25 11月

激動の日本を生きてきた94歳 澤田花江先生が贈る言葉

94歳のなぎなた範士 澤田花江先生が贈る

『あくなき向上心』(11月30日発売)

[ご注文はこちらです]

大正・昭和・平成・・・激動の時代を生きてきた澤田先生が問う
武道のあり方、日本人のあり方とは。

大正5年生まれの澤田花江先生。 
若いときには大病も患いましたが、それを乗り越えて70余年におよぶ武道修行に打ち込んでこられました。


←24歳の澤田範士
 舞鶴高等女学校玄関にて
 昭和15年(P15)

篠山(兵庫県)は大阪に比べたらものすごく寒いところですが、雑巾がけをさせました。篠山高女の教え子が言ってくれました。

「寒くてつらくても先生の厳しい目があるからやめられない。
戦中戦後の苦しい時も、あのつらい雑巾がけを思い出せばなんともなかった」

←京都府立舞鶴高女でなぎなたの指導
 昭和15年

厳しさこそが真の教育、愛情であるという信念を貫き実践してこられた澤田先生のお話は、季刊『道』にて2006年に会見、2007年より連載記事を掲載させて頂いておりました。

その“やってきたひと”澤田花江先生の哲学を、このたび1冊にまとめ刊行いたします。

新刊 『あくなき向上心』

(1575円・A5版上製・144項) 2010年11月30日発売

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↑稽古風景 新宿スポーツセンターにて


↑共に70年稽古を重ねてきた手縫いの小手(昭和9年につくったもの)

“みんなに教えてやってください
日本の昔は良かったんだと
日本は厳しかったんだと
子供の時から叱られたんだと”

“身体と心と形が一致したことを覚えることが
修行であり道なんです”

“今、日本にいて日本人でない人ばかりができている
私はそう思っています”

               ――本文より

育児・教育に携わる方々の指針、失われつつある日本人としての資質を取り戻す指針として
広く皆様にお読み頂けることを願っております。

★11月30日発売★

09 8月

岩井喜代仁先生・宇城憲治先生 特別講演会 開催さる

 去る2010年8月7日(土)、熊本市 崇城大学市民ホールにて、茨城ダルク代表 岩井喜代仁先生と、UK実践塾代表 宇城憲治先生の講演会が開催され、大反響をいただきました。


 

熊本県内はもちろん、福岡、佐賀、宮崎、沖縄、大阪、京都、東京、仙台などの遠方から、中にはバスをチャーターして来られるなど多数の来場者が訪れ、会場は超満員となりました。
季刊『道』にて両先生が毎号連載執筆くださっている、薬物をはじめとする様々な依存症や精神障害を抱える青少年の回復への手立てと具体的な道筋(岩井先生)、そして人生に希望を持って生きていくための「潜在能力の開発」や、気の指導(宇城先生)に対する、関心の高さが伺えました。



第一部の岩井先生の講演「人間再生工場からの旅立ち」では、ご自身が麻薬の罠に陥った経緯から抜け出すまでの地獄をまざまざとお話しくださり、近年問題になっている合法薬物についても具体的にお話をしていただきました。来場していた高校生たちは「正直言って、1回くらいなら別に平気だろうと思っていたが、今回岩井先生の話を聞いて、とんでもないことだとわかった。」「薬物という言葉を聞いたらすぐに逃げてほしい、お前の他にも親友はいるから、と言える勇気を持てるように親友を3人以上作ってほしい、というメッセージが印象に残った」と話していました。

第二部の宇城先生の実演では、オリンピック選手を指導されている映像が十数分間、上映され、瞬時にして変わる、そして即結果につながり、選手が感動し、謙虚になる様子が映し出され、会場からは驚きの声と感心のため息が漏れていました。

そして舞台の上での実演では、武術の究極・気によって「投げられた人が重くなる」、「筋力ではない力が出る」などを、来場者全員や、ランダムに選ばれた宇城先生とは初対面の来場者が実際に体験をしました。

また、正しく元気な挨拶によって気が通り、小学生が大人10人の列を押すことができることなどが舞台上で実演され、感動と驚きのどよめきが会場を満たしました。



元気に正しい礼で挨拶をすると


気が通り10人もの大人を押すことが出来る

人間は、生まれながらに気の通った、すごい能力を持った完成形の存在であること、それを壊しているのが大人であり、家庭であり学校教育であるということが、身体を通して来場者の方々自身が体感できる実演と共に伝えられました。

