14 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈森田隼人 シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月13日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  森田隼人 シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長

(森田氏の父は、自分の湿疹が良くなったことから
無添加石けんを売ろうとしたが、販売店、営業マンの反対にあい
販売を断念していた)

そんな中、父が42歳の時に体調を崩し、
病院に行くと血圧が200以上あって、
「あなたはこのままでは死んでしまいますよ」
ということで、すぐに入院となりました。

今の私より若い40代前半の父は
自分が死ぬなんて全く考えていなかった。

そんな時に「あんた死ぬぞ」と医者から言われ、
ショックを受けつつも「人間はいつか死ぬんだな。
人生一度きりなら自分が本当に正しいと思うことをやろう」
と決心したそうです。

なんとか体調を元に戻し、その決意を胸に出社して
「うちは合成洗剤をやめて無添加石けん一本でやるぞ」
と宣言するのです。

それが1974年、昭和49年のことでした。

(その時の従業員さんの反応は)

もう、大反対でした。

お店の人たちが「売れない」と言っているものに
切り替えるということでしたので。

しかし、オーナー企業のトップである父は
「やる!」と決め、やったわけです。

するとそれまで月商8000万ほどあった
合成洗剤の売り上げが、無添加石けんに切り替えたとたん、
翌月の売り上げが78万円、1%以下に落ちました。

それを知った従業員たちは逆に喜んで
「ほら会社は回りませんよ。元に戻しましょう!」
と言ったのですが、父は

「この78万円分の人たちは環境問題とか
肌荒れに悩んでいる人たちだ。多くの人がまだ良さを
知らないだけで、しっかりと伝えていけば、
いずれ売り上げが8000万を超えられるようになる」

と従業員の反対を突っぱね、
無添加石けん一本に舵を切ったのです。



*  *

化学物質や合成添加物を一切使わない無添加石けんの
製造・販売を手掛けるシャボン玉石けん。

創業は1910年(明治43年)、2代目社長の時代に
一時合成洗剤の販売で飛躍的に業績を伸ばしたが、
自ら苦しんだ湿疹が無添加石けんで消えたことと、
病を得て死を身近に感じたことから
「人生一度きり。本当に正しいことをやる」と決心、
合成洗剤から安全な無添加石けんに切り替えて今年で50年を迎える。

売り上げが1パーセント以下に落ち込んでもぶれずに
貫き通した父の意思を引きつぐ3代目社長の森田隼人氏に、
無添加石けんにこだわる商品作りへの想いや、企業理念である
「健康と体ときれいな水を守る。」実現のために、
現在氏がエネルギーを注ぐ様々な取り組みや活動について
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
元祖 無添加に込めた想いと技術を未来へ
― 人にも環境にもやさしい石けんを作り続けて50年 ―

季刊『道』220号
https://www.dou-shuppan.com/dou220-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/16 東京〉〈6/29 大阪〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

昨年の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20231213

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202406/

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
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年4回発行
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13 6月

第1回 映画上映会を開催いたしました

2024年6月12日(水)、第1回 映画上映会を開催いたしました。
平日夜にもかかわらず、30名超のお客様にお集りいただき、ドキュメンタリー映画『種まいて水やって自然栽培パーティ!』を鑑賞いただきました。

本上映会は、季刊『道』にご登場いただいた方々が関わっている上質な映画を観る機会を設けたいと企画いたしました。
今回は、季刊『道』219号掲載の、無門福祉会事務局長 磯部竜太さんが出演されている『種まいて水やって自然栽培パーティ!』を上映。

終了後には、『道』連載者である、ゆめの森こども園代表の前島由美さんと磯部竜太さんのオンライントークセッションを行ないました。

また、前島さんと共に子どもたちの魂が輝く楽校づくりを目指す「一般社団法人グランド・マザー」を推進しておられる東大名誉教授の汐見稔幸先生にもご来場いただき、映画から伝わったことから見えてくる、私たち大人は子供たちのために何をなすべきかというお話をしていただきました。

第一回上映会 トークセッション

磯部竜太さんと前島由美さんのトークセッション

第一回上映会 汐見稔幸先生

汐見稔幸先生 季刊『道』201号「宇城憲治巻頭対談」にご登場いただきました

 

第一回上映会 集合写真

参加者全員で記念撮影!

