30 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈『日常の奇跡 ―安藤誠の世界―』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月30日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  『日常の奇跡 ―安藤誠の世界―』

全ては、私たちと同じかどうかを
見ることから理解が始まります。

花にも動物にもみな命があるし、
アリだって働くアリもいればサボるアリもいる。

オオカミには、アルファ狼という
いじめられるオオカミがいます。

このいじめられるオオカミがいないと
群れが成立しないということがあります。
それで群れのストレスのバランスをとっているからです。

アルファ狼も傍から見れば
いじめられてかわいそうですが、

ちゃんと食べものにありつくことができたり、
最後にはみんなにかばってもらえるので、
それはそれで成り立っているのです。

人間もエジプトやメソポタミアまでさかのぼれば、
そんなシステムでやってきたのです。

一夫多妻制など、
動物と同じことをやっていました。

人間の場合、権力を集中させるために
一夫一婦制にしたり、他の宗教を禁じたり、

要するに権力やお金などの兼ね合いで
制度をつくってきましたが、
自然界は権力だのお金だのの世界は関係ないので、
仕組みがたいへん分かりやすい。

実力があれば奥さんもたくさんいるし、
最終着地点は子孫を繁栄させることですから、
そういう視点から物事を見るとおもしろいのです。

自然から学ぶことはたくさんあります。



『日常の奇跡 ―安藤誠の世界―』
https://www.dou-shuppan.com/books/ando01/

☆ 次項もご覧ください ☆

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/6〉
◇  申込受付中

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを
掲載くださるネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/241106_ando/

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日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
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年4回発行
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お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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29 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈10月号 発売いたしました〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月29日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  10月号 発売いたしました

テーマ 「寄り添い、つながる力」

人は、楽しい気持ち、やさしい気持ちで
互いに向き合い寄り添うことで、
持てる力を存分に発揮することができる。

このことを再確認し、
自分のあり方を問う一冊となりました。

*  *

●巻頭対談

「ほらね!」とやってみせる
面白い、楽しいで人を元気に

ほぼ日代表  【糸井 重里】
VS UK実践塾 【宇城 憲治】

『社長業をやっていると、入りの数字と出の数字だけを
注目されるのですが、本体は「間のところ」なんだなと。
プロセス自体に「生き生きとしたものがあるかどうか」なんです。

正しい道がどうのこうのと言うつもりは全然なくて、
「人を生かしてくれる」とか「元気づけてくれる」とか、
そういうもののほうに寄っていきたいんですよね。』(糸井)

●ロングインタビュー1

大丈夫! 湧き上がるものを信じて生きる
東ティモールの人たちが教えてくれたこと

映画監督 【広田 奈津子】

『命がワクワクすることは、
私たちの人生に必要不可欠なことであり、
同時に世界に必要不可欠なこと。

何かを恐れて蓋をして、
自分の内側から湧き起こるものを
無視していくのではなく、

困難が見えても大丈夫だと行動できる勇気を
この映画から得てもらえたらいいなと思っています』

※映画上映会があります※

●ロングインタビュー2

子どもたちが楽しく健やかに生きるために
私たち大人ができること

東京大学名誉教授/日本保育学会理事 【汐見 稔幸】

『さまざまな社会の中で生きて働く力は、
実は答えが決まっていない問題に
適切に対応していく力なんです。

偶然起こることに対して
「どうしようか」と常に考えること。

場合によってはこの偶然起こることが
面白いと考えて答えを作っていく。

そういうことが生きる能力だと思っているんです。

それが人の生き方を豊かにしていきますね』

●連 載

・日常の奇跡
「日本最北端へ還暦自転車旅」
写真家・ネイチャーガイド 【安藤誠】 ※講演会があります※

・塩から社会を見てみれば
「生きるエネルギーを高める」
健康回復学研究所所長 【工藤清敏】

・愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち
「つながりでつくる子どもたちの未来」
ゆめの森こども園代表 【前島由美】

