16 4月

季刊 『道』 180号 最後の零戦パイロット 原田要

★ 『道』最新号 ★ 4月17日入荷

『道』最新号 180号がいよいよ明日発売となります。
一足早く皆様に最新号180号の裏側を少しご紹介いたします!

【180号】2014春 季刊『道』 №180号詳細はこちら

~ 編集を終えて ~ 

百田尚樹氏の『永遠の0(ゼロ)』を読み、映画も観ました。

戦争体験を語ってくださる方が年々少なくなっていくなかで、「かつての戦争」を考えさせ「これからどう生きるか」を若い人々に問いかけることは、こうした「作品」が担っていくのだな・・・と思いました。

そんななか、熱心な読者の一人が送ってくださった一冊の本。
原田要著『戦争の嘆き 戦争を止められるのは若者とお母さんです』

読むと、著者原田さんも「まるで私自身ではないか」と書かれているほど、原田さんの体験と『永遠の0』主人公 宮部に起こる出来事はそっくりです。

原田さんに、フィクションでなく実体験として戦争体験を聞かせていただけるかもしれない・・・

本を送ってくださった方に問い合わせると、原田さんがご存命であること、長野市内で幼稚園園長をされていること、そして元特攻隊員の浜園重義さんが『道』に掲載された時、その園に『道』を届けてくださり、後日お礼のお電話を原田さん本人からいただいていることを教えてくださいました。

最初の取材申し込みは、季節がら感染症が流行っている頃でもあり、ご本人の97歳というご高齢であることもあり、お断りをされました。

しかし、やはりあきらめきれず、『道』を発行する思いやかつて幼稚園に『道』を届けてくださった読者のこと、そして『道』読者一人ひとりがいかに熱い心をもって、掲載されている方々の思いを受け止めてくださるかをしたため、再度申込みをいたしました。

原田さんは、すべて憶えておいででした。
快諾でした。

インタビュー当日、長野のご自宅で迎えてくださった原田要さんは、背筋がピンと伸び、張りのある声で、こたつに入りなさい、とすすめてくださり話をしてくださいました。

繰り返す激戦のなか無事だった命――。

聞けば聞くほど、今、目の前にいらっしゃる原田さんは「伝えるために生かされた」
そういう使命を負っていらっしゃるのだと心からそう思えました。

原田さんの強く、澄んだ眼は忘れられません。
「戦争を二度と、誰にも絶対に経験させない」
その思いが、溢れてくるかのようでした。

どうか、その思いを受け取って、子供に、生徒さんに、友人に・・・・
一緒に伝えていただきたいと願っています。

季刊『道』最新刊№180号はこちらから購入出来ます!

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08 4月

季刊 『道』 180号 [巻頭対談] 杉江 弘・宇城憲治

★ 『道』最新号 ★ 4月17日入荷

『道』最新号 180号が今月に発売となります。
一足早く皆様に最新号180号の裏側を少しご紹介いたします!

【180号】2014春 季刊『道』 №180号詳細はこちら

 ~ 編集を終えて ~

毎号毎号思うこと。それは
「それぞれの記事が、見事につながるなぁ」ということです。

はじめの頃は、「なぜ?」と不思議に思っていましたが、
今は、「こうくるのか~!」と
やってくるものを自然に受けとめ、この気づきがやってくるのが
『道』を制作するなかでの、楽しみの一つになっています。

 ―― 目に見えないものの力
 ―― 細胞に宿る心
 ―― 分子・電子・原子
 ―― 心こそ人間の最大の活力源である
 ―― 使命をまっとうすること

……ざっと挙げるとこういったことが、
180号1冊の中でそれぞれの記事が呼応しあって
大きな大きなテーマを投げかけ、伝えてくれます。

180号の冠テーマを「プロフェッショナルを貫く」としましたが
これも、巻頭対談の元JAL機長の杉江弘氏と宇城憲治氏の
生き方をはじめ、通底するテーマの一つです。

『道』はご登場くださる方々の思いを
増幅する力があるように思います。

それは、けっして作りこんで出くるものではありません。
なぜなら、編集でこころがけているのは、

その方の「いちばん伝えたいこと」を削がないこと。
その方の「思いの流れ」を妨げないこと。

これだけだからです。
そのお手伝いをさせていただけることの幸せを
いつも感じています。

4月17日に入荷して参ります。
定期購読会員の皆様、ご予約いただいた皆様には
即日発送をこころがけますので
どうぞお楽しみに、もうしばらくお待ちください。

そして、『道』180号のメッセージを
受け取ってください!