 

参加者の感想をご紹介いたします。

● 千葉 50代 女性
自然にふれることで人間本来の力がよみがえる。皆さんの笑顔が素敵でした。小学校でも自然栽培が広まったらいいなと思いました。

●東京 男性
非常に良い映画でした。
昔のドキュメンタリーと違って、カメラから構成まで、You tubeみたいに見やすくてあっという間に時間が経ちました。

●神奈川 50代 女性
素晴らしい上映会で感動しました。来てよかったです。
農福師の賞状の内容、それを渡すところ、思わずなみだが出ました。
みんなでいっしょに取り組む自然農法、本当の共生社会が、いっしょに苦労したりよろこんだりする中で、自然とはぐくまれていくと確信しました。
ありがとうございました。
今後の上映会にもぜひ参加したいと思います。

●神奈川 地方公務員 女性
福祉事業所が自然農園の活動するなかで、利用者も職員も本来あるべき姿を見つけ出してきた。理解者が増え、それがどんどん広まっている。みんなで自然栽培した野菜を通じて食事を見直し、自然に生き生きとする。最高です!
本当に良い映画でした。機会を与えてもらいありがとうございました。

●埼玉 特別支援学校教員 男性
こわばった身体が緩むような、ホッとする映画でした。
「みんな違って、みんな良い」とはよく言われることですが、映画に出てきた方達は自然体でそのことを体現されていました。
障害のある方達を定型に押し込めようとするのではなく、その人がその人のままで尊重される場であることがよく伝わってきました。
障害のある方とスタッフの方が、利用者と指導者という関係ではなく、共に未来を紡ぐ仲間として在ることに新鮮な感動を覚えました。

3年間、米ができなくても「また来年」というトヨタの社員さんの姿勢には涙が出そうになるほど感動しました。
障害のある方達と支える人達との関係性が自然で温かくてとても良かったです。

私もパーティーに参加したつもりになって障害のある方や自然栽培と関わっていきたいと思います。

●神奈川 女性
仕事柄福祉分野にどっぷりな日々を過ごしていますので、異世界を垣間見ることで、改めて自身の立ち位置を確認しているような気がします。今回の上映会は職場からも近いこともあり、開演1時間近く早くに足を運びました。

仕事柄、福祉事業所に対して関わりがあることも興味を持つきっかけでしたが、そもそも自然栽培について共感しているためでもあります。
私の唯一の癒しは庭の自然栽培野菜で、子育てが一段落したので、のんびり野菜を育てることが楽しくて仕方ありません。

福祉事業所は就労を提供する場ですが、自然栽培の活動をするなかで、利用者も職員も本来あるべき姿を見つけだすことができたのではないでしょうか。今では、自然栽培の理解者が増え、全国に広まっている。みんなで自然栽培した野菜を通じて食事を見直し、自然に生き生きとした個性あふれる言動が撮影されており、こちらも気持ちが豊かになりました。そんなドキュメンタリー映画は最高です。福祉の仕事についた頃、自身が偽善者なのかと悩んだ時期が続きました。兄にもらった偉人の言葉ですが、人間は力がある人ほど、他人に対して、共に生きるために人助けをする力も備えている、と。私が両親からもらった愛情のように置き換えて解釈しました。

障害がある無しに関わらず、生まれもった個性という能力を、どのような環境で発揮できるのか、たくさん試していける世の中になって欲しいです。福祉事業所の職員は利用者の笑顔や活力を引き出すために、日々模索をして欲しいです。その中で共に充実したが送る事ができると身も心も豊かになります。
今後とも購読やイベントを楽しみにしています。ありがとうございました。

●神奈川 画家 60代 女性
農福連携、すばらしいです。感動しました。
昨年と一昨年、りんごの木村さんの教えを受けた佐伯さん、柳瀬さんのズームの講座を受けていましたが、ズームでお会いする柳瀬さんのソフトな感じと、現地でのまさしく大地に根をおろしたような、パワー全開のエネルギーとの違いが知れたことも良かったです。障がいを持つとされる身体の全体性が損なわれていない人が、農薬を使って効率を優先する慣行農業とは違う、おいしくて安全な野菜を作り、彼らも元気になっていく。アートも同じで、権力構造が出来上がった世界に障がい者美術は巨大な風穴をあけています。既得権がこわされ、価値の逆転が起こる未来の希望を感じました。