・私たちは銀河のなかに生きている
「つながりの中の儚い地球」
銀河浴写真家 【佐々木隆】

・地球を歩く ~ 知られざる絶景を求めて~
「ユカタン半島 ~遺跡のちから~」
写真家 【野村哲也】

・きょうも、いい日
「これからの翔子の仕事 ―― 喫茶店を開きます」
書家 【金澤泰子】

・ありのままの私たち
「きっと全てが大丈夫」
作家 【山元加津子】

・今日一日を生きる
「川崎ダルク家族会手記 依存症者本人に振り回されず、自分の人生を生きる」
茨城ダルク代表 【岩井喜代仁】

・気づく、気づかせる
「人間の可能性の不思議 ― 無から有を生む ―」
UK実践塾代表 【宇城憲治】

季刊『道』222号
https://www.dou-shuppan.com/dou222-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
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◆◇ 参加申込受付中
◇  季刊『道』にまつわるイベント

11/6には連載執筆者・安藤誠さんの講演会を、

11/27にはインタビューでご登場の広田奈津子監督の
『カンタ!ティモール』上映会を開催します。

『道』をお読みいただくとともに、
ぜひこちらにも足をお運びください。

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/241106_ando/

●『カンタ!ティモール』上映会
2024年11月27日(水)
19:10~21:30(受付開始18:40)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
『道』定期購読者  1,200円
一般(初回特別価格)1,200円
一般(2回目以降) 1,800円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/movie_20241127/

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28 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈前島由美 ゆめの森こども園代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月28日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  前島由美 ゆめの森こども園代表

今、日本の学校の現状は
表面化していないだけで、

不登校どころか
「かろうじて登校はするものの
教室に入れない(授業を受けていない)」
という子どもたちが地方の小さな自治体にも大勢います。

戦後の教育と言えば、日本経済を盛り返すために
有能な人材を生みだす「高い学力」を身につけることが
一番の目標であり、

一人ひとりがいかに心豊かな人生を生き切るか
という人としての最も大切なテーマに焦点が
当たっていませんでした。

そのため、子どもたちの心を育てるための
教育(共育)が大きく遅れたのだと思います。

かく言う私自身も、今の学校教育が
子どもたちを真に幸福な人生に導くものでは無いと
はっきりと悟るには時間が掛かりました。

国の制度の中で、
ゆめの森こども園のような場所に通う
子ども一人ひとりに対し、

それぞれの学校で行なう支援会議があるのですが、
そこでの焦点も「学習」についてで
終わることが殆どのため、ゆめの森の過ごしの中で、
どう学習の補完をしていくかを悩んでいました。

しかし、十分な自然の中で体を使った遊びを
基本にしながら、無理強いはせず、

「勉強はみんなが大人になった時に、
苦手なこともがんばって乗り越える心の力になるんだよ」
と話すことで、

子どもたちは、嫌がることなく1日の中で
勉強する時間を決めて、声掛けだけで
自らドリルやプリント学習に取り組み始めます。



*  *

「勉強」を、成績を目的とせず
「生きる力」に変えていく、
ゆめの森こども園の取り組みと
これからの展望についてを綴っていただきました。

<連載>
愛の関りと連携で輝きを取り戻す子どもたち
「つながりでつくる子どもたちの未来」

季刊『道』221号
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〈新刊〉前島由美著『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』
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25 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈相良育弥 茅葺き職人 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月25日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  相良育弥 茅葺き職人

(相良さんは「茅葺きそのものが個人の命の範疇を
越えたところで響き合っている」と書かれていますが、
それはどういう心境で言われているのでしょうか)

こういう仕事に関わっていると
当たり前と言えば当たり前なのですが、

常に何代か先のこととか、何代か前のことを考えるので、
たとえば、今僕がやっていることが、

将来新しい様式とか、新しい伝統になるかどうかは、
僕が生きている時間軸では確認できないので、
僕が死んで何百年後とかに残っていれば、

ああ、様式なり伝統の更新ができたのかなと思うわけです。
そういう時間軸なんですよ。

そういう時間軸は自分の命を越えているので、
自分の寿命の範囲内でこうしたらいいよというのはありますが、
基本的に一手一手をもう少し大きなスパンで見ているというか。