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<巻頭対談>——————————————–

プロフェッショナル魂に宿る 目に見えないものを見る力

元JAL機長 【杉江 弘】
武道家・UK実践塾 【宇城憲治】

<ロングインタビュー>———————————-

「おっかさん」そういって皆、死んでいったのです。
命をかけて得た平和を守り抜くために

最後の零戦パイロット 【原田 要】

生物物理学で追究する「生き物らしさ」
のびのび生きる

理学博士 【大沢文夫】

<寄り添う心で 被災地の今>——————————-

「描いた未来を現実に 被災地気仙沼からの発信」
 遠洋鮪漁業 臼福本店社長 臼井壯太朗

<新連載>——————————————–
ありのままの私たち 
「障がいのある子どもたちが教えてくれたこと」  

作家 山元加津子

 (講演会レポート)
  「僕の生きる意味を探して 障がい児の本当の姿を発信し世の中を変える」
  筆談の詩人 神原康弥

<連 載>———————————————-
・師に尽くし 自己を磨き 人を育てる
 「神仏を感じているか ― 人の歩むべき道とは ―」
 神道夢想流杖心会主宰 【松井健二】

・私たちは銀河のなかに生きている 「天の川を泳ぐ鯉のぼりたち」
 銀河浴写真家 【佐々木隆】

・実践こそが全て 「日本のエネルギーを真剣に考える」
 アルピニスト 【野口 健】

・あふれる真心と愛 「翔子が持つ一個多い染色体の正体」
 書家 【金澤泰子】

・今日一日を生きる 「意志といのちを、神の配慮にゆだねる決心をした」
 茨城ダルク代表 【岩井喜代仁】

・うつくし、日本 
 「中高年の皆様、心に青空を広げましょう― OLDS BE ANBITIOUS ! ―」
 伊藤忠商事理事 【木暮浩明】

・文化を生き抜く力に 「作家の生きた証とは」
 ガラス工芸作家 【黒木国昭】

・気づく、気づかせる
 「今の常識を超えた所にある未来 ― 常識というマインドコントロールから脱却を ―」
 UK実践塾代表 【宇城憲治】

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24 3月

季刊 『道』 179号より 松井健二氏 連載

◆ 最新『道』№179よりご紹介◆

 松井健二 神道夢想流杖心会主宰

<連載>
師につくし 自己を磨き 人を育てる
「五感を呼び醒ませ ― 鈍化した社会の中で ―」

・・・現代人は一見普通の人に見えてもとんでもない犯罪を犯します。
この要因は、多岐にわたりますが、偏に人にもまれて来なかったこと、
物事に対して一番吸収学習能力がある子供の時代から、
パソコンやゲーム機、携帯電話、スマートフォン等による
自分一人だけの享楽で時を浪費してきた結果、
薄っぺらな情動と判断だけで生活するようになったことに
起因する面が少なくないと考えています。

脳科学の分野では「手足を複雑に使うほど脳の使用エリアが広くなる」
と言われます。
ところが、生活上最も多様な使い方が可能な「手」だけを見ても、
パソコンやゲーム機、携帯メール等の場合、手を使っているとは言い難い。
つまり脳の使用エリアが極小のまま年をとるわけです。

結果として出所進退を明らかにできない、
正々堂々と人と対面できない、
また、卑怯な人間を養うことにしかならない
匿名性の高いSNSの多用により、人間力、包容力が培われず、
血の通った人間関係を構築することができない、
あるいは他人を思いやる気持ちも育たない、
自ら人をもてなすことが出来ない、
また人間性あるいは人格を見抜く能力もない者ばかりに
なったのだと思います。

そこでは本当の意味での人間同士の対話や議論も表面的なものとなり、
喜怒哀楽への共感も希薄なものにならざるを得ません。

百人の「メル友」より、心が通う一人の友のほうが大切ということも
知らねばなりません。
そのためには人間同士の気の波動が伝わらない電子機器に
あまり頼るべきではありません。