*  *

第2回 上映会も決まりました。2024年8月21日(水)町田市民ホール会議室にて(19:20開始予定)。
2024年7月発売の『道』221号にご登場いただく、ジャーナリスト・映画監督の三上智恵さんが制作された『沖縄スパイ戦史』です。
準備が整い次第、申込受付を開始いたします。
ご期待ください。

 

11 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠 ネイチャーガイド・写真家〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月11日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  安藤誠 ネイチャーガイド・写真家

2024年の冬から春の季節の移ろいは、
ここ10年では記録的に早かった。

私は自然の鳥の渡りや花、樹木の芽吹き等で
季節の移ろいをいつも感じている。

2月の上旬に日本最東端の根室に行った時、
解け始めた湖の氷に、南から北に戻る
オオハクチョウたちが休んでいた。

これは例年より4週間以上早く、
私の知る限り最速の春の知らせだった。

遥かに、美しい雪を纏った知床の山々、
手前には春国岱で休むオオワシ。

ファインダー越しの素晴らしい景色に見とれながら、
描く絵のカメラ構図を設定していた。

そんな私の目に信じられない
素晴らしい光景が飛び込んできた。

それは知床の山を背景に一列になって
飛んでいくオオハクチョウの群れ。

まさに渡りの光景が
目の前に展開されている。



*  *

<連載>
日常の奇跡
「季節の移ろい」

季刊『道』220号
https://www.dou-shuppan.com/dou220-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ ≪明日!≫ どう出版主催 映画上映会(第1回)
◇  『種まいて水やって自然栽培パーティ!』

季刊『道』に関わる映画の上映会。
第1回目は『道』219号(2024年冬)でインタビューさせていただいた、
農福連携を実践する磯部竜太さんがご出演の映画です。
「全国の田畑で、小さくて大きな革命が起きている」

*上映後、磯部竜太さん(Zoom)と前島由美さん(会場)の
オンライントークセッションがあります!

2024年6月12日(水)
19:20~21:30(受付開始19:00)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料: 1,200円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/movie_20240612/
電話 042-748-2423

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年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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10 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治著 『一人革命』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月10日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  宇城憲治著 『一人革命』

◎ 身体は知っている

将来に不安があるかどうかと問われた時、
不安がないと思いたい。

しかし正直に「不安だ」と本心を答える。

この本心こそが心と身体の一致を生み、
身心は強くなる。

しかし、いきがって「大丈夫、不安でない」
と答えたとする。

その不本意な心は身心不一致を生み、
結局身心は弱くなる。

正解でも不正解でも、声に出して言わずとも、
身心は内なる答えを出します。
身心は分かっているのです。

すべては時空に存在している波動のなかにあり、
不安な心も嘘を言っている心も
時空に位置する身体がすべてを知っている。

そこに素直に従うことです。
それが気に満ちた統一体という身心です。

頭で嘘をつけても、
心は嘘をつけない。



*  *

宇城憲治著 『一人革命』
https://www.dou-shuppan.com/books/b_hitorikakumei/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/16 東京〉〈6/29 大阪〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

昨年の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20231213

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
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●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
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07 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈室谷悠子 日本熊森協会会長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月7日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  室谷悠子 日本熊森協会会長

(最近では新潟県の診療所に紛れ込んだ
クマの親子のニュースが話題になりました)

新潟県南魚沼市の診療所が河川敷に面して建っていて、
床の下を倉庫として使っていたのですが、
そこにクマの親子が冬眠しようと入り込んだのです。

それでクマが診療所に来たと大騒ぎになり、
新潟の会員さんが「えらいことになった」と
連絡をくれたのです。

新潟で運送会社をやっている法人会員の方がいて、
その社長さんはクマが大好きなので、

「何かあればいつでも」と言ってくださっていたので、
「今捕まっているクマを山に返してあげたいが、
すぐには無理なので保護したい」と言うと、
「では連れてきてください」と言ってくださった。

