08 1月

『道』202号 『輝きを取り戻す”発達障がい”と呼ばれる子どもたち』発刊記念対談 前島由美・国光美佳

2019年11月に発刊した前島由美さんの本『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』に続々と感想をいただいています。

先日、季刊『道』の連載執筆者で、ダウン症の書家のお母様である金澤泰子さんから
以下のような感想をいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

読み進めるにつけ、どんどん引き込まれてしまいます。
たいへん、これからの人生に参考になり得る一冊です。
感謝申し上げます。

前島さん、国光さんのご両人は、本当にエネルギッシュで、子どもたちのためなら、いつでも、どこへでも出掛けていって、講演やお話会を通じて、食の大切さや、子どもたちへの愛ある関わりの大切さを伝えていらっしゃいます。

『道』202号では、このお二人に登場いただき、お二人の出会いについてや、現在取り組んでいる活動への思いなどを語っていただきました。溢れんばかりの思いが4ページにわたって語られています!

これから『道』はこのお二人とともに、子どもたちのためにさらに連携して動いていくことになると思います。

2020年2月24日(月祝)にはお二人の講演会も企画しました。
子育て中のお母さん、お父さんだけでなく、子どもの教育にかかわる方々にも、是非、このお二人の発信を知っていただきたい。

知っているのと知らないのとでは、見えるものが全く違ってきます。
何より、発信のすべてが実践実証ですから、説得力も中途半端ではありません。

実践をベースに行動する人の迫力を、実際に感じてください!

 

参加申し込み受付中です!
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[出版記念講演会 前島由美・国光美佳 2020.2.24 ]

[季刊『道』202号]

道202号 前島・国光

26 12月

『道』202号インタビュー 佐伯康人 「農業・福祉の連携で実現する、誰もが活躍する世界」

今号で取材させていただいた佐々木康人さんは、奇跡のリンゴで知られる木村秋則さんを師として学び、除草剤、肥料も一切使わない自然栽培による農業を営んでおられます。

佐伯さんの取り組みはそれだけでなく、障がい者の仕事創出のために、障がい者施設による農業を始め、その指導にあたっておられます。
そしてさらには、全国の耕作放棄地を再生することにも取り組んでおられます。

障がい者の仕事創出と、日本の農業の発展という、両方のメリットを生み出す
農福連携の活動は、佐伯さん独自の発想です。

実は、佐伯さんは33歳の時に、障がいを持って生まれた三つ子のお父さんになられました。
そのことで、佐伯さんの生き方が一変し、現在の取り組みにつながっていったのだそうです。

師匠である木村秋則さんは、自然栽培の指導には、自分に代わって佐伯さんを回らせたいとく願ったそうですが、佐伯さんをインタビューさせていただいて、その木村さんのお気持ちがよくわかりました。

とにかく佐伯さんは底抜けに明るいし、自然体で、前向きです。
そんな佐伯さんの指導を受けた人は、ぐいぐいと前に引っ張られ、希望をたくさん見出していらっしゃるのではないでしょうか。

農業をやる前はプロのミュージシャンだったこと、さらにはその生い立ちと、興味深いお話ばかりです。
誰もが元気をいただけるインタビューとなりました!

 

[季刊『道』202号]

 

道202号 佐伯康人

20 12月

『道』202号インタビュー オスカー・ロベラス 「人間本来の姿を呼び戻す アートの世界」

徳島県神山町にアトリエを構えるフランス人芸術家、オスカー・ロベラスさんに
お話を伺ってきました。

オスカーさんは、なんと6歳になる前からアートに興味を持ち始め、8歳の頃にはすでに自分で芸術家になることを心に決めていたそうです。

日本文化や彫刻が大好きだったお父様の影響を受け、子どもの頃から自然体にアートの世界にいざなわれていったオスカーさんが語られていました。

 

