28 6月

宇城憲治著「気でよみがえる人間力」に感想が寄せられました

6月6日発売の宇城憲治著『「気」でよみがえる人間力』に続々と感想が寄せられています。

生きていくエネルギーと今を生きる答えを得る術が今まで以上にわかりやすく書かれ、「何度も読み返したい」「人生の教科書です」「大切にします」・・・など、生きる力となっているようでうれしく思います。

今回の本は、私の欲しかった答えがすべて書いてあるようで涙が止まりませんでした。何度も読んで心に染み込ませたいと思います。
(大阪 中学校教諭 50代 女性)

「自分は生かされている」という感謝と謙虚の心を忘れて日常を生きていることを、改めて痛感させられました。「心あり」の状態になるために、生かされているという事実を可能な限り意識できるようになりたいと思いました。そして横着から脱却して、謙虚になるための努力が足りないと反省しています。迷った時にはこの本を読み返して、少しでも前に進んでいきたいです。
(東京 介護支援 40代 女性)

何回も読み返していますが、読む度に自分自身に深さを増していくような気がします。宇城先生が仕事、空手、日常と今までにやってこられた集大成がこの一冊に込められていると感じました。
先生の一語一句から2つ、3つのメッセージ、警告、願い、思いがビリビリ伝わってきます。まさに今自分が生きる答えがこの本に集約されています。この本は私の人生の教科書です。
(千葉 会社員 20代 男性)

何度も読み返して心で受け止めたいと思いました。
本文のなかに、『高識字率が先にあるのではなく、人間としての高い学びのレベルがあったからこそ、「高い識字率」にもつながった・・・』とあります。
高い学びのレベルが心ありの状態で、そのことを抜きにして学んだものは知識にしかならないと感じました。自分が変われば読み取れる内容の深さはもっと深くなると感じます。
生きるヒント、幸せになる心の作り方がたくさん本の中にありますが、自分が深さを知っていけばより真理に近づいていけると思います。本で自分が変わり、自分が成長すれば読み取る深さが増してくるような、共に生きたいと感じる本です。
愛情、真心、優しさ、厳しさ、慈しみ、思いやり、全ての気持ちがあふれているような本です。大切にします。
(神奈川 会社員 40代 男性)

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22 6月

フォト・ジャーナリスト 長倉洋海さんに取材しました

「今の日本は震災では変わらなかったけど、
 子供たちが大人になる時はきっと変わる、
 変える力をもっていると僕は思っているんです。
 希望があるとしたらそこです。」

フリーのフォト・ジャーナリストとして、主に世界の紛争地を取材してきた長倉洋海さん。
カメラを向ける相手と共に生き、心を通わせることで、
伝えられるものがある――
長倉さんの視点は、3・11後の東北の子供たちにも向けられました。
現在、紛争地から被災地へというテーマで、全国で講演活動や写真展を展開され、また被災地の子供たちの生きる力を捉えた写真集『だけど、くじけない』(NHK出版)を出版された長倉氏に、子供たちの笑顔の奥にあるメッセージを語っていただきました。

インタビューは7月発売の季刊『道』173号に掲載します。

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【関連記事】
 ⇒ 長崎原爆被災者協議会 会長 谷口稜曄氏を取材しました

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31 5月

福岡ソフトバンクホークス 小久保裕紀選手と宇城憲治氏が対談

去る3月19日、宇城憲治UK実践塾代表と福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手の対談が行なわれました。

昨年の日本シリーズで優勝したソフトバンクの4番打者、キャプテンをつとめ、さらに40歳でMVPを手にした小久保選手は2004年より宇城氏の指導を時折受け、また交流を続けてきました。

対談では、小久保選手の今にいたる野球人生はもとより、プロとしてのあり方、野球を通した「道」のあり方、指導者、リーダーのあり方や深さを知る大切さなど、日常につながる多くの示唆に富むお話が語られました。

さらに、対談中、武術の身体の本質である統一体のあり方で小久保選手への指導が行なわれました。
その学ぶ姿勢や意欲はたいへん素晴らしく、小久保選手の活躍の原動力を見るようで、たいへん印象に残るものでありました。

7月中旬の次号173号(夏号)で掲載予定です!

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【宇城道塾事務局ブログ】
 ⇒ 「2000本安打に王手!ホークス小久保選手 宇城塾長のコメント掲載」
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31 5月

長崎原爆被災者協議会 会長 谷口稜曄氏を取材しました

2012年5月29日、長崎平和公園のすぐ脇にある長崎原爆被災者協議会事務所に、長崎被災協会長 谷口稜曄(すみてる)さんをたずねました。

うつ伏せで横たわり、真っ赤に焼けた背中をさらす少年の写真が谷口さんです。
原爆についての資料などで、誰もが一度は見たことのある写真ではないでしょうか。

郵便局員として配達中に被爆された谷口さんは当時16歳。
背面すべてを焼かれ、過酷な治療に「殺してくれ」と願う日々。
社会にもどった後も、原爆被災者に対する国の心ないあり方や
アメリカと日本の間に見え隠れする“約束”への怒り。

