18 2月

伊勢神宮を撮る写真家 稲田美織さんに取材しました

季刊『道』編集部では、写真家 稲田美織さんにお話を伺いました。

稲田さんは、20年に1度の式年遷宮が行なわれている伊勢神宮のお祭りをつぶさに撮影し続けている写真家です。

NYの自宅で、9.11同時多発テロのビル崩壊を目の当たりにしたことから、精神的にどん底に突き落とされてしまったのだと言います。そこでもがくうちに、導かれるように世界の聖地をめぐり、たどりついたのが日本の伊勢神宮でした。

多くの争いの元として利用されてしまっている宗教。
数々の世界の聖地を訪れるなかで湧き出た「神様って本当に人間に争うことを望んでいるの?」という疑問をもって旅を続けてきた稲田さんには、伊勢で出合った自然への感謝の表し方や神様の祀り方、敬い方が「しっくりときた」と言います。
と同時に、そこで気づいた日本人の特性は、貧富の格差や深刻な環境破壊、人間性の欠如などを抱える現代の人間社会において、大きな希望であるとおっしゃいます。

稲田さんの会見は、季刊『道』168号(2011春 4月発売)で紹介します。

 『道』は定期購読に支えられています [定期購読のお申し込み]
 『道』最新号 詳細・ご購入はこちらです [季刊『道』167号詳細ページ]