08 4月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈戦争体験者からのメッセージ〉 「こんなばかなことがあるか」

┌┐ 
└◆ どう出版メルマガ  (2025年4月8日)

『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長

(8月15日終戦直後)そうこうして、
ふるさとの蓋平に帰ろうと駅に行ったら、
開拓団の日本人避難民が大勢ひしめいている。

仲間と無理矢理列車に飛び乗りました。
ところが列車は奉天(瀋陽)で終わりになってしまった。

奉天駅前は暴動があり、日本人だとたちまち
捕まり裸にされてしまう危険があった。

ホームで仲間と車座になって夜明かしを覚悟していると、
目の前の列車の屋根の上に灯りが見える。

混乱の中、出稼ぎから里に帰ろうという中国人が、
屋根の上でタバコをふかしていたのですね。

「あれだ! 屋根に上がれば帰れるぞ」と、
それっと列車の屋根に上がりました。
中国人で一杯でしたが上がるのを助けてくれました。

日本人を見て敵国人だという意識はまだなく、
同じ避難民だという感じでした。

ようやく列車が蓋平まできたと思ったら
止まらずに過ぎてしまった。

次に止まった駅で満鉄の人に聞くと、
「蓋平は今、ソ連が入って大変なことになっている」と言う。

保線に使う手漕ぎのトロッコに乗っていけと言ってくれて、
町はずれで降ろしてもらいました。

避難先の小学校に行ってみると、
町の人がわんさと集まっている。

小さな町ですから、皆が「タカちゃんが帰ってきた!」と、
家族がいる場所を教えてくれた。
お袋は、「帰ってきたのかい!」とオロオロ泣いていました。

当時、若者は根こそぎ戦争に持っていかれましたから、
若者が帰ってきたということで、私は警備をまかされました。
石油缶と棍棒をもって周りを警戒する。

当時のソ連兵による強姦や強奪は、
それはすさまじいものでした。
だから、夜中にソ連兵が襲ってくると、
石油缶を叩いて「起きろー!!」と総員起こしをかけるのです。

皆を起こしてしまえばソ連兵も悪さができなくなる。
必死で警備をしました。

その頃、男子は毎日のように
ソ連軍の使役にかりだされて荷積みをさせられました。

ソ連は、根こそぎ物資を持っていってしまうのです。
米はもちろん、コーリャン、大豆、粟……。
倉庫から運び出して全部貨車に積み込む。

工場からも設備をはずし、これも貨車に乗せて
全部ソ連に送ってしまう。

こんなばかなことがあるかと。

ここに残された人はどうなるのかと。
それは日本人だけでなく
中国人のことを考えても憤りを感じました。
 ・
 ・
 ・
 ・

——— 木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長
    「終戦から始まった戦禍 — 8月9日ソ連侵攻〜引き揚げまで —」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

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電子書籍|〈季刊 道 シリーズ〉命の伝言

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◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈5/25 大阪〉〈6/29 東京〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2025年5月25日(土) 13:30〜16:30 (開場13:15)
NLC御堂筋 6階貸会議室(601号室)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年5月25日〈大阪〉 宇城憲治 体験講習会

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2025年6月29日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年6月29日〈東京〉 宇城憲治 体験講習会

これまでの開催レポ—トです。【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20241213
https://www.uk-jj.com/single-post/20250127

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07 2月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者〉 「伸びしろというのは、いろいろなことに対する満ち足りぬ愛なんです」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年2月7日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者

 

(同時進行で、世界中をぐるぐる回って、
ベルギーに行ったり、アメリカに行ったり、
ルワンダに行ったり、日本に来たり、すごいご活躍ですよね)

国境がない。
外人という概念がないんです。

この地球にいるのはみんな人間だから。
みな外国人だ、文化が違うなんて言っているけれど、
もうそういうことはいいんじゃないですかね。

そもそもどこに行きたいという
格別な目的があるわけじゃない。

地球上であればどこでも、
アラスカでもよかったし、ベルギーでも、オーストリアでも、
エスキモーでも、マチュピチュでもよかった。

なにしろ銀河系の星だらけの中の、
たった一個が地球、その one of them にいるんだから。

(前回お話を伺った時に、ご自分は
「まだまだ成長できる伸びしろがあるところに
自分の身を置きたい」とおっしゃっていて、
とても印象に残りました)