第三部は、来場者からの質問に両先生がお答えくださいました。

両先生からの共通したメッセージは、
「大人が変わらなければ、子供は変わらない」
「子供は素晴らしい存在。それだけで地球の宝物である」
「大人が勉強し、真に謙虚にならなければならない」
というものでした。

←懇親会会場
 セカンドサイト(熊本市)屋上庭園にて


道163号で宇城先生と対談された坂本スミ子さんが
来場くださり、両先生にエールを送ってくださいました。

以下、ご来場者の感想をご紹介します。

宇城先生の話は、“気”ということでしたが、実際にやってみてその効果があり、びっくりした。それは礼儀や感謝の気持ちが大切だと知り、今まではあまり気にしてなかったがこれから意識してやろうと思った。これからの生活でいろいろな人への感謝の気持ちを忘れずにし、自分自身が素直になり、まごころを持って人や道具などの、もの、グラウンド、すべて生きていることにも感謝して生きていき、“気”というものを感じて野球またはその他の生活にもいかしていけたらいいと思う。
(佐賀 学生 男性)

気合い、気持ちなど、「気」がつく言葉はたくさんあります。自分は普段、何気なく気合いとか気持ちとかいう言葉を使っていますが、「気」という言葉を意識したことはありませんでした。それに、テレビとかで「気」の特集があったりしても、正直信じることはできませんでした。
しかし、今日の宇城先生の話を聞いて、気というもののすごさを実感することができ、実際に野球に活かすことができるとわかりました。まだまだ「気」について知らないことやわからないことが多いですが、宇城先生に教えてもらったことや、これから「気」について学んで、野球にも活かしていきたいです。
(佐賀 学生 男性)

日本は「気の国」と呼ばれて、たくさんの気があるとわかり、その文化を継承することが大事だと思いました。礼儀と素直さを大切にしなければならないと知り、しっかりとした“あいさつ”をすることが大事だとわかりました。
(佐賀 学生 男性)

宇城先生の話を聞き、びっくりだった。小学生が大人を投げるし、普段できないようなことができたり、“気”ってすごいと思った。やはり、スポーツをする中で礼儀はとても大切なのだと再確認した。講演の次の日の練習試合で、部員のあいさつがいつもと少し違うことを嬉しく思った。“気”を意識することで技術も心もみんなと一緒に成長したい。
(佐賀 学生 女性)

宇城先生の話は空手を通した気の話で、とてもわかりやすく、ためになりました。今の日本人は礼儀がなくなっているとおっしゃった時に、とても共感しました。自分も野球の時は形だけの礼になっていた気がします。何回も言われていた素直な気持ちを持つこと、そうすれば気が伝わるという言葉を信じ、これから形だけでなく、素直になってやっていこうと思いました。
(佐賀 学生 男性)

岩井先生と宇城先生の生き方がすごい勢いで迫ってきました。
岩井先生の生きる底力、本当に強いな、と感じました。
宇城先生の道衣姿、感動しました。まっすぐな美しい滝を見ているようでした。
生きて先生のお姿が見れたこと、私にとって宝物です。
(福岡 41歳 幼稚園教諭 女性)

薬物に手をかけてしまう若者は、社会(家族)のあり方が本質と思われます。
もっと社会をまともにしていかなければいけない。
宇城先生のいう日本が世界をリードしていかなければ、世界がダメになると本当に思いました。
(鹿児島 58歳 会社員 男性)

岩井先生のお話には感銘いたしました。
私の今までの人生で体験した事のない貴重なお話が聞けました。ありがとうございました。
どんな人生でも生きていく人生の根幹は一緒で、気を引き締め直す機会を得たとお礼申し上げます。
(福岡 64歳 会社役員 男性)

本当に講演会に来て、今まで自分の事ばかりを考えて相手のことを考えずに人生を過ごしたことを反省させられました。
(熊本 76歳 女性)

現場を知る意味を感じさせる講演でした。(岩井先生、宇城先生、形は違うけど)
「感謝」「礼」日本人としての誇りを意識したいと思いました。
(熊本 50歳 自営 女性)

岩井先生の話は、すごくリアルで薬物や刑務所が怖いと感じた。友達にも知らせたいと思った。
宇城先生の話は、ステージで小学生が何でもできたので驚いた。野球部への指導も分かりやすく、これから何か変わっていったら良いなと思った。
(佐賀 16歳 学生 女性)

宇城先生の気の話で、今までは勝負ごとで相手に敵意のみを抱いてやっていることが多かったのですが、自分の考え方を変えることにより、今まで以上の力を出せることが分かり、もっと素直になろうと思うことができました。今日教えていただいたことをプレーに活かして、心・技・体どれも素晴らしい人間になろうと思いました。
(佐賀 16歳 学生 男性)

