講演会「安藤誠の世界」開催いたしました
去る2024年11月6日(水)、町田市民ホール会議室にて、
ネイチャーガイド・写真家 安藤誠さんの講演会を開催いたしました。
平日夜にもかかわらず60名が足をお運びくださり、安藤さんの「実践」からくるお話、いのちのエネルギーあふれる写真・動画のストーリーに耳を傾けました。
一人ひとりが何かを得て帰途につかれたことが、感想文から伝わってきます。
当日の写真と、感想の一部をご紹介いたします。
弟子の山本浩史さんは、初の500キロ自転車旅で、安藤さんに起きた“奇跡”について語ってくださいました。
≪参加者の感想≫
●東京 自営業 60代 男性
今回で3回目の参加となります。
相変わらず美しい映像と軽妙なトークで引き込まれました。
「自然にフェイクはなく感動しかない」の言葉がとても印象に残りました。
●神奈川 農場 20代 男性
最初の自転車500km走破の話から感激しました。
とりあえず明日自転車で走り出そうと思います。
くまのことをマスコミが過剰に報じているというのを聞いて、自分自身洗脳を受けている側だと思いドキッとしました。
本日安藤さんの映像を観て、野生の動物もある意味人間と同じでとても尊いものだと気づきました。
自分は自然と密接な仕事なので、今日の話を胸に刻んで感性を磨いていきたいです。
母に勧められてきましたが、本当に参加して良かったです。
感動しました。ありがとうございました。
●東京 会社員 40代 女性
熊の実態を教えていただき、感謝です。
好きなことが一番大事、というお話も心の中で大事にしようと思います。
かつ丼のお話も好きです。人間味ある世の中であり続けよう、人と人として関わっていきたいです。
●東京 農業/鍼灸あん摩マッサージ指圧師 20代 男性
実践ってものすごくエネルギー持ってますね。
安藤さんから、安藤さんが撮影された写真から、気を感じました。
●東京 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 40代 男性
熊をはじめ動物や自然への愛情の深さを感じました。
私は決して器用でも天才でもないのですが、諦めが悪いので、コツコツ実践、継続することで信頼される人、治療家になっていければと思います。
今年は親の死を経験したので、昨年より感じるものがありました。ありがとうございました。またよろしくお願いします。
●東京 会社員 50代 男性
今年も安藤さんの講演会に参加させていただくことができて本当に良かったです。
「実践-継続-信頼」という安藤さんのお話が心に響きました。
それを実践されている安藤さんだからこそ説得力があります。そして、自然にFAKEはないとの言葉も印象に残っています。定期的に自然に身を置くことで感覚を磨いていきたいと思います。今年もありがとうございました!
●東京 自営業 70代 女性
楽しく聴かせていただきました。
大事なことはシンプルであると再確認した次第です。
感じる心を大切にしなければというのも改めて思いました。
●女性
釧路ツアーに参加した友人の感動的な体験を味わいたく足を運びました。網走に従兄弟がいて紋別辺りをドライブしたのが3年前でした。
努力した者に奇跡がおこる!
実践、継続、信頼
まさにそんな人が身近にいます!
改めて本物を追い求めていきたいという思いを強くさせて貰いました。益々のご活躍をお祈りします。
●女性(参加した小学4年生のお母さん)
会場の皆さんの雰囲気が良くて、息子が思ったことを口にしても笑ってくれたりそのままにしてくれたりと、お気遣いありがとうございました。
安藤さんも政治的な話などもしたかったかと思いますが、息子がいたから冒険や動物の親子の愛情など徹志にもわかる、興味がある内容を沢山入れてくれて親子共楽しめました。
途中意味が分からない言葉があると聞いてきたりしたけど、飽きずに楽しんで聞いてました。
皆さんの温かい気持ちの中で良い時間を過ごせてとても良かったです。
ゴマちゃんの写真もあって、カナダでゴマちゃんの赤ちゃんを見に行ったことを思い出しました。当時は純粋にゴマちゃんに会いたい!って行動に移せた事を懐かしく感じました。
息子にも沢山自然や動物にふれて感動してほしいと思いました。
今回参加できて感謝しています。ありがとうございました。
●神奈川 自営業 50代 女性
1時間半の句宴会、どの話も興味深く、あっという間でした。
一番心に残ったのは、クマの親子がとても気持ちよさそうにじゃれあっているシーン、母グマが子グマを抱きしめる映像でした。怖さなど全くなく、平和で、心があたたかくなりました。一方、駆除のために仕掛けられたオリに母グマが捕まってしまった時の思いを安藤さんが代弁され、涙が出ました。
クマのDNA鑑定による裁判が、日本でも早く採用されてほしいと願います。(朝日新聞デジタルで、牛66頭をおそっていたヒグマ「オソ」が駆除されていたことがDNA鑑定で分かったとの記事を読みました)
安藤さんの著書や『道』を読んで、写真を観て「いつか家族でヒッコリーウィンドに行ってみたい」と思っていましたが、「子どもたちと一緒に絶対に行きたい!」「自然に圧倒されて感動したい!」」に変わり、帰宅後家族4人+中型犬(柴犬)1頭で訪問する方法と予算を調べていました。
「死ぬまでに行ってみたい」はやめて、来年の夏に行けるよう行動、準備します!