今僕がやっていることが2~3代先の若手にとって
好ましいような土壌を作ろうという感じなのです。

茅葺きの民家は、昔の大先輩による築200年300年なので、
その辺が200、300年がデフォルトの時間間隔に
なっている感じですかね。

そこに対して敬意を怠ると
不思議と怪我をしたりするのです。

先に死んだ人の目線のほうが気になるのです。
今生きている人はあまり関係ない。

褒められたら嬉しいし、
けなされたら悔しいですけど、

じゃあ宮沢賢治が見ていたらどう思うのかなとか、
千利休が見たらどう思うかな、ということを土台に
何かをやっていることが多いのです。

そういうことで「個人を越えている」
という表現になるのでしょうか。



*  *

20代の頃、宮沢賢治の『農民芸術概論』を読み、
生活自体が芸術でありそれが美しく尊いという言葉に、
自然の風景に溶け込む実践者になりたいと、
百の業を持つ「百姓」を目指した相良育弥氏。

茅葺き職人の道を選んだのは、
「植物を刈って、葺いて、使い終わったら土に還せる」
茅葺きの世界が、まさに百姓の業でできていると知ったからという。

その茅葺きの道に入って17年。
年々、茅葺き民家が少なくなっていく現状に
ただ修繕しているだけでは守れないと、

積極的に茅葺きのことを知ってもらう活動や、
茅葺きのあらたな魅力やアートとしての可能性を
伝え続ける相良氏に、茅葺きへの思いと、
これからの取り組みについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
時代を越えて響き合う
茅葺きの魅力を伝え続ける

季刊『道』216号
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◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/6〉
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25 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩井喜代仁著 『薬物依存者とその家族 回復への実践録』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月24日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  岩井喜代仁著 『薬物依存者とその家族 回復への実践録』

よくよく考えてみると、(ダルクに来るのは)
みんな16、17歳からシンナーを吸ったりしてきている。

親はその子たちが薬物を使う前に、
山登りや海水浴に連れて行ったりしているはずだけれども、
薬物を使った拍子にその爽快感が全部
消えてしまっているのです。

だからその爽快感をもういっぺん取り戻して、
薬物を使わなくても楽しいことがあるんだ、
気持ちのいいことがあるんだということを
身体に叩き込む必要があるのです。

当時の茨城ダルクは、
日中は誰もいませんでした。

みんな山登りに行ったり河原に行ったりして
遊んでいたからです。

そうやって遊ばせていたら、
みんな勝手に元気になっていった。

これが回復かと、
気づいたのです。

――― 第1章「薬物依存症」という病気 より

岩井喜代仁著 『薬物依存者とその家族 回復への実践録』
https://www.dou-shuppan.com/books/i_darc/

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23 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠著 『原野から』〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  庭田杏珠 広島テレビ放送株式会社/「記憶の解凍」

「記憶の解凍」は、
ただ被爆前の白黒写真をカラー化して
戦争体験者の方と対話しながら
その「記憶の色」を手作業で色補正をしていく、
というだけではなくて、

それを1回写真のパネルという
アナログの形に落として、それを展示する空間だったり、
アプリを使いながらアナログの平和公園を歩くことだったり、
楽曲を制作してミュージックビデオを作ったり、

それはすべて「感性に響く伝え方がしたい」
ということがあるからなのです。

展覧会や書籍で皆さんに写真を見てもらうことも
もちろん力があることなのですが、

それだけではなくてさまざまな感覚を通して
もっと内側にメッセージを届けて
そこから想像してもらいたいなというのがあって、

楽曲『Color of Memory ~記憶の色~』やMVも
制作しました。

また濵井さんとの対話のなかで
大切だなと思った言葉を使って初めて作詞をし、
コーラスにも挑戦させてもらいました。

そして今はジャーナリストの堀潤さんと一緒に
映画を作っています。

ピアニストで作曲家のはらかなこさんが
今回映画で音楽を担当してくださるのですが、
「感性に響く」作品にしたいです。

伝えるってとても難しいです。

自分自身が今まで平和教育を受けてきたなかで、
どちらかというと原爆が投下された後の
悲惨さを一方的に教えられてきたのですが、

中島地区の日常に出合うことで、
被爆前のこういう日常が失われたということを
「教えられただけ」「伝えられただけ」ではなくて
「自分事」として想像することができた。