学校の薬物の講演より役に立った。もっといろんな話を聞きたい。
(佐賀 17歳 学生 男性)

今までは人に感謝などあまりしていなかったが、話を聞いて“感謝の気持ち”を大切にしていこうと思った。それをすることで人や家族、友達を大切にできると思う。
感謝をすることはとにかく人生でとても大事だと知ることができたのでよかった。
(佐賀 16歳 学生 男性)

素直な気持ちがあれば力が伝わっていくことが不思議でした。
この講演で学んだことをこれから野球に活かしていきたいです。
(佐賀 17歳 学生 男性)

岩井先生の話は強く印象に残っています。「親友」を作る、本気で頑張ってみます。
薬物を使ってどうなるのか、よくわかりました。本当にありがとうございます。
宇城先生には、野球でのスイング、スローイングのご指導をいただきました。
早速明日から試してみます。
(佐賀 16歳 学生 男性)

人間としての生き方を考える場をいただきました。
本日の講演会を機に、自分自身が学び続けられるようがんばってまいります。
ありがとうございました。
(宮崎 48歳 教師 男性)

内容が盛りだくさんで、勉強になる事ばかりでした。
真心を大切にして生活する事が自然に出来る様にします。
(福岡 46歳 女性)

薬物は1度始めたら大変なことになるということを知ることができてよかったです。
一般家庭にも薬物は普通にあるということを聞いて正直少しびびりました。
そして「気」とは本当に存在するということを知ってとても驚いた。
(佐賀 16歳 学生 男性)

    *    *    *    *    *

宇城先生、岩井先生の連載が読める 季刊『道』は定期購読がお勧めです。

宇城憲治先生著
「人間は生まれながらに完成形」1050円
「謙虚に生きる」1050円

30 6月

「謙虚になる」変化にこそ、現状を変える仕組みがある

 どう出版では、宇城憲治師範の<人間の潜在能力シリーズ> としてDVDおよび書籍を刊行しています。
 政治・教育・経済など、様々な面において低迷し、諸外国から取り残されていきつつある日本のなかで、宇城師範が指導する宇城道塾では、塾生が驚くほど変化し、成長を続けています。さらにその変化は、塾生の家族、職場、仕事に対する取り組む姿勢の変化につながっていきます。

 ―― 人を、変化・成長へ導くもの ――  
 それが、宇城師範の指導により可能となる「自分のなかに眠っていた潜在能力への気づき」です。

 今回南アフリカW杯にてベスト16入りした日本代表サッカーチームの岡田監督も、日本代表監督に抜擢される1年前の2006年の冬より宇城師範に学ばれていました。

 宇城師範が岡田監督に一貫して指導してきたことは、
「重要なことは個人ではなくチームの和であること、そのためには、人間は皆、無限の可能性を潜在能力としてもっていることを選手に気づかせること、そして、そこに向かっていく絶対的稽古に向かうこと」
であったと言います。

「謙虚になる」変化にこそ、現状を変える仕組みがある――
(宇城師範の新刊書 『謙虚に生きる』 本文より)

 このことを岡田監督は、理論だけでなく実践とともに懸命に学ばれてきました。
 宇城師範は、岡田監督のその素直な人柄が必ず選手をひとつにすると信じ、岡田監督をずっと激励して来られました。

(関連記事が、6月26日(土)の 河北新報、新潟日報をはじめ、
インターネット等でも配信されました。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/408332/

 以下は、宇城憲治師範の変化へ導く「人間の潜在能力シリーズ」書籍とDVDのご案内です。武道修行だけでなく、エレクトロニクス分野の技術者として、さらに上場企業のトップとして生き抜いてきた宇城師範のものの見方、考え方は、仕事に、武道に真剣に生きる人たちの心を魅了してやみません。

《 人間の潜在能力シリーズ 》
【DVD】
 『人間の潜在能力・気』 1巻 2巻

【書 籍】人間の潜在能力
 (2)『謙虚に生きる』 [新刊]
 (1)『人間は生まれながらに完成形』

【書 籍】道塾正式テキスト
 『気の開発メソッド』 初級編
 『気の開発メソッド』 中級編

08 4月

近藤亨先生、ミネハハさん、宇城憲治先生の特別講演会開催

去る2010年3月22日、東京 町田にて、MDSAの近藤亨先生、歌手ミネハハさんとUK実践塾代表の宇城憲治先生の特別講演会を開催いたしました。

近藤亨先生は、ネパールの秘境ムスタンで不毛の台地を実り豊かな緑の農地に変え、現地の人々の生活を豊かにするために70歳から18年間、たった一人で農業指導や、果実栽培指導、魚の養殖の指導などを行なってこられた方です。世界最高の、伝統ある日本の農業技術と心、誇りある農民としての近藤先生の根性と生き様は、確実に講演にいらした方の心に伝わっていきました。



