。
家族会代表の手記も紹介しています。

道207号 岩井喜代仁

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◎ いわい きよひろ
薬物依存回復施設 茨城ダルク「今日一日ハウス」代表 女性シェルター代表
自身が薬物依存症となり、苦しみ抜いた末にダルクと出合う。以来、救う側へと生まれ変わり、薬物依存に苦しむ子供たちを預かり、共に生きて回復を目指す。

26 2月

『道』207号 連載 金澤泰子「きょうも、いい日」

「翔子の散歩 ―― 気高く、前を向いて」

ダウン症の書家として活躍し、また生活面でも独り立ちをはじめた娘、翔子さん、
その成長の日々を、母である金澤泰子さんが綴る連載です。

一人暮らしをして自立した翔子さんが、ダイエットのために散歩をするようになったお話は前号で紹介されましたが、
今号では、一丸レフカメラを持って、道端のいろいろな花に心を寄せる翔子さんのことが綴られています。お母さんと翔子さんの強い、そしてゆるがない絆に
毎号感動です。

道207号 金澤泰子

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◎ かなざわ やすこ
書家。久が原書道教室主宰。
一人娘、翔子さんをダウン症児として授かり苦悩の日々を送るが、その苦しみを越えて、翔子さんを立派な書家として育て上げた。

25 2月

『道』207号 連載 山元加津子「ありのままの私たち」

「うれし涙は、天使がかける優しい魔法」

人と違っていても、障がいがあっても、人はみな素晴らしい力を持っている。
植物も動物も人間も、みんなでひとつの命を一緒に生きている――。

長く特別支援学校で子供たちと接してきた山元加津子さんが伝える、生きる上で大切なメッセージがつまった連載です。

今回は山元さんが養護学校に勤めておられた時の、「ようちゃん」という生徒さんと、交流している高校生との心温まるエピソードが紹介されています。

加津子さんのやさしさあふれるお話はいつも心をぽっとあたたかくしてくださいます。

道207号 山元加津子

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◎ やまもと かつこ
長年、特別支援学校の教員を務める。作家。植物状態と思われる人も回復する方法があり、思いを伝える方法があることを広める「白雪姫プロジェクト」を推進中。

24 2月

『道』207号 連載 野村哲也「地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~」

「母の夢(石垣島)」

 

世界に飛び出し旅するからこそ見える、日本のこと、自分自身のこと。
秘境と絶景を求めて 150ヵ国以上を旅してきた写真家 野村哲也さんの連載です。

10歳から旅を始めたと言う野村さんだからこその、
奔放で壁がなくてすがすがしくて、
それでいて鋭い視点がちりばめられている、心に響く写真エッセイ。

179号(2014冬)で会見取材させていただいた際に、10歳で一人旅をするのが野村家の決まりだったと伺い、
そんな素敵な決まりをつくったご両親はどんな方だろうと思っていたのですが、
今回、石垣島へのご両親との親子旅を写真とともに野村さんが綴ってくださり、そのあたたかな愛情あふれるお二人の存在に、
野村さんがなぜあれだけのエネルギーを発信できるのかに、納得がいきました。

道207号 野村哲也

野村さんの写真集も今年企画しています!
是非楽しみにしていてください。

 

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◎ のむら てつや
「地球の息吹」をテーマに、アラスカ、アンデス、南極などの辺境地に被写体を求める。渡航先は150ヵ国で著作は14作。

22 2月

『道』207号 連載 船橋康貴「ミツバチが教えてくれること」

「しがらみを越えて軽やかに前へ」

 

養蜂家で環境活動家の
ハニーさんこと船橋康貴さんは、私たちが生きていくための環境維持に欠かせないミツバチの存在を伝え、そして守ろうと活動されています。

しかし、環境保護やミツバチ保護をうったえるだけでは、なかなかつながらない縁も、
自分が心地いいとか楽しいとか、わくわくすることを思い描いていくなかで、無理だ、不可能だと思われたことが、いい方向に向いていったりするそうです。

行動、実践しているからこそ、実感されている思いを綴ってくださいました。

ハニーさんの活動は、いつも「愛情」いっぱいです。

道207号 船橋康貴

[ 季刊『道』207号 ]

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◎ ふなはし やすき
養蜂家・環境活動家。
世界中で激減しているミツバチを守るために、環境のプロとして、ミツバチを使った「ハチ育」や町おこしなどを行なっている。