東北の南三陸に育ったのですが、
子供の時に海を見たら、海の向こうに行ってみたいと。

それはまさしく勝海舟にせよ、吉田松陰にせよ
同じだったのではないかな。

どこかに行ってみたいという憧れ、
憧れで生きてきたようなものですよ。

何をしたいか、どこへ行きたいか、
どういう仕事をして、どういうところへ行って、
どういう人に恋をしてと、

まさに伸びしろというのは、きっといろいろなことに対する
満ち足りぬ愛なんです。

(自分自身に対しても)

そう。
自分自身にも。

だからそういうものにモチベートされて、
自分を動かしてきた。

だからまだ飽き足らないし、逆に言えば、
世の中や人間たちに、国も含めた、
地球のこれからの可能性にも憧れているというか。

何千年前の話ではなくて、今日現在、
何かをつくっている人たちがいる。

そういう人に憧れて、俺ももっと
何かできるんじゃないのかなという感じなんです。

80になろうが90になろうが、いつまでも
持ち続けたいのは、何かにあこがれる、

そしてそれが自分のものになかなかならないから、
「そうなりたいな、まだまだ伸びるぞ」という思い。



*  *

これまで二度にわたり巻頭対談にご登場いただいた佐藤芳之氏。
85歳の今も世界各地を駆け巡り、新しいビジネスを興し続ける。

今回はケニアからの一時帰国を機に単独取材を依頼。

あらためてそのパワーの源であるご両親のお話や、
壁や国境もなく、何事も自然体で受け入れる氏の
ものの見方・考え方、さらにはユニークな実践子育てについてなど、
ユーモアたっぷりの語り口でお話しいただいた。

<ロングインタビュー>
のびのびと おおらかに 歩き続ける
85歳現役実業家の原動力

季刊『道』223号

季刊『道』223号


☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  開催レポート、今後の予定

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

先日1/26の京都実践講演会は
115名の参加があり、
宇城氏の実践講義を受けました。

当日の様子、感想をこちらでご覧いただけます。
https://www.uk-jj.com/single-post/20250127

自らに眠っている潜在力。
その発揮のために、
いま何が必要なのか。

身をもって体験することで、
未来が変わってくることでしょう。

〈今後の予定〉
東京 6月29日(日)、12月20日(土)
大阪 5月25日(日)、11月30日(日)
京都 8月17日(日)

お申し込みは、こちらのページで
準備が整い次第公開いたします。

イベント情報

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06 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈戦争体験者からのメッセージ〉 「自分ができることは何か、漫画しかない。」

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└◆ どう出版メルマガ  (2025年2月6日)

『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  中沢啓治 『はだしのゲン』作者

 

自分ができることは何か、
漫画しかない。

自分は漫画家だから、
漫画で表現するしかない。

それで東京へ帰ってから1週間で、
原爆をテーマにした漫画『黒い雨に打たれて』を描いたんです。

被爆者の青年がアメリカ人に
復讐していく話なんだけど、
それはその時の僕の心情だったですよ。

絶対に許さない、
あの原爆を落としたアメリカを!

そういう気持ちで
『黒い雨に打たれて』を描いた。

しかし、それを発表するのが1年くらい遅れたんですね。
内容はいいけど、露骨過ぎる、と。

いいんだけど載せられないと
大手から全部断られたのです。

それで1年くらいたって、何気なくまた
原稿を引っ張り出してみて、なんとか人の目に触れてほしい、
どんな層の人でも見てくれればいいと思った。

何か感じてくれればいいと思ってね、
それで俗に言う“エロ本”の出版社に行ったです。
そして載せてくれませんか、と。

それが、いい編集長でね、
宿命みたいなものを感じるのですが、
「やりましょう」ということになった。

ただしその編集長は、「これをやることによって
CIA(アメリカ中央情報局)につかまるかもわからん」
と言うんです。

僕はびっくりしてね、
そんなことがあるんですかと。

「原爆を追及すると、アメリカの目が
光っているからな」と。

しかし「あえてやろうじゃないか」と言ってくれた。

ですから『黒い雨で打たれて』は、
『漫画パンチ』というところから発表されたんです。



——— 中沢啓治 『はだしのゲン』作者
広島原爆の惨状を生き抜いて 踏まれて育つ麦のように強くあれ

*  *

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05 2月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 吉本ばなな・宇城憲治〉 「そういう次元での捉え方の深さには感動でした」

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└◆ どう出版メルマガ  (2025年2月5日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 吉本ばなな 小説家
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【吉本】
あの本では渋谷陽一さんという
ロック評論家がインタビュアーで、