オスカーさんの可能性を静かに見守った大人たちが素敵です。
受験勉強一辺倒でどうしてもひとつの方向に向かざるを得なくなっている今の日本の教育との違いを感じてしまいました。

オスカーさんは、
「アートはみんなのもの。誰もが日常のなかでアートを感じてほしい」
と話しておられましたが、大好きなアートを仕事にしているからこその言葉だなと思います。

オスカーさんが手がけるアートは、石、金属、ガラス、植物など様々な素材を使う作品で、常に自然がテーマです。
インタビューの冒頭にたくさんの作品をカラーページで紹介しました。
「アーティストは自然のエネルギーを通訳して発信するメッセンジャー」と語る、オスカーさんの壮大な世界を味わっていただければと思います。

[季刊『道』202号]

 

道202号 オスカー・ロベラス

13 12月

『道』202号 巻頭対談 横綱白鵬・宇城憲治「“体談” で語り合う、目に見えない内面の世界」

2019年10月発行の季刊『道』202号の巻頭対談に登場いただいたのは、
去る11月の九州場所で43回目の優勝を果たした、横綱白鵬関です。

対談取材をしたのは8月末、まだ夏真っ盛りの暑い日でした。

朝9時半に宮城野部屋に稽古の見学にお邪魔すると、宮城野部屋親方が、対談相手の宇城憲治氏を一目見るや、
ご自分の隣に招き、稽古の間中、取り組みや稽古の内容をずっと解説してくださいました。

10時半頃に稽古場に白鵬関は姿を現わすと、場の雰囲気が一転。

その場が、ピーンとはりつめた緊張感ある空間に変わっていきました。
その白鵬関の圧倒的存在感がとても印象的でした。

稽古後、白鵬関の事務所に場所を移して始まった対談は、しかし、始終ニコニコ顔。
お二人がこの日初めて顔を合わせたとは思えない和やかな雰囲気になりました。

お二人がレコーダーの前に座って話していただいた時間よりも、
身体を通して、やりとりしていた時間のほうが長く、まさに対談ならぬ、“体談”。

「分かる人じゃないとわからないですね」

これは白鵬関が対談の中で、しみじみ言われた言葉です。

対談からは言葉以上に身体でかわしたお二人の会話を感じていただけるのでは
ないかと思います。

[季刊『道』202号]

 

道202号 白鵬関・宇城憲治

09 12月

新刊『輝きを取り戻す”発達障がい”と呼ばれる子どもたち』に反響

「今、涙が止まりません。
自分でも、何故泣いているのかもよくわかりません。

教師の皆さん。

この本、素晴らしい本です。
実例、実践、実態、事実、真実が満載です。

それしか載っていません。」

 

これは、『輝きを取り戻す発達障がいと呼ばれる子どもたち』(前島由美著)を読んで寄せてくださった、奈良の教員の方の感想です。

発売以来、たくさんの方々から、

「涙がでました」「希望が湧いた」
「もっと学びたい」「知らされていないことがたくさんあることを知りました」
などの声が届いています。

今、学校現場にいる方々から頻繁に「発達障がいが疑われる子が増えている」という悲鳴にも近い声を聴きますが、当の子どもへの対応はもちろん、親御さんとの対応など、本当に苦しんでいる先生方が多いことを実感しています。

先日、その「発達障がいの子どもたち」のクラスを受け持っている教師の方から、

「ショックでした。こんな実践をされている方がいるとは。思いもつきませんでした。どうしたらいいかほとほと苦しんでいただけに、ここに書かれた事例集はあまりに衝撃でした。もっともっと学びたいです」

という感想をいただきました。

本書には、子供たちとの具体的な会話だけでなく、親御さんとの会話、学校関係者との会話など、実際に現場でどう対処し、どのように改善にむかったかが詳しくかかれており、今、現場で苦しんでいる方々のまさに一助になっていることを実感しています。

