免疫をつくる母乳について 『おっぱい教育論』
無著成恭氏の『おっぱい教育論』に、うれしいお便りをいただきました。
この度、『おっぱい教育論』を書店で購入し読ませていただきました、歯科医師として卒業後、丸29年が過ぎようとしている者です。
予防ということに取り組み、子供の歯並びから、大人、高齢者の歯科における問題を食い止めて行こうとした時に、一番大切なことは母乳をその子の満足するまで飲ませることであるということに思い至りました。
母乳、おっぱいについて書かれているものは是非と思い、手にして読ませていただきました。
わずか100ページの中に、医学的知見、教育的知見、社会における問題、あらゆるものに触れておられるその内容の厚みに感動いたしました。
今、まさに免疫を考える上でも母乳の大切さ、人の心の安定を考える上でも母乳をしっかり飲み、母と子が共に初めの絆を強固にすることが大切であると感じております。
貴重なお話を世に出してくださいました無著先生に、心より感謝申し上げます。
(大阪 歯科医 女性)
無著氏は本書のテーマを
「すべての子どもを賢く、健康に、そして、思いやりのある子に育てるにはどうしたらよいかということです」と述べておられます。
目次の「おっぱい談義」の項目を見てみましょう。
五.おっぱい談義
① 病原菌に対する免疫
② 母乳の大切さを知ったきっかけ
③ 母乳が出ない人のために
④ 初乳は子どもを中耳炎から守る
⑤ 母乳は、情緒の不安定や頭脳の発育に大きく影響する
⑥ 忍耐力や集中力が「おっぱい」を飲む中でつけられる
お便りを下さった方がおっしゃるように、子どもを本当の意味で守り育てていく知恵が、たった100ページの中にギュッとつまった1冊です。
『おっぱい教育論』