最後、偶然にも安藤さんと同じバッグを10年程使っており、ファスナーがこわれかけているとお話すると、メーカーに問い合わせてファスナーが修理できると教えて頂きました。機能的で気に入っているバッグなので、修理を依頼して長く大切に使い続けようと思います。ありがとうございました。
●会社役員 57歳 男性
安藤誠さんの講演会の冒頭にいただいた言葉がすべてに通じるように感じました。「実践(Practice)を継続→信頼」
若い時はバイクに乗っていた(今は乗っていない)という人はたくさんいらっしゃいます。例外はありますが、その人が本当にバイクを好きなら、一生乗っていると思います。長い間ひとつのことに取り組んでいる方を無条件で尊敬します。最初の好きだという気持ちがすべての原動力だと思います。
安藤さんは「人は誰かのためにすることならあきらめない」「動物はけっしてあきらめない」と教えてくれました。安藤さんが自転車で500㎞の旅に出たときも、スポークが折れるというハプニングがありながら一緒に旅をした弟子のことを思い、知恵を振り絞って自転車を修理したエピソードがとても印象に残りました。弟子がいなければあきらめていたとおっしゃっていました。弟子を取るという責任の大きさを感じました。また、教えることは一方通行では無く、エネルギーが循環することを知りました。
私も以前、20年間以上一生懸命情熱を注いでいたことを途中でやめてしまったことがあります。きっと独りよがりで、自分の欲のためにしていたことなのだと思いました。今日のお話を聞いてもう一度、好きだったことを20年ぶりにはじめてみようと思いました。
非常に内容の濃い、講演会でした。安藤さんの講演会に参加するのは今回が2回目でしたが、毎回新しい気付きがあります。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
●会社員 25歳 男性
私は小学生の頃1年間だけ北海道に住んでいたことがあり、すごく良い思い出がたくさんあったことを今でも覚えています。
その中で、やはり北海道の自然という部分に、私も当時小学生ながら魅せられていました。
安藤さんが普段入っているような本物の自然の中にまでいったことはありませんでしたが、日常の身近にある動物や植物に触れ合って「感動」していた気持ちが今でも残っています。
こういった記憶や気持ちを、今回の講演会で改めて思い返すことができました。
●大学教員 助手 30歳 女性
はじめて安藤さんの講演会に参加しました。大学で保育関係の講師をしているため毎日、人間のことばかり考えています。今日は人間以外の動物のお話をお聞きして生命の尊さを感じました。私は自然の熊の姿を見たことがありません。講演を聞いて「熊=危険な動物」という洗脳を受けていると感じました。可愛い熊の様子をたくさん見せていただきました。この愛らしい熊を年間9,000頭も殺す人間の愚かさに怒りが湧いてきました。決定的に何かが間違っています。
安藤さんの動物の写真はどれも美しかったです。心が癒されました。最後に見せていただいた「Ordinary Miracle」の動画も素晴らしかったです。ありがとうございました。
■神奈川 女性
講演会に参加させて頂きました! 釧路ツアーに参加した友人の感動的な体験を味わいたく足を運びました。網走に従兄弟がいて紋別辺りをドライブしたのが3年前でした。
努力した者に奇跡がおこる!
実践、継続、信頼
まさにそんな人が身近にいます!
改めて本物を追い求めていきたいという思いを強くさせて貰いました。
■神奈川 男性
とても楽しい時間になりました、ありがとうございました。
安藤さんの講演会は4回目で全て参加させて頂きました。
印象的だったのは第一回の講演会で私のイメージは動物や自然の美しさや厳しさを写真、映像を通して見せて頂けるのかなと思っていましたが、実際の講演はそれ以上のネイチャーガイドとしての信念、お客様に説明しすぎないガイド姿勢とか経営の話までされて「自然って素敵!」みたいなディズニーランドみたいなファンタ
ジーではなくて、リアルの中のファンタジー、まさに「日常の奇跡」という世界を体現されていました。
毎回を重ねるごとにパワーアップして広がっていく世界観を楽しく見せて頂きまし
た。
今回は「日常の奇跡」から銀行のお話や切手のお話など素晴らしい広がりを見せて頂きました。
時間があれば、個人的には嘘(妥協)の無い自然と向き合ってきた安藤さんにウクライナ戦争の話とマスコミによってモンスターのように言われてたヒグマのOso18の本当の姿をお聞きしたかったです。
山本さんの安藤さんに学ぶ姿勢やお話も楽しく聞かせて頂きました。
またの機会「日常の奇跡」を楽しみにしております。
◎安藤誠連載 季刊『道』定期購読は[こちら]
◎安藤誠著
『日常の奇跡 ― 安藤誠の世界 ―』
『原野から ― Philosophy from the Wilderness ―』