当日は200名近い来場者が参加


サイン会が行なわれました

現在89歳、近藤先生の命がけの活動は、宇城師範との対談取材を掲載させていただいた季刊『道』160号以降、毎号『道』誌においてその足跡を追い、記事として紹介しています。

 
ネパール服を着たMDSA事務局次長の原さん。 来場者からの質疑応答の様子

 当日は、近藤先生と宇城先生の活動に共感された歌手のミネハハさんが友情出演、素晴らしいコンサートを開いてくださいました。

 CMソングの女王と呼ばれ活躍した20年を経て、ソロシンガーとなったミネハハさんは、2006年にインドの最下層の子供たちに出会い、その笑顔と目の輝きに自分の天命と天職に気づかされ、以来、学校建設などの教育ボランティアを展開されています。

ミネハハさんの歌は、聞く人が自然に涙する、魂ゆさぶられるエネルギーに満ちています。なぜあのような素晴らしい歌声が生み出されるのか――ミネハハさんには、歌への思い、子供たちへのあふれるほどの思いを、次号の季刊『道』164号(4月20日発売)で会見取材をさせていただいています。



ミネハハさんの歌声にたくさんの方が涙しました

 最後にご講演くださったのは、宇城憲治先生です。この日、人間が生まれながらに持つ身体の力が、さまざまな実演と検証で宇城先生により披露されていきました。

 宇城先生は、道塾や空手塾をはじめとするさまざまな指導現場で、気による「不可を可」とする実演を通して、自らの潜在能力に気づかせる指導を展開されています。
 宇城先生の指導を受けた方々は、自らの中にある潜在能力を体験することによって、その喜びとともに、自分が、「地球の産物」であること、「生かされている」ことに気づいていきます。


宇城先生による実演と検証


当日は水泳金メダリスト古賀選手も参加

 塾生方の感想ににじみ出る、誰もがかかえる家庭や仕事の悩み、そして世の中の矛盾、課題、しかし、それ以上に、塾生たちが決して負けずに立ち向かい変化していこうとする真実があります。一人ひとりの変化をうながす宇城先生の指導、そして変化していく人たちの輪が、今の日本にとりどれほど貴重で尊いことか、あらためて感じます。



正しい礼をすると強くなる検証


 新刊『人間は生まれながらに完成形』は、直接宇城先生に指導を受ける機会がない方でも、自らの可能性に気づくきっかけとなる本です。
 一人でも多くの方が、人間の無限の可能性に気づくきっかけを得ていただきたい、宇城先生とどう出版の願いです。
 
 宇城憲治先生の対談記事や、潜在能力「気」についての記事は、毎号『道』に掲載しています。『道』は主に定期購読に支えられている年4回発行の季刊誌です。発信することで、読者の一人ひとりとつながっていくことを願っています。この機会に定期のご購読のご検討をお願いいたします。

今夏8月7日には、熊本で、茨城ダルクの岩井喜代仁氏と宇城憲治先生の特別講演会を開催いたします。多くの方々の参加をお待ちしています。
詳細、申し込みは下記まで

【岩井喜代仁・宇城憲治特別講演会】
/event/

3月22日特別講演会<東京>感想
●今まで参加した講演会の中でこれ程感動した講演会はありませんでした。講演会終了後、近藤先生、宇城先生、ミネハハさんの生き様を凝縮した壮大なドラマを見たような気分になりました。時間がとても濃縮して、今でもそのエネルギーと感動は残っています。
 近藤先生がムスタンで成し遂げられた命がけの偉業。そして、今なお89歳になられる近藤先生が最前線で頑張っておられるお姿を拝見し、私も身体の奥からエネルギーが沸いてきます。
 また、宇城先生の実演会からは、「考えたら動けない」というお話で、1+1=の問いで、すぐに答えが出たときは身体が強いが、桁が大きい数字で、すぐに答えられない問いの時は、身体が居つき動けなくなっているのが見ていて分かりました。ここから、行動を起こす時、「考えたら行動できない」ということがはっきり分かりました。
 また、ミネハハさんの歌声も本当に素晴らしかったです。身体に声が染み込んでくる感じがして、自然に涙が出てきました。そして、会場の中が一体となっているような気もしました。
 この講演会でいただいたエネルギーを切らさぬよう、私は日常の行動として実践していきます。本当に素晴らしい講演会でした。近藤先生、宇城先生、ミネハハさんに本当に感謝しております。そして、この講演会を開催して下さった、どう出版の皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。
(東京 会社員 24歳 Y.K)