そういう経緯で何とか引き取って
奇跡的に助けることができたのです。

でもその後、保護して放獣をするまでの
行政とのやりとりや、様々な問題で本当に大変でした。

その年は約6000頭のクマが殺されたのですが、
そのうちのたった3頭の命を助けるのに、
こんなに大変かというぐらい大変でした。

環境省に問い合わせを入れたり、
いろいろな方に連絡をして、
「何とか今の状態で春まで過ごせるようにしてほしい」
とお願いをしたり。

春になったら放獣をすると言っても
なかなかそのOKが出ないなど紆余曲折がありました。

結局今の法律のシステムは、
「出てきたクマは殺す」という仕組みしかないのです。
欧米の人は、日本のことをすごく不思議に思うらしいです。

報道を見て「たくさん出てくるのは分かるけれど、
日本人はなぜこんなにクマを殺すの?」
「山に帰したらいいじゃない」と。

そう外国のメディアからも言われたし、
日本に来ている外国人からも
同じような連絡をたくさんもらいました。

今の日本の野生動物と人の関係は、人里に出てきて
人に危害を与えると、シカやイノシシ、サルでもそうですが、
すべて片っ端から獲って殺すことで解決しようとする。

行政にとってはそれが一番簡単だからだと思うのですが、
やはり野生動物たちも生き物であって、
出てきているのはそれなりに理由があるし、

私たち人間も生き物たちがつくる自然に生かされている
という関係にあるので、

お互いにうまく生きられる
「共存のための努力」をしなければ、
何の解決にもならないのです。



*  *

一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会
(愛称・自然栽培パーティ)とは、障害のある人それぞれが、
様々な自然栽培農業の役割を担って活躍することにより、
障害者の雇用の確保や自立はもちろん、一人ひとりが
生きがいをもって社会に参画していくことをめざす団体だ。

障害のある方が、室内作業ではなく外に出て誰にも大切な
「食」に関わる農業に取り組むことは、障害ある方々の
生きる力となるのみでなく、近隣地域住民との交流や、
ボランティアを通しての企業との連携、
さらには休耕地の積極活用など、今ある社会の課題を
よりよい方向へ導く糸口ともなっている。

9年前に5団体で始まったこの活動は、今や全国で129団体が
参加しているという。
社会福祉法人無門福祉会の事務局長で、自然栽培パーティの
理事長を務める磯部竜太氏に、この活動の魅力、そして
可能性を語っていただいた。

<ロングインタビュー>
豊かな森を守り抜く
すべての命が輝く世界を子どもたちへ

季刊『道』214号
https://www.dou-shuppan.com/dou214-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ ≪受付中≫ どう出版主催 映画上映会(第1回)
◇  『種まいて水やって自然栽培パーティ!』

季刊『道』に関わる映画の上映会。
第1回目は『道』219号(2024年冬)でインタビューさせていただいた、
農福連携を実践する磯部竜太さんがご出演の映画です。
「全国の田畑で、小さくて大きな革命が起きている」

*上映後、磯部竜太さん(Zoom)と前島由美さん(会場)の
オンライントークセッションがあります!

●日時
2024年6月12日(水)
19:20~21:30(受付開始19:00)

●入場料
季刊『道』購読者 1,200円
一般 初回特別価格 1,200円

*本上映会は、すばらしい映画を観る機会をつくるとともに、
季刊『道』を知っていただくことを目的としています。
第2回からは一般(『道』定期購読者以外の方)の入場料は
1,800円となります。ぜひこの機会に『道』定期購読をご検討ください。

●会場
町田市民ホール(第4会議室)
東京都町田市森野2-2-36
・小田急線町田駅「西口」から徒歩7分
・JR横浜線町田駅「中央改札口(北口)」から徒歩10分

●お申し込み
ホームページ
https://www.dou-shuppan.com/movie_20240612/
電話 042-748-2423

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年4回発行
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お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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07 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月6日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長

(お父様のお仕事を継がれたのは卒業後
しばらく仕事をされてからだそうですね)