「核と人間は共存できません。核で人間を守ることはできないのです。」

放射線で焼かれた火傷は、現在も谷口さんの身体を蝕み、67年経った今も皮膚移植による治療が必要です。
当日は皮膚が悪くなった箇所の手術の予定をずらして取材に応じてくださいました。
谷口さんの心を、次号『道』173号で伝えます。

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【季刊『道』最新号より】
「広島の証人」 坪井 直
 日本原水爆被害者団体協議会代表委員・ 広島県原爆被害者団体協議会理事長
 瀕死の状態から生き抜いてきた67年。命が一番!の願いがかなうまで世界平和を訴え続ける
 ⇒ [季刊『道』最新号(172号)詳細]  [季刊『道』172号 読者の声]

[『道』は定期購読でお読みいただく季刊誌です]

07 3月

『道』を手に、それぞれの道を歩みだす若者たち

編集部に、うれしい写真が届きました。

『道』を手に、晴れ晴れとした笑顔の子供たち。

『道』購読者である高校の先生が、今年卒業する教え子たちに、『道』を卒業プレゼントとして贈ってくださいました。

輝く笑顔がまぶしいです!

17 2月

天体写真家・高校教諭 佐々木隆氏 と 宇城憲治氏が対談

 2012年2月初旬、大阪・汎愛高校教諭で、天体写真の専門家でもある佐々木隆氏とUK実践塾宇城憲治氏との対談が行なわれました。

 佐々木氏は、高校教諭として、またソフトテニス部の監督として子どもたちと日々接するかたわら、年間100日以上を天体・銀河の写真撮影にかけ情熱をそそがれています。



佐々木氏撮影の知床の流氷      
「月も、太陽と一緒で沈む時に赤くなるんです。」

 52歳の時、オーストラリアで眩しいほどの天の川と出合い、「生かされている自分」に気づかされ、喜びに包まれたと言います。宇宙と命をテーマにした佐々木氏の写真は、言葉を介さずとも私たちに「生かされている命」の尊さをまっすぐに伝えています。

「大事なことは命に対する謙虚さなんですよね。
 それをもたないと人間は本当の喜びを味わえないんじゃないかと思います。
 
 心を開いて人と共に生きるということがものすごく喜びのエネルギーと
 なるのではないかなと気づいたんです」
 (佐々木氏)

対談では、今の世の中のさまざまな問題の原因は知識偏重にあり、それを増長させている、受験に重きを置く教育システムや勝敗にこだわるスポーツ、目先に走るメディアのあり方すべては、この「生かされている」ことを忘れた人間の横着にあること、まずは教師、親、大人がこのことに気づき、謙虚さをとりもどすことがいかに大切かが語られました。

「100万分の1秒という時間を持つ60兆個の細胞が、
 この星を見て何も感じないということは細胞が死んでいるも同然なんです。
 もちろん実際は死んでいない、つまんだら痛い。
 では、なぜ感動できないのか、何が邪魔をしているのか。
 そのことに気づき、気づかせることが今もっとも急がれることなのです。」
 (宇城氏)

 未来ある子どもが現状の知識偏重の世界のなかでこのまま育っていくのか、あるいは今、親が、教師がその愚かさに気づいて、自分たちこそ変わり行動していくのか――。

 その「今」に気づき、「今」を変える行動ができるのか。
 対談は、その待ったなしの選択を大人たち一人ひとりに問うものであり、同時に自分が勇気をもって踏みだせば、そこに必ずエネルギーが生まれる、その希望があるのだということも教えてくれるものでした。

 この対談が現状打破にとりくむ多くの教師、親、大人の行動の勇気につながることは間違いありません。
対談は4月発売の『道』172号に掲載いたします。



16 2月

季刊『道』(どう)がアメリカ議会図書館に

 アメリカ・ワシントンDCにある世界最大規模のアメリカ議会図書館に、季刊『道』(どう)が蔵書の一つに加えられることになりました。
世界中のありとあらゆる書籍を保管するこの議会図書館は、選考基準が非常に厳しく、その上本来は研究書が中心であるので、雑誌類はさらに難しいとのことでしたが、見事選考に通りました。許可が出て実際に『道』を納めてからもさらに2箇所の検査を経たそうですが、それも無事に通って、今月より、晴れて議会図書館の本棚に並べていただけることになりました。

 アメリカに住む『道』の愛読者が、ぜひ日本の心を伝えたいと、その情熱で図書館とかけあってくださったことで今回の光栄な選考につながりました。
 アジア部門担当者の方も、非常に素晴らしい雑誌であると感想をくださったそうです。

  

 
 海を越えて『道』の心を伝えてくださる仲間がいることに心より感謝するとともに、行動するたくさんの方々の心と情熱がつまった『道』は、やはりエネルギーがある!と確信しました。そのエネルギーは、読む人を、行動の人にかえます。「まずは自分で動くこと」そのことの真実を教えてくれます。
 一人でも多くの方に道の心を届けたい、そう願ってやみません。