05 4月

大阪親子塾が開催されました  

成長につながる潜在能力への気づき
 2010年3月28日に大阪で、『人間は生まれながらに完成形』の著者 
宇城憲治師範による親子塾セミナーが行なわれました。
 挨拶をすると身体が強くなる、嘘を言うと身体が弱くなる――言葉でなく、身体で体験していくなかで身体にひそむ素晴らしい力を一つひとつ引き出し、学んでいく親子塾。以下は、大阪親子塾にいらしたお父さんと2人の息子さんの感想です。自分たちには、無限に潜在能力が備わっていることへの気づきは、実際に体験したからこその喜びに変わっていきます。
 また、4月4日に行なわれた東京 親子塾は近日中にご紹介いたします。



    正しい挨拶で強い力がでる、を体験する

    今回ぼくは、いろんなことを学べたと思いました。まず、子どもには、いろんな力がある。その中でも、絆・心・型という言葉とその行動を大切にしていきたいです。そして、宇城先生に教えてもらったことは、とても大事なことだと分かりました。そして先生はいろんなことを知っている特別な先生でした。
    (小学5年 男子)
     
    先日、親子塾に参加させていただき、ありがとうございました。宇城先生からもらった「肩に目がついていて、その目で打ちたいコースを見る」を実際のプレーで使ってみるとびっくりするほどボールの質が上がりました。その後の大阪ジュニア大会では、年上の第一シードと試合する事になりました。完敗も覚悟した試合で、途中で逆転し、リードできました。最終的には、そこから守りのテニスになってしまい負けました。しかし、関西大会にでるチャンスはあるので、今回、先生に教えていただいたいろいろなことを活用していこうと思います。以前、家で父が宇城先生のDVDを見ているのを横から見ていて、子どもがたくさんの大人を押しているのや急に重さが変わったらしく、重そうな顔で眉間にしわを寄せていたりするのを、大げさにやっていると心のどこかで思ってました。そしたら先日、弟と一緒に参加さていただき、重さが変わったり、急に力が増加したりと、びっくりの連続でした。また、親子塾に参加させた頂きたいです。
    (中学2年 男子)



    お父さんを投げ飛ばす
    子供は自然体で強い力をもっている

    宇城先生、親子塾でのご指導、ありがとうございました。子ども二人と共に、学び、稽古できることは、とても感慨深いものでした。親子共々、お互いに、驚きと喜びと感動の連続でした。私は、不覚にも、参加している子どもたちを見て、泣きそうになる事がありました。それと共に、子どものスピードとストレートさと能力を目の当たりにして、いかに、子どもの邪魔をせず、のばせる援助と環境を作ってやることの重要性を痛感しました。親としての弱さはもちろん、日本人として、未来のためにも、そして外国に負けないためにも、挨拶や型、ごみを拾うことなど、できることから親子共々、地道に取り組んで行きたいと考えます。次男は帰宅後、興奮冷めやらず、妻に「お父さんを何回も投げたよ。お母さんも投げたるわ。挨拶が大事やねん。」などと、素敵な目をして言っておりました。このような言葉や場面に出会えたことに感謝しています。
    (父 高校教員 48歳 大阪府)



    講義も終わりに近づいた頃の凛とした姿勢の参加者

 宇城道塾で潜在能力への気づきを得、変化していく塾生方からたくさんの感想をいただいております。随時当ホームページに掲載しております。
[宇城道塾 受講感想文]

一人でも多くの人が、自らの潜在能力に気づくことで、幸せな人生を送ってほしい ―― そんな宇城師範の願いを込めた新刊『人間は生まれながらに完成形』。
[詳細はこちら]

26 3月

岩井喜代仁・宇城憲治 特別講演会を開催します

薬物依存回復施設 茨城ダルク代表 岩井喜代仁氏と、
UK実践塾代表 宇城憲治師範
両先生の生き様講演会を、
2010年8月7日(土) 熊本にて開催いたします。


過去は振り返るものでなく、認めるものだ。
 「変わる勇気」―― そのことを持ち続けた時に
  初めて前向きの人生はある。 (岩井喜代仁)