武術は人間を対象とするものです。
人を見抜く力もなかったら所詮浅薄なものにしかならないと
考えています。・・・・

*   *   *   *

師につくし 自己を磨き 人を育てる
「五感を呼び醒ませ ― 鈍化した社会の中で ―」 に寄せられた感想をご紹介いたします。

●取り組もうと思った『正しく見る』こと  

松井健二先生の連載記事、 「五感を呼び醒ませ ― 鈍化した社会の中で―」を読ませていただき、何を努力しようと思ったのかを伝えさせて頂きたいと思います。
今回もとても内容の濃い中、私に気付くことができました点は、

『感性を磨く努力をすること』
『人と向き合い人を知る努力をすること』
『正しくものを見ること』
『技術を磨くと共に自分の意識をコントロール出来る強さを身に付けること』
『心でもって身体の感覚をコントロール出来るように訓練すること』

 とても上級のものもありますが、先ず私が取り組もうと思いましたのは『正しく見る』ということです。
 私の今の『見る』は、メディアの録画という機能が感覚をダメにしたのか傍観者の『見る』そのものであり
『この時に全神経を集中させて見る』ということが、自分にとってどれ程難しく、全く出来ていない事なのか、杖を始めてから少しずつ気づいて参りました。
 『真剣に見る』という訓練を続けるこ とで、謙虚さを失った心から、見たいようにしか見ない、見たいものしか見ない、聴きたい事しか聴かない、都合の良いように理解する悪い癖をも、正していけるかもしれないと思うのです。

 『観の目の体現』について、『光を感じて動作しました』とありますが、とても静かで研ぎ澄まされた心身でしか感じることが出来ないでありましょう光を、とても緊迫した状況下で捉えるのには余程の自己コントロール力が必要であると思うのですが…凄いです。
  また、結界とは、神社の中でも白っぽく見える空間の事かな?と思いました。 神社の玉砂利の音は、とても身体に響くので静かに歩きたくなります。

  もうすぐ、私は岐阜を去るのですが最近周りの山々を見てとても感じるのが、『受け入れてもらっていたのだ』ということです。
この地に来て私は人々だけでなくこの自然にも受け入れてもらっていたから、このように生活してこれたのだと、そのように感じ感謝しています。

(岐阜 主婦 30代 女性)

季刊『道』179号読者の声ページはこちらからご覧になれます

*   *   *   *

季刊『道』179号ご紹介
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20 3月

宇城憲治氏の近刊『ゼロと無限』 動画「十数人を投げ飛ばす」

以下の映像は2月25日に行なわれた仙台宇城道塾での実践検証の様子です。

5人に抑えられた人が、気に満ちた統一体になることで
自分の本来の力を発揮し、おそいかかる複数の人を次々に
投げ飛ばしているところです。

私たちは、本来、生まれながらに素晴らしい能力をもっています。

その生まれながらの力をそのまま発揮させることができれば、
このようなことも実際可能であるのです。

今、世界は熱戦の時代から冷戦の時代、テロの時代を経て、
現在は人間の智恵とエネルギーが問われる時代に突入しています。

今必要なのは消費するエネルギーではなく、新しいものを作り出す、行動につながるエネルギーです。

4月上旬に発売の宇城憲治氏の新刊『ゼロと無限』では、
人間のエネルギーをいかに取り戻し、幸せに生きるかの法則を提示しています。

謙虚=自分/宇宙=0(ゼロ)
可能性=自分/謙虚=∞(無限)

自分のゼロ化とは、謙虚になること。

謙虚になるとは生かされていることに気づくこと。

謙虚を分母に自分を分子に置くと、無限の可能性に気づくことができる。

本書では、今回の映像で紹介されたようなことだけでなく、
たとえば、がっちり組んだ100人を1人で動かしたり、
男性4人を相手にした腕相撲で女性が勝ったり、
子供が大人を倒したりなどの実践事例を紹介しながら、
不可能と見えることが実は可能であること、さらにこの可能性に蓋をしているのが、我であり、目先の欲であり、現在の常識であることを示しています。

そして私たちがいかに常識にしばられて、真実を見れなくなっているか
すなわち常識にマインドコントロールされているかを解き明かしていきます。

真実は、実践事例が示すように、エネルギーみなぎる統一体の身体を取り戻せれば不可能は可能となり、

さらに、その統一体となった人の思考、ものの考え方、感じ方も、必ず幸せの方向へむかいます。

今の自分からの脱皮を願っている方に必読の書です。

『ゼロと無限』現在ご予約受付中です。


宇城憲治著 「ゼロと無限」2,000円 (税抜)

