商品詳細|書籍


心と体 つよい子に育てる躾

地球とつながる子どものエネルギー

著者   宇城憲治
定価   本体1,300円+税
ISBN   978-4-904464-42-7
判型/分  A5並製 108頁

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生まれながらに地球とつながっている子どものエネルギーを切らさないために私たち大人ができること

子どもも大人も「やってみて初めてわかる」 作法に眠るパワー!

誰もが、日本に古くから伝わってきた作法が大切なことを知っています。
でも、それを日常的にきちんと子どもに伝えられていますか?

本書では、これまで誰も気づくことのなかった、躾や日常で行なう挨拶や礼儀などの所作のなかに潜む不思議なパワーを紹介しています。
さらに「子どもは生まれながらに完成形である」という著者の重要なメッセージを伝えています。

現代日本の抱える様々な問題の根源は、本来統一体であるものをバラバラの部分体にしてしまうあり方である――。
次代を担う子どもたちのために、私たち大人ができることは何かを説いています。

著者メッセージ

躾は親が子どもに伝える一つの財産です。同時にそれは、人間としての正しい姿を写し出すものです。また躾という所作の形は、毎日を元気に生きていくためのエネルギーをも引き出してくれます。日常の中で日々自然体に繰り返すことが、人間としての幸せにつながっていくことを本書を通してお伝えできたら幸いです。

またもう一つお伝えしたいことがあります。それは、子どもというのは「もともと大人よりも桁違いな能力をもつ存在である」という事実です。それは、「統一体」「身体先にありき」の考え方からくるものです。

本書はある面、これまでの常識を根本的に覆す内容となっています。しかし子どものもつ本来の能力を大人が正しく理解することは、子育ての、そして教育のあり方を考える上で非常に大切なことではないかと思っています。

編集者より

著者が主宰する宇城道塾の親子塾――。はじめは少しモジモジしていた恥ずかしがりやの子どもたちも、帰るときには全員が元気な挨拶をして帰ります。

これは、本書でも紹介している「元気にきちんと挨拶をすると大人が何人も並んだ列を押すことができる」ということを習うことによって、子どもたちが自発的に変化した様子です。

また、家庭に帰ってからも挨拶の習慣をきっかけに親子の会話が増えたという声をお父さんから多く聞きます。これらは親子塾による変化のほんの一例にすぎません。

本書では親子塾で学べることを、わかりやすいイラストつきで紹介しています。ご家庭で親子で一緒に試していただくことで、日常の作法が、身体に眠る素晴らしい力を引き出すのだということが、知識だけでなく身体でご納得いただけることでしょう!

目 次

【第1部】やってみよう! 躾で身につくパワーを体験しよう

○ 正しい作法を知ろう
○ 本書の基本的な検証方法について

 第1章 作法で身体が強くなる
① きちんと挨拶すると こんなに強くなる!
② 食事のマナーで強くなる!
③ 飲み方の違いでこんなに違う!
④ 靴をきちんと揃えるとこんなに力が!
⑤ ものを丁寧に扱うと強くなる!
⑥ 正座はエネルギーを生み出す源泉!
⑦ 座礼の驚くべきパワー!
⑧「正座」と「体育座り」その違いは桁違い!

 第2章 心の状態で身体が強くなる
① 正直な心がパワーを生む 身体は知っている!
② 身体は「答え」がないと動けない
③ 気合いの「よっしゃ!」は衝突し「ありがとう」は調和する
④ ハグ(仲良く)すると強くなる!
⑤「落ちましたよ」相手を思う心が身体を強くする
⑥「こちらへどうぞ」の驚くべきパワー
⑦ 胸のライトで出るパワー

 第3章 人間にもともとあるパワー
① 守る力
② 見守る力

【第2部】子どもの統一体のエネルギー 事実に基づく絶対仮説
―― 人間は生まれながらに完成形 ――

統一体とは
赤ちゃん、子どものもつ調和のパワー
部分体の課題
筋力と調和力
伝播する 子どもの調和のエネルギー
日本人の気のエネルギーを強くする自国の文化
「統一体」と「気」
天動説から地動説への転換に匹敵する 変化を!
「変化」を加速させる「気」による指導
お母さん、お父さん、先生方へのメッセージ

(発売日  2012年11月27日)

著者プロフィール

 ◎ 宇城憲治 (うしろけんじ)

創心館空手道 範士九段
全日本剣道連盟居合道 教士七段
宇城塾総本部道場 創心館館長

1949年宮崎県生まれ。エレクトロニクス分野の技術者としてまた経営者として、ビデオ機器や衛星携帯電話の電源開発をはじめ、多くの技術開発分野で活躍。現在は、武術の究極 「気」によって人々の潜在能力の開発に専念。UK実践塾代表。宇城道塾/空手実践塾主宰

読者の声

明るい未来が見えない中、子育てに対する親の責任ばかりが仕切りに問われる中、どうしたらよいか分からずに途方にくれる親にとって、救いとなるものだと思います。一人革命の輪の広がりがこれで日本各地により一層伝播していくのではないでしょうか。親しみの持てるタッチで描かれたイラストと、事細かに解説され分かりやすい構成が印象的です。
(滋賀 大学生 20代 男性)

日常生活において、1つ1つの所作を心を込めて丁寧に行ないたいと思います。常に感謝と思いやりの気持ちをもって、調和する生き方をしたいと思います。この本はイラストも素晴らしく、1人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。私も、特に若い人やお子さんを育てていらっしゃる方にこの本を勧めたいと思います。
(愛知 会社員 40代 男性)

読む度にその内容の深さに感じ入っています。お子さんたちも読みやすいようにというご配慮でしょうか、明るく可愛らしいイラスト付で文字も大きく、とても楽しみな気持ちで本を開きました。
(東京 会社員 50代 女性)

2歳の子供を持つ親として、どのように育てていくか・・・。を常に考えていました。私の子供は何に向いていて、どの部分を伸ばしていこうとかを主に考えていました。しかし、それよりも大事な事がある事に気がつきました。「礼儀・作法・感謝」を中心とした心の躾です。子供の全てを部分部分で分けて考えるのではなく統一で考える。心を育て、衝突ではなく調和が出来る子に育てられればと思いました。それにはまず親が成長しなければなりません。子供の成長は早いです。私も心で子供を見れるよう成長していきたいと思います。
(東京 40代 男性)

▼掲載情報『CREA』2月号(2013年2月1日発行 文藝春秋)に掲載されました。

  

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