28 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長

(〈環境を考えた時に〉なぜ炭なのでしょうか)

灰になるのは酸素をどんどん使って
完全に燃焼してしまうからで、これはダイオキシンが出ます。

しかし炭は酸素の供給を抑えて完全には燃やさず
有機なものが炭化して残ります。

その炭をアマゾンに撒けばまた元の森に戻るし、
開拓したところで農業をやるには、その土地に
炭を入れればバクテリアが土を肥やしてくれる。

また炭をタンクに入れて水を濾過すれば、
真っさらなお水になる。

炭に病原菌を全部吸着してもらえば
子どもたちの命が救えると思ったんです。
とにかく子どもたちの命を大事にしたいなと思ったんです。

そのことが一つと、もう一つは、
九州の海苔の養殖では、海苔竹(海に打ち込む孟宗竹)を使っていて、

竹がなければ商売にならないというほど、
九州中の里山に竹を植えていたのですが、

その竹が山にどんどん広がり、つながっていって
山の一番上まで生えちゃった。

そこまで行くぐらいの時期に、海苔漁師の高齢問題と
後継者問題で、重くて扱いづらい孟宗竹を使うのをやめて、
軽くて扱いやすいグラスファイバーとプラスチックにかえたのです。

それで竹が使われなくなり、
放置竹林問題が起きたのです。

海では自然にミネラルを放出する竹がなくなり、
海苔だけでなく魚介類にも影響がありました。

僕の会社は大きかったし当時から僕は
積極的にいろんな会合に参加していて、
いろいろな役のトップもしていたのですが、
集まりで必ず出るのが竹林問題でした。

僕はこの竹問題を解決しないと
九州が終わっちゃうなと思ったんです。

それで従業員に全国を回ってもらって調査すると
「社長、これはもう竹を炭にするしかないですよ」と。

炭にするのは土窯しかないと思っていたのですが、
九州全部を回って探したら2ヵ所だけ炭焼き機械があった。

しかしもう閉鎖されていたんです。
聞くと燃料代が高くて続かなくなったと。

それで僕は三井造船に行って
「燃料ゼロでやる窯を作りたい」と提案し、
お金は全部出すから最高のものを作ってくださいと
頼んでできたのが、先ほどお見せしたあの炭化装置です。



*  *

竹炭の魅力やその循環型地球環境保全の可能性を
全国で伝え歩いている岩熊裕明氏。

岩熊氏は、これまで熟練職人が8日ほどかけて作っていた炭を、
わずか1日で、しかも化石燃料も電気も使わず、
安全で効率的に作れる炭化装置を開発。

かつて建設会社のトップだった氏が、なぜ炭焼きに目覚め、
新たに起業したのか。その思いは、
「炭が夢の大地を蘇らせ、地球を救う」という夢大地の
キャッチフレーズが如実に示している。

炭への思いや現在に至る氏の波乱の道のりを
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
竹炭の力で子どもたちの未来を守りたい

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