ご予約期間中は送料無料です。

   *    *    *
こちらで、実際に体験された方の感想を紹介しています。
宇城憲治 道塾事務局ブログへ

季刊『道』179号ご紹介
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19 3月

季刊 『道』 179号 [連載] 金澤泰子 「あふれる真心と

本文:
~ 1月24日発売 季刊 『道』 179号より ~

<連載>
あふれる真心と愛
「争いを消し平和をもたらす翔子の教え」

(国体の開会式で5メートル四方もの大紙に
 堂々と揮毫した翔子さん。)

・・・・実を言うと、私は翔子の席上揮毫の時は
いつも不安に駆られて、びくびくしている。

翔子のあの摩訶不思議な力がいつか
途切れてしまうのではないか、
晴れ女を自慢しているけれども、もしかたら
肝心なこの時に大雨になるのではないか、
もしかしたら、もしかしたら…と私はいつも不安。

この日も台風が日本列島に近づいていて
天候が危ぶまれていた。
しかし開会式の当日は蒼い大空に細かな雲が
きらきらとして天の美しさを見せてくれていた。

私は会場の隅で、あっぱれな翔子に手を合わせていた。
翔子はどれほど平穏で無事な世界に
生きている子なのだろう。

翔子には不安がない。
大丈夫な子だ。
何度でも賛辞を送りたい。
私の娘は本当に不思議です。

かつて私は、翔子の書に力を得て救われる人が
この世に一人でもいるならば、
喜んでくれる人が一人でもいるならば、
大道でもいい、駅前広場でもいいから
大字を書かせ続けよう思っていた。

しかし今、この大舞台で何万人もの前で
しっかりと書いたことは私の願い以上の、
想像をはるかに超えた素晴らしい、
誇らしい出来事でした。・・・・

    *    *    *

このあと、翔子さんの驚くほどの“審美眼”について
母・金澤さんが語ってくださいます。

本文の続きはぜひ今月発売の『道』179号でお読みください。

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○ 週2~3回、『道』から元気になるお話をお届けします。

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18 3月

季刊『道』179号 佐藤美南さん『ありがとう』感謝の気持ち

寄り添う心で 被災地の今  「宮城県南三陸の今」佐藤美南

「『ありがとう』感謝の気持ちを
素直に伝えることの大切さを学びました」

―― 高校生語り部「まずもって」
南三陸町志津川高校1年 佐藤美南

(佐藤さんは学校で被災。不安な一夜を友達と過ごし、翌朝家族と再会。
避難生活が始まる。)

・・・気仙沼に親戚が多くいるのですが、気仙沼の町が
燃えていると聞いた時に、母は、もしかしたら皆危ないかもしれないと、
とても心配していました。
だからと言って自分たちも被災してしまっているから
行けるわけでもありません。
本当に無事を祈るしかありませんでした。

やっと携帯電話が使えるようになった時に、電話やメールで
親戚の安否確認をしたのですが、一人だけ、小さい頃から
とてもかわいがってくれた伯母と連絡がつきませんでした。

母の姉なのですが、妹である母のこともいつもかわいがり、
母もその伯母をとても尊敬していたので、
自然と私たちもそうなっていました。

その伯母と連絡がとれない。
私は、それが本当に辛かった。
私は、「もう駄目なんだな」と、心の中で思っていたのですが、
「どこかにいるはず」という気持ちがありました。
私にとって身近な人の死は伯母が初めてでした。

本当に、もうお別れという時に、
「私はたくさんのことを伯母にしてもらったけど、
私は何をしてあげたかな」と思い、「何もしていないな」と。
私は感謝の気持ちすら伝えていない、
「ありがとう」の一言をなぜ言わなかったのだろうという
後悔の気持ちが沸き起こりました。

伯母に、ちゃんと最後には「ありがとう」と伝えたのですが、
もちろんそれに応えてくれることもありませんでした。
今でも、なぜ、あの時、何かをしてもらった時にすぐに
「ありがとう」と伝えなかったのだろうと思います。

