『道』199号 野村哲也「地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~」
「地球を遊びつくす」と決め、世界の秘境・絶景を求めて旅をする写真家の野村哲也さん。毎回世界の様々な舞台から、自然や動物・人々の命輝く写真を、愉快なエッセイとともに届けてくれます。
「今度は地球のどこからの発信だろう?」
編集部は毎回わくわくどきどきしながら原稿を待っています。
今号は、前号に続く、北極からの発信<後編>でした。北極を楽しもうと世界中から集まった仲間との時間や、そこで出会ったシロクマの話。雪面をヘッドスライディングしながら滑っている写真は、あまりにも可愛くて、もう言葉も何もいらないくらい。こんな愛嬌溢れるシロクマさんの瞬間を撮れるのは、やっぱりいつも愉快な野村さんだからだなと納得してしまいました。シロクマさんは野村さんがカメラで狙っていることをきっと知っていて、わざわざ頭から滑っていったんじゃないのかな?
抱腹絶倒の野村さんのエッセイはいつも私たちを笑顔にしてくれます。