進歩成長とは変化することである。
  変化するとは深さを知ることである。
   深さを知るとは謙虚になることである。 (宇城憲治)

季刊『道』主催 特別講演会 「人間と生き様」

    日 時  2010年8月7日(土)
          講演会 11:00~16:00
    〈予定〉 (受付開始 10:30)

    会 場  熊本市崇城(そうじょう)大学市民ホール (熊本市桜町1番3号

    入場料 4,000円

    定 員  250名  *定員になり次第、締め切らせていただきます。

    [詳細・お申し込みはこちらです]

 
 薬物を使って行き着く先は三つ――刑務所、精神病院、死体置き場。薬物依存症の恐ろしさを、元やくざ組長で自身も薬物依存の経験のある岩井氏が、その壮絶な生き様とともに、命のメッセージとしてお話しくださいます。
 宇城師範は目に見えない「気」の理論の講演とその実演をしてくださいます。
 特別対談では、まったく異なる世界を生きてきた両先生に共通する厳しさ、信念、迫力、そして社会に対する使命感を、肌で感じ取っていただけたらと思います。

[小冊子『人間と生き様』] 第1回 特別講演会が小冊子『人間と生き様』となりました
[154号「今を生き、原点を貫く」] 本特別講演会のきっかけとなった、両氏の対談記事
[153号「今日を精一杯生きてみろ」] 薬物依存症に苦しむ子供たちと共に生きる岩井氏の会見
*季刊『道』では、毎号両氏の連載記事を掲載しています。

08 2月

社名変更のお知らせ

平素よりご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。

さて、弊社ではこの度、長くご愛読していただいている季刊『道(どう)』の名称にあわせ、
2010年2月1日より社名を、[株式会社 合気ニュース]より

【 株式会社 どう出版 】 へと改称いたしました。

今後ますます、季刊『道』としての発信・活動を加速してゆくべく、
スタッフ一同、一丸となりまして日々精進をして参ります。
今後とも皆さまからの変わらぬご支援とご愛読を賜りたく
何とぞ宜しくお願い申し上げます。

なお、住所、電話、ファックス番号には変更はございません。
当ホームページのURLおよびEメールのドメインに関しましては、
ただいま移行期間中ですので、移行完了後、改めてお知らせ致します。

                                   2010年2月8日

                                   株式会社 どう出版
                                   代表取締役社長 木村郁子
                                   スタッフ一同

07 1月

MDSA理事長 近藤亨先生と宇城憲治塾長の講演会開催

 季刊『道』(160号)での対談をきっかけにますます交流を深めておられるMDSAの近藤亨先生とUK実践塾代表宇城憲治師範。昨年は、近藤先生による宇城『道』塾での特別講義や、宇城師範による、ネパールムスタンの近藤農場への訪問、10月には両先生の特別講演会などが行なわれました。
 今春もお2人の特別講演会を開催させていただくことになりました。

 2月には、宇城『道』塾での近藤先生の特別講演(仙台)、3月には近藤先生・宇城師範のジョイント講演会(東京)を開催いたします。

2010年2月27日(土)は、フォレスト仙台(宮城)において、宇城憲治師範の仙台道塾の講義の一環として、近藤先生をお招きしての特別講演会が行なわれます。近藤先生の講演は13:30より1時間ほどの予定です。塾生以外の方々にもこの講演を公開いたします。入場料は2000円です。近藤先生の講演後、引き続き宇城師範による宇城『道』塾を見学されたい方は、先着60名まで受付をいたします。

2010年3月22日(月・祝)は、町田市文化交流センター(東京)にて、近藤、宇城両先生のジョイント講演が行なわれます。時間は13:30~16:30です。この講演には、昨年宇城塾長と出会いのあった歌手のミネハハさんが友情出演してくださる予定です。入場料は、3000円です。

 両講演の詳細、申し込みは、以下よりお願いいたします。

 [合気ニュース]

17 12月

宇城憲治師範 「事理一致から生み出された礼」

 新DVD『人間の潜在能力・気』全2巻でも取り上げられている宇城憲治師範のアスリートへの指導ですが、この度、水泳の古賀淳也選手、K1の野地竜太選手、柔道の森田晃弘選手への指導の様子やその映像がUK実践塾のホームページにて公開されましたので、是非ご覧ください。   

 [UK実践塾ホームページ 「事理一致から生み出された礼」 ]