彼は海外ではミック・ジャガーとかマドンナとか、
日本ではサザンやRCサクセションを何回も
インタビューしているプロだったので、

質問のあり方がロックな感じで、普通の文芸の編集の方が
しないような質問をされるので、すごく面白かったんです。

ただなにしろ文庫にならなかったので、
内容はよく覚えていないのです。

【宇城】
そうなんですか。
ではこの本(吉本隆明×吉本ばなな対談本)、本当に貴重ですね。
ビートたけしとタモリの人間のあり方の違いといったこと
ひとつをとっても鋭い視点で捉えられていて、なるほどと。
いろいろよく分析されているなと思いました。

無意識と意識のあり方の話など面白かったですね。

たとえば、意識の部分は悪いと思ったら取り返しがきくけど、
無意識は無意識だけに元に戻せないとか。

無意識の中の意識であればまだ何とかなるとか。

そういう次元での捉え方の深さには
感動でしたね。

ちょうどその無意識の意識、つまり
人間の深層意識を引き出すというテーマは、
私がずっとやってきていたところだったので、

そういう言葉にできない世界を言葉にされているから、
この本はなにか私にはバイブルみたいな感じがしたんです。

【吉本】
この本をそんなふうに
言ってくださる人がいるなんて!

じゃあ文庫にしちゃおうかな。

もうお母さんはいないし。
でも呪われそうで怖くてできない(笑)。

【宇城】
是非、文庫にしてください。
これは見る人が見たら素晴らしいですよ。

またお父さんとばななさんの質問する側もされる側も、
分析力が深く、その表現が深く素晴らしい。

それといろいろな人との比較についても
一般にはなかなか分からないような深いところでの
見方、違いなど勉強になりますね。

【吉本】
単なる家族の対話って感じでしたので、
本にして大丈夫かなって当時思っていました(笑)。

そうですか。
担当編集者に伝えておきます。

担当編集者はもう辞めてインドネシアに住んでいるし、
デザインした方も亡くなっているし、
二度とつくれない貴重な本になっちゃいました。



*  *

1987年『キッチン』で作家デビュー以来、
次々にベストセラー作品を世に送り込み
多くの読者を魅了してきた吉本ばななさん。

その人気の秘密は、読み進むうちになぜか心が癒されていく
不思議な文章の力。
そして一つひとつの表現に込められた深い思い。

対談ではその癒しの根源についてや、お父様である
思想家で詩人の吉本隆明氏についてのこと、
現在のばななさんが小説に込める熱い思いについて、
語っていただいた。

<巻頭対談>
見えない場のエネルギーを感じて
小説と武術 潜在意識にはたらきかける力

季刊『道』223号

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28 1月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈藤野圭江 剣道教士〉 「子供は、指導者ひとつで変わるのです」

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本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の電子書籍より —
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

今の乱れた世の中ですが、
子供たちは指導者一つで変わりますよ。
私の経験をもうひとつお話ししたいと思います。

ある小学校の校長先生で、日本の伝統武道に限らず、
お花やお茶などの日本人としての文化を、
今の子供たちに伝えるということをやっていらっしゃる先生がいて、

この方が子供たちに一度剣道を経験させたい、
と依頼して来られたのです。

それは5年生全部を担当するということでした。
一人か二人は大義塾の生徒がいたくらいで、
あとは竹刀を見たことも触ったこともない子たちです。

でも私はこの校長先生をすごく好きになったので、
お引き受けしました。

1時間授業が45分くらいでしょうか。
その中で剣道の歴史、礼法、竹刀の構造や切れる刀のことなど、
そして技術を教えなければならない。

その短い時間の中で私の役目は、
この子たち3クラス120人が、体験が終わったあとに
どんな思いであるか、それが私の指導の技量に
かかっていると思いました。

これが楽しいと思う子が半分、楽しくないと思う子が半分では
自分の修行が足りないのだと自分に賭けたのです。
それを頭に入れて始めました。

子供たちが体育館の入り口から入ってきた瞬間は、
姿勢も悪く「なんだ、剣道なんて」と思いながら
でれでれと入ってきました。

私は40人分の竹刀を先に2列に置いておきました。
最初に甘くしたらこの子たちは駄目だと思ったので、
体育館に入ってきた子たちに対して
「気をつけ!」と列を正し、「前へ進め!」と。
「回れ右!」でぱっと目の前に竹刀があるようにしました。