「自分事として想像できる」ことが
やはり大事だなと思っているのです。



*  *

高校生の頃から白黒写真をカラー化することで、
戦争体験者の失われた記憶をより鮮明に掘り起こしていく
「記憶の解凍」に携わる庭田杏珠さんは、
今年大学を卒業したばかりの22歳。

きっかけは原爆投下で全家族を失った
濵井德三さんとの出会いだった。

以来、展覧会、アプリ開発、音楽、映像制作など
様々な方法で、戦争体験者から受け取ったメッセージの
継承に取り組んでいる。

この4月から地元テレビ局に勤める庭田さんに、
これまでの取り組みや、思い、そして未来の若い人が
自分なりの形で体験者の想いを伝えていく大切さなどを
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
ここに、ふつうの暮らしや幸せがあった
カラー化写真が呼び起こすもの

季刊『道』221号
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22 10月

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本書 紹介動画
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◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  安藤誠著 『原野から』

よく「手つかずの自然」とか
「無垢の自然」といった言い方がされますが、

そういった場所は地球上に
ごくわずかしかありません。

アマゾン川の周りが大密林で
すごい自然だと誰もが思っていますが、

あそこは元々先住民族がいて、
コロンブスが来てその後にスペインや
ポルトガルから人間とともに疫病が入り、

そこにいた元々の住人たちが全滅してしまったので、
逆に森が復活できたのです。

ですから、言われているような手つかずの自然など、
地球にはほとんどないということです。

環境を守るとか環境を維持するということに対しても、
時代の変化とともに考えていかなければなりません。

外来種の話もそうですが、
ようは「右か左か」「いいか悪いか」ではなく、
バランスの取り方の問題であると思います。

新型コロナのワクチンにしても、
ワクチンを打っていないから駄目だということではなく、
ワクチンを打って安心するなら打っていいだろうし、
「私はワクチンは打ちたくない」という人がいたら
それも尊重する。

大事なのは全体主義ではなく、
バランスが取れた社会。

そのバランスをネイチャー、自然から
学ぶということです。

自然界とは、
そういうバランスが取れているものなのです。

――― 第2章 クマと生きる より

安藤誠著『原野から』
https://www.dou-shuppan.com/books/ando02/

※次項もご覧ください!

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/6〉
◇  申込受付中

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを
掲載くださるネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

平日夜、お仕事帰りにぜひ
自然との関わりや、いのちのことに
思いを馳せる時間を持っていただきたいです。

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/241106_ando/

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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21 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月21日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