はい。
大学卒業後30過ぎまで浄水場とか下水道終末処理場を専門に、
別の会社で何十億という大きな仕事を
いくつもさせてもらっていました。

父の体調が悪くなったので、35歳くらいで帰って来て、
2年後に専務を経て社長になりました。

父は伝説になるくらい頭が良くて
高校では1年から生徒会長をやり、
4年間に27回試験があって全部トップでした。

国立の高専に行く時は無試験で、陸軍中野学校に入り、
皇居の天皇陛下のお世話もしていました。

そんな父が興した会社を僕が51歳の時に、
いろいろ事情があって倒産させてしまったのです。

そして僕は不思議な縁で、
以前から考えていた炭の世界にいくことになるのです。

(炭の世界で生きていく、という思いは
会社時代からだったのでしょうか)

21世紀になる直前の1999年に僕は
絶対に炭で地球を救いたいと誓ったのです。

そのきっかけがアマゾンの実態を伝える
NHKの番組でした。

当時アマゾンでは荒くれ者たちが樹齢何千年という
原生林の大木を伐採してはお金にしていました。

彼らは警察とも裏でつながっていて
捕まらないようになっていたんですね。

お金になるのは木の真ん中の芯だけなので、
他の枝などは切って広大なところに集めて燃やしていたんです。

燃やすと今度は地球温暖化の原因となり、
ダイオキシンまで出すといった実態が紹介されていました。

アマゾンはすごく水がきれいだと思われていますが、
実は川は結構汚れていて、原住民の子どもたちが
1時間かけて水を汲みにきて、それを水桶に貯めて
上水を飲んでいるけど、

結局そこには病原菌が入っていて、
大人はある程度免疫ができていて影響ないけれども、
体ができていない子どもたちは相当亡くなっていたんです。

それを知った時に、燃やすものを全部、
灰ではなく炭にしたらいいと思ったのです。



*  *

竹炭の魅力やその循環型地球環境保全の可能性を
全国で伝え歩いている岩熊裕明氏。

岩熊氏は、これまで熟練職人が8日ほどかけて作っていた炭を、
わずか1日で、しかも化石燃料も電気も使わず、
安全で効率的に作れる炭化装置を開発。

かつて建設会社のトップだった氏が、なぜ炭焼きに目覚め、
新たに起業したのか。その思いは、
「炭が夢の大地を蘇らせ、地球を救う」という夢大地の
キャッチフレーズが如実に示している。

炭への思いや現在に至る氏の波乱の道のりを
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
竹炭の力で子どもたちの未来を守りたい

季刊『道』220号
https://www.dou-shuppan.com/dou220-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
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◆◇ ≪受付中≫ どう出版主催 映画上映会(第1回)
◇  『種まいて水やって自然栽培パーティ!』

季刊『道』に関わる映画の上映会。
第1回目は『道』219号(2024年冬)でインタビューさせていただいた、
農福連携を実践する磯部竜太さんがご出演の映画です。
「全国の田畑で、小さくて大きな革命が起きている」

*上映後、磯部竜太さん(Zoom)と前島由美さん(会場)の
オンライントークセッションがあります!

●日時
2024年6月12日(水)
19:20~21:30(受付開始19:00)

●入場料
季刊『道』購読者 1,200円
一般 初回特別価格 1,200円

*本上映会は、すばらしい映画を観る機会をつくるとともに、
季刊『道』を知っていただくことを目的としています。
第2回からは一般(『道』定期購読者以外の方)の入場料は
1,800円となります。ぜひこの機会に『道』定期購読をご検討ください。

●会場
町田市民ホール(第4会議室)
東京都町田市森野2-2-36
・小田急線町田駅「西口」から徒歩7分
・JR横浜線町田駅「中央改札口(北口)」から徒歩10分

●お申し込み
ホームページ
https://www.dou-shuppan.com/movie_20240612/
電話 042-748-2423

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
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年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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05 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈磯部竜太 社会福祉法人無門 福祉会 事務局長 一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月5日)

☆ 末尾をご覧ください ☆

映画上映会
『種まいて水やって自然栽培パーティ!』

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  磯部竜太 社会福祉法人無門福祉会 事務局長
一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会 理事長