竹刀の説明をして、蹲踞などを教えました。
できる子できない子いろいろです。
それで次に、「攻め」「攻めてこられて退く」
「来たら打つ」さらに「打って伸びる」を教えました。

「1列目、回れ右」として相手と組ませました。
「1列目が攻めを入れたら、それに対して2列目が退く。
退くのは逃げるのではない、退きながら攻めるのだ!」と。

するともう子供たちは真剣になるのですね。

女の子のすごさ。
攻めなんてどんどん行く、男の子がひるむくらいですよ。
どんどん変わっていくのです。

始める前はみんな腐ったような目をしていたのに、
きりっと光り出した。

「あなたたちの一生懸命さが、先生の胸に伝わってくるよ!
すごいね! 輝いているよ!」と。
すると輝いていない子まで輝いてくる(笑)。

子供たちは名札をつけているでしょう。
それをすぐに覚えてしまい、「山田君!!」「菊池くん!!」
「あなた真剣だね! いいよ!」とやっていく。
すると全員にバッと気合が入ってなお集中する。

それだけじゃないですよ。

面を打たせるのですが、みんな右足は行くのに
左足がぱっとついていかないんですね。

そこで私は「右足を校長先生だと思いなさい。
左足はあなたです。校長先生の行くところに
ついて行くんだ!」と。

そうしたら、本当に右足に左足がついて行くようになる。
校長先生、教頭先生、担任、PTA会長みんなが見ています。
校長先生は嬉しいですよね。

最後がまたすごかった。

全員が「ありがとうございました!!」と
素晴らしいあいさつでした。

それで、最後の礼が終わった時に、
私が自分に賭けたことを子供たちに聞きました。

「今日のこの剣道が楽しかった人!」と聞いたら、
全クラス全員が手を挙げました。

校長先生も先生方も感動してくださって、
あのでれでれした「うるさいな」という顔した子たちが
45分の後には別人のような顔になったと。

子供は見抜く力があります。
そして信じて、褒めることです。

あなたはできる。あなたはすごい。
信頼には信頼でこたえてくれるのです。
教育はやり方次第でこれからも安泰だと思いました。

絶対に子供は、
指導者ひとつで変わるのです。
 ・
 ・
 ・
 ・

——— 藤野圭江 剣道教士
    「子供たちとともに人生真剣勝負!」

 *  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
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08 12月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈金澤泰子 書家〉

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『道』210号 紹介動画
https://youtu.be/6L1iq7v3jiI

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  金澤泰子 書家

授かった娘の知能が低いと宣告され、
無気力な私の傍で翔子は痩せて
蟻のように細い足と腕で、

それでもなお生きようとする
思いは強かった。

この健気な姿は私を立ち上がらせる
大きな力を持っていた。

もうすでにこの頃から、
私に愛のエネルギーを送っていた。

無気力な母の涙をぬぐい、
細い小さな両手で
途方に暮れる私の頬を支え、
故もなく微笑んでいた。

私はこの行為に涙に暮れつつ
戸惑いながらも救われていた。

小さな幼子が何かを察していたのだろうか。

歩き始めるのも遅く、保育園でも公園でも、
何をしても緩慢で最下位のビリであった。

時代背景が悪い三十五年余り前、
私は愚かにもこの社会でこの娘が
生きていていいのだろうかと苦しんでいた。

そんな思いを救いたくて本を読み漁っていた時、
「神はこの世に不要なものを創らない」
という言葉に出会い、救われた。

この知能の低い我が子も不要ではない、
何かこの世で役目があるのではないかと。



*  *

障害を持って生まれた翔子さん。
母・金澤さんの心配は尽きませんが、
現社会での翔子さんの「役目」を
見つけたという。

翔子さんの個展が開催されます。

◆ 書家 金澤翔子展 「つきのひかり」
2021年12月22日(水)~2022年1月8日(土)
森アーツセンターギャラリー
https://k-shoko.org/

<連載>
きょうも、いい日
「経済優先社会における 翔子の役目」

季刊『道』210号
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◇  2022年1月12(水)まで 最大30%OFF

『道』を、そして弊社を支えてくださる皆様に
日ごろの感謝を込めてお得なキャンペーンをご用意しました。

☆☆ キャンペーン概要 ☆☆
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● 期間中、新規に季刊『道』定期購読(ギフト含む)に
お申し込みいただいた方にもれなくプレゼント!

