2018年10月7日(日)、町田市文化交流センターにて「船橋康貴 出版記念 映画上映会&お話会が開催されました。
台風接近が危ぶまれましたが、さわやかな晴天に恵まれました。
定員180人を大幅に超え200人のご来場をいただき、関東近辺だけでなく、遠くは富山、島根、秋田、山梨、静岡など、遠方から駆けつけてくださった方もありました。
冒頭に弊社社長から、船橋康貴氏との出会いから、2冊同時出版となった経緯が語られ、ドキュメンタリー映画「みつばちと地球とわたし」(岩崎靖子監督)上映開始。
環境シンクタンクの社長から一転養蜂家となって、ミツバチの危機を回避しようと奮闘する船橋さんの歩みと、ミツバチがいなくなってしまったら保てなくなる「自然」が、いかに人間にとって重要であるかが、医療、漁業、木工、科学者の視点から描かれていきました。
97分間の上映後、映画配給ハートオブミラクルの代表三浦喜美子氏にご挨拶いただき、「私たち、子供たちがいきいきと生きるために、船橋さんの活動を、ひとりでも多くの人に知ってもらいたい」と自主上映会の案内がありました。
休憩をはさみ、いよいよ船橋さんのお話会です。
養蜂家に転じて7年間、1日も休まずミツバチ保護と、環境保護活動にまい進してきた船橋さんは、ついにドクターストップがかかり、8月末日までの約100日間、静養をされていました。
そのことをご存知の方も多く、船橋さんの「だだいま!」という第一声に温かい拍手が送られました。
100日間休養したことで、新しく見えてきたことや、休まず動き続けた時より物事が進むようになったことを皮切りに、伝え方が以前と大きくかわり、「狂気と脅し」から「愛をもって」になったことが語られていきました。
映画でも本でも触れられていた「ディズニー本社へのアタック」一部始終の詳細が語られた時には、射殺寸前という深刻な事態ですがあまりの破天荒さに会場は沸きっぱなし。
一方、船橋さんがミツバチとともに活動するきっかけとなった一つ、中学2年生の女の子の「私たちはどうやって生きたらいいのですか。(今のような世界で)子供がどんどん病気になっていく。助けて」という訴えのお話では、涙がこみ上げる場面も。客席でも、涙する姿がありました。
会場は、お話上手の船橋さんにぐいぐい引き込まれ、あっという言う間に終了時間が。
時間を過ぎてもまだまだ話し足りない船橋さんでしたが、最後に来場者に託したメッセ―ジは、
「これからの生き方は〝あまえる、ゆだねる”」
「子供は自然にたくさん触れさせて、心の生態系を育てて、地球に根を張らせよう」
「一人ひとりが、微生物、昆虫、動物を含めて半径30mを幸せにしよう」
ということ。
最後はバリ島のグリーンスクールの子供たちにならい、
「No honey bees, No life!」の船橋さんの呼びかけに、会場がスタンディングオベーションで応えました。
船橋さんから感想をいただきました。
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みなさんの「お帰りなさい」の声に、嬉しくて嬉しくて涙ちょちょぎれました。
話してて4回泣いてしまいました……
生還してこんなに嬉しい愛でパンパンの会をしていただいて、みなさんがあたたかいあたたかい。
あんなにあたたかい講演会は初めてでした。
今日の講演是非DVDにしましょう!
保存版です。
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ということで、近々この講演のDVDをつくります!
(準備ができ次第、HPで発表します)
船橋さんの活動を、どう出版はこれからも注目してまいります。
季刊『道』では船橋さんの連載があります。
ここでも、船橋さんの活動の今、心のうちを書いていただきますので、つながっていただけたらと思います。
[連載「ミツバチが教えてくれること」『道』を読む]
船橋さんを囲んで、参加者全員で記念撮影!
終了後のサイン会は長蛇の列
最後に、来場者から「6つ全部知りたかった」とご要望いただいた「新・ハニーさん宣言」と、来場者の感想の一部を紹介します。
「新☆ハニーさん宣言」
① 私は、よくやってるって自分を褒めまくる
② 私は、何もしないをする
③ 私は、愛を受け取ることに決めました
④ 私は、素直に甘えまくる
⑤ 私は、もう我慢をしない
⑥ 私は、もう頑張らない
〈 ご来場者の感想 〉
●無記名
心も体もフル充電しました。
私も友達もハニーファミリーです。
●東京 YF
本当に良かったです。心に響きました。
できることをやっていこうと思います。
●MK
目の前、身のまわりでできることから始めていきます。
●神奈川 HH
ハニーさんにお目にかかりたくて来ました。
生でハニーさんのお話が聞けて、私の今後の人生の指針が決まったように思いました。とても元気とエネルギーをいただきました!!
愛にあふれたハニーさんの声は光のように高速で地球上をかけめぐっていくことと思います。
きょうも会場にはみつばちの精霊が愛とともにあふれていました。ありがとうございました。これからも応援しています。
●秋田 TI
みつばちと受粉、それが植物・森をつくっていること、それが人類を含めたすべての生物を生かしていること、そのみつばちがいなくなっていること。そのことを多くの方に知っていただき、実際に一人ひとりが自分ができる行動をすることが大切だと思いました。
ディズニーを動かすことができるのは一般の一人ひとりの市民の声が強い力になること、感謝が人と人をつなぐこと、行動すると必要なものがその人の前に現われること、熱意と真の心をもって行動する人に対して、真のわかる人はすぐに行動をしてくれることなどが映画には描かれており、感動を覚えました。
船橋康貴著
『ハニーさんの自伝エッセイ ねえねえ、ミツバチさん 仲良く一緒にどこ行こう』
『ハニーさんの ミツバチ目線の生き方提案』