(食糧問題や障害者と地域との問題が、
自然栽培をやることによって気づいたら
いい方向へ向かっている。今の社会問題の解決の
ヒントにもなっていますね)

そうですね。
自然栽培にはいろいろいいところがあるんですよ。

経済的にはコストがかからないとか、
手間も思っているほどかからない。

自然栽培だとタマネギを育てるのに
正味5日くらいしか作業はないんです。

トヨタさんとやっている畑では、
タマネギが1万本くらいあるのですが、
20人くらいでぱーっと手で植えつけると
1時間くらいで終わる。

2月に一回草を取りにいく。
その間、畑は見には行きますが、世話はほとんどしない。

草取りしたら次が収穫なんです。
トラックいっぱいに採れます。

今の農業が悪いという話ではないのですが、
肥料をやっていると、「俺が育てる」みたいな感じになる。
植物を俺がどうのこうのしているというふうに。

もっと見栄えよくしてあげようとか、
そういうところが競い合いとか、自分の成果
みたいなものになっていくのかなと。

自然栽培は種を蒔くだけなので、
野菜は自然の力で、自然の中で生きている
ということを感じ取ることができるんです。

本当にいい活動だなと
自分でも思っています。



*  *

一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会
(愛称・自然栽培パーティ)とは、障害のある人それぞれが、
様々な自然栽培農業の役割を担って活躍することにより、
障害者の雇用の確保や自立はもちろん、一人ひとりが
生きがいをもって社会に参画していくことをめざす団体だ。

障害のある方が、室内作業ではなく外に出て誰にも大切な
「食」に関わる農業に取り組むことは、障害ある方々の
生きる力となるのみでなく、近隣地域住民との交流や、
ボランティアを通しての企業との連携、
さらには休耕地の積極活用など、今ある社会の課題を
よりよい方向へ導く糸口ともなっている。

9年前に5団体で始まったこの活動は、今や全国で129団体が
参加しているという。
社会福祉法人無門福祉会の事務局長で、自然栽培パーティの
理事長を務める磯部竜太氏に、この活動の魅力、そして
可能性を語っていただいた。

<ロングインタビュー>
みんなで生き みんなで幸せ
自然栽培が教えてくれたこと

季刊『道』219号
https://www.dou-shuppan.com/dou219-lp/
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◆◇ ≪受付中≫ どう出版主催 映画上映会(第1回)
◇  『種まいて水やって自然栽培パーティ!』

季刊『道』に関わる映画の上映会。
第1回目は『道』219号(2024年冬)でインタビューさせていただいた、
農福連携を実践する磯部竜太さんがご出演の映画です。
「全国の田畑で、小さくて大きな革命が起きている」

*上映後、磯部竜太さん(Zoom)と前島由美さん(会場)の
オンライントークセッションがあります!

●日時
2024年6月12日(水)
19:20~21:30(受付開始19:00)

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04 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 小林信也 作家・スポーツライター  宇城憲治 UK実践塾代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月4日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 小林信也 作家・スポーツライター
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【小林】
大人のほうが優秀で子供より強いんだという思い込みは、
日本だけでしょうか。

【宇城】
そういう思い込みは世界的にあり、
筋力を主体とする海外のほうが強いですね。

たとえば日本刀の試し斬りでは一般的には
畳表を巻いたものを立てて斬るのですが、

日本でも海外でも、1本より2本、2本より3本
という具合に、たくさん斬るほうが拍手喝采を浴びるんですね。

一方刀を見ると、本来日本刀というのは
蛤刃(はまぐりば)でなければならないんですが、
できるだけ刃を平べったく薄くしたほうが
巻藁が抵抗なく切れやすいので、刃を本質からはずれた
平造(ひらづくり)にしてしまう。