(1)宇城憲治 対談集『大河にコップ一杯の水』
第1集・第2集・第3集 いずれか1冊

(2)2022年開催のどう出版イベントが1,000円引きに(1回)
1.2月11日 宇城憲治京都講演会 4,000円 → 3,000円
2.5月28日 東京体験講習会 5,000円 → 4,000円
3.6月22日 大阪体験講習会 5,000円 → 4,000円

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たくさんのご利用をお待ちしております。

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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03 2月

『道』207号 連載 安藤誠「日常の奇跡」

「川で哲学するキムンカムイ」

198号でインタビュー取材させていただいた
写真家であり、北海道アウトドアマスターガイドである安藤誠さんの連載は、その写真とエッセイで『道』裏表紙を飾っていただいています。

安藤さんは、常に自然と動物と共に過ごされていますが、
「自然は常にごまかさないし、嘘がない、だから自然を見ていると、胡散臭い人とかはすぐに身体でわかる」とおっしゃいます。

そんな安藤さんが撮られた動物たちの写真からは、
その仕草一つ、表情ひとつに彼らの日常が垣間見られて、毎号毎号、「はっ」とさせられたり、「じわっ」と和ませられたり、不思議で素敵な空間をつくってくださっています。

今回は、北海道で出合ったヒグマが、なんと「哲学」しているというのがテーマ。

なんともほほえましく、安藤さんだからこそ切り取ることができた奇跡の一枚です!

詳しくはこちらをご覧ください。
[ 季刊『道』207号 ]

[季刊『道』定期購読]

 

 

自然の中の、目に見えないものを見、声なき声を聞くプロフェッショナルである安藤さんの、自伝エッセイ

『日常の奇跡 ――安藤誠の世界――』

を昨年発刊しました。

安藤さんの写真家として、そしてプロガイドとしての思いや、これまでの歩みが綴られています。信念を持って生きるとは、を教えられる1冊です。

是非お読みいただきたいです!

安藤誠著「日常の奇跡」

17 11月

≪重要なお知らせ≫ どう出版を語った虚偽メールにご注意ください

本日2020年11 月17日 am3:00~4:00頃、
どう出版not-oshirase@dou-shuppan.comを発信元とした
件名「【重要】不正アクセスのお詫びと顧客情報流出のご報告 」
という不審なメールが配信されました。

内容にあるような顧客情報流出の事実はありません。

虚偽メールにある個人名とどう出版とは
全く関係がありません。

どう出版ホームページ、サーバーには問題ありませんので、
安心してご利用ください。

この度はご迷惑をおかけいたしました。
このようなことがないよう再発防止に努めます。
どうぞよろしくお願いいたします。

どう出版

 

29 10月

〈11/5 発売〉『日常の奇跡 ― 安藤誠の世界 ―』

季刊『道』の裏表紙に連載してくださっている、安藤誠さんの自伝エッセイを発行いたします。

安藤誠著「日常の奇跡」


「日常の奇跡」に気づいたなら、

それは毎日やってくる。
私たちの毎日は、当たり前ではないのだから ――

北海道鶴居村の原野の中の宿、
ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド。

ネイチャーガイド、カヌーツアー、バードウォッチング、
スローフード、音楽とバーボン ――

オーナー 安藤誠の磨かれた感性で提供される
ヒッコリーウィンドの時間・空間は、
多くのリピーターを生んでいる。

彼らが求めて集まる「安藤誠の世界」。

本書では、その魅力を伝えるとともに、
彼独自の世界がどのように形作られたのかを
明らかにしていきます。

クマに魅了され「森や動物を守る仕事がしたい」と願った
幼年時代、自転車やバイクで旅を重ねた少年~青年時代。

子供たちの絶大な信頼を得た塾講師時代や、
ギタリストとしての活躍、ヒッコリーウィンドの建設、
アラスカの人々との固い絆、動物写真家そして
プロガイドとしての矜持。

安藤誠の人生をたどると、そこには必ず
人を幸せにしたいと願う哲学と美学があります。

現在は日本熊森協会の顧問としても活躍し、
森の自然保護活動、そしてクマを始め
森の野生動物たちが人と同じように
感情豊かに生きていることを伝え、

彼らを愛し共存したいと願う人たちの輪を
つなぐことに尽力している。

人間が自然の一部であることを振り返り、
日常を丁寧に生きることを思い出させてくれる1冊です。

『日常の奇跡 ― 安藤誠の世界 ―』
1冊 1,870円(税込) A5判ソフトカバー 178ページ
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