それから私は、家族や友達に対し、心に思った時はすぐに
言葉にすることを心がけるようになりました。

私はこの語り部の活動を通してこの震災で学んだ、
「言葉にすることはとても大切なこと」ということを
伝えていきたいと思っています。・・・・

(はじめは語っているうちに
涙で話せなくなることもあったという佐藤さん。
それでも「逃げていても何も始まらない」と
語り部を続けてきました。
インタビューは、この活動を通して得たこと、そしてこれからの
夢について、続いていきます。)

     *    *    *

以上の佐藤美南さんの思いに寄せられた読者の感想をご紹介します。

・・・・一番感動して、泣いたのは、佐藤美南さんの記事のところです。 私は、あの、佐藤さんの写真を観ただけで涙が溢れてきてしまいます。 何度観ても、涙が溢れてきてしまい、なかなか、読み進めることができません。 自分は、もうどっぷりと大人なのに、何をやっているのだろう?、自分には何ができるのだろう?と、痛いほど考えさせられました。

そして、私の夢に一つ、新たな夢が加わりました。いつか私が自然栽培の農業に成功し、それで食べていけるようになったら、 できた農作物は、まず、佐藤さんをはじめとする、福島の子どもたちに食べてもらおう、せめて、食べ物だけでも、とてつもなく恐ろしい内部被曝の恐れのないものを食べてもらいたい、 私はこの福島の子どもたちの為に、私の人生の凡てを賭けてこの自然栽培の農業に取り組もう、と想いました。

宇城先生が「大河にコップ一杯の水」、木村先生が「ハチドリの一滴」と常々おっしゃるように、私はそれをやっていきたいと想いました。私には、それしかできませんから。

(岡山 農業 20代 男性)

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12 3月

季刊 『道』 179号 [連載] 松井健二 神道夢想流杖心会

~ 1月24日発売 季刊 『道』 179号より ~

  松井健二 神道夢想流杖心会主宰


「武術においても、一般の生活においても
 五感ないし六感が大切」――

このことを伝えるための導入として、
松井氏は「幽霊・霊体」についてから語り始めました。

   *    *    *

<連載>
師につくし 自己を磨き 人を育てる
「五感を呼び醒ませ ― 鈍化した社会の中で ―」

・・・幽体は、宗教的修行、あるいは武術的修行の結果として
「観じる」あるいは「感じる」ことができるようになるようです。
この理解があると分かりやすい話があります。

乙藤先生の師である白石範次郎先生は博多の名刹聖福寺の
東瀛老師(とうえいろうし)と懇意でした。
ある時老師が白石先生に言いました。

「わしが切れるか?」

白石先生は「されば」と白刃一閃。
頭皮寸前で止めた。
老師は微動だにせず、「ほう、切れたのう」と賞賛されたという。

皆さんの考えなら、どうせ本当に切らずに止めるのが
判っているのだから、「切れた」もないもんだと思うでしょう。
でも、これは間違いなく切り、切られたのです。

なぜなら、我々ですら肉体から離れた幽体を打たれると
「打たれた」という感覚を持ちます。
白石先生は老師の本体たる幽体を切り、老師は切られた
という実感を持ったはずです。

ただ、このようなことは、修行をすれば体現できることですが、
無闇にやるべき事ではなく、価値観を持つべき事でもありません。

白石先生の話題になったので、頭書の幽霊の話に戻ります。
これも乙藤先生からお聞きした話です。

昔、博多に幽霊屋敷がありました。
白石先生は「幽霊退治に行く」と出かけ、その家に入り、
夜を待ちました。夜更けになると女の幽霊が出てきた。

なんと白石先生は「お前は何故出てくるのか」と尋ね、理由を聞き、
「分かった」と言って帰り、幽霊の言い分通りにしてあげた所、
その後幽霊は出なくなったと言います。
白石先生の腹の座り方、人柄を彷彿とさせます。

私の場合はそうはいかない。実際にあった事ですが、
怨念に満ちた幽霊に遭遇した時、古武道に伝わる印を結び、
呪文を唱え、九字を切り、無言の気合で消すのがやっとのことでした。
これでは今度は私が恨まれかねません。・・・・