そして斬る数の多さで拍手喝采を得る。
つまり「すごさ」を示す。

一方、このような試斬りを諫めた
エピソードがあるんですね。

それは江戸時代に柳生兵庫助という剣聖が、
若い侍が集まって巻藁の試し斬りをしていたところへ来て、
その斬り方では実戦性がないと。

「切ろう」と刀を構えた瞬間、その準備が「隙」になって
相手にやられると言いおき、
兵庫助は巻藁に刀をつけたところからストッと斬った。

そのように刀の扱いは構えもなければ、
事の起こりもないというものでなければ
実戦では遅れをとるのだと、若い連中を諫めるわけです。

まさにここに本質があり、それが深さだと思います。
そうやってすごさでなく「深さ」に気づかせていく
次元があるわけです。

【小林】
先生は野球選手の指導をされる時、構えた打者の腰を
後ろから軽く押したり、投手の側から打者の肩を
抑えたりされました。

プロ野球選手も含めて、ほぼすべての打者が
背中や腰を押されたら前につんのめります。

しっかり立てていない証拠です。
いくら踏ん張っても結果は同じです。

ところが武術的な正しい姿勢で立つと、
どの方向から押されてもびくともしなくなる。
この違いは自分でも体験して別次元の感覚でした。

こうした発想自体が、現在の野球界
そしてスポーツ界にはありません。

投手の側から肩(右打者なら左肩)を抑えられた時も同じです。
簡単に抑えられてバットを振り出すことができなくなる。

「戦う前から負けているという意味だ」と
宇城先生に指摘されるまで、漠然とは感じていたけれど、
はっきり認識できていませんでした。



*  *

作家・スポーツライター、またコメンテーターとして
様々なメディアで活躍する小林信也氏。

小学生で野球に魅了され、高校時代は投手として
新潟県大会で優勝も経験。社会に出てからは少年野球監督として
多くの子供たちの成長を見守ってきた。

長年、スポーツの素晴らしさだけでなく、不祥事や金銭トラブルといった
実態など、その表裏両面を、スポーツを愛する一人として
まっすぐ見つめ、発信してきた。

今対談では、ご自身が20年以上師と仰ぐ宇城憲治氏と、
スポーツ界の現状やそこから見えてくる日本の課題、
今後スポーツが進むべき道に到るまで、山の高さ、深さに
たとえながら語り合っていただいた。

<巻頭対談>
「すごさ」ではなく深さ、高さへ
スポーツを通し人生に活かせる成長を

季刊『道』220号
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☆ 内容の一部をお読みいただけます。

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◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/16 東京〉〈6/29 大阪〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

昨年の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20231213

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202406/

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/ok202406/

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03 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈≪新刊≫ 金澤泰子著 『愛のきせき』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月3日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  ≪新刊≫ 金澤泰子著 『愛のきせき』

子供が親を想う情の深さに
私は心揺さぶられた。

叱られてもなお愛する母のために涙に暮れながら、
言葉ではなく手話で愛を伝えた。

この素晴らしい光景を私は忘れない。

いつも慎重な翔子が
一人暮らしの部屋で火傷をした。
左手の甲で、一部は火脹れになってしまった。

きっと怖かったろう。
一人暮らしをして初めての身体的な事故。

翔子と私の数多い地方の旅では、
いつも別々の部屋に泊まる。

翔子はホテルでの過ごし方はもうベテランになっていて、
チェックインなどすべての手続きも一人でする。
とても安定した旅をしている。

しかし、一つだけ私はとても心配していることがある。
それは一人でホテルのシャワーの熱いお湯を
いきなり顔にでも掛けてしまったらどうしようということだ。

だから常々、火傷をしたり、
手を切って血が出たりしたら、
すぐに私に知らせなさいと言い続けてきた。

この火傷は、お醤油のラーメンを作るためのお湯が
左手にかかってしまったからなのだそうだ。

火傷して慌てただろうし、まだ処置の仕方も知らない。
翔子は体験しなければなかなか学べない。

口頭で説明しても理解をするのは難しいので、
この火傷はある意味、良い経験だった。



*  *

翔子さんの深い愛のエピソード。

金澤泰子著 『愛のきせき ― 翔子の魔法 ―』
https://www.dou-shuppan.com/books/kiseki/

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上映終了後、磯部竜太さん(Zoom)と
ゆめの森こども園 前島由美さん(会場)の
オンライントークセッションを予定しています!

2024年6月12日(水)
19:20~21:00(受付開始19:00)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料: 1,200円

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