『道』207号 連載 金澤泰子「きょうも、いい日」
「翔子の散歩 ―― 気高く、前を向いて」
ダウン症の書家として活躍し、また生活面でも独り立ちをはじめた娘、翔子さん、
その成長の日々を、母である金澤泰子さんが綴る連載です。
一人暮らしをして自立した翔子さんが、ダイエットのために散歩をするようになったお話は前号で紹介されましたが、
今号では、一丸レフカメラを持って、道端のいろいろな花に心を寄せる翔子さんのことが綴られています。お母さんと翔子さんの強い、そしてゆるがない絆に
毎号感動です。
◎ かなざわ やすこ
書家。久が原書道教室主宰。
一人娘、翔子さんをダウン症児として授かり苦悩の日々を送るが、その苦しみを越えて、翔子さんを立派な書家として育て上げた。