07 2月

『道』203号ロングインタビュー 国光美佳 「子どもたちに健やかな未来を」

新刊『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子供たち』(前島由美著)にも登場いただいた、食学ミネラルアドバイザーの国光美佳氏にお話を伺いました。

「簡単で便利で安い」と、コンビニ食やできあいのお惣菜、インスタント食品、レトルト食品などの加工品がますます食卓に上がることが増えています。

『食べなきゃ、危険! 食卓はミネラル不足』の共著者国光美佳さんは、そうした手軽さや見た目の良さに隠れ、現代食からは、人間にとって重要な栄養素であるミネラルが大きく抜け落ち、かつての日本には考えられないような心身の不調を引き起こす要因となっていると指摘しています。

栄養士も、教師も、医者も、親も知らない実態があること。

様々な活動で、理屈だけでは人は動かないことを思い知らされた国光さんは、
とにかく実践先にありきの人。

現在は、実測データをもって、ミネラルを補足する食に変えることで、大人のみならず、発達障がいと診断された子どもたちの心身の健康の大きな改善につながっている実践を自ら全国で伝え歩いています。

「子どもたちが、これだけのメッセージを私たちに投げてきてくれているんです。それを私は無駄にできない。これをここで止めたらバチがあたる。この子たちが味わった苦悩を思ったら、私、何でもしなくてはと思ってしまうのです」

「ぜったいに子供たちを守る!」

その、熱き想いを聞きました。

国光美佳さんには、『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子供たち』 前島由美 出版記念講演会でもご登壇いただきます。
ミネラルが私たちの身体でどのような働きをしているか、欠乏しないためにどのような食事をこころがけるか、ご講演いただきます。

[季刊『道』203号]

[2/24 前島由美 出版記念講演会]