『道』200号 岩井喜代仁「今日一日を生きる」
岩井さんは連載において、どのようにして各地にダルクを開設してきたのかを様々なエピソードを交えて語ってくださいます。岩井さんが語るエピソードは、まさに人生のドラマが詰まっているかのようです。
様々な行政の仕組みの壁にぶつかりながらも、粘り強く課題と向き合って前に進む岩井さんの姿から、あきらめない、くじけない、引き下がらない強さを学んでいる方は多いのではないでしょうか。
そして毎回岩井さんのお話と一緒に掲載される、各ダルクの施設長の手記。今回は鳥取ダルクの方の手記でしたが、岩井さんに一瞬にして本質を見抜かれ、図星を言われ、苦しいけれど結果救われたというお話は、本当に感動です。鳥取ダルク施設長が言うように、まさにダルクをつくってきた岩井さんの「ダルク道」がそこにあります。岩井さんの魂がそこにあります。