   *    *    *

この後、現代人の感性がなぜこれほど退化してしまったか、
そして武術修行に必須な感性とは、
どれほど研ぎ澄まされたものであるかが綴られていきます。

   *    *    *

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04 2月

季刊 『道』 179号 [インタビュー] 写真家 野村哲也

~ 1月24日発売 季刊 『道』 179号より ~

【ロングインタビュー】 写真家 野村哲也


「楽しいか、ワクワクするか」を指針に
地球を飛び歩く写真家 野村哲也氏。

砂漠に芽吹く花々の逞しさ、強さを軸に
日本の若者に問いかける「全力で生きるということ」。

   *    *    *

<ロングインタビュー>
土の中に眠る生命(いのち)
全力で“時”を待つ 砂漠の花のエネルギーを伝えたい

(野村さんのご著書
 『世界の四大花園を行く ―― 砂漠が生み出す奇跡』を読んだ時に、
 「砂漠」のイメージが一変しました。「砂漠って実は豊かなのだな」と。)

最初にその扉を開いてくれたのは、僕が敬愛する、
ペルーの天野博物館事務局長の阪根博さん(『道』175号に会見掲載)でした。

彼を訪ねてペルーの古道「インカ道」を案内してもらった時に、
「もっと面白いものがあるけど、見る?」と連れていかれたのが、
砂漠の花園でした。僕は砂漠の花園というのは規模的にペルーを
除いたオーストラリア、チリ、南アフリカが三大だろうと思っています。

ただ僕の場合は阪根さんが教えてくれたペルーの花園がなければ
この三大花園に辿り着くことはなかったので、
ペルーを加えて「四大花園」としました。原点だからです。

砂漠の花園の一番の魅力は、やはり生命の美しさというか、
透明感なんですね。
花びらがぞっとするような透明感をもっているんですよ。
それが600km、つまり東京から岡山間の新幹線両脇に、
絨毯のように敷き詰められているのです。圧巻の風景でした……。

最初は花園に目を奪われて、花園の写真ばかり20回くらい撮りに
ペルーに行きました。福音館の『たくさんのふしぎ』という月刊誌に
「砂漠の花園」というテーマで写真を載せることになった時に、
編集長から「これ、砂漠だということがわからないから、
砂漠の風景も撮って来て」と言われました。
砂漠なんて別に見たくもないし嫌だなとしぶしぶ出かけました。

ところが見慣れている花園ではない時の砂漠を見た時に、
そこからもの凄いエネルギーが湧いている気がしました。
その時に初めて「シードバンク(種の銀行)」という言葉の意味を
体感しました。

土を掘ってみると、もの凄い数の種があるわけです。
乾燥しているところなので、この種たちは土の中で10年から
15年も待てるのです。湿度の高い日本だと、
たぶん種は10年も待つことはできないのだと思います。

待っている種は常に準備をしていて、次の世代に
種を残していくために花を咲かせる時を待ちながら生きます。

ひたすら待った種は、霧が出たり雨が降ったりなど、
自分にとって一番良い状態、一番自分にフィットした時だけに
グッ!と出て、花をバコッ!と咲かせて
何十倍の種をザッと砂漠に蒔いていくんですね。

ペルーの花園で15年間、同じ日に定点観測をしているのですが、
1回として同じ花園はありません。
土の中にたぶん層になりながら自分に合うその時を
じっと待っているのです。

(一瞬のチャンスを種は捉えるわけですね。)

そうです。僕はこの“待つ”という、土の中の種のエネルギーに
打たれたんだと思うんです。本当に感動しました。

砂漠の中に、その百倍、千倍、万倍の
母なる種の生命が埋まっている。
そのことが砂漠だったからこそ見えたのです。
本当に見なければならないのは土の中の生命の母体だった。

みんな自分が芽を出す番になるまで準備をしながら
ただひたすら待って、待って、待ち続け、
ようやく大輪の花を咲かせる。

でもそれは人間に「きれい!」と言ってもらうためじゃない。
またすぐに次世代に渡すために種になる。
その「待つ」という力強さ、その花の姿に僕は圧倒されました。

そんな時、「ペルー以上の花園があるぞ」なんて言われたものだから、
それはもう、見ないわけにはいかなくなった。
そしてこの本『世界の四大花園を行く』ができたのです。・・・・

   *    *    *

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27 1月

季刊 『道』 179号 [巻頭対談] 金昴先・宇城憲治

~ 1月24日発売 季刊 『道』 179号より ~

【巻頭対談】
金 昴先 韓国伝統舞踊家・大日寺住職
宇城憲治 武道家・UK実践塾代表


「どんな国にも、『ありがとう』の表現、言葉はありますが、日本だけは、すでに済んだことに対して何回も何回も会うたびに感謝の心を表現しますね。
 これは本当に日本にしかない、めずらしい文化なんです。
 
 日本の方は感じていませんけれど、本当にすごい言葉だと思います。」

自分自身では気づかない良さを、外から教えてもらうことがあります。
当たり前のように受け継いできた文化を今一度見直して、次世代に大切につないでゆく大切さを私たちは忘れてはいないでしょうか?