よほど頭を切り替えてくれないと、
剣道はだめになると思うんです。

むしろヨーロッパのほうが日本の剣道を勉強する。
向こうは本物を求めている。
日本は勝ち負けを求めている。

もう20~30年したらヨーロッパに
勉強に行くようになるぞと笑っているんです。
そのくらい考え方が違ってきている。

今ヨーロッパで、剣道雑誌などに
竹刀での新聞切りがよく載ります。

あれは私が言い出したことで、
はじめは竹刀で切るつもりではなくて、

ニューヨークで指導をしているとき
木刀、刀の持ち方が言ってもなかなか直らないので、
切らせてみればわかるだろうと、
新聞紙を切らせたのが始まりです。

持ち方が悪いと木刀でも新聞紙を切れないんです。
持ち方が良ければ力もなにもいらずに切れる。
切って見せたらびっくりした。

「先生、竹刀では切れませんか」と言うから、
「竹の刀と書くんだ、切れるさ」と言って、
それまで切ったことはなかったが、切ってみた。

「ほれ、切れたろう、竹の刀も持ち方が良ければ
切れるんだ」と、内心ほっとした(笑)。

「切れる剣道」ということを主張すると、
今はそういう時代じゃない、と言下に片付けられる。

そうじゃない。
ちゃんばらをやれとか、人殺しをやれとか
言っているんじゃないんです。

軽くやっても新聞紙がぱっと切れる。
そういう刃筋の通った技を
有効打突の条件に入れてくれと言っているのです。

この新聞切りは小学5年くらいの子に教えると、
子供は素直だからすぐに切れる。

だんだんと段が上がるほど切れなくなる。
八段の連中がいちばん切れない。

だから新聞紙も切れない剣道をやって
「俺は剣道の八段だ」なんて言うな、と言いたいのです。

感心したのが、全剣連の講習会で、
ある範士が「お願いがあるんです、新聞紙の切り方を
教えてください」と。

範士になったら皆天下をとったみたいになり、
人に頭を下げて習う人なんていなくなる、
立派なものだ、すぐやろうと。

案の定はじめは切れない。

僕の言うとおりやったら――ほら切れたろうと。
そして3回連続切れたら合格だと言ったんです。

そうしたら3回目をしくじった。
ほれ、欲をかいただろうと。

「あと一遍で切ろう」と欲をかいたから、
無心ではなかったんだ、やり直し。

もう一遍はじめからやったらできた。
ほら、最後は心の問題だとわかったろう、
これが剣道だよと。




――― 羽賀忠利 剣道範士/居合道範士
「子供の心に焼きつく手本となれ」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ 参加申込受付開始
◇  宇城憲治氏のイベント〈12/1 大阪〉〈12/8 東京〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

前回の体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/202406tt

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年12月1日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/ok202412/

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年12月8日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202412/

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18 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】安藤誠 写真家・ネイチャーガイド 宇城憲治 UK実践塾代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月18日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】安藤誠 写真家・ネイチャーガイド
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
科学者は理論で理屈をつける。
目に見えない世界は言語で表現すると消えてしまう。

感性が大事なんですね。

断片化の最強の武器は言語なんですね。
目に見えないものをしゃべっても意味がない。

心は見えないけれども、
行動によって見えるということです。

【安藤】
僕もガイドの講座をやっていますけど
「しゃべるな」と言います。

普通のガイドはしゃべっていないと
お金を貰えないからとずっと説明しているのですが、
「もうやめなさい」と。

お客さんに感じてもらうことが
大事だと言っています。

【宇城】
そうですね。
私は、集団登校は20年くらい前から
やめたほうがいいと言っているのです。

集団登校だとみんなでいることで安心して
気を遣わない。

気を遣わないと、そこに「気」がないから、
スマホを見ながら運転しているような
気の抜けた車が吸い込まれ、
突っ込んだりするのです。

それは安藤さんの
クマの鈴の話と一緒ですね。

【安藤】
全くその通りです。

普段はクマ避けの鈴を
つけるなと言っています。

なぜなら鈴をつけると
「鈴をつけて音が鳴っているから私は大丈夫だ」
と安心して「気」を張り巡らせなくなるからです。

「気」がない状態でクマに出会えば、
当然襲われてしまいます。

ではどんな時につけるかというと、
雨が降っていて音が聞こえないとか、
風が強くてお互いに臭いのチェックが
できないような時ですね。

気の抜けた集団は格好の標的ですね。
逆に気の入った集団は強いですよ。




*  *

私たち人間は宇宙に生かされている存在として、
大自然には畏敬の念を持って接していかなければならない。
それほど大自然は偉大である。

環境保護が叫ばれて久しいが、今を含め、
ますます悪化していく環境。大自然には嘘がない。
すべて真実である。一方虚構に満ちた人間社会。
そんな今、大自然の一員である私たちが生き残るためには、
本気に大自然に向き合う必要があるのではないか。

それにはまず私たち一人ひとりが自然をよく知ることである。
まさにその自然と人間を繋ぐ実践をされているのが安藤さんだ。
見た目は強面だが、安藤さんが撮るクマや鳥をはじめとする
数々の野生動物や自然の写真や動画、エッセイはユーモアに満ち、
私たちに安らぎを与え、大自然の偉大さと共に共存のあり方に
気づかせてくれる。

「人間が生きていくということは、大自然の中で調和し、
境界を取り去り、解け込むこと。そこに私たちの未来はある」
――そう語る宇城氏との対談は、私たちが今まさに直面している
課題と希望への道筋となるものとなった。

<巻頭対談>
子どもたちに伝えたい
嘘のない自然が見せる真実の世界

季刊『道』215号
https://www.dou-shuppan.com/dou215-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

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