 アメリカ議会図書館内部

10 2月

「自然に想定外はあり得ない」自然地理学者 平川一臣氏に取材

2012年2月3日、北海道大学に理学博士 平川一臣氏をたずねました。
平川氏は、昨年3月11日の大津波を境に、それまで北海道のみで行なっていた崖(高所)の堆積物による古津波調査を三陸で実施し、今回の津波が決して「想定外」のことではないことを示しました。また調査し得た過去6500年間の堆積物にみる巨大津波のサイクルから、今回の地震発生によって次の巨大地震・津波の危険が決して遠い未来のことではないことを訴えています。


  自然に「想定外」は絶対にあり得ないです。
   畏怖の念、自然を「畏れる」というね。
   この「畏れ」が日本人には本当になくなってしまった。
   だから「想定外」なんて言ってしまうのだと思います。
   もっと自然に対して、あるいは科学に対して畏れを持たないといけないです。 

平川氏は、震災以降行なってきた調査、そのデータ整理や解釈が恣意的かつ不十分であることは承知の上で、あらゆることを想定し警鐘を鳴らすことは研究者の責務だとお話しいただきました。

自然あふれる中で育ち、今も一日10㎞のジョギングを欠かさず、山や森を歩き回る、走り回るのが大好き、という平川氏。
堆積物調査も、スコップ1本で崖にとりつき行なっていきます。
ものを言わずとも、さまざまな形で“事件”の痕跡を雄弁に語っている自然の声を聞くには、日ごろから自然に触れ合ってこそと思いました。

インタビューは『道』172号(2012春)に掲載予定です。

18 2月

伊勢神宮を撮る写真家 稲田美織さんに取材しました

季刊『道』編集部では、写真家 稲田美織さんにお話を伺いました。

稲田さんは、20年に1度の式年遷宮が行なわれている伊勢神宮のお祭りをつぶさに撮影し続けている写真家です。

NYの自宅で、9.11同時多発テロのビル崩壊を目の当たりにしたことから、精神的にどん底に突き落とされてしまったのだと言います。そこでもがくうちに、導かれるように世界の聖地をめぐり、たどりついたのが日本の伊勢神宮でした。

多くの争いの元として利用されてしまっている宗教。
数々の世界の聖地を訪れるなかで湧き出た「神様って本当に人間に争うことを望んでいるの?」という疑問をもって旅を続けてきた稲田さんには、伊勢で出合った自然への感謝の表し方や神様の祀り方、敬い方が「しっくりときた」と言います。
と同時に、そこで気づいた日本人の特性は、貧富の格差や深刻な環境破壊、人間性の欠如などを抱える現代の人間社会において、大きな希望であるとおっしゃいます。

稲田さんの会見は、季刊『道』168号(2011春 4月発売)で紹介します。

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15 2月

宇城憲治著 『人間と気』 女性からの感想

宇城憲治師範の新刊書『人間と気』の感想が続々と寄せられています。

今回はとくに女性からの感想を紹介いたします。
本書に示される、「人間が地球とつながることで生きている」「自分の時間軸でなく地球の時間軸で生きることの大切さ」「子供が示す人間本来の力」などは、子供を宿し出産する女性だからこそ、気づき学べることの多い内容です。

人間は宇宙から見ると塵のような存在だが、宇宙の一部として地球上で時空の中で生かされ、重要な役割を担っている事がわかる。
意識革命と言う心の在り方、調和で不可能が可能になる、頭で考えて動くのは遅い。
過去に何をしたかで「今」「未来」が変わる。一瞬も止まることのない時間の中で生きている事を感じて。

 身体先にありき、無欲、無心、戦わずして勝つ。学校、親、指導者の在り方。
普通に考えると子供より成長した大人の方がなんでも出来る様な気がするが、子供が出来て大人が出来ない事の方が多い事に愕然とする。
子供の様に柔軟に無邪気に無欲になる事が強い。
大人になってから子供の様に戻るのは難しい事だが、宇城先生の教えを学ぶ事で希望が持てます。
読んでいるだけで、本の中に込められた宇城先生のエネルギーを感じて身体が熱くなります。
先生の本をバイブルに心の鏡を曇らせない様に磨いていきたいと思っています。
(神奈川 自営業 58歳 女性)

時間的にも空間的にも、きわめてスケールの大きな内容が扱われていますが、我々一人ひとりの存在がちっぽけなようでありながらも、実はそういった壮大なスケールの宇宙と直接に繋がっているというのは、とても感動的です。
 「自分が生きている」と思いながら生きる人生がいかにつまらなく空しいものか、ついつい過去に囚われ、アタマの中の堂々巡りに囚われ、そのあげくに身体が固まって動かなくなっているような人生を送ってしまうことが、いかに一人の人間としてもったいないことか、強く思わされました。
(東京 主婦 58歳 女性)

『人間と気』で一番印象に残っている言葉、それは「力でない力の本質は調和の力」というものです。それはすべての生命体共有のものだから共振となる。だから衝突がないんだな、これが本物の武道なんだなとすごく納得しました。
 そして「最も心地良さを感じる時、それは身体の内部が一つとなり、調和を感じる時で心を起点に行動していこう、すべてに心をのせていこうと強く思いました。
(山梨 鍼灸師 50代 女性)

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