韓国伝統舞踊 人間国宝後継者という地位にありながら、日本文化の価値を認め、その存続までもプロデュースする金昴先氏の生き方は、祖国への愛、家族への愛、人間愛に満ちています。

   *    *    *

<巻頭対談>
世界一美しい言葉「ありがとう」の文化を世界遺産に

【金】
お遍路さんがお寺に泊まりに来てご先祖の供養をして
祈願をする際は、たいてい皆さん、「商売繁盛」「家内安全」とか、
「身体健全」などを願われます。

ところがこのあいだある方が、「世界の平和のために祈願する」
とおっしゃったんです。私びっくりしました。
このお寺に嫁に来て18年、そんなことは初めてでした。

だから私、朝のおつとめの時、世界の平和の祈願を申し込んだ方は
どなた様ですかと聞いたんです。

そうしたら、男性が、「昨年18歳の息子を亡くしたので、
その息子の供養のために、妻と一緒に歩き遍路をやっていますが、
世界平和のために祈願したい」とおっしゃるんです。

私はそれからずっと1週間、
「どうして、どうやって、世界を平和にできるか」を考え続けたんです。

そして、その方法がわかったんです。

それは、「日本が頑張ったら世界の平和が実現する」ということです。
本にも書いたのですが、うちの息子が、住職になると決意した時、
こんなことを言ったのです。

「四国の四つの県(徳島、高知、愛媛、香川)は、
 徳島の「徳」、高知県の「高」、愛媛県の「愛」、香川県の「香」で、
 徳が高く、愛の香りのある国、四国。四国は誠の愛の香りのある
 お遍路さんが寄ってくるところだ」って。

息子の話を聞いて考えると、それは私が徳島にお嫁に来て以来、
ずっと私自身が感じていたことでした。
私は舞踊の世界のなかで世界各国全部まわりました。
北朝鮮だけは行ったことがありませんが、北朝鮮と親しい
キューバまでも行ったことがあります。

そのなかで、一番優しい言葉、一番美しい言葉は日本語でした。
それは「ありがとう」という言葉です。

どんな国にも、「ありがとう」の表現、言葉はありますけれども、
日本だけは、済んだことに対して何回も何回も会うたびに
感謝の心を表現しますね。
これは本当に日本にしかない、めずらしい文化なんです。

翌日に会っても、「昨日はありがとうございました」。
1週間たっても、「このあいだは、ありがとうございました」。
1年後に会っても、「その節はありがとうございました。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします」と。

私は本当にすごい言葉だと思います。
今日本の方々が夢中になっている韓国ドラマにも
こんな表現は出てきませんよ(笑)。

この「ありがとう」という基本的な精神はどこから出たのでしょうか。
これは四国から出た文化なんですね。
お大師様の文化です。

何回も何回も済んだことに対してお礼を言う精神。
この精神を、そして四国のお接待の精神、お大師様の精神を、
日本が世界に向かってお伝えすれば、絶対に世界平和が実現するんです。

【宇城】
素晴らしいことだと思います。
また世界平和への法則を説いていただき、その原点が
まさにこの四国のお遍路さんと心にあることを。

   *    *    *

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11 12月

【宇城道塾】 体験道塾 岡山にて開催! 2014年1月28日

空手道 ・ 居合道 ・ 技術 ・ 経営をきわめてきた
宇城憲治師範の人間力に学ぶ 「宇城道塾」


「宇城道塾に興味はあるけど、実際にどんなことをやっているか知りたい」

「講義についていけるか心配」

…そんな声にお応えすべく、初の試みとして「体験道塾」を企画しました。
この「体験道塾」で初級クラスと同等の1回を受講できます。

[日 時]  2014年1月28日(火) 18:30~20:30 (受付18:00~)
[受講費]  4,000円 
[会 場]  ピュアリティまきび 2F 孔雀(くじゃく) (岡山県岡山市北区)


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