01 2月

宇城憲治 京都実践講演会が開催されました

2021年1月30日(土)、ハートピア京都にて、宇城憲治氏による京都実践講演会が開催されました。定員を半数に制限、マスク着用などのコロナ対策を行なったうえで、当日は関西方面を中心に約80名が参加。講演会は会場をフラットにして体験型で行なわれ、様々な検証による身体の変化を確認しながら、実証ベースで進められていきました。

開催レポート、参加者の感想は、「宇城憲治公式サイト」でお読みいただけます。
▽  ▽
[ 京都実践講演会が開催されました ]

28 1月

『道』207号 連載 宇城憲治「気づく気づかせる」

「人間の源泉 ― 寄り添う ―」

最先端の技術者として、企業のトップとして活躍してきた
宇城憲治氏の徹底した文武両道の生き様と、武術を通して得た「気」による発信。

今起きている地球上の困難に立ち向かうには、人間の進化しかない。
その進化とは、自分の潜在力に気づいた時から始まるのだと宇城氏は語ります。

そして、本来の力に気づくことができれば、生きているのではなく、生かされていることへの感謝と謙虚さにつながっていく。

「気」というエネルギーを自ら実証・展開できる氏だからこそ、見えている世界があり、そこに導くプロセスがあります。

コロナ禍で生き抜く大切なメッセージが綴られています。

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道207号 宇城憲治

27 1月

『道』207号 連載 前島由美「愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち」

「お母さんの気持ちに寄り添い連携して子どもを守る」

支援学級に通っていた小学校4年生のリョウちゃんは、病院で発達障がいと診断され、服薬していました。
療育支援施設 ゆめの森こども園の前島さんとの出会いで断薬を決意し、服薬の副作用に苦しめられていた日々から脱していく様子が、お母さんと前島さんの手記でつづられています。
子どもを守るために、子供だけでなく大人にも寄り添い連携することの大切さが伝わってきます。

前島さんの活動と子どもたちの回復の感動の実例は、前島さんの著書
『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』にも詳しく紹介されています。

前島さんの何があってもぶれない、子どもたちへの愛情と行動力に、誰もが胸がいっぱいになることでしょう。

前島さんは、そうしたゆめの森の活動のほかに、全国の保育園を含む学校給食を、すべてオーガニック・ミネラル給食にしていくという草の根の活動も推進しておられます。
前島さんのFacebook

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道207号 前島由美人前では帽子が欠かせないリョウちゃん。前島さんのたっての願いで写真を撮らせてくれました。

26 1月

『道』207号 いもいも副主宰・料理研究家 土屋敦 インタビュー

「やりたいことを、やる!
 森の教室が引き出す子どもたちのエネルギー」

土屋敦さんは、前号で取材した井本陽久さん(栄光学園の数学講師)が始めた、子供たちの輝きを広めるための「いもいも教室」のプログラムの一つ「森の教室」の講師。

インタビュー前に、朝から丸一日この教室に参加させていただいた。

そこで見た世界は、
「大人の働きかけよりはるかにすごい、難なくチャレンジして難なく生き生きする子ども」の世界。

時間の制約も約束事も一切ない「何も決めないキャンプ」が、
子どもたちの見事な輝きを引き出している!

何も決めないから、なんだか、やることがいっぱい。
子どもだけでなく、大人だってわくわくどきどき輝いている。

土屋さんの森の教室への思いを聞きました。

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道207号 土屋敦

25 1月

『道』207号 アーティスト・ネイティブフルート奏者 真砂秀朗 インタビュー

「見えないものをアートがあらわす
 『縄文田んぼ』で気づく、日本人のあり方」

ネイティブフルート奏者であり、絵と音のアーティストとして活躍する真砂秀朗さんは、
洞窟に住み絵を描いていた私たちの先祖はみなアーティストだと語ります。

今のように言葉での意思疎通がなかったような時代は、
目に見える形でなくても、「なんとなく」「自然と」という、ある意味、言葉よりもっと「確実な」方法で会話していたのかもしれません。

「見えないもの」を「見える形」にするのがアーティストだと語る真砂さんは、自ら「縄文田んぼ」と呼ぶ畑でお米をつくっています。
それも、「冬期湛水・不耕起農法」という、冬から田に水を入れて、そのまま耕さずに春に田植えをする農法で、 なんと年間20日くらいほどの世話で、夫婦二人が食べる1年分のお米がとれるそうです。

それはまさに、農業ではなく「農」。
新しい生き方の提案でもあります。

そんな生活を土台に、アーティストしての独自の世界を築く真砂さんに、今に至る真砂さんの活動の思いを伺いました。

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道207号 真砂秀朗