本書は、“発達障がい”と呼ばれる子どもたちを一人でも救いたいという思いで書かれた本ではありますが、同時に、子どもたちに関わる先生、親御さん、学校関係者が、少しでもいい方向へ向かうための知恵やヒントが満載されています。

多くの方に本書が届けられることを切に願っています。

[内容詳細・ご注文]

08 11月

著者 前島由美さんのこと 『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』

著者の前島由美さんは、保育士として長年、子どもたちの成長を見つめてこられた方です。

「出雲大社の出来るだけ近くで、昔ながらの自然な衣食住の環境で――」

理想とする保育園の夢を描いて準備をする中で、ひょんなことから療育アドバイザーとして関わることになった療育支援事業所で、問題行動や不登校などの子どもたちと出会います。

「いったい、この子たちに何が起きているのだろう?」

さまざま情報を求めていく中で、前島さんは
「発達障がいは脳内のアレルギーが原因」という言葉に出合います。

そこから分子栄養学、細胞生理学に学ぶ機会を得、一気に、子どもたちに起きていることが紐解かれていきます。

さらに運命的な出会いが続きます。

発達障がいと呼ばれるの症状を、食事へのミネラル補給で改善させた事例が載った本『食べなきゃ、危険!』と、著者の国光美佳さんです。

療育事業所ゆめの森こども園を立ち上げていた前島さんは、国光さんの全面協力を得て、次々と子どもたちにミネラル補給を行なっていきました。

食の改善で少しずつ落ち着けるようになる子どもたちは、
さらに、ゆめの森の愛をもった本気の関わりで、自己肯定感を取り戻し、生きる力に満たされていきます。

*  *  *

本書『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』は、その実践を丁寧に追った実例集です。

タイトルに「発達障がい」とありますが、本来そのようなものはなく、生活と環境を整え、子ども、そしてその家族が愛に満たされれば、かならず乗り越えられるものであると教えてくれる本です。

今、「発達障がい」に苦しんでいる親子に届いてほしい・・・そんな願いをタイトルに込めました。

著者前島さんと出会うきっかけであった季刊『道』の最新号202号では、
本書の発売を記念して、前島さんと国光さんの対談インタビューを掲載しています。
お二人の出会いから現在の活動まで、ページからあふれんばかりのエネルギーで語っていただいています!

子どもたちにために全国を、文字通り飛び回っておられるお二人の情熱に、触れていただきたいと思います。

ゆめの森、そしてこのお二人の取り組みによって、子どもたちの世界がより良く変わる―― そう感じていただけることと思います。

ぜひ、お手に取っていただきたいです。

 

11月25日入荷決定! 予約期間限定キャンペーンもあります。ご検討ください。
『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』 ご予約注文

 

前島由美・国光美佳 対談『どんな子も必ず救えると信じて』掲載号
季刊『道』202号

* 来年1月号203号では、国光美佳さんの単独インタビューが載ります!

16 8月

『道』201号 野村哲也 連載「地球を歩く~知られざる絶景を求めて~」

いつもいつも圧巻の写真を届けてくださる野村哲也さん。

 

さらに文章では、野村さんの体験や思いを
実に精密に伝えてくださるので、
一緒に旅をしている気分になります。

 

今回の旅先はアルゼンチン。

 

タイトルとなった「100キロの蛍道」ともう一つ、
無数の手形が残る「手の洞窟」がテーマです。

「100キロの蛍道」は、この圧巻の蛍乱舞の写真を
野村さんがどのようにものにしたのか。
その詳細が描かれています。

“絶景”とは、このように能動的に取りに行くもので、
そこに「ある」ものだけではないのだと分かります。

1ページ全面に配置した、鮮やかに染め残された
無数の手形「手の洞窟」の写真は、
強いエネルギーを放っています。

 

そのエネルギーを浴びながら読む
野村さんがとらえた「その地の語り部」の物語が
胸に迫ります。

地球のそこここで、その地のエネルギーを
浴びまくっている野村さん。

誌面を通じて、その一部を
受け取っているのだなと感じます。

 