 水泳の古賀淳也選手は、UK実践塾代表・宇城憲治師範のもと、UK実践塾空手セミナーで指導を受けています。4月の指導以降、日本選手権大会による日本記録、7月ローマ世界水泳大会における金メダルなどすばらしい活躍をつづけています。
 そしてその結果としての、礼儀の大切さへの気づき――古賀選手の礼儀正しさの奥にあるものは何か、についてブログは触れています。

 またK1の野地竜太選手は、大会の数週間前に行なわれた数時間の指導で、初のチャンピオンベルト(KPWヘビー級王者決定戦)という結果につながっています。
 柔道の森田晃弘選手は、2週間後の全日本柔道選手権大会で、おしくも判定負けしたものの、メダリスト鈴木桂治選手と互角に戦っています。

 野地選手は、31歳、105キロ、186センチ。
 宇城師範とは、身長差30センチ、年齢差30歳、体重差30キロ、です。
 森田選手とは、身長差はないものの、年齢差は40歳、体重差20キロです。

 これだけの年齢差、体重差、身長差があるなかで、力にまったく頼らず相手を瞬時に制御するという圧倒的な差をみせつけている宇城師範の指導。
 それは、筋肉トレーニングをして「鍛えて強くなるをめざす」世界とはまったく異なる世界があることを裏付けるものであります。

DVD 「人間の潜在能力・気』 全2巻」

書籍 『気の開発メソッド』 「初級編 統一体・身体脳の開発」
                  「中級編 統一体・身体脳の開発」

24 11月

気が人を変える――宇城憲治先生の革命的「気の指導法」

 宇城師範が気の指導にかける命がけの活動を、一人でも多くの人に伝えたい――
 その思い一つでかかれた『気の開発メソッド 中級編』の序文(文 『道』編集長 木村郁子)を以下に紹介いたします。 

              *        *        *        *        *

気が人を変える――

     宇城憲治先生の革命的「気の指導法」

                                      (『気の開発メソッド 中級編』 序文より )


「進歩成長とは、変化することである
変化するとは、深さを知ることである
深さを知るとは、謙虚になることである」

 『空手と気』、それにつづく『気の開発メソッド 初級編』の出版以来、宇城憲治先生が展開する「気」の指導法は、武道界のみならず、スポーツ界、教育界で大きな衝撃を与えています。宇城先生の提唱する「気」は、現代武道で使われている次元の気や、気功の気などとはまったく異質のものであり、ましてやこれまでのいかなる書物にもあらわされたことがありません。それほど従来の「気」とは一線を画するものでありながら、その本質は、本来人間誰もがもっているエネルギーの源泉そのものであるという、拍子抜けするほど単純で明快なものであるのです。
 宇城先生は、「気」を以下のように定義しています。


 「気は希望であり、人を変えるエネルギーである」
 「気は時間の速さであり、思考の深さである」
 「気はすべてを超越する」

 宇城先生が「気」について初めて公けにしたのは、2007年出版の『空手と気』以降のことでした。それまでも気の指導は多くの現場で行なわれていましたが、従来の「気」の概念を根本的に覆す衝撃的な先生の「気」の一般公開は、先生ご自身が時期尚早と判断されたこともあり、長い間、一部の空手塾生や東京宇城塾生に限られていました。

 流儀や流派の壁を越え、チャンピオンクラスや師範クラスを含むすべての修行生をセミナーという形でオープンに受け入れてきた先生が、「気」の指導の公開をためらったのには理由があります。
 それは、一般に認識されている「気」の概念と先生のそれとにはあまりにもギャップがありすぎるということでした。現在の武道界を例にとれば、「気」は、武道家が何年もかかって修行した末にようやくたどりつく最高の極意とされ、しかもそれはたぐいまれな才能の持ち主にしか到達できないと考えられています。
 これに対し宇城先生は、600年の歴史を受け継ぐ沖縄空手の実践と、幕末の生き死ににも匹敵する厳しいビジネスの経験から、冷静かつ科学的な視点で、誰もが身体に気を開発し得る法則性を見出しました。またそれだけではなく、自らその法則性を理論と実践で、検証・実証しているのです。

 しかしそうした先生の先見性と才能は、多くの人々にとって理解しがたいものであり、またスポーツ化に拍車がかかり、強さや名声を求める傾向にある現在の武道界では、「気」はひとつの流行のように扱われ、多くのマスコミは派手に書きたてることで読者の興味をあおっていきました。

