14 8月

『道』205号 連載 金澤泰子 「きょうも、いい日」

「コロナ禍で発揮された『翔子の障害』の核心」

ダウン症の書家として活躍し、また生活面でも独り立ちをはじめた娘、翔子さん。
本連載では、その成長の日々を、母金澤泰子氏が綴っています。

コロナ禍で、翔子さんとの時間が増えた泰子さんは、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を翔子さんと一緒にじっくり読んだそうですが、それに対する翔子さんの感想は、翔子さんにまったく「負の回路がない」ことを示すものだったと言います。

さらにコロナウイルスの事をなんと「コロ太郎」と呼ぶ翔子さん。
そんな翔子さんの不思議な感性に、はっとさせられる人も多いのではないでしょうか。

本連載は、お母さんが綴る素敵な翔子さんワールドです。

翔子さんをモデルに描かれた「翔子アマビエ」

 

[季刊『道』205号]