 

 

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13 8月

『道』201号 佐々木隆 連載「私たちは銀河のなかに生きている」

いちばん身近な天体ショーといえば、
月の満ち欠けでしょうか。

天候ともからんで、
雲と風と月の光は、一時も同じ状況はなく、
目をたのしませ、気持ちを和ませてくれます。

 

月齢の若い月に現われる「地球照(ちきゅうしょう)」が
今回の佐々木さんのテーマです。

 

三日月の、暗い部分をうっすらと浮かび上がらせるのは、
我らが地球がはね返した太陽の光。

月の地表の、光と影の境目には
ぼこぼことクレーターが浮かび上がっています。

 

壮大な反射の仕組みが
宇宙を立体的に感じさせ、

そこに佐々木さんの詩文が効いてきます。

佐々木さんのように、常に銀河に立つ人の目は、
自然・宇宙に創造され生かされていることを忘れた
私たちへの問いかけとなります。

 

 

道201号 連載 佐々木隆

 

 

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08 8月

『道』201号 船橋康貴 連載「ハニーさんの ミツバチが教えてくれること」

ハニーさん連載の今回のタイトルは、
「奇跡のハチミツとミツバチマーク」

 

「奇跡の・・・・」と言ったら、
おなじみ「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんですが、

 

まさに、ハニーさんのミツバチの巣箱が
木村さんのリンゴ畑に置かれ、
「奇跡のハチミツ」が採れたのです。

道201号 連載 船橋康貴

このハチミツは、
ハニーさんが今全力で臨んでいる
「ミツバチマークと6つの宣言」普及のための
全国講演で試食させてくれるそうです!

 

 

今回の連載では、
ハニーさんの“才能”が遺憾なく発揮されています。

 

その“才能”とは、
どんなややこしくて壮大な事柄も、
その人の身近なものとして伝えられること。

 

昨年出版した『ハニーさんの ミツバチ目線の生き方提案』
の制作にあたっては、その術にうなったものでした。

 

地球環境を良くしていくという、大きな大きな課題に対して、
あまりの事の大きさに人は深刻に暗くなりがちですが、

 

「いのちを輝かせて、楽しくJoy!で取り組もう!」

 

ハニーさんの言葉は、
いつもそんな気持ちにさせてくれます。

 

 

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01 8月

『道』201号 宇城憲治 「気づく、気づかせる」

今回の号は「教育」がテーマですが、

今の「おかしい」ではすまされない乱れきった社会の現状は、すべてこれまでの社会の仕組みや教育が今ある社会を築く人間をつくりあげた結果だと、宇城氏は説きます。

 

そういう現状のなかで私たちは何をすべきなのか。

 

過去も未来も「今」という連続によって生み出されている。
今の中に過去も未来もある。
未来を変えようと思ったら「今」を変えるしかない。

 

では、その「今」を変えるとはどういうことなのか。

 

宇城氏は、「今」の状況が変化すれば、次の展開が明確に変化することを目に見える形で体験することで、
今と過去と未来が同時につながっていることが実感でき、そしてそれが、「今」を変化させる原動力となるとしています。

 

今回の連載では、その実例の一つとして、一本の帯を左右同じ人数で引っ張り合うという検証を挙げています。

 

普通に引っ張り合ったら勝負のつかない状況で、
引っ張り合う前に、片方が正座をし、片方が体育座りをする。

・・・・すると、
正座をしたほうが格段に強くなっています。

 

 

 

 

正座をするという「今」が、「強い」という未来をもたらしたのです。

 

宇城氏は、こうした検証を踏まえ、記事の後半では、理論理屈でなく、人を変化に導き、幸せにするエネルギーこそ「技術」であり、気はまさに人間を豊かにする技術であると説いていきます。

 

 

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