 一人歩きをした「気」は、人間の活力源かつ潜在能力としての本来の意味からかけはなれ、本質的な意味も、またそれにともなう品性をも同時に失ってしまいました。すべてにおいて宇城先生が展開する「気」とは、その日常への活用性、実践性という点を含めてまったく次元を異にしてしまったのです。

 では、宇城先生の「気」は、他とどう違うのでしょうか ――

 一言で言えば、宇城先生の「気」は、心を土台とするものだということです。
 この「心を土台」という表現は、決して精神論を言うものではありません。あくまでも心の状態そのものが、気となり、潜在能力の発揮を可能とする状態をつくるというものです。大胆に言えば、「心=気」と言っても過言ではないと思います。

 心を土台にする ―― だからこそ、誰もが開発できる「気」でありながら、誰一人として開発できない可能性もあるのです。それがこの「気」という存在です。
 先生の気の指導は、不可が可となるというものです。具体的に言えば、先生に気を送ってもらうことにより、塾生たちはそれまでどうしてもできなかったようなことで、すとんと「できる」体験をします。1人で8人を倒すなどという通常では信じがたいことをやってのけたり、女性が男性を、あるいは体の小さな人が大きな人を、難なく倒したり押さえたりすることが実際に可能となるのです。

 またそれだけではありません。宇城『道』塾に足が壊死した状態で入塾し、装具と松葉杖で通っていた人が、1年半後には、レントゲンでは依然〝壊死〟という結果のまま、人を背負って走るまでになったり、手足が完全に麻痺した人が、気によって細胞を刺激され、「温かい」などの感覚を一時的に取り戻すなどの実例が次々と生まれているのです。

 すなわち、先生は、従来の医学でも科学でもできなかったことをすでにやってのけている。それはすべて、筋肉ではなく細胞を働かすというメソッドを先生が発見、開発しているからであり、その根源にあるエネルギーこそが「気」なのだということです。
 そうした指導が道塾で公開され、多くの人の知るところとなると、医者や弁護士、大学教授、教師、介護士など、実にさまざまな分野の人たちが、先生のもとへ集まるようになってきました。そうした方々の手引書として出版されたのが、このメソッド本シリーズです。

 今、日本の多くの人が、将来に対する希望を失っています。先生が言われるように、希望というのは人間のひとつのエネルギーであり、希望を失うということは、エネルギーが落ちるということでもあります。今現在、食料危機や大気汚染など、一人の力ではどうしようもない事柄があとからあとから押し寄せています。あまりにそれらの現象が大きすぎて、一人の手には負えないために、他人事としてあきらめてしまい、それがまた悪循環となっています。

 宇城先生は、そうした時に一人ひとりが自分のなかにある「気」の存在に気づくことができれば、自分の想像をはるかに越える力を発揮できること、そして「一人でもやれるのだ」というエネルギーが湧き、それが他人はどうでも「自分が行動する」という勇気につながるのだと指導します。その行動、勇気こそが、「変わる」ということの第一歩であるからです。
 「たった一人でもやる」―― まさにそれを宇城先生ご自身が実践している。やって見せています。

「今や政治や教育だけで世の中を変えられる時代ではありません。自らの『気の力』を理解できない人、理屈を言う人に、かかわっている時間はすでにありません。すべては同時進行でいかなければ手遅れになるのです」

 この革命的で先進的な指導法を、現在正当に評価できる人はおそらくほとんどいないと思われます。しかし時期をまたずして公開に踏み切った先生の心のうちには、日本の現状に対するやむにやまれぬ思いがあります。
 先生は、誤解も批判も無理解もすべて承知の上で、今の日本にとって重要な、その第一歩を踏み出す人間をつくるために、命がけで指導を展開しています。すべてはやる気、希望、エネルギーなのだ、と。

 道塾では、講義のたびに塾生が驚くほど気づき変わっていきます。さらにその変化の様は、他の塾生を次々に変化へと導きます。
 人間が変わる、人間を変える「気」。宇城先生の桁違いな生き様から生まれた、この不可を可とする気の実践は、思考の深さを創造し、ひいては地球規模の問題、世界平和の問題にも果敢に取り組む、勇気ある肚の据わった人材を輩出するエネルギーになる ―― 私はそれを信じて疑いません。

                                            宇城『道』塾事務局
                                            季刊『道』編集長  木村郁子

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宇城憲治先生に学ぶ 宇城『道』塾の詳細 「宇城道塾」

DVD 「人間の潜在能力・気』 全2巻」

書籍 『気の開発メソッド』 「初級編 統一体・身体脳の開発」
                  「中級編 統一体・身体脳の開発」