【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 糸井重里 ほぼ日代表 宇城憲治 UK実践塾代表〉
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└◆ どう出版メルマガ (2024年11月8日)
◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 糸井重里 ほぼ日代表
◆ 宇城憲治 UK実践塾代表
【宇城】
技術開発では常に2、3年先のことをやっていたので、
生産している工場に行くと、
「あれ、昔やっていたな」というものが
製造ラインに流れている。
技術はそのくらい先をやっていないと
世界の流れについていけないわけです。
【糸井】
「このままじゃダメになる」という気持ちが
常におありになるわけですね。
僕もそれはいつもあるんです。
【宇城】
そうなんですね。
要は世にないものを作ればいいわけで、
それで「先に、先に、先に」となるんですね。
だからいつも走っている。
技術が徹夜すると部屋に電気が
遅くまでついていますね。
それを見て工場で働く人たちは
「技術は残業代がつくからいいな」と羨むんです。
それに対し「何を言っているんだ」と。
「我々技術が作るから開発されたものが
工場のラインに流れてくる」と。
ベルトコンベアの先頭が技術ですからね。
工場が一番厳しい時に技術の部屋の
電気がついてなかったら、いつまでたっても
工場のラインが流れない。
しかしみな現実を前に文句を言いますね(笑)。
【糸井】
「あとはやるだけだ」という元になるものがない。
「やる」ができないんですよね。
【宇城】
それをいくら理解してもらおうとしても
無理なんですよね。
だからぐっと我慢して「今にみておれ」と、
技術者たちを納得させるんですね(笑)。
【糸井】
僕も最近それに近いことを考え始めているんです。
今の話は入力と出力の話なんですよ。
入力と出力の間にやはりブラックボックスがあって、
まさに人間の塊がブラックボックスで、
そこが鍛えられていく時間なりプロセスが
実は好きなものを作る時に
すごく重要だと思うようになったんです。
入力は同じでもそこでそれを処理する楽しみとか
技術とかが生まれるという、
武道で言えば「修練の時間」ですよね。
これが実は面白いなということに最近気がついて、
ちょっと楽になったんです。
おそらく宇城さんの会社でも、
「無理だよ」と言いながら、力がついていくのを
ご覧になってきたわけですよね。
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70年代にコピーライターとしてデビューして以来、
誰もが知る数々のコピーを大ヒットさせ、
作詞やゲーム制作など多岐にわたる分野でも活躍してきた糸井重里氏。
2017年にはウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する
株式会社ほぼ日の上場を果たし、
「ほぼ日手帳」をはじめ、「人に会おう、話を聞こう。」を
コンセプトにした動画配信サービス「ほぼ日の學校」や
AR地球儀「ほぼ日のアースボール」、
お買い物のフェス「生活のたのしみ展」など、
ユニークなコンテンツを次々に展開してきた。
その原動力は、常に自分も人も
「面白い、楽しい、元気になる」コンテンツを実践すること。
対談では、武道家としての道を歩みながら、
同じく上場企業で活躍してきた宇城氏と、
トップとしてのあり方、これからの思いなど、
縦横に語り合っていただいた。
<巻頭対談>
「ほらね!」とやってみせる
面白い、楽しいで人を元気に
季刊『道』222号
https://www.dou-shuppan.com/dou222-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。
定期購読のお申し込みはこちらです。
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/
◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇ 『カンタ!ティモール』〈11/27〉
季刊『道』222号のインタビューの一つ、
広田奈津子監督の『カンタ!ティモール』の上映会を行ないます。
広田監督の想いから生まれた出会いが導いた
運命の旅の記録。
「笑われた戦いだった」というほど
圧倒的武力格差のある相手と、
東ティモールの人々はどのように戦い、
占領から脱したのか。
取材に先立ち編集部で鑑賞いたしましたが
画面にあふれる子どもたちの笑顔・歓声とはうらはらに、
「戦争」の現実がまざまざと証言されています。
軸となる「青年アレックス」の歌をはじめ、
独立のために戦った市井の人々の言葉は重く、
真実、真理を語っています。
国は、誰でもない、
「私」が戦わなければ守られない。
しかもそれは武力に依らず、ということを
強烈に感じました。
ぜひ『道』の広田さんインタビューとともに、
この映画をご覧いただきたいです。
お申し込み、ご来場をお待ちしております。
●『カンタ!ティモール』上映会
2024年11月27日(水)
19:10~21:30(受付開始18:40)
町田市民ホール(第4会議室)
入場料:
『道』定期購読者 1,200円
一般(初回特別価格)1,200円
一般(2回目以降) 1,800円
詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/movie_20241127/
電話 042-748-2423
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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。
年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)
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またはホームページからお願いします。
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