07 9月

『道』209号 金澤泰子さん連載「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

書家 金澤泰子
連載『きょうも、いい日』

「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

ダウン症の娘で書家である翔子さんの日々の様子や、母の愛情あるまなざしで綴るエッセイ。
このシリーズでは、翔子さんがお母さまの元を離れて一人暮らしを始め、慣れないながらも少しずつ自立していく様子や、
自ら地域の人たちに溶け込んでいく様子が綴られています。

お母さまの心配をよそに、一人で暮らすという大きな壁をなんなく乗り越えて、力強く、また自分らしく、そして楽しく生きる翔子さんの自然体の姿が生き生きと描かれています。

誰が読んでもポッと心があったかくなる素敵なエッセイ。
毎回掲載される翔子さんの書も本当に素敵です。

一人暮らしを始める前までの翔子さんの様子は、
『あふれる愛 ― 翔子の美しき心 ―』につづられています。
是非こちらも読んでいただきたいです。

『あふれる愛』
季刊『道』209